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Let's ギルドバトル!
Stage Eighty-Four
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「皆!やっぱりこいつ先に仕留めるよ!」
このままではサクラに完封されてしまうと考えたコノハは、全戦力をサクラに投入しようと考えた。だが、それは悪手も悪手、大悪手だ。
何故なら、放置することにしたプレイヤー、アンラは。レベルが低いが称号に【βテストクリア者】があるのだ。注意を背けた瞬間、一閃。───クレアシオンに貰った武技、【天衣無縫】を使った一撃だった。
そのたった一撃で後ろにいたプレイヤー二人が倒れた。そのままアンラはサクラの元へ戻り、横に並んだ。
「・・・私が」
「わかった。シュパっとやっちゃって!」
「・・・シュパ」
気の抜ける掛け声と共にサクラは矢を打ち放つ。飛ばされた矢が描く残像は、一筋。しかし放った矢の数は、三本。それが一直線に一人のプレイヤーへと飛んで行った。
そして、命中。一発もずれることなくピンポイントへ当たり、クリティカルダメージを出す。このゲームは、攻撃が当たった数舜の内にそこを攻撃するとクリティカルになる。その数舜が凄く短いが、それをサクラは成功させたのだ。勿論相手は倒れた。
「さっすが~!さぁ後二人もやっちゃって~!」
「・・・シュパ」
「一度見たら対応するよ!」
その言葉通り、コノハは横へステップ。少しずれることでサクラの矢を回避した。
さらにそれと同時にもう一人がコノハとは反対側に回り、サクラを挟んだ。
「どう?これなら攻撃できないでしょ?」
「・・・できる」
「なに、ブラフ?そんな手に乗るわけないじゃない」
「・・・」
サクラは少し怒ったのかデフォルトのジト目をさらにジトっとして矢を放った。空へ向かって。
これまた描かれる残像は一本。しかし、風切り音は無数に聞こえてくる。いったいどれほどの量を打ったのか。それは、すぐに分かった。
「・・・名、付け、て・・・【幾千の矢】」
サクラが言った通り、空から無数の矢が落ちてきたからだ。その恐怖すら覚える精密射撃による、空からの攻撃。当然自分には当たらないようになっている。もし、自分のところに逃げてこられても、対応できるように矢を番えておく。
そんなことをされては、もうなす術などなく、あとはHPが切れるのを待つだけだった。
※※※───※※※
ところ変わってこちらミカエルさん。勢い余って家屋に衝突してから少し時間がたっている。MPもある程度回復しているようだ。
「無理しすぎた。・・・っ誰!?」
ミカエルは、周囲を魔法で探る。するとすぐに反応があった。
「あら、気付かれちゃいました」
「お、お前は・・・?」
瓦礫の陰から出てきたのは1人の女性。しかしアイコンを見るにNPCのようだ。そのNPCは、抑揚のない声で、さらに続ける。
「わたくしはカムイ様の僕である女神、イシスです。以後、お見知りおきを」
「何の用だ」
「少々邪魔なのであなた方を排除しようかと」
「・・・誰に言われた?」
「自己判断です」
「それは───」
「お話はここまでです。ここであなたを倒させていただきます」
「っ・・・」
言うと同時に放たれた【光矢】を、ほとんど反射で転がるように躱す。
少しでも時間稼ぎをしなければ。時間を稼げば遊撃隊の援軍が来る。そう思いミカエルは、攻撃よりも回避に主力を注いだ。
どれくらいたっただろうか。恐らく3分も経っていないだろうが、ミカエルには永遠に感じた。
性能差ではミカエルの方が断然上だが、いかんせん今はMPが少ない。なので空を飛んで回避という選択肢が取りにくいのだ。しかも魔法を使うことはできれば控えたいため、今のミカエルには回避することしかできないのだ。
「いい加減諦めたらどうですか」
「・・・だめだ」
「では、倒されますか?」
「・・・だめだ。それだけは絶対に」
倒されるということは、もう二度と主に合えないということだ。
今回のギルドバトル。プレイヤーはHPが尽きることはないと言っていた。だが、NPCは別だ。HPが尽きれば当然、消える。それはミカエル自身とても嫌だ。さらに今回は必ず帰って来いという命令もされている。なのでミカエルに諦めて消えるという選択肢はない。
「仕方ありませんね。これは使いたくなかったのですが」
「なに?」
「【神力解放】」
「!?」
ミカエルは、イシスの力が増していることに気付いた。
【神力解放】。クレアシオンが使う【神気全開放】と違い、こっちはガチャで出る神系NPCが使える技だ。【神気全開放】よりもグレードは落ちるが、ランダムで1,5倍~2倍までステータスが上がる。
これにより、ミカエルとイシスの拮抗していた力関係が崩れた。
それからはミカエルは必死に避けるものの何発かは当たるようになり、それが繰り返された今はもう、あと少しでもダメージを食らうと消えてしまう程にHPが無くなっていた。
「では、さようなら」
「ぇぇぇぇえええええええい!」
そんなピンチに現れたのは、遊撃隊のNPCである、トールだった。
結果だけ言うと、トールはミカエルと同じくボッコボコにされた。理由はいたって単純。攻撃速度が遅いからだ。
トールはハンマーを使って攻撃するが、攻撃モーションに入ってから攻撃までの時間と、イシスの攻撃までの時間が面白いまでにマッチしていて、イシスの攻撃ばかりが当たっていた。
何しに来たんだトール。という目を送るミカエルさん。あなた、自分のミス棚に上げてません?
「少し邪魔が入りましたが、まぁいいです。まとめて始末しましょう」
「それはどうかな?」
「またですか。今度は誰ですか?」
「プレイヤー、って言ったらわかるかな?」
声が聞こえた方を向くイシス。つられてミカエルとトールも見ると、そこには。
「そこのミカエルの主、キラだ。良くもまぁ俺の従者を瀕死にしてくれたなぁ?」
背中から腰にかけて七対十四翼の翼を、半分は純白、半分は漆黒に染めたキラだった。
ここでトール。あれ、俺は・・・?と思ったが言わないでおいた。自分の主怖い。
「プレイヤー、キラ。あなたを敵とみなし、排除します」
「おう、やってみろ。返り討ちにしてやるから♪」
キラはにっこりと笑顔で対決を始めた。
このままではサクラに完封されてしまうと考えたコノハは、全戦力をサクラに投入しようと考えた。だが、それは悪手も悪手、大悪手だ。
何故なら、放置することにしたプレイヤー、アンラは。レベルが低いが称号に【βテストクリア者】があるのだ。注意を背けた瞬間、一閃。───クレアシオンに貰った武技、【天衣無縫】を使った一撃だった。
そのたった一撃で後ろにいたプレイヤー二人が倒れた。そのままアンラはサクラの元へ戻り、横に並んだ。
「・・・私が」
「わかった。シュパっとやっちゃって!」
「・・・シュパ」
気の抜ける掛け声と共にサクラは矢を打ち放つ。飛ばされた矢が描く残像は、一筋。しかし放った矢の数は、三本。それが一直線に一人のプレイヤーへと飛んで行った。
そして、命中。一発もずれることなくピンポイントへ当たり、クリティカルダメージを出す。このゲームは、攻撃が当たった数舜の内にそこを攻撃するとクリティカルになる。その数舜が凄く短いが、それをサクラは成功させたのだ。勿論相手は倒れた。
「さっすが~!さぁ後二人もやっちゃって~!」
「・・・シュパ」
「一度見たら対応するよ!」
その言葉通り、コノハは横へステップ。少しずれることでサクラの矢を回避した。
さらにそれと同時にもう一人がコノハとは反対側に回り、サクラを挟んだ。
「どう?これなら攻撃できないでしょ?」
「・・・できる」
「なに、ブラフ?そんな手に乗るわけないじゃない」
「・・・」
サクラは少し怒ったのかデフォルトのジト目をさらにジトっとして矢を放った。空へ向かって。
これまた描かれる残像は一本。しかし、風切り音は無数に聞こえてくる。いったいどれほどの量を打ったのか。それは、すぐに分かった。
「・・・名、付け、て・・・【幾千の矢】」
サクラが言った通り、空から無数の矢が落ちてきたからだ。その恐怖すら覚える精密射撃による、空からの攻撃。当然自分には当たらないようになっている。もし、自分のところに逃げてこられても、対応できるように矢を番えておく。
そんなことをされては、もうなす術などなく、あとはHPが切れるのを待つだけだった。
※※※───※※※
ところ変わってこちらミカエルさん。勢い余って家屋に衝突してから少し時間がたっている。MPもある程度回復しているようだ。
「無理しすぎた。・・・っ誰!?」
ミカエルは、周囲を魔法で探る。するとすぐに反応があった。
「あら、気付かれちゃいました」
「お、お前は・・・?」
瓦礫の陰から出てきたのは1人の女性。しかしアイコンを見るにNPCのようだ。そのNPCは、抑揚のない声で、さらに続ける。
「わたくしはカムイ様の僕である女神、イシスです。以後、お見知りおきを」
「何の用だ」
「少々邪魔なのであなた方を排除しようかと」
「・・・誰に言われた?」
「自己判断です」
「それは───」
「お話はここまでです。ここであなたを倒させていただきます」
「っ・・・」
言うと同時に放たれた【光矢】を、ほとんど反射で転がるように躱す。
少しでも時間稼ぎをしなければ。時間を稼げば遊撃隊の援軍が来る。そう思いミカエルは、攻撃よりも回避に主力を注いだ。
どれくらいたっただろうか。恐らく3分も経っていないだろうが、ミカエルには永遠に感じた。
性能差ではミカエルの方が断然上だが、いかんせん今はMPが少ない。なので空を飛んで回避という選択肢が取りにくいのだ。しかも魔法を使うことはできれば控えたいため、今のミカエルには回避することしかできないのだ。
「いい加減諦めたらどうですか」
「・・・だめだ」
「では、倒されますか?」
「・・・だめだ。それだけは絶対に」
倒されるということは、もう二度と主に合えないということだ。
今回のギルドバトル。プレイヤーはHPが尽きることはないと言っていた。だが、NPCは別だ。HPが尽きれば当然、消える。それはミカエル自身とても嫌だ。さらに今回は必ず帰って来いという命令もされている。なのでミカエルに諦めて消えるという選択肢はない。
「仕方ありませんね。これは使いたくなかったのですが」
「なに?」
「【神力解放】」
「!?」
ミカエルは、イシスの力が増していることに気付いた。
【神力解放】。クレアシオンが使う【神気全開放】と違い、こっちはガチャで出る神系NPCが使える技だ。【神気全開放】よりもグレードは落ちるが、ランダムで1,5倍~2倍までステータスが上がる。
これにより、ミカエルとイシスの拮抗していた力関係が崩れた。
それからはミカエルは必死に避けるものの何発かは当たるようになり、それが繰り返された今はもう、あと少しでもダメージを食らうと消えてしまう程にHPが無くなっていた。
「では、さようなら」
「ぇぇぇぇえええええええい!」
そんなピンチに現れたのは、遊撃隊のNPCである、トールだった。
結果だけ言うと、トールはミカエルと同じくボッコボコにされた。理由はいたって単純。攻撃速度が遅いからだ。
トールはハンマーを使って攻撃するが、攻撃モーションに入ってから攻撃までの時間と、イシスの攻撃までの時間が面白いまでにマッチしていて、イシスの攻撃ばかりが当たっていた。
何しに来たんだトール。という目を送るミカエルさん。あなた、自分のミス棚に上げてません?
「少し邪魔が入りましたが、まぁいいです。まとめて始末しましょう」
「それはどうかな?」
「またですか。今度は誰ですか?」
「プレイヤー、って言ったらわかるかな?」
声が聞こえた方を向くイシス。つられてミカエルとトールも見ると、そこには。
「そこのミカエルの主、キラだ。良くもまぁ俺の従者を瀕死にしてくれたなぁ?」
背中から腰にかけて七対十四翼の翼を、半分は純白、半分は漆黒に染めたキラだった。
ここでトール。あれ、俺は・・・?と思ったが言わないでおいた。自分の主怖い。
「プレイヤー、キラ。あなたを敵とみなし、排除します」
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