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第八話 会得しました
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「どうやってって……俺はただお前の言うとおりにしてみたらああなっただけだが?」
「そんなはずはないわ。あのレベルの魔法を人間如きが扱えるわけないもの」
「いや、本当なんだって……」
だが彼女は中々認めようとはしなかった。
というより何を言っても聞く耳を持たなかったのである。
(さっきの魔法はそんなにスゴイものだったのか? いや、確かにすごかったけど……)
現に目の前の光景がそれを物語っている。
今まで刃を振ることすらまともにできなかった者がここまでしたんだ。
俺にとっては驚きを通り越してもはや今の自分に恐怖を覚えるレベルだった。
本当に自分がしたことなのか……ってね。
「ま、まぁそれはともかく、あれが魔法ってやつなのか?」
俺がそう聞くと彼女は首を縦に振り、
『え、ええ。さっきの魔法は殲滅の魔炎と言って炎属性の魔法の中では最上位レベルの超強範囲魔法よ。かなりの魔力を消費するから人が体内に溜めることができる魔力量では到底扱えないものなの」
「え……マジ? そんなにすごい魔法を俺が発動させたってのか?」
『だから私も驚いているんじゃない』
なるほど、そういうことだったのか。
彼女が驚くのも納得した。俺はどうやら人の限界を超越してしまうほどの魔法を放ってしまったらしい。
それに彼女曰く、さっきのような超強魔法を使ったら大体は魔力切れでそのまま気絶してしまうケースがほとんどのようだが俺はまったく影響を受けていなかった。
というかむしろピンピンしている。
「俺が、そんな力を……」
『多分、貴方に与えた私の魔力の一部を込めた魔欠片と培ってきた膨大な知識が共鳴してこの力を生み出したのかもしれないわね』
「魔欠片……?」
『まさか覚えていないの? あなたがこっちに来る前に力がほしいのかって聞いたじゃない』
「あ、ああ? そうだっけ?」
あまり記憶がないが、そんなことを言ったような感覚は残っている。
恐らく言ったのだろう、うん。
「で、話を整理すると、その魔欠片とかいうやつと俺が今まで学んできた知識が上手い具合に噛み合ったってことか?」
『そういうことよ。魔法というものは意外と繊細なものなの。人の体質、性格、才能……もちろん知識だって密接に関係してくる』
「つ、つまり俺のこの力は今まで勉強してきたことがそのまま結果として現れてるってことなのか?」
『ええ。だから無駄ではないって言ったんじゃない』
「な、なるほどな……」
それを聞いて安心した。
だって今までやってきた数か月間がこれで無駄ではなかったって証明されたからだ。
だがそれでも俺はまだ信じきることができず、ただ唖然としていると彼女は溜息混じりに、
『その様子だと故意的に発動させたってわけじゃなさそうね』
「いやだからさっきからそう言っているだろ……」
あんなの故意的の発動できたら恐怖でしかない。
いや、故意的じゃなくても十分に怖いのだが……
『はぁ……確かにあの時からあなたは異端な存在だとは思っていたけどまさかここまで成長しているとはね。一応確認しようと思って来てみたけど私の目に狂いはなかったようね……』
「え、今なんて?」
ボソッといった彼女の一言を聞き逃してしまい再度尋ねる、が……
『いいえ、なんでもないわ。とりあえず、魔法の使い方は大体分かったかしら?』
「あ、ああ。まぁ何となく」
『じゃあ、次はそれらを制御することを学ばないとね』
「制御?」
『そう。魔法というのは今のような一連の動作をより高速で行うことでスムーズに発動できるの。もし敵と対峙している時にいつもいつも念じてから発動だと魔法を発動する前にやられちゃうでしょ?』
「た、確かに……」
『だからこそ制御するための技量が魔法には必要なの。分かったら、さっさと始めるわよ」
「わ、分かった……」
こうして、お姉さんと魔法をマスターするための特訓は続いた。
俺は今までの人生で培ってきた抜群の吸収力で次々と彼女の教えを取り込んでいった。
そして今まで学んできた知識も存分に活かされ、数時間ほど経った時にはもう完全に魔法を使いこなし、高レベルの魔法を無詠唱で発動できるまでに至った。
その上さっきまで疑問でいっぱいだった転移魔法さえも自らのものとし、ここまでこれた経緯なども全て理解することができた。
自分で言うのもあれだが、我ながらスゴイ進歩だと思っている。
まさかこんなにも簡単に魔法を会得できようとは思ってもいなかった。
今までの苦労は一体……という複雑な気持ちも正直にいうとあるが、もうそれは過去の話。
『ふぅ……これで一通り教えられることは全部教えたわ。どう? 魔法を完全会得した感想は』
「スゴイ……スゴイよ。この感覚、今まで感じたことがない」
『それは私も同じ気持ちよ。今まで色々な人間を陰で見てきたけどあなたみたいな人間は初めてだわ』
「え、初めてって……?」
『ううん、なんでもない』
彼女はそれ以上は語らなかった。
そして俺に背中を向けると後ろに手を組み、首だけをこちらに向けた。
『ねぇ、あなたって名前はなんていうの?』
「え、ユーリ……だけど」
『ユーリ……いい名前ね』
「そ、そうかな?」
どちらかというと俺はあまり好きな名前じゃない。
つけてもらった身としては悪いけど、女の子っぽいからである。
しかもこの見た目だから拍車がかかってより一層、女の子として見られてしまうという悩みもあった。
この名前と容姿で今まで何度間違われてきたことか。数えるだけでも一苦労である。
「あ、そういえば俺も名前をまだ聞いてなかったな。なんていうんだ?」
ふと思い出し、今度は俺から質問してみることに。
すると彼女は静かに口を開き、
『デルフィニウム、それが私の名前よ』
「デルフィニウム……じゃあ、デルだな!」
『デル……?』
「そう! 長いし呼びにくいからな。省略させてもらった」
『いや、別にわざわざ名前で呼ばなくても……』
「いいや。名前で呼んだ方が俺としちゃあ楽なんだよ。それに、その方が親近感が湧くだろ?」
『そ、それは……』
なんだ? 何かさっきとは反応が違う。
まるで名前で呼ばれることに慣れていない感じだった。
「よ、よくなかったか? あまり名前で呼んだりするのは……」
一応、確認。
もしかしたら気を悪くしたかもしれないという不安があったからである。
たが彼女は必死に首を横に振り、否定した。
『ち、違うの。そういうわけじゃなくて……慣れていないのよ。名前で呼ばれるのが』
彼女の返答を聞いた途端、やっぱりそうかと思い頷く。
そして俺は無言で彼女に手を差し伸べると、
「ありがとうな、魔法を教えてくれて。おかげですっきりしたよ。知らないこともいっぱい学べたし」
礼を一言。
ホント、助かった。あのままだったら俺は間違いなく行く宛てのない無限牢獄を彷徨っていたところだった。
魔法というのが割と単純なことにも驚いたが、何より驚いたのは彼女の指導の上手さだ。
特に疑問を抱くこともなく、順調に事を進ませることができた。
さすがは大聖者様である。
実際にはどれだけ凄いのかは分からないけど……徒者ではないということは十二分にわかった。
「ま、そういうことだ。これからも宜しくな、デル」
『これから……?』
「ああ。名前を教えあった以上、俺たちはもう友人も同然だろ?」
これは俺の中にある友人の基準である。
前世であまりにも友人が少なかった俺にとってはこれが友人となる得る条件だったのだ。
だがこういった瞬間だった。
デルは「ぷっ」と吹き出すと、突然大きな笑い声をあげた。
『あはははっ! あなた、今自分が何を言ってるのかわかっているの? 私は大聖者よ? 神にも等しい存在なのよ?』
「それがどうした? 神だろうが悪魔だろうが名前を教え合えばみんな友人だろう?」
『それがおかしいのよ! あーもう笑いすぎてお腹がよじれそうだわ!』
そんなに変なことか? まさか俺の友人基準って常人と比べたら歪んでいるのか?
段々心配になってくる。
しかしデルは途端に笑うのをピタリと止めると、
『はぁ~おかしかった。でも気に入ったわ、あなたのこと』
「そ、そうか?」
『ええ。あなたのその人間離れした魔法の才能といい、ちょっと感性がズレているところといい、面白いところばかりだわ』
デルはニッコリと可愛い笑みを見せながらそう言う。
何か最後らへんに軽く貶されたような気がするけど……
『まぁいいわ。あなたの望み通り、お友達になってあげる。感謝しなさい』
「お、おう……」
いきなり態度が大きくなった。
でもどこか嬉しそう? な感じもしていて全然心中が掴めない。
しかしこうしてみてみるとやはり美人である。
特に笑った顔とか……。
もし前世で彼女と会っていたら間違いなくアタックを試みていただろうな。
できるかできないかはさておき……。
『ん、どうしたの?』
「い、いや……何でもない」
実はこんな姿になっても心は25歳でフリーズしているから満更でもなかったり。
俺たちはその後、握手を交わし、デルの提案で彼女の魂を俺の身体の一部に憑依させることになった。
実体化しているよりはそっちの方がずっと楽でいいらしい。
おかげで俺は彼女の力の一部を自身の能力として使えるようになった。
初めはそんなことができるのかと驚き、身体の中に入られるということに少しだけ抵抗を抱いたが時が経つにつれて慣れていった。
こうして、俺はこの世界へ来て初めての友人を得ることができた。
お相手は大聖者と呼ばれたとんでもない力を持った美女。
そしてこれが、俺とデルが初めて会って友人にまでなったほんの1ページだけの物語だ。
「そんなはずはないわ。あのレベルの魔法を人間如きが扱えるわけないもの」
「いや、本当なんだって……」
だが彼女は中々認めようとはしなかった。
というより何を言っても聞く耳を持たなかったのである。
(さっきの魔法はそんなにスゴイものだったのか? いや、確かにすごかったけど……)
現に目の前の光景がそれを物語っている。
今まで刃を振ることすらまともにできなかった者がここまでしたんだ。
俺にとっては驚きを通り越してもはや今の自分に恐怖を覚えるレベルだった。
本当に自分がしたことなのか……ってね。
「ま、まぁそれはともかく、あれが魔法ってやつなのか?」
俺がそう聞くと彼女は首を縦に振り、
『え、ええ。さっきの魔法は殲滅の魔炎と言って炎属性の魔法の中では最上位レベルの超強範囲魔法よ。かなりの魔力を消費するから人が体内に溜めることができる魔力量では到底扱えないものなの」
「え……マジ? そんなにすごい魔法を俺が発動させたってのか?」
『だから私も驚いているんじゃない』
なるほど、そういうことだったのか。
彼女が驚くのも納得した。俺はどうやら人の限界を超越してしまうほどの魔法を放ってしまったらしい。
それに彼女曰く、さっきのような超強魔法を使ったら大体は魔力切れでそのまま気絶してしまうケースがほとんどのようだが俺はまったく影響を受けていなかった。
というかむしろピンピンしている。
「俺が、そんな力を……」
『多分、貴方に与えた私の魔力の一部を込めた魔欠片と培ってきた膨大な知識が共鳴してこの力を生み出したのかもしれないわね』
「魔欠片……?」
『まさか覚えていないの? あなたがこっちに来る前に力がほしいのかって聞いたじゃない』
「あ、ああ? そうだっけ?」
あまり記憶がないが、そんなことを言ったような感覚は残っている。
恐らく言ったのだろう、うん。
「で、話を整理すると、その魔欠片とかいうやつと俺が今まで学んできた知識が上手い具合に噛み合ったってことか?」
『そういうことよ。魔法というものは意外と繊細なものなの。人の体質、性格、才能……もちろん知識だって密接に関係してくる』
「つ、つまり俺のこの力は今まで勉強してきたことがそのまま結果として現れてるってことなのか?」
『ええ。だから無駄ではないって言ったんじゃない』
「な、なるほどな……」
それを聞いて安心した。
だって今までやってきた数か月間がこれで無駄ではなかったって証明されたからだ。
だがそれでも俺はまだ信じきることができず、ただ唖然としていると彼女は溜息混じりに、
『その様子だと故意的に発動させたってわけじゃなさそうね』
「いやだからさっきからそう言っているだろ……」
あんなの故意的の発動できたら恐怖でしかない。
いや、故意的じゃなくても十分に怖いのだが……
『はぁ……確かにあの時からあなたは異端な存在だとは思っていたけどまさかここまで成長しているとはね。一応確認しようと思って来てみたけど私の目に狂いはなかったようね……』
「え、今なんて?」
ボソッといった彼女の一言を聞き逃してしまい再度尋ねる、が……
『いいえ、なんでもないわ。とりあえず、魔法の使い方は大体分かったかしら?』
「あ、ああ。まぁ何となく」
『じゃあ、次はそれらを制御することを学ばないとね』
「制御?」
『そう。魔法というのは今のような一連の動作をより高速で行うことでスムーズに発動できるの。もし敵と対峙している時にいつもいつも念じてから発動だと魔法を発動する前にやられちゃうでしょ?』
「た、確かに……」
『だからこそ制御するための技量が魔法には必要なの。分かったら、さっさと始めるわよ」
「わ、分かった……」
こうして、お姉さんと魔法をマスターするための特訓は続いた。
俺は今までの人生で培ってきた抜群の吸収力で次々と彼女の教えを取り込んでいった。
そして今まで学んできた知識も存分に活かされ、数時間ほど経った時にはもう完全に魔法を使いこなし、高レベルの魔法を無詠唱で発動できるまでに至った。
その上さっきまで疑問でいっぱいだった転移魔法さえも自らのものとし、ここまでこれた経緯なども全て理解することができた。
自分で言うのもあれだが、我ながらスゴイ進歩だと思っている。
まさかこんなにも簡単に魔法を会得できようとは思ってもいなかった。
今までの苦労は一体……という複雑な気持ちも正直にいうとあるが、もうそれは過去の話。
『ふぅ……これで一通り教えられることは全部教えたわ。どう? 魔法を完全会得した感想は』
「スゴイ……スゴイよ。この感覚、今まで感じたことがない」
『それは私も同じ気持ちよ。今まで色々な人間を陰で見てきたけどあなたみたいな人間は初めてだわ』
「え、初めてって……?」
『ううん、なんでもない』
彼女はそれ以上は語らなかった。
そして俺に背中を向けると後ろに手を組み、首だけをこちらに向けた。
『ねぇ、あなたって名前はなんていうの?』
「え、ユーリ……だけど」
『ユーリ……いい名前ね』
「そ、そうかな?」
どちらかというと俺はあまり好きな名前じゃない。
つけてもらった身としては悪いけど、女の子っぽいからである。
しかもこの見た目だから拍車がかかってより一層、女の子として見られてしまうという悩みもあった。
この名前と容姿で今まで何度間違われてきたことか。数えるだけでも一苦労である。
「あ、そういえば俺も名前をまだ聞いてなかったな。なんていうんだ?」
ふと思い出し、今度は俺から質問してみることに。
すると彼女は静かに口を開き、
『デルフィニウム、それが私の名前よ』
「デルフィニウム……じゃあ、デルだな!」
『デル……?』
「そう! 長いし呼びにくいからな。省略させてもらった」
『いや、別にわざわざ名前で呼ばなくても……』
「いいや。名前で呼んだ方が俺としちゃあ楽なんだよ。それに、その方が親近感が湧くだろ?」
『そ、それは……』
なんだ? 何かさっきとは反応が違う。
まるで名前で呼ばれることに慣れていない感じだった。
「よ、よくなかったか? あまり名前で呼んだりするのは……」
一応、確認。
もしかしたら気を悪くしたかもしれないという不安があったからである。
たが彼女は必死に首を横に振り、否定した。
『ち、違うの。そういうわけじゃなくて……慣れていないのよ。名前で呼ばれるのが』
彼女の返答を聞いた途端、やっぱりそうかと思い頷く。
そして俺は無言で彼女に手を差し伸べると、
「ありがとうな、魔法を教えてくれて。おかげですっきりしたよ。知らないこともいっぱい学べたし」
礼を一言。
ホント、助かった。あのままだったら俺は間違いなく行く宛てのない無限牢獄を彷徨っていたところだった。
魔法というのが割と単純なことにも驚いたが、何より驚いたのは彼女の指導の上手さだ。
特に疑問を抱くこともなく、順調に事を進ませることができた。
さすがは大聖者様である。
実際にはどれだけ凄いのかは分からないけど……徒者ではないということは十二分にわかった。
「ま、そういうことだ。これからも宜しくな、デル」
『これから……?』
「ああ。名前を教えあった以上、俺たちはもう友人も同然だろ?」
これは俺の中にある友人の基準である。
前世であまりにも友人が少なかった俺にとってはこれが友人となる得る条件だったのだ。
だがこういった瞬間だった。
デルは「ぷっ」と吹き出すと、突然大きな笑い声をあげた。
『あはははっ! あなた、今自分が何を言ってるのかわかっているの? 私は大聖者よ? 神にも等しい存在なのよ?』
「それがどうした? 神だろうが悪魔だろうが名前を教え合えばみんな友人だろう?」
『それがおかしいのよ! あーもう笑いすぎてお腹がよじれそうだわ!』
そんなに変なことか? まさか俺の友人基準って常人と比べたら歪んでいるのか?
段々心配になってくる。
しかしデルは途端に笑うのをピタリと止めると、
『はぁ~おかしかった。でも気に入ったわ、あなたのこと』
「そ、そうか?」
『ええ。あなたのその人間離れした魔法の才能といい、ちょっと感性がズレているところといい、面白いところばかりだわ』
デルはニッコリと可愛い笑みを見せながらそう言う。
何か最後らへんに軽く貶されたような気がするけど……
『まぁいいわ。あなたの望み通り、お友達になってあげる。感謝しなさい』
「お、おう……」
いきなり態度が大きくなった。
でもどこか嬉しそう? な感じもしていて全然心中が掴めない。
しかしこうしてみてみるとやはり美人である。
特に笑った顔とか……。
もし前世で彼女と会っていたら間違いなくアタックを試みていただろうな。
できるかできないかはさておき……。
『ん、どうしたの?』
「い、いや……何でもない」
実はこんな姿になっても心は25歳でフリーズしているから満更でもなかったり。
俺たちはその後、握手を交わし、デルの提案で彼女の魂を俺の身体の一部に憑依させることになった。
実体化しているよりはそっちの方がずっと楽でいいらしい。
おかげで俺は彼女の力の一部を自身の能力として使えるようになった。
初めはそんなことができるのかと驚き、身体の中に入られるということに少しだけ抵抗を抱いたが時が経つにつれて慣れていった。
こうして、俺はこの世界へ来て初めての友人を得ることができた。
お相手は大聖者と呼ばれたとんでもない力を持った美女。
そしてこれが、俺とデルが初めて会って友人にまでなったほんの1ページだけの物語だ。
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