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Let's ギルドバトル!
Stage Eighty-Six
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俺は皆の為だろうが関係ない。自分勝手にこのゲームをプレイしていく。それに、俺が言ったように全てのプレイヤーが帰りたいと思っているわけじゃないはず。そう思っている人の方が多いのはわかってるけど。
そもそも、カムイはこのゲームをクリアすると言っているが、もしクリアして帰れたとしたら、残ったプレイヤーはどうするつもりなのだろうか。最後にクリアするなら話は別だが、その時は多分クレアシオン級の強さを持った神が残っているだろうからかなりの犠牲を出すと思うが。
「キラ、自己中心的な考えはやめてくれ。これは、全プレイヤーの事なんだ。その一人として、皆のために行動してくれ。頼む」
皆の為。そう言えば俺が納得すると思っているんだろうか。もしそうなら、ただの馬鹿だ。こんなにも頑なに拒否しているのに、まだ希望があると思っているのだろうか。
「断る」
「・・・そうか。もし帰れなくなっても僕は知らないからね」
何を言っているのだろうか。俺の本気がこの程度なわけがない。本気を出してしまったら一瞬で決着がついてしまう。それくらいの差があるのに、何故そんなことを言われないといけないのだろうか。
大体、帰りたければ既に俺は帰っている。龍神なりクレアシオンなりを倒して。
「じゃあ、この勝負勝たせてもらうね」
「できるものならどうぞ。【威圧】」
「!?」
俺がやったことは単純。スキル【威圧】を使って相手の行動を一時的に不能にしたのだ。
このスキルは、相手に行動不能の状態異常を付与し、相手とのレベル差によって効果時間が変わる。一つ欠点があるが。
今の俺は【武神】で力を下げているからそこまで長くないが、カムイを倒すだけならば十分足りる時間だ。
「くっ ●●●◆───【水球】!」
そして、この欠点というのがこれ。動くことは不可能なのだが、魔法を使うことは可能なのだ。そして、カムイが魔法を使ったことによってカムイの職業が確定した。【剣士】【魔法使い】【魔法剣士】だ。
【魔法剣士】は、通常杖が無ければ魔法を使えないが、剣を使って魔法を使えたり、杖を使って相手を切りつけたりすることができる職業だ。ただし、剣で魔法を使うときは魔法の命中率と威力が、杖で相手を切る場合は威力とクリティカル率が下がる。
「【魔力放射】」
カムイが魔法を使ったのに対し俺は、スキル【魔力放射】を使った。
このスキルは、相手が魔法を使うのに使ったMPの量の倍以上のMPを消費して、使われた魔法を消すスキルだ。消せなくても、魔法の威力を弱めるために使われる。というかほとんどの使い方がこれ。俺の場合は【魔力放射】使わなくても【賢者】で消せるんだけど。それも効率的に。
「ははっ、でたらめじゃないか。そんなの使われたら勝ち目がない」
「敗者に勝者から一つ教えてやるよ。俺の強さは今お前らが束になって掛かってきても勝てないほどに強いと思っておけ。信じられないなら実演してやるが?」
そう言って俺は周りを見渡す。あ、丁度いい奴を見つけた。
「カオリ」
「ちょ、私!?」
「とサクラも」
「・・・わかた」
この二人は、【愛縁】のお陰で強くなってはいるが、所詮はステ値二倍だ。俺の【身体強化】の十倍には及ばない。比べるものがおかしいのは気のせいだよ。
さてっと、こんなこと話してる場合じゃない。早速二対一で戦ってみよう。
今回は、いつも剣を使ってるから体術にしようかな。俺の印象だけど、【武神】って言ったら体術って感じがするんだよな。なんに関係ないけど。
俺が構えるのを見ると、サクラは一瞬で矢を放ってきた。マジで手加減してないやつだ。それを俺は少し後退しながらも全ての矢を避けたり掴み取ってへし折ったりした。これくらい余裕です。
「はぁぁぁあああああ!【居合】!」
「おっと」
俺が全ての矢をいなし終わったと同時に、今度はカオリが【居合】を使って切りかかってきた。まぁ、【居合】だから余裕で避けられるんだけど。
「隙あり!【天衣無縫】!」
「なっ!?」
これまた俺が移動し終わったタイミングで、アンラが【天衣無縫】を使って攻撃してきた。アンラさんよ、それは卑怯じゃないかね。俺はサクラとカオリしか指名してないはずだけど。しかも地味に一番ダメージデカい奴だし。
「飛び入り参加!さぁキラ!出来るもんなら倒してみなさい!」
「え、いいの?」
「え、出来るの?」
え、アンラ達倒していいの?ほら見てみろよ。胸張ってドヤ顔決めてるお前の後ろ。サクラとアンラが一生懸命首振ってるぞ。
「できるかできないかって言われたら楽勝」
「ふ、ふ~ん・・・あ、分かった!ブラフでしょブラフ!はい見破った~!そんなの私に効かないからね!」
だから後ろ見ろって。あ、アンラの後ろには誰もいなかったわ。もうサクラ達はミライの所に移動し終わったらしい。倒さないよ?安心して?
「キラと誰かが戦ってるところにいたら余波とかで死ぬわ!」
その言いようは酷くにかねカオリさんや。それとミライを盾にして何してんの?
「わかった。もういいよ。今のを見れただけで勝てないってわかった」
と、俺がカオリの姿に笑いをこらえていると、カムイが言ってきた。ようやっとわかってくれたか。もっと早く分かれと言いたい。てか俺戦ってない。避けただけだ。
「キラは回避が上手だね。いくら僕が攻撃しようと躱されたらダメージが入らない。勝てるわけがないよ」
「斃す。絶対に斃す」
こいつ俺にチキンだって言いたいんだろ?攻撃はカスだけど回避に全力だから仕方ないって。はは~言ってくれるなぁ。よし斃そう。
「俺が攻撃できないとでも思ってるのか?」
「ソンナワケナイジャナイカー」
「きゃー!初めてカムイ君の棒読み聞いた!どうしよー!」
うるせー!なんで邪魔するかな!?反応してもいいからせめて小声にして!?・・・いや、邪魔だし倒すか。
サクラにアイコンタクト───視界に表示されているメッセージアイコンを目で操作し、選択したプレイヤーにメッセージを送る。【愛縁】のお陰で出来るようになった事。多分普通のプレイヤーに送ることはできない。───で指示を出し、サクッと射抜いてもらった。流石。
———————————————————————————————————————————————————
お久しぶりです。遅れてすみません。
一つ言い訳させてもらうと、実はこのお話。昨日に内に書き終わってたんです。でもその時凄い頭痛が酷くて、投稿できなかったんです。ごめんなさい。
それにしてもなんで頭痛がしたんでしょうね?24時間稼働してたのが悪いのかな。
そもそも、カムイはこのゲームをクリアすると言っているが、もしクリアして帰れたとしたら、残ったプレイヤーはどうするつもりなのだろうか。最後にクリアするなら話は別だが、その時は多分クレアシオン級の強さを持った神が残っているだろうからかなりの犠牲を出すと思うが。
「キラ、自己中心的な考えはやめてくれ。これは、全プレイヤーの事なんだ。その一人として、皆のために行動してくれ。頼む」
皆の為。そう言えば俺が納得すると思っているんだろうか。もしそうなら、ただの馬鹿だ。こんなにも頑なに拒否しているのに、まだ希望があると思っているのだろうか。
「断る」
「・・・そうか。もし帰れなくなっても僕は知らないからね」
何を言っているのだろうか。俺の本気がこの程度なわけがない。本気を出してしまったら一瞬で決着がついてしまう。それくらいの差があるのに、何故そんなことを言われないといけないのだろうか。
大体、帰りたければ既に俺は帰っている。龍神なりクレアシオンなりを倒して。
「じゃあ、この勝負勝たせてもらうね」
「できるものならどうぞ。【威圧】」
「!?」
俺がやったことは単純。スキル【威圧】を使って相手の行動を一時的に不能にしたのだ。
このスキルは、相手に行動不能の状態異常を付与し、相手とのレベル差によって効果時間が変わる。一つ欠点があるが。
今の俺は【武神】で力を下げているからそこまで長くないが、カムイを倒すだけならば十分足りる時間だ。
「くっ ●●●◆───【水球】!」
そして、この欠点というのがこれ。動くことは不可能なのだが、魔法を使うことは可能なのだ。そして、カムイが魔法を使ったことによってカムイの職業が確定した。【剣士】【魔法使い】【魔法剣士】だ。
【魔法剣士】は、通常杖が無ければ魔法を使えないが、剣を使って魔法を使えたり、杖を使って相手を切りつけたりすることができる職業だ。ただし、剣で魔法を使うときは魔法の命中率と威力が、杖で相手を切る場合は威力とクリティカル率が下がる。
「【魔力放射】」
カムイが魔法を使ったのに対し俺は、スキル【魔力放射】を使った。
このスキルは、相手が魔法を使うのに使ったMPの量の倍以上のMPを消費して、使われた魔法を消すスキルだ。消せなくても、魔法の威力を弱めるために使われる。というかほとんどの使い方がこれ。俺の場合は【魔力放射】使わなくても【賢者】で消せるんだけど。それも効率的に。
「ははっ、でたらめじゃないか。そんなの使われたら勝ち目がない」
「敗者に勝者から一つ教えてやるよ。俺の強さは今お前らが束になって掛かってきても勝てないほどに強いと思っておけ。信じられないなら実演してやるが?」
そう言って俺は周りを見渡す。あ、丁度いい奴を見つけた。
「カオリ」
「ちょ、私!?」
「とサクラも」
「・・・わかた」
この二人は、【愛縁】のお陰で強くなってはいるが、所詮はステ値二倍だ。俺の【身体強化】の十倍には及ばない。比べるものがおかしいのは気のせいだよ。
さてっと、こんなこと話してる場合じゃない。早速二対一で戦ってみよう。
今回は、いつも剣を使ってるから体術にしようかな。俺の印象だけど、【武神】って言ったら体術って感じがするんだよな。なんに関係ないけど。
俺が構えるのを見ると、サクラは一瞬で矢を放ってきた。マジで手加減してないやつだ。それを俺は少し後退しながらも全ての矢を避けたり掴み取ってへし折ったりした。これくらい余裕です。
「はぁぁぁあああああ!【居合】!」
「おっと」
俺が全ての矢をいなし終わったと同時に、今度はカオリが【居合】を使って切りかかってきた。まぁ、【居合】だから余裕で避けられるんだけど。
「隙あり!【天衣無縫】!」
「なっ!?」
これまた俺が移動し終わったタイミングで、アンラが【天衣無縫】を使って攻撃してきた。アンラさんよ、それは卑怯じゃないかね。俺はサクラとカオリしか指名してないはずだけど。しかも地味に一番ダメージデカい奴だし。
「飛び入り参加!さぁキラ!出来るもんなら倒してみなさい!」
「え、いいの?」
「え、出来るの?」
え、アンラ達倒していいの?ほら見てみろよ。胸張ってドヤ顔決めてるお前の後ろ。サクラとアンラが一生懸命首振ってるぞ。
「できるかできないかって言われたら楽勝」
「ふ、ふ~ん・・・あ、分かった!ブラフでしょブラフ!はい見破った~!そんなの私に効かないからね!」
だから後ろ見ろって。あ、アンラの後ろには誰もいなかったわ。もうサクラ達はミライの所に移動し終わったらしい。倒さないよ?安心して?
「キラと誰かが戦ってるところにいたら余波とかで死ぬわ!」
その言いようは酷くにかねカオリさんや。それとミライを盾にして何してんの?
「わかった。もういいよ。今のを見れただけで勝てないってわかった」
と、俺がカオリの姿に笑いをこらえていると、カムイが言ってきた。ようやっとわかってくれたか。もっと早く分かれと言いたい。てか俺戦ってない。避けただけだ。
「キラは回避が上手だね。いくら僕が攻撃しようと躱されたらダメージが入らない。勝てるわけがないよ」
「斃す。絶対に斃す」
こいつ俺にチキンだって言いたいんだろ?攻撃はカスだけど回避に全力だから仕方ないって。はは~言ってくれるなぁ。よし斃そう。
「俺が攻撃できないとでも思ってるのか?」
「ソンナワケナイジャナイカー」
「きゃー!初めてカムイ君の棒読み聞いた!どうしよー!」
うるせー!なんで邪魔するかな!?反応してもいいからせめて小声にして!?・・・いや、邪魔だし倒すか。
サクラにアイコンタクト───視界に表示されているメッセージアイコンを目で操作し、選択したプレイヤーにメッセージを送る。【愛縁】のお陰で出来るようになった事。多分普通のプレイヤーに送ることはできない。───で指示を出し、サクッと射抜いてもらった。流石。
———————————————————————————————————————————————————
お久しぶりです。遅れてすみません。
一つ言い訳させてもらうと、実はこのお話。昨日に内に書き終わってたんです。でもその時凄い頭痛が酷くて、投稿できなかったんです。ごめんなさい。
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