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第3章 スノープリンス編
第33話「追跡」
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「ふぅ……これで終わりっと」
勝負はあっという間に決着がついた。
というか圧勝だ。
「リュウタロウ殿、場所が分かった以上、此処にいる意味はない。先を急ごう」
「そうですね」
俺たちは酒場を後にし、ゴルクとか言う男を追う。
「確か幹部連中が言っていたのは王宮の地下だとかなんとか……」
「ああ、情報が正しければ奴は王宮へと向かったはずだ」
とりあえず王宮付近へ行くことに。
遠くから監視できるように見晴らしのいい場所を探す。
「アルベルトさん、あそこなら見渡せるのでは?」
ちょうど王宮の入り口が見渡せる絶好のポジションを発見。
しかも建物の陰でこちらは薄暗く、監視するには最高の環境だった。
俺たちはターゲットが到着するのを待つ。
「アルベルトさん、もしかしたらもう既に王宮内に入った可能性もあるのでは?」
「いやそれなら大丈夫だ」
というのもアルベルトはゴルクを発見した時から追尾魔術を密かに施していたという。
「いつの間に……」
ずっと一緒にいたのに気が付かなかった。
やっぱ色んな意味で怖いなこの人……
魔術を施したものには脳内にマッピングされるみたいだ。
彼が言うにはまだ王宮には到着していない模様。
それから数十分が経つ。
すると、
「来たな」
「ん?」
よく見ると王宮に近づく1人の人影が。
王宮の門に立ち、何かをしているみたいだ。
「間違いない。さっきのゴルクとか言う男だ」
ゴルクが門の前で何かやっていると王宮内から誰かが出てくる。
「あいつは……スノープリンス?」
出てきたのは本当の殺戮姫、プリシア・ナパードだった。
「やはりベラルーナを雇っていたのもあいつだったか」
ゴルクとプリシアは王宮内に入っていく。
「よし、後をつけよう」
俺たちは迷彩魔術を施し、王宮の敷地内へと侵入する。
そして少しずつ2人の後をつける。
「にしてもこの王宮すげぇな」
「これも氷の結晶体ですかね」
氷の国の王宮だけあって全て氷の結晶体で建物が構築されている。
氷と言っても普通ではなく、所々キラキラとした光沢も見られる。
長い歳月をかけ、より繊細に磨かれた、まさに最高級の氷を使用しているのだろう。
一番驚きなのはその耐久力だ。
氷と言えば気温の変化によってすぐに溶けてしまうが、此処にはそれがない。
この地帯は年中冬みたいなものらしいが、それでも型崩れせず綺麗なまま形づくられているのには思わず関心してしまう。
「リュウタロウ殿! リュウタロウ殿!」
「あっ……!」
「大丈夫か?」
「あ、はい。すみません」
思わず見とれて本来の目的を忘れるところだった。
任務に集中する。
2人を追跡していると、いきなり立ち止まり始めた。
「ん? なんだ?」
「どうしたんですかね」
何やら魔術を発動しているみたいだ。
すると、いきなり地鳴りが。
―――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
地鳴りと共に現れたのは1つの階段だった。
何の変哲もない普通の廊下からいきなり大きな階段が姿を現したのだ。
「あんな所に……」
「あれが研究所に続く階段なのか?」
2人は中に入っていく。
俺たちもすぐ後を追う。
すると入り口が……
「アルベルトさん、入り口が……」
「魔術に詠唱で一定時間しか現れないという仕組みだな。これで後戻りはできなくなったわけだ」
「アルベルトさん……」
「どうした? 怖いか?」
だが、俺は満面の笑みで、
「いえ、ゾクゾクしてきましたっ!」
「あ、ああ……そ、そうか」
この緊張感、たまらない。
異世界バトル物でこういうドキドキ感あふれるシーンは何度か目にしたことはあるが、自分がその立場になるとドキドキというよりゾクゾクする。
なので俺の中で恐怖の2文字など存在していなかった。
俺たちは再び奴らの後をつける。
「かなり深いな。こんあ地下深くに研究所なんてあるのか?」
「この前行った所よりも深く感じますね」
数分歩いただろうか、暗闇の道に一筋の光が目に入る。
近づけば近づくほど眩しくなる。
そして……
「なんだ……ここは」
「まーじか」
目に入ったのはとてつもなく大きな地下施設。
そして大きくそびえたつ中枢システムが。
「こりゃあ研究所って枠を越えているぞ」
その広さに俺たちは驚愕する。
2人が向かった先は中枢システムがあるほうだ。
一定の距離を保ちつつ2人を追跡する。
だが……
「ねぇそこに誰かいるのは分かっているのだけれど?」
いきなり立ち止まり、プリシアはこう言う。
「早く出てきなさい。ミンスリーの親衛隊長さんと噂のマグ使いさん」
「バレていたか」
俺たちは迷彩魔術を解除し、2人の前に姿を現す。
「いつから分かっていた?」
「ゲートを通ったところからよ」
「ゲート? ああ、あの階段のことか」
「まさかここまで来られちゃうとはね。予想より早くて驚いたわ」
プリシアは此処に来るだろうということをあらかじめ予想はしていたらしい。
「おい、あいつらは……」
「そうよ、私たちの邪魔をする障害よ」
「ほう……強いのか?」
「右の男の子、あの子は想像以上に強いわよ」
「そうか……ふっふっふ」
「ちょうどいいわ。ゴルク、あの2人を始末してちょうだい」
「ああ? いいのかやっちまって」
「構わないわ、好きになさい」
「へっへっへ、分かった」
ゴルクは少しずつ俺たちの元へと寄ってくる。
「……?」
「アルベルトさん、どうやら1戦交えることになるかもしれないですよ」
「そのようだな」
「お二人さん、彼は強いわよ。気を付けてね」
プリシアはそう告げ、奥の方へと消えていく。
「追いかけたいところだけど、こいつの裏には回れないな」
「ああ、あんな図体をしていて隙がない」
「おうおう、お初だな。ということはあんときアジトにいたのは……」
「気づいていたのか?」
「気配を感じただけだ。まぁここに来れたということはあいつらは負けたわけか」
「弱かったですよ。ホントに幹部なんですか?」
「弱かったか……はっはっは! いいよるな若者よ。だがワシの前でそれが言えるかどうか……」
「確かにあなたは格が違うようだ」
「ほう、実力の区別くらいはつくか」
するとゴルクは4次元空間からマグをゆっくりと取り出す。
「これを見せたということはどういうことか分かるよな?」
「もちろん。俺たちも端からそのつもりだ」
「よろしい。ワシに挑んだ覚悟だけは称賛してやろう」
「リュウタロウ殿、先に行ってプリシアを」
「えっ……アルベルトさんは……」
「俺はこいつの相手をする。心配はいらない」
「分かりました。気を付けてくださいね」
「ああ、分かっている」
俺はアルベルトさんの言う通り、殺戮姫を追いかける。
何か策があるのだろう。アルベルトの表情には負けるという要素がかけらも見つからなかった。
「ん? どういうことか?」
「お前の相手はこの俺だ。異論はないな?」
「ふん、1対1を望むとは……愚かな。まぁいいまずは貴様から相手をしてやる」
「さぁかかってこい!」
アルベルトはそっと腰に差した短剣を抜く。
勝負はあっという間に決着がついた。
というか圧勝だ。
「リュウタロウ殿、場所が分かった以上、此処にいる意味はない。先を急ごう」
「そうですね」
俺たちは酒場を後にし、ゴルクとか言う男を追う。
「確か幹部連中が言っていたのは王宮の地下だとかなんとか……」
「ああ、情報が正しければ奴は王宮へと向かったはずだ」
とりあえず王宮付近へ行くことに。
遠くから監視できるように見晴らしのいい場所を探す。
「アルベルトさん、あそこなら見渡せるのでは?」
ちょうど王宮の入り口が見渡せる絶好のポジションを発見。
しかも建物の陰でこちらは薄暗く、監視するには最高の環境だった。
俺たちはターゲットが到着するのを待つ。
「アルベルトさん、もしかしたらもう既に王宮内に入った可能性もあるのでは?」
「いやそれなら大丈夫だ」
というのもアルベルトはゴルクを発見した時から追尾魔術を密かに施していたという。
「いつの間に……」
ずっと一緒にいたのに気が付かなかった。
やっぱ色んな意味で怖いなこの人……
魔術を施したものには脳内にマッピングされるみたいだ。
彼が言うにはまだ王宮には到着していない模様。
それから数十分が経つ。
すると、
「来たな」
「ん?」
よく見ると王宮に近づく1人の人影が。
王宮の門に立ち、何かをしているみたいだ。
「間違いない。さっきのゴルクとか言う男だ」
ゴルクが門の前で何かやっていると王宮内から誰かが出てくる。
「あいつは……スノープリンス?」
出てきたのは本当の殺戮姫、プリシア・ナパードだった。
「やはりベラルーナを雇っていたのもあいつだったか」
ゴルクとプリシアは王宮内に入っていく。
「よし、後をつけよう」
俺たちは迷彩魔術を施し、王宮の敷地内へと侵入する。
そして少しずつ2人の後をつける。
「にしてもこの王宮すげぇな」
「これも氷の結晶体ですかね」
氷の国の王宮だけあって全て氷の結晶体で建物が構築されている。
氷と言っても普通ではなく、所々キラキラとした光沢も見られる。
長い歳月をかけ、より繊細に磨かれた、まさに最高級の氷を使用しているのだろう。
一番驚きなのはその耐久力だ。
氷と言えば気温の変化によってすぐに溶けてしまうが、此処にはそれがない。
この地帯は年中冬みたいなものらしいが、それでも型崩れせず綺麗なまま形づくられているのには思わず関心してしまう。
「リュウタロウ殿! リュウタロウ殿!」
「あっ……!」
「大丈夫か?」
「あ、はい。すみません」
思わず見とれて本来の目的を忘れるところだった。
任務に集中する。
2人を追跡していると、いきなり立ち止まり始めた。
「ん? なんだ?」
「どうしたんですかね」
何やら魔術を発動しているみたいだ。
すると、いきなり地鳴りが。
―――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
地鳴りと共に現れたのは1つの階段だった。
何の変哲もない普通の廊下からいきなり大きな階段が姿を現したのだ。
「あんな所に……」
「あれが研究所に続く階段なのか?」
2人は中に入っていく。
俺たちもすぐ後を追う。
すると入り口が……
「アルベルトさん、入り口が……」
「魔術に詠唱で一定時間しか現れないという仕組みだな。これで後戻りはできなくなったわけだ」
「アルベルトさん……」
「どうした? 怖いか?」
だが、俺は満面の笑みで、
「いえ、ゾクゾクしてきましたっ!」
「あ、ああ……そ、そうか」
この緊張感、たまらない。
異世界バトル物でこういうドキドキ感あふれるシーンは何度か目にしたことはあるが、自分がその立場になるとドキドキというよりゾクゾクする。
なので俺の中で恐怖の2文字など存在していなかった。
俺たちは再び奴らの後をつける。
「かなり深いな。こんあ地下深くに研究所なんてあるのか?」
「この前行った所よりも深く感じますね」
数分歩いただろうか、暗闇の道に一筋の光が目に入る。
近づけば近づくほど眩しくなる。
そして……
「なんだ……ここは」
「まーじか」
目に入ったのはとてつもなく大きな地下施設。
そして大きくそびえたつ中枢システムが。
「こりゃあ研究所って枠を越えているぞ」
その広さに俺たちは驚愕する。
2人が向かった先は中枢システムがあるほうだ。
一定の距離を保ちつつ2人を追跡する。
だが……
「ねぇそこに誰かいるのは分かっているのだけれど?」
いきなり立ち止まり、プリシアはこう言う。
「早く出てきなさい。ミンスリーの親衛隊長さんと噂のマグ使いさん」
「バレていたか」
俺たちは迷彩魔術を解除し、2人の前に姿を現す。
「いつから分かっていた?」
「ゲートを通ったところからよ」
「ゲート? ああ、あの階段のことか」
「まさかここまで来られちゃうとはね。予想より早くて驚いたわ」
プリシアは此処に来るだろうということをあらかじめ予想はしていたらしい。
「おい、あいつらは……」
「そうよ、私たちの邪魔をする障害よ」
「ほう……強いのか?」
「右の男の子、あの子は想像以上に強いわよ」
「そうか……ふっふっふ」
「ちょうどいいわ。ゴルク、あの2人を始末してちょうだい」
「ああ? いいのかやっちまって」
「構わないわ、好きになさい」
「へっへっへ、分かった」
ゴルクは少しずつ俺たちの元へと寄ってくる。
「……?」
「アルベルトさん、どうやら1戦交えることになるかもしれないですよ」
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「ああ、あんな図体をしていて隙がない」
「おうおう、お初だな。ということはあんときアジトにいたのは……」
「気づいていたのか?」
「気配を感じただけだ。まぁここに来れたということはあいつらは負けたわけか」
「弱かったですよ。ホントに幹部なんですか?」
「弱かったか……はっはっは! いいよるな若者よ。だがワシの前でそれが言えるかどうか……」
「確かにあなたは格が違うようだ」
「ほう、実力の区別くらいはつくか」
するとゴルクは4次元空間からマグをゆっくりと取り出す。
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「分かりました。気を付けてくださいね」
「ああ、分かっている」
俺はアルベルトさんの言う通り、殺戮姫を追いかける。
何か策があるのだろう。アルベルトの表情には負けるという要素がかけらも見つからなかった。
「ん? どういうことか?」
「お前の相手はこの俺だ。異論はないな?」
「ふん、1対1を望むとは……愚かな。まぁいいまずは貴様から相手をしてやる」
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