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54.レオスの願望
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「なんで、俺たちが、こんなこと、やらなきゃ、いけないんだよっ!」
「仕方ないだろ、捕まったんだから。逆にまだ俺たちの正体がバレていないだけ幸運と思った方がいい」
「そうだけどさぁ。でもせめてテントをたてるならもっと広いとこにたてればいいのに……なんでこんなせっまいところにたてなきゃならんのだ」
テントを地面にペグダウンするたびに愚痴を吐いたり、長い溜息をつくレオス。
俺はそんな彼を宥めながら、テントの設営に励む。
時刻はもうすぐ日が落ちようかという時。
辺りも段々と暗くなっていき、昼間でさえも暗い森の中がさらに暗く、視界の悪い空間へと変わっていく。
「……よし、これで最後だな」
最後のペグダウンを終え、頼まれた分のテントの設営が全て終わった。
「やっと終わったぁ。……ったく、あのオヤジのせいで散々だ」
終わりの際もレオスの愚痴は止まらない。
俺も俺で「仕方ない」と連呼し、薄い笑みを浮かべながら彼の愚痴を聞いていた。
「……で、ゼナリオ。これからどうする? 夜明けまでに脱出を試みるか?」
突然真剣な顔と声色でこれからのことについて聞いてくる。
確かにずっとこのまま奴らの指示に従うわけにもいかない。
できればレオスの言う通り、夜の間に脱出を試みたいのが本音。
だが……
「いや、夜の間に脱出するのはさらに難を極めるだろう。今回はやめておいた方がいい」
「な、なんでさ!? 視界の悪い夜こそ、脱出するには最適の環境じゃないか!」
「しーっっ! 声がデカいって!」
「あ、悪い……」
フラストレーションが溜まっているのか、少し苛立ちを見せるレオス。
それでも俺は彼の提案を頑なに拒否した。そういうには歴とした理由があったからだ。
確かに夜、とくに夜の森は視界が悪く、俺たちのような隠者にとってはこの上ない環境といえる。
他からの監視の目も薄くなり、逃げの手段を択ばないのも良点だ。
だが、今回に限っては期待はできない。
何故ならここはさっきまで敵軍と銃を撃ちあった場だ。護衛対象も補給物資とあれば夜であろうと監視の目は厚くなる。
わざわざ森の中に潜むようにテントをたてるようにしているのもすぐに敵との交戦に入れるようにという理由と監視が目的だろう。
要するに、夜だろうがなんだろうが悠々綽綽と逃げられるような環境ではないということだ。
「それに視界が悪いのは敵だけじゃない。俺たちも条件は同じなんだ。下手すれば森の中で彷徨う可能性だってある」
「そ、そりゃあ……そうだけどよ……」
何とも言えない表情を見せ、少し顔を傾け目線を逸らす。
恐らく彼の中では内心、不満が募っているのだろう。
だが戦場で生き抜くためには常にイレギュラーな状況も想定しておかなければならない。
考えることを好まない俺ですらそれくらいは頭の中に留めている。
でないと、肝心な時に行動に移せなくなるのだ。
万が一のことを考えるのは戦地を駆ける軍人にとっては基本(俺基準)なのである。
そして俺が今、こう言っているのも起こり得る負のリスクを回避するためのこと。
俺にとっての”最善”が今はじっとしているという結論になったということだ。
「今の俺たちは生と死の境界線にいる。ここまで来て死ぬのはお前もイヤだろ?」
俺が真剣な顔でそう説得しているとレオスは急に声量を上げ、
「イヤに決まってんだろっっ!」
「い、いきなり声を張り上げるなよ……びっくりするだろ」
「だ、だって俺まだ女一人も抱いたことがないんだぜ!? この歳にしてまだ童貞なんだよ!?」
何を大きな声で言っているのやら……。
こいつも生き延びるために確固たる理由を持っていたのかと少し期待していたのに残念である。
まさか生き延びたい理由が”女”とは……年下ながらため息が出てしまう。
俺はやれやれと言わんばかりの表情で彼の嘆きに答する」
「知るか、そんなもん。それにこの歳にしてって言ってもまだ18だろ? そんなに急ぐ必要は――」
「あるにきまってんだろぉぉぉぉ!」
「……ッッ!?」
話している最中だったのに大声で遮られる。
だが俺がレオスと出会って初めて必死なところを見た。
さっきまでの印象は戦場の真っただ中にいるというのに緊張感の欠片もない奴だなと思っていたが、今回に至っては普段のレオスとはまた別の面の彼が現れた気がした。
もうなんだろうか。一言でいえば2秒前の彼は動きも目つきもまるで別人のようだった。
「そ、そう……なのか?」
情けないことに俺は彼のその必死さに圧倒され、少し弱々しい返答になってしまった。
すると彼はその勢いに乗じたのか、
「そりゃそうだろうがよ! よく考えてみろ。お前は軍にいる間に異性との出会いはあったか?」
「い、異性との出会い……だって?」
「ああそうだ。早く答えろ!」
な、なんなんだこのレオスは……。
勢いが……半端ない!
「さぁはやく! 5……4……」
「な、ないです。まったくなかったです!」
急かされてつい反射的な回答になってしまう。
すると、
「そうだろ? その通りなんだよ!」
「け、結局何が言いたいんだ? 全然話の筋が見えんのだが……」
そういう俺にレオスは呆れた顔で、
「はぁ? お前まだ分からないのか? 出会いがないということはイコール女の子とキャッキャウフフができないってことだ。それも軍にいる間、ずっとな!」
「お、おう……だから何がよくないと?」
「お、お前……マジかよ」
「え……?」
なんか俺が可笑しいみたいな雰囲気になり、困惑する。
対するレオスもさっきまでの勢いが唐突に失せ、ただポカンと俺を見つめるだけだった。
「お、おい……レオス?」
急に黙り込む彼にそっと声をかけた時だった。
「……分かった。もうお前がどこまで異性に無頓着なのか全て理解できたよ」
「は、はぁ? お前何を言って……」
「でも気にすることはない。お前もまだ盛りを求める歳、教え込めば絶対に伝わるはずさ!」
「いや、だからなにを……」
と、俺が聞こうとしても彼は一切耳を傾けず、終いには俺の両肩をガシっと掴むと、
「ゼナリオ……俺がお前に教えてやる! 童貞であることがどれだけ”罪”だってことをなっ!」
「は、はぁぁぁぁ!?」
こう、言い放ったのだ。しかも周りに聞こえるほどの爆声で。
「仕方ないだろ、捕まったんだから。逆にまだ俺たちの正体がバレていないだけ幸運と思った方がいい」
「そうだけどさぁ。でもせめてテントをたてるならもっと広いとこにたてればいいのに……なんでこんなせっまいところにたてなきゃならんのだ」
テントを地面にペグダウンするたびに愚痴を吐いたり、長い溜息をつくレオス。
俺はそんな彼を宥めながら、テントの設営に励む。
時刻はもうすぐ日が落ちようかという時。
辺りも段々と暗くなっていき、昼間でさえも暗い森の中がさらに暗く、視界の悪い空間へと変わっていく。
「……よし、これで最後だな」
最後のペグダウンを終え、頼まれた分のテントの設営が全て終わった。
「やっと終わったぁ。……ったく、あのオヤジのせいで散々だ」
終わりの際もレオスの愚痴は止まらない。
俺も俺で「仕方ない」と連呼し、薄い笑みを浮かべながら彼の愚痴を聞いていた。
「……で、ゼナリオ。これからどうする? 夜明けまでに脱出を試みるか?」
突然真剣な顔と声色でこれからのことについて聞いてくる。
確かにずっとこのまま奴らの指示に従うわけにもいかない。
できればレオスの言う通り、夜の間に脱出を試みたいのが本音。
だが……
「いや、夜の間に脱出するのはさらに難を極めるだろう。今回はやめておいた方がいい」
「な、なんでさ!? 視界の悪い夜こそ、脱出するには最適の環境じゃないか!」
「しーっっ! 声がデカいって!」
「あ、悪い……」
フラストレーションが溜まっているのか、少し苛立ちを見せるレオス。
それでも俺は彼の提案を頑なに拒否した。そういうには歴とした理由があったからだ。
確かに夜、とくに夜の森は視界が悪く、俺たちのような隠者にとってはこの上ない環境といえる。
他からの監視の目も薄くなり、逃げの手段を択ばないのも良点だ。
だが、今回に限っては期待はできない。
何故ならここはさっきまで敵軍と銃を撃ちあった場だ。護衛対象も補給物資とあれば夜であろうと監視の目は厚くなる。
わざわざ森の中に潜むようにテントをたてるようにしているのもすぐに敵との交戦に入れるようにという理由と監視が目的だろう。
要するに、夜だろうがなんだろうが悠々綽綽と逃げられるような環境ではないということだ。
「それに視界が悪いのは敵だけじゃない。俺たちも条件は同じなんだ。下手すれば森の中で彷徨う可能性だってある」
「そ、そりゃあ……そうだけどよ……」
何とも言えない表情を見せ、少し顔を傾け目線を逸らす。
恐らく彼の中では内心、不満が募っているのだろう。
だが戦場で生き抜くためには常にイレギュラーな状況も想定しておかなければならない。
考えることを好まない俺ですらそれくらいは頭の中に留めている。
でないと、肝心な時に行動に移せなくなるのだ。
万が一のことを考えるのは戦地を駆ける軍人にとっては基本(俺基準)なのである。
そして俺が今、こう言っているのも起こり得る負のリスクを回避するためのこと。
俺にとっての”最善”が今はじっとしているという結論になったということだ。
「今の俺たちは生と死の境界線にいる。ここまで来て死ぬのはお前もイヤだろ?」
俺が真剣な顔でそう説得しているとレオスは急に声量を上げ、
「イヤに決まってんだろっっ!」
「い、いきなり声を張り上げるなよ……びっくりするだろ」
「だ、だって俺まだ女一人も抱いたことがないんだぜ!? この歳にしてまだ童貞なんだよ!?」
何を大きな声で言っているのやら……。
こいつも生き延びるために確固たる理由を持っていたのかと少し期待していたのに残念である。
まさか生き延びたい理由が”女”とは……年下ながらため息が出てしまう。
俺はやれやれと言わんばかりの表情で彼の嘆きに答する」
「知るか、そんなもん。それにこの歳にしてって言ってもまだ18だろ? そんなに急ぐ必要は――」
「あるにきまってんだろぉぉぉぉ!」
「……ッッ!?」
話している最中だったのに大声で遮られる。
だが俺がレオスと出会って初めて必死なところを見た。
さっきまでの印象は戦場の真っただ中にいるというのに緊張感の欠片もない奴だなと思っていたが、今回に至っては普段のレオスとはまた別の面の彼が現れた気がした。
もうなんだろうか。一言でいえば2秒前の彼は動きも目つきもまるで別人のようだった。
「そ、そう……なのか?」
情けないことに俺は彼のその必死さに圧倒され、少し弱々しい返答になってしまった。
すると彼はその勢いに乗じたのか、
「そりゃそうだろうがよ! よく考えてみろ。お前は軍にいる間に異性との出会いはあったか?」
「い、異性との出会い……だって?」
「ああそうだ。早く答えろ!」
な、なんなんだこのレオスは……。
勢いが……半端ない!
「さぁはやく! 5……4……」
「な、ないです。まったくなかったです!」
急かされてつい反射的な回答になってしまう。
すると、
「そうだろ? その通りなんだよ!」
「け、結局何が言いたいんだ? 全然話の筋が見えんのだが……」
そういう俺にレオスは呆れた顔で、
「はぁ? お前まだ分からないのか? 出会いがないということはイコール女の子とキャッキャウフフができないってことだ。それも軍にいる間、ずっとな!」
「お、おう……だから何がよくないと?」
「お、お前……マジかよ」
「え……?」
なんか俺が可笑しいみたいな雰囲気になり、困惑する。
対するレオスもさっきまでの勢いが唐突に失せ、ただポカンと俺を見つめるだけだった。
「お、おい……レオス?」
急に黙り込む彼にそっと声をかけた時だった。
「……分かった。もうお前がどこまで異性に無頓着なのか全て理解できたよ」
「は、はぁ? お前何を言って……」
「でも気にすることはない。お前もまだ盛りを求める歳、教え込めば絶対に伝わるはずさ!」
「いや、だからなにを……」
と、俺が聞こうとしても彼は一切耳を傾けず、終いには俺の両肩をガシっと掴むと、
「ゼナリオ……俺がお前に教えてやる! 童貞であることがどれだけ”罪”だってことをなっ!」
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こう、言い放ったのだ。しかも周りに聞こえるほどの爆声で。
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