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第3章 スノープリンス編
第25話「旅立ち」
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「ふぅ……やっぱり疲れている時の湯は最強だな」
どこかの石油王が入りそうな金銀の装飾品に囲まれた浴室で熱い湯に浸かりながらぼーっとする。
「まぁ……このギラギラ感が無ければ尚いいんだけど」
なれない空間に少し落ち着かない。
でも世界中の富豪が当たり前のようにこんな風呂に入っていたかと思うとすげぇなって思う。
「氷の国にスノープリンス……か。可愛いお姫様なのかなぁー」
想像しただけで顔がにやつく。
大体、異世界の姫様は大抵容姿端麗な人が多い。
いや、そんなレベルではないな。とにかく誰もが認める絶世の美女というイメージだ。
そんな姫様が大量虐殺してるような姿を想像すると背筋が凍りつきそうになる。
「殺される……よりはペットみたいな扱いで……いやいやいや!」
妄想が膨らみすぎて変な方向に走ろうとしてしまった。
一瞬でもSM的要素が頭をよぎってしまったことにショックを受ける。
「一旦落ち着こう……」
時に過度な妄想は身を滅ぼす。
現実世界で経験してるが故、異世界に興味を持ち始めた頃と比べれば抑制はできている。
「とにかく行ってみないと分からないよな、うん」
そろそろ出るかと思った時だった。
「長旅になりますわねぇ……」
「4日、いや5日くらいはかかるかもですね」
「王都から出発日時の報告が来るまでに準備を進めとかないとね」
明らかにアイリスたちの声だった。
(な、なんでアイリスたちが……あ)
よくよく考えてみると入る際に『入ってます』の札を掛けることを忘れていた。
(やばい……完全に俺の失態だ。こんな所見つかったら……)
想像するだけでも恐ろしい。
とりあえずどこかに……
周りを見渡すと丁度、死角に入り込めそうな置物があったため、ひとまずそこに身を潜めることにした。
(よ、よし……ここなら)
―――ガチャ。
「滞在期間はどれくらいになるんですかねぇ」
「ざっと2週間ちょっとぐらいじゃない?」
「ナターシャのお手入れもしておきませんと」
身体を洗い、ジャボっと浴槽に入る。
「ふーー疲れが飛ぶー」
「極楽ですねぇ」
彼女たちはワイワイ話し始める。
一方で俺は……
(はぁ……はぁ……熱すぎるこのままじゃ)
長風呂で身体が温まりきっていた。
単純に長風呂で身体が熱いというのと、目の前に裸の美少女3人がいるかと思うと精神的にも蒸発しそうな勢いだった。
すると話は軽い猥談に。
「イルーナは何したらそんなに大きくなるのよ……」
「な、何がですか?」
「何って……"これ"のことよ!」
というとアイリスはイルーナの豊満な胸を後ろから鷲掴みする。
「ひゃっ! アイリスさん?!」
「全くけしからんお胸なこと、卑猥ですわ」
軽くイルーナの真似をしながら"あれ"を触りまくる。
その後ろで顔を真っ赤にしているミル。
だが、俺にはその状況を目で見ることは叶わなかった。
(くそっ! こんなことなら迷彩魔術を習得しておくべきだった……)
イルーナから滴る汗が胸を介して浴槽の中へ。
俺の脳内ではこんなことばかり浮かんでくる。
「そんなに触りたいのならご自分のを触ればよろしいではないですか!」
「人のを触るからいいんじゃない」
「はわわ……」
実にカオスな現場だ。
声を聴いているだけでも満足できるレベルだった。
端から見ればただの変態だが……
だがさすがに風呂に浸かりすぎたか身体が怠くなってきた。
(やばい……そろそろ限界だ……)
もうそこまで身体が持たないと悟った。
どうにかして浴槽から出ようと試みるが、下手な音を出せばバレてしまう。
自分の失態が招いたこと故、絶対にバレるわけにはいかなかった。
(ど、どうするオレ……)
もう無理だとあきらめかけた時、
「失礼いたします」
浴室の扉がバンッと開き、専属メイドのマリーさんが入ってきた。
彼女は元々アイリスの実家、リーベンバッハ家に仕えるメイドであったが急遽こっちに住むことになったという情報を受け、実家から派遣されてきた。
執事を務めるバートンさんは後に合流する予定らしい。
「どうしたんですかマリーさん」
「はい、先の件について王都からご報告があったのでお伝えに」
「分かったわ、ありがとう。リュウタロウにも伝えておくわ」
マリーさんは去り際にちらっと俺がいる方向を向き、また視線をアイリスたちの元へと戻す。
「リュウタロウ様には私から伝えておきますのでご心配なく」
「え、ああ分かったわ」
するとマリーさんは一礼して去っていった。
「さて、王都から連絡きたみたいだしそろそろ出るわ」
「ワタクシも、長風呂は苦手ですわ」
「そうですね。そろそろ出ましょう」
3人は身体を拭き、浴室から出ていく。
「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ……やっと、やっと解放された……」
身体中が蒸し暑い。すぐさまシャワーで身体を冷やす。
「し、死ぬかと思った……マリーさん気づいたんだろうなぁ~だからあんな気遣いを」
わざとではないが罪悪感を感じた。
後で一言言わなきゃな……
風呂から上がると今後についての話し合いの為、リビングルームへ。
「あ、リュウタロウどこにいたのよ。部屋にもいないから探したじゃない!」
「ご、ごめん……ちょっとね」
「あら……リュウタロウ様、顔がお赤いようですが大丈夫ですか?」
(ギクッ!)
「あ、え、ああ、あの……その……トレーニングをしてきたんだ。趣味なんだよ、あはは……」
「そうだったのですね! 日頃から鍛錬に励むとはさすがリュウタロウ様ですわ!」
「う、うん……」
(ほげーまさか信じるとは……)
まぁなにがともあれバレなくてよかった。
バレて裸をみようもんなら一撃であの世に葬り去られるところだった。
「そ、それで王都からはなんて?」
「日時は今日から3日以内にベラード領を出る。到着次第連絡せよ。と、王都から返事がきました」
「明日には行けそうか?」
「私たちなら何時でも準備OKよ」
「じゃあ明日の早朝にここを出よう。マリーさん馬車の手配をお願いできますか?」
「かしこまりました。すぐに手配いたします」
「よし、じゃあ明日に控えて寝よう」
そんなわけで時刻にして明日の早朝、氷の国ナパード公国へと出発することとなった。
するといきなりマリーさんが、
「ところでリュウタロウ様、先ほどはなぜよくし……」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
俺はすぐさま言葉を遮った。
そしてマリーさんに廊下に出てもらうように促す。
「よくし?」
不思議そうな顔をする3人を後に俺とマリーさんは廊下へと出る。
「マリーさん、一体何を考えているんですか!」
「いえ、先ほどリュウタロウ様がお嬢様方と浴室に入っているのを見かけましてそこまで関係が発展したのかと……」
「違いますって! マリーさん俺に気を使って自分から伝えに行きますって言ってくれたんじゃないんですか!?」
「入浴中に邪魔するのは野暮だと思い、そう言ったのですが……?」
「あ、ははは……」
(気遣いでもなんでもなかったのか……)
俺はすぐに事情を全て話した。
「ということなんですマリーさん、くれぐれも……いや、絶対にアイリスたちには言わないでくださいね」
「……承知しました。ですが気を付けてくださいね、同居している以上そういう所はきちんと守っていただかないと」
「あ、はい……すみません」
マリーさんから軽くお叱りを受けた所で部屋に戻る。
「寝るか……」
俺はそっとベッドの中に入り就寝した。
そしてその夜、夢の中でアイリスたちにボコボコにされている悪夢を見てあまり眠れなかったことはとてもではないが言えたもんじゃない。
―――次の日の明朝。
「荷物は積んだ?」
「ええ、もう全部。すぐに出発できるわ」
「分かった。とりあえず学園の方へ行かないと。バートンさん、留守をお願いしますね」
「かしこまりました」
マリーさんが馬車の運転で屋敷に残れないかわりにリーベンバッハ家の執事、バートンがその任を受けることになった。
屋敷を後にし、ベラード領を抜ける前に学園へ寄った。
そこで学園長とレーナ会長に今回の任務の件を話す。
すると当然のように受け入れてくれて長期休暇も取ることができた。
とりあえずこれで気兼ねなく任務につくことができる。
「さぁて、行くか! ナパード公国へ!」
馬車を走らせ、俺たちはベラード領を抜けていく。
どこかの石油王が入りそうな金銀の装飾品に囲まれた浴室で熱い湯に浸かりながらぼーっとする。
「まぁ……このギラギラ感が無ければ尚いいんだけど」
なれない空間に少し落ち着かない。
でも世界中の富豪が当たり前のようにこんな風呂に入っていたかと思うとすげぇなって思う。
「氷の国にスノープリンス……か。可愛いお姫様なのかなぁー」
想像しただけで顔がにやつく。
大体、異世界の姫様は大抵容姿端麗な人が多い。
いや、そんなレベルではないな。とにかく誰もが認める絶世の美女というイメージだ。
そんな姫様が大量虐殺してるような姿を想像すると背筋が凍りつきそうになる。
「殺される……よりはペットみたいな扱いで……いやいやいや!」
妄想が膨らみすぎて変な方向に走ろうとしてしまった。
一瞬でもSM的要素が頭をよぎってしまったことにショックを受ける。
「一旦落ち着こう……」
時に過度な妄想は身を滅ぼす。
現実世界で経験してるが故、異世界に興味を持ち始めた頃と比べれば抑制はできている。
「とにかく行ってみないと分からないよな、うん」
そろそろ出るかと思った時だった。
「長旅になりますわねぇ……」
「4日、いや5日くらいはかかるかもですね」
「王都から出発日時の報告が来るまでに準備を進めとかないとね」
明らかにアイリスたちの声だった。
(な、なんでアイリスたちが……あ)
よくよく考えてみると入る際に『入ってます』の札を掛けることを忘れていた。
(やばい……完全に俺の失態だ。こんな所見つかったら……)
想像するだけでも恐ろしい。
とりあえずどこかに……
周りを見渡すと丁度、死角に入り込めそうな置物があったため、ひとまずそこに身を潜めることにした。
(よ、よし……ここなら)
―――ガチャ。
「滞在期間はどれくらいになるんですかねぇ」
「ざっと2週間ちょっとぐらいじゃない?」
「ナターシャのお手入れもしておきませんと」
身体を洗い、ジャボっと浴槽に入る。
「ふーー疲れが飛ぶー」
「極楽ですねぇ」
彼女たちはワイワイ話し始める。
一方で俺は……
(はぁ……はぁ……熱すぎるこのままじゃ)
長風呂で身体が温まりきっていた。
単純に長風呂で身体が熱いというのと、目の前に裸の美少女3人がいるかと思うと精神的にも蒸発しそうな勢いだった。
すると話は軽い猥談に。
「イルーナは何したらそんなに大きくなるのよ……」
「な、何がですか?」
「何って……"これ"のことよ!」
というとアイリスはイルーナの豊満な胸を後ろから鷲掴みする。
「ひゃっ! アイリスさん?!」
「全くけしからんお胸なこと、卑猥ですわ」
軽くイルーナの真似をしながら"あれ"を触りまくる。
その後ろで顔を真っ赤にしているミル。
だが、俺にはその状況を目で見ることは叶わなかった。
(くそっ! こんなことなら迷彩魔術を習得しておくべきだった……)
イルーナから滴る汗が胸を介して浴槽の中へ。
俺の脳内ではこんなことばかり浮かんでくる。
「そんなに触りたいのならご自分のを触ればよろしいではないですか!」
「人のを触るからいいんじゃない」
「はわわ……」
実にカオスな現場だ。
声を聴いているだけでも満足できるレベルだった。
端から見ればただの変態だが……
だがさすがに風呂に浸かりすぎたか身体が怠くなってきた。
(やばい……そろそろ限界だ……)
もうそこまで身体が持たないと悟った。
どうにかして浴槽から出ようと試みるが、下手な音を出せばバレてしまう。
自分の失態が招いたこと故、絶対にバレるわけにはいかなかった。
(ど、どうするオレ……)
もう無理だとあきらめかけた時、
「失礼いたします」
浴室の扉がバンッと開き、専属メイドのマリーさんが入ってきた。
彼女は元々アイリスの実家、リーベンバッハ家に仕えるメイドであったが急遽こっちに住むことになったという情報を受け、実家から派遣されてきた。
執事を務めるバートンさんは後に合流する予定らしい。
「どうしたんですかマリーさん」
「はい、先の件について王都からご報告があったのでお伝えに」
「分かったわ、ありがとう。リュウタロウにも伝えておくわ」
マリーさんは去り際にちらっと俺がいる方向を向き、また視線をアイリスたちの元へと戻す。
「リュウタロウ様には私から伝えておきますのでご心配なく」
「え、ああ分かったわ」
するとマリーさんは一礼して去っていった。
「さて、王都から連絡きたみたいだしそろそろ出るわ」
「ワタクシも、長風呂は苦手ですわ」
「そうですね。そろそろ出ましょう」
3人は身体を拭き、浴室から出ていく。
「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ……やっと、やっと解放された……」
身体中が蒸し暑い。すぐさまシャワーで身体を冷やす。
「し、死ぬかと思った……マリーさん気づいたんだろうなぁ~だからあんな気遣いを」
わざとではないが罪悪感を感じた。
後で一言言わなきゃな……
風呂から上がると今後についての話し合いの為、リビングルームへ。
「あ、リュウタロウどこにいたのよ。部屋にもいないから探したじゃない!」
「ご、ごめん……ちょっとね」
「あら……リュウタロウ様、顔がお赤いようですが大丈夫ですか?」
(ギクッ!)
「あ、え、ああ、あの……その……トレーニングをしてきたんだ。趣味なんだよ、あはは……」
「そうだったのですね! 日頃から鍛錬に励むとはさすがリュウタロウ様ですわ!」
「う、うん……」
(ほげーまさか信じるとは……)
まぁなにがともあれバレなくてよかった。
バレて裸をみようもんなら一撃であの世に葬り去られるところだった。
「そ、それで王都からはなんて?」
「日時は今日から3日以内にベラード領を出る。到着次第連絡せよ。と、王都から返事がきました」
「明日には行けそうか?」
「私たちなら何時でも準備OKよ」
「じゃあ明日の早朝にここを出よう。マリーさん馬車の手配をお願いできますか?」
「かしこまりました。すぐに手配いたします」
「よし、じゃあ明日に控えて寝よう」
そんなわけで時刻にして明日の早朝、氷の国ナパード公国へと出発することとなった。
するといきなりマリーさんが、
「ところでリュウタロウ様、先ほどはなぜよくし……」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
俺はすぐさま言葉を遮った。
そしてマリーさんに廊下に出てもらうように促す。
「よくし?」
不思議そうな顔をする3人を後に俺とマリーさんは廊下へと出る。
「マリーさん、一体何を考えているんですか!」
「いえ、先ほどリュウタロウ様がお嬢様方と浴室に入っているのを見かけましてそこまで関係が発展したのかと……」
「違いますって! マリーさん俺に気を使って自分から伝えに行きますって言ってくれたんじゃないんですか!?」
「入浴中に邪魔するのは野暮だと思い、そう言ったのですが……?」
「あ、ははは……」
(気遣いでもなんでもなかったのか……)
俺はすぐに事情を全て話した。
「ということなんですマリーさん、くれぐれも……いや、絶対にアイリスたちには言わないでくださいね」
「……承知しました。ですが気を付けてくださいね、同居している以上そういう所はきちんと守っていただかないと」
「あ、はい……すみません」
マリーさんから軽くお叱りを受けた所で部屋に戻る。
「寝るか……」
俺はそっとベッドの中に入り就寝した。
そしてその夜、夢の中でアイリスたちにボコボコにされている悪夢を見てあまり眠れなかったことはとてもではないが言えたもんじゃない。
―――次の日の明朝。
「荷物は積んだ?」
「ええ、もう全部。すぐに出発できるわ」
「分かった。とりあえず学園の方へ行かないと。バートンさん、留守をお願いしますね」
「かしこまりました」
マリーさんが馬車の運転で屋敷に残れないかわりにリーベンバッハ家の執事、バートンがその任を受けることになった。
屋敷を後にし、ベラード領を抜ける前に学園へ寄った。
そこで学園長とレーナ会長に今回の任務の件を話す。
すると当然のように受け入れてくれて長期休暇も取ることができた。
とりあえずこれで気兼ねなく任務につくことができる。
「さぁて、行くか! ナパード公国へ!」
馬車を走らせ、俺たちはベラード領を抜けていく。
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