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新たなステージへ!
Red's Stage
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あれから数分後、神殿内に入ったレッドは警戒心高めに周囲を窺っていた。
「お、お姉ちゃんの話だと、円形状の広場らしいしそろそろ見えてきてもいいと思うけどなぁ」
少し震えた声でそう発すると同時、レッドの真正面にぼんやりとした人影が映った。さらに少しずつ明かりも点きはじめ、段々と自分が戦うところの全貌が見えてくる。
ブルーが創り出した幾つものクレーターは一つ残らず消え失せ、地面や天井付近に散らばっていた何かの残骸も元通りになっている。
「よし・・・っ!」
覚悟を決め、レッドは鎚を握りしめた。
「目標確認。敵、地霊族。最善戦闘手段を模索します。・・・模索終了。武装特性取得。[種類、物理及び魔法耐性]。[攻撃範囲、全て]。[魔法、使用可能]。[最終武装、接近及び遠距離戦闘]。[使用可能武技、職武技全て]。戦闘準備完了。これより防衛用アルゴリズムを起動し、種族転生適正試練兼試験、開始します」
ブルーの時と一言一句違わずに出された音声に、レッドは気を取られることなく跳んだ。
「(最初は防御に徹するって皆言ってたから私も防御に徹してみよう。キラさんは『絶対に試してみたいからという理由で俺達の中で誰もしなかったことをしたら死ぬ確率が上がるからやめておけ』って言われたけど、やってみたいのは仕方ないよね。好奇心好奇心!)」
壁に一瞬だけ足をつけ、そこからさらに跳躍。狙う先は、天井に物理法則を無視して浮かんでいる残骸。
「(私はお姉ちゃん程筋力パラメータが高くないけど、俊敏パラメータは高いからこういう戦い方の方が合ってるはず。ただ問題は、遠距離攻撃する手段がない事、かな)」
レッドはブルーよりも俊敏が上だが、MPや魔力ではあまり力量差がない。なのでブルーが使えない魔法は、レッドも使えない。逆もまた然り。
そしてレッドの武器はオリハルコン製の鎚。変形機能を持ってはいるが、それも全て近距離戦闘用だ。
「(こっちに来た瞬間カウンターをする以外に攻撃は・・・───ッ!)」
攻撃手段を模索していると、下の方から一撃の魔法が飛んできた。それはブルー戦の時にも使った雷の矢。目視不可能にまで速度を重視した魔法だ。
かろうじて避けたレッドだが、次々と悪夢は襲い掛かる。
「──────ッッ!!」
十メートルほど下から無数の雷の矢が撃たれるのだ。当たれば詰み。麻痺を食らったこの身体は地へ落ちていき、抵抗できずにHPを尽かされる。
「(一か八か、賭けてみる?)」
この状況を打開できる術は一つしか思い浮かばないらしい。まぁ確かに、当たれば死を意味する矢が無数に下から撃たれて?さらにMPが尽きることもなさそうなこの人形は。直接攻撃を与えるまでレッドの勝ちとして見なされない。
「●●◆◆▲───【硬化】!」
この魔法には、物理魔法共の耐性を上げる効果の他に、その副次効果として状態異常(麻痺)耐性も上がるのだ。
果たして、レッドの突撃の結果は・・・
「くっ・・・」
受け止められた。だがしかし、全くダメージを与えられなかった訳ではない。ブルーと同じく、クレーターを作り、残骸を宙に浮かばせた。そして打点を起点に暴風が吹き荒れ残骸が全て吹っ飛ばされる。
レッドも残骸と共に吹き飛ばされるようにそれから離れる。
初めて間近で見たそれは、ブルーの言う通り騎士のような恰好をしていて、その見た目から来る威圧感だけで今にも泣きだしてしまいそうだ。
だがそれは許さない。涙で前が見えなくなっては倒されるし、必ず倒すと約束したのだからそれを振り切って戦わなければならない。
「今使える最強の魔法使おうか・・・」
そう言ってレッドは集中力をさらに高めた。視界がクリアになり、思考が加速していると、加速しすぎていると警告を鳴らすが、レッドはそれを無視し、全身全霊を込めた魔法を打つために極限まで脳を酷使する。
そして、遂に───
「★★★★───【焦炎熱地獄】!」
レッドの持っている鎚を媒介として魔法が使われ、地面が激しく揺れる。さらには所々に亀裂が入り、心なしか地面が膨らんでいるような感じもする。
その、数舜後。突っ立っていた相手の周りを包み込むように大地が爆ぜ、相手にダメージを負わせた。
───そう、負わせただけだ。まだ倒していない。
爆発によってできた砂埃の向こうには、ボロボロな姿の相手がいた。
「対象の魔法攻撃力を脅威と判定。直ちに[種類、魔法無効]を取得。・・・[種類、物理及び魔法耐性]から[種類、魔法無効]に変更。よって物理攻撃による防御力ダウン。そして魔法による攻撃を無効化します」
そのボロボロの相手から告げられた音声は、今のレッドにとって嬉しい情報だった。
「いっ・・・!」
MPを急激に消耗し、さらに枯渇状態に陥ったレッドは、激しい頭痛に襲われていた。すぐさまMP回復のポーションを飲んで回復したが、それでもMPは足りない。今のMPでは、初級魔法を二、三発ほどしか打てないだろう。それは普通なら逆転の可能性のあることだが、ここではほぼ無意味だ。その無意味中に含まれない活路を見出さなければ、先に倒れた方の負けのデスマッチになる。
逆に見つけ出せばレッドの勝ちは揺るぎないものになるだろう。
「▲▲▲■───【俊敏強化】ッ![武器変形]ッッ!!」
果たして、レッドはその活路の一つを見出した。レッドが踏み砕かんばかりに大地を蹴り、相手に向かってもう突進する。その手には、不可思議な力で形状が変化した鎚だったもの。現在は、細くしなやかに撓み、その鋭利な剣先を相手の胸を捕える細剣と化している。
「◆◆■●───【追い風】ォ!いっけぇぇぇええええッッッ!!!」
剣のつかの部分にのみ集中的に魔法を発動させ、刺突の威力を今できる極限まで引き上げた、最強の一撃。それは胸を貫くだけにとどまらず、その数メートルは後ろにある壁にまで穴をあけた。
「はっ・・・はっ・・・はっ・・・はぁ・・・」
今持てる力の全てを出し切ったレッドは、その場に倒れこんだ。攻撃は全く受けていないと思っていたが、いつの間にかHPはイエローゾーンをさしていた。
「は、早く、ここから出ないと・・・」
自分を待ってくれている。最愛の姉がいるから。今までいろいろしてくれた、大切な人がいるから。
奇しくも姉と同じような事を思いながら、レッドは神殿から、二人が待つ外へと出た。
「お、お疲れ。どうやら無事・・・じゃ、なさそうだな?」
「え、MPが、無くなりました・・・」
「ああ、そう言うことか。手、出して」
「え、手?ですか?」
何故に手なのかと、そう問うような視線を受け流し、差し出された手を両手で握るキラ。異性にそんなことをされたことがないのか、レッドの顔はみるみるうちに赤くなっていく。
「───【MP譲渡】」
紫色の光が、キラと繋がれた手から漏れ、ブルーとレッドはその光に見惚れていた。
「じゃ、ミライ達も待ってるだろうし帰るか」
「「はい!」」
空はいつの間にか紅く染まていた。戦っている時間は短く感じたが、意外にもかなり長い時間戦っていたことに驚きを隠せない二人。そんなに長時間戦っていたのか、という驚きと。そんなに長時間戦えるのか、という驚き。
一度に二つの驚きを感じた二人だが、家に帰った後、まさか豪勢な料理が並べてあってまさしくお祝いムードだったことにはそれ以上の驚きを感じた。
だって、誰もブルーとレッドが負けるなんて思っていなかったってことだから。それが、何よりもうれしかったから。だから、これからもこの人たちのために頑張ろうと、決意できたから。
「ただいm───」
「「ただいま!!」」
だから、気持ちが高ぶってキラを押し倒した後にふんずけてしまっても、きっと許してくれる、はず。理由を言えば、許してくれるよね?
少し震えながら、キラを起こす二人だった。尚、他のメンバーは爆笑中。
「お、お姉ちゃんの話だと、円形状の広場らしいしそろそろ見えてきてもいいと思うけどなぁ」
少し震えた声でそう発すると同時、レッドの真正面にぼんやりとした人影が映った。さらに少しずつ明かりも点きはじめ、段々と自分が戦うところの全貌が見えてくる。
ブルーが創り出した幾つものクレーターは一つ残らず消え失せ、地面や天井付近に散らばっていた何かの残骸も元通りになっている。
「よし・・・っ!」
覚悟を決め、レッドは鎚を握りしめた。
「目標確認。敵、地霊族。最善戦闘手段を模索します。・・・模索終了。武装特性取得。[種類、物理及び魔法耐性]。[攻撃範囲、全て]。[魔法、使用可能]。[最終武装、接近及び遠距離戦闘]。[使用可能武技、職武技全て]。戦闘準備完了。これより防衛用アルゴリズムを起動し、種族転生適正試練兼試験、開始します」
ブルーの時と一言一句違わずに出された音声に、レッドは気を取られることなく跳んだ。
「(最初は防御に徹するって皆言ってたから私も防御に徹してみよう。キラさんは『絶対に試してみたいからという理由で俺達の中で誰もしなかったことをしたら死ぬ確率が上がるからやめておけ』って言われたけど、やってみたいのは仕方ないよね。好奇心好奇心!)」
壁に一瞬だけ足をつけ、そこからさらに跳躍。狙う先は、天井に物理法則を無視して浮かんでいる残骸。
「(私はお姉ちゃん程筋力パラメータが高くないけど、俊敏パラメータは高いからこういう戦い方の方が合ってるはず。ただ問題は、遠距離攻撃する手段がない事、かな)」
レッドはブルーよりも俊敏が上だが、MPや魔力ではあまり力量差がない。なのでブルーが使えない魔法は、レッドも使えない。逆もまた然り。
そしてレッドの武器はオリハルコン製の鎚。変形機能を持ってはいるが、それも全て近距離戦闘用だ。
「(こっちに来た瞬間カウンターをする以外に攻撃は・・・───ッ!)」
攻撃手段を模索していると、下の方から一撃の魔法が飛んできた。それはブルー戦の時にも使った雷の矢。目視不可能にまで速度を重視した魔法だ。
かろうじて避けたレッドだが、次々と悪夢は襲い掛かる。
「──────ッッ!!」
十メートルほど下から無数の雷の矢が撃たれるのだ。当たれば詰み。麻痺を食らったこの身体は地へ落ちていき、抵抗できずにHPを尽かされる。
「(一か八か、賭けてみる?)」
この状況を打開できる術は一つしか思い浮かばないらしい。まぁ確かに、当たれば死を意味する矢が無数に下から撃たれて?さらにMPが尽きることもなさそうなこの人形は。直接攻撃を与えるまでレッドの勝ちとして見なされない。
「●●◆◆▲───【硬化】!」
この魔法には、物理魔法共の耐性を上げる効果の他に、その副次効果として状態異常(麻痺)耐性も上がるのだ。
果たして、レッドの突撃の結果は・・・
「くっ・・・」
受け止められた。だがしかし、全くダメージを与えられなかった訳ではない。ブルーと同じく、クレーターを作り、残骸を宙に浮かばせた。そして打点を起点に暴風が吹き荒れ残骸が全て吹っ飛ばされる。
レッドも残骸と共に吹き飛ばされるようにそれから離れる。
初めて間近で見たそれは、ブルーの言う通り騎士のような恰好をしていて、その見た目から来る威圧感だけで今にも泣きだしてしまいそうだ。
だがそれは許さない。涙で前が見えなくなっては倒されるし、必ず倒すと約束したのだからそれを振り切って戦わなければならない。
「今使える最強の魔法使おうか・・・」
そう言ってレッドは集中力をさらに高めた。視界がクリアになり、思考が加速していると、加速しすぎていると警告を鳴らすが、レッドはそれを無視し、全身全霊を込めた魔法を打つために極限まで脳を酷使する。
そして、遂に───
「★★★★───【焦炎熱地獄】!」
レッドの持っている鎚を媒介として魔法が使われ、地面が激しく揺れる。さらには所々に亀裂が入り、心なしか地面が膨らんでいるような感じもする。
その、数舜後。突っ立っていた相手の周りを包み込むように大地が爆ぜ、相手にダメージを負わせた。
───そう、負わせただけだ。まだ倒していない。
爆発によってできた砂埃の向こうには、ボロボロな姿の相手がいた。
「対象の魔法攻撃力を脅威と判定。直ちに[種類、魔法無効]を取得。・・・[種類、物理及び魔法耐性]から[種類、魔法無効]に変更。よって物理攻撃による防御力ダウン。そして魔法による攻撃を無効化します」
そのボロボロの相手から告げられた音声は、今のレッドにとって嬉しい情報だった。
「いっ・・・!」
MPを急激に消耗し、さらに枯渇状態に陥ったレッドは、激しい頭痛に襲われていた。すぐさまMP回復のポーションを飲んで回復したが、それでもMPは足りない。今のMPでは、初級魔法を二、三発ほどしか打てないだろう。それは普通なら逆転の可能性のあることだが、ここではほぼ無意味だ。その無意味中に含まれない活路を見出さなければ、先に倒れた方の負けのデスマッチになる。
逆に見つけ出せばレッドの勝ちは揺るぎないものになるだろう。
「▲▲▲■───【俊敏強化】ッ![武器変形]ッッ!!」
果たして、レッドはその活路の一つを見出した。レッドが踏み砕かんばかりに大地を蹴り、相手に向かってもう突進する。その手には、不可思議な力で形状が変化した鎚だったもの。現在は、細くしなやかに撓み、その鋭利な剣先を相手の胸を捕える細剣と化している。
「◆◆■●───【追い風】ォ!いっけぇぇぇええええッッッ!!!」
剣のつかの部分にのみ集中的に魔法を発動させ、刺突の威力を今できる極限まで引き上げた、最強の一撃。それは胸を貫くだけにとどまらず、その数メートルは後ろにある壁にまで穴をあけた。
「はっ・・・はっ・・・はっ・・・はぁ・・・」
今持てる力の全てを出し切ったレッドは、その場に倒れこんだ。攻撃は全く受けていないと思っていたが、いつの間にかHPはイエローゾーンをさしていた。
「は、早く、ここから出ないと・・・」
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奇しくも姉と同じような事を思いながら、レッドは神殿から、二人が待つ外へと出た。
「お、お疲れ。どうやら無事・・・じゃ、なさそうだな?」
「え、MPが、無くなりました・・・」
「ああ、そう言うことか。手、出して」
「え、手?ですか?」
何故に手なのかと、そう問うような視線を受け流し、差し出された手を両手で握るキラ。異性にそんなことをされたことがないのか、レッドの顔はみるみるうちに赤くなっていく。
「───【MP譲渡】」
紫色の光が、キラと繋がれた手から漏れ、ブルーとレッドはその光に見惚れていた。
「じゃ、ミライ達も待ってるだろうし帰るか」
「「はい!」」
空はいつの間にか紅く染まていた。戦っている時間は短く感じたが、意外にもかなり長い時間戦っていたことに驚きを隠せない二人。そんなに長時間戦っていたのか、という驚きと。そんなに長時間戦えるのか、という驚き。
一度に二つの驚きを感じた二人だが、家に帰った後、まさか豪勢な料理が並べてあってまさしくお祝いムードだったことにはそれ以上の驚きを感じた。
だって、誰もブルーとレッドが負けるなんて思っていなかったってことだから。それが、何よりもうれしかったから。だから、これからもこの人たちのために頑張ろうと、決意できたから。
「ただいm───」
「「ただいま!!」」
だから、気持ちが高ぶってキラを押し倒した後にふんずけてしまっても、きっと許してくれる、はず。理由を言えば、許してくれるよね?
少し震えながら、キラを起こす二人だった。尚、他のメンバーは爆笑中。
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