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Let's ギルドバトル!
Stage Seventy-Two
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さらに数十分後、完全に回復した俺が、皆に問いかけた。
「アレをギルドバトル前に食べたいと思いますか?」
「「「「「いいえ」」」」」
「だからなんでよ!おいしくてバフもたくさん付くなんて良い事ずくめじゃない!」
「「「「「「カオリ(さん)は味覚をどうにかした方が良いと思う(よ)(ます)」」」」」」
今度はカオリが部屋の隅に行っていじけていた。放っておこう。
「でだ。カムイが作ったギルドってことは、溺愛者が沢山いるはずだ」
「あ、そのことでキラ君に伝えたいことが」
「ん?」
今このタイミングで?
「カムイ君のギルド【ゴットギャラクシー】ですが、“ゴット”の部分は分かりますが“ギャラクシー”が何故付いているのか疑問だったんですが、先輩に天之河銀河先輩がいるんです。その先輩もカムイ君と同じような感じで、多分二人が頂点としたギルドが出来てるんじゃないかなぁ、と」
「何それ超迷惑」
カムイが二倍だと!?溺愛者も二倍ってことだろそれ。うーわ。面倒くせぇ。
「キラさ、面倒なのは分かるけど私のために手伝ってよ。ね?」
「アンラも思考を読めるようになったのか・・・」
「何言ってんの?キラと何年家族だと思ってんのさ。キラが何考えてるかなんて顔見ればわかるよ。それに顔に出やすいしね」
ミライ達が何故か思考が読めるようになっていることより、アンラが思考読めることの理由の信憑性が高い。ミライなんて『愛の力です!』だからな?カオリとか『努力あるのみよ!』とか意味不明なこと言うし。
「って話が逸れた。で?カムイと天之河先輩の二人がどうしたの?」
「多分、この二人が一番厄介じゃないかと思います」
「なんで?」
「この二人は正義感が強いことで校内で有名ですから、上手い事乗せられて躍起になって戦いを仕掛けてきそうだからです。しかも頭が切れますから、言い負かされると上手く丸め込まれてギルドに入ることになるかもしれません」
「それはないだろ。少なくとも俺がカムイたちのギルドに入ることはない」
俺はそもそもギルドに入ろうと思っていないからな。このゲームから脱出したいならもうとっくにしてる。ミライやアンラがもうこんなところにいたくない!帰りたい!って言ったら攻略しようとしか考えてない。
話が逸れたが、俺はカムイたちのギルドに入ることは絶対にない。
「キラが入らないってことはミライさんたちも大丈夫だろうからもう決めることはないね!武器はこの二人に直接言ってね!」
本当にもう話うことがないので、ギルドバトルまでは各自で時間を潰すことになった。
各自ギルドバトルに向けての準備や、冒険者ギルドの方で発行できるクエストを進めたりと、全員がバラバラに動くようになってからもう数日が経っている。ギルドバトルまであと一週間もない。そんな中、俺は───
「暇だ」
暇を持て余していた。少し前まではミライ達のレベル上げをして暇をつぶしていたが、今はもう既にレベルは最大どころかオーバーしている。よって何もすることが無くなったのだ。普通のプレイヤーならばお金を稼ごうとか思うのだろうが、生憎俺はステータスに出る方のお金はカンスト済み。さらに【ストレージ】の方にもゴーレムを売ったお陰ですんごい量のお金がある。因みに、まだオリハルコンゴーレムは売ってないからな。
「そろそろアレの準備でもするか・・・。でも何にしたらいいのかわからないんだよなぁ・・・。はぁ」
「どうしたのよキラ。溜め息なんか吐いて」
俺がアレをどうすれば良いのか途方に暮れて溜め息を吐いたとき、背後からカオリの声が聞こえてきた。ここで要らない追加情報。俺は家の外にある広大な庭に面したバルコニーに居る。一体どうなってんだ、って思うかもしれないが、それは俺も聞きたい。恐らく、空間拡張系の魔法が使われているのだろうが・・・。あともう一つつっこみたいことがある。
「なんで俺の部屋に無断で入ってきてるんだ?」
俺がいるのは、二階にある俺の部屋のバルコニーだ。リビングにも庭に出るための扉があるが、そこは出入り口といった風体で、そこで寛げるかと聞かれれば「はい」とは言い辛い。
「そんなことは良いのよ。それで?なんで溜め息吐いてたのかしら?」
「いや、別に」
「気になるじゃない。教えてくれてもいいじゃないのよ」
なら何故俺の部屋に無断で入ってきたのかを俺は問いたいよ。でもま、このままいてもただ暇なだけだし、アレに使う材料を集めにカオリにも付き合ってもらおうかな。
「カオリ、今暇か?」
「今?暇だけど・・・何かするの?」
「ちょっと素材を集めに行こうかと。ついでにクエストも」
「わかったわ。ちょっと待ってて」
カオリの準備が整うまで俺は自分の部屋にいることにする。先に冒険者ギルドに行くことも考えたけど、行くまでにカオリから情報収集をした方が良いからな。
「待たせたわね。さ、行きましょ?」
「ああ」
あれから数分して、カオリが再度俺の部屋を訪ねてきたときは、さっきとは全く違う服を着ていた。どんな服なのかは知らんが、カオリってスカート穿くんだな。今までずっと家の中だと長ズボン(スウェットだって言われた)だったからちょっと新鮮。
「どう?似合ってるかしら?」
「いつもよりは可愛いよ」
「それは喜んでいいのよね?」
ミライ以外に素直に可愛いというのは恥ずかしいので、ちょっと誤魔化す。許してね。
家から出て、俺達は冒険者ギルドに向かった。って言ってもそこまで離れてないからすぐ着くんだけどね。
「あ、そうだ。カオリって誕生日いつだ?」
「なんで?」
「いや、ゲーム中とはいえ仲良くなれてると思うんだ。だから誕生日くらいは祝ってあげないとなって思って」
これは本当の事だが、もう一つ誕生日を聞いた理由がある。ま、教えないけど。
「11月29日よ。因みに、ミライは5月17日、サクラは4月6日よ。アンラちゃんは知ってるでしょ?あの双子ちゃんは知らないわ」
「今が6月の終わりだから・・・え!?もうほとんど全員誕生日過ぎてんじゃん!」
マジか。んー、だったら来年の4月、つまりサクラの誕生日までにこのゲームをクリアしないとか。どうせなら現実で祝ってあげたいしね。
「アレをギルドバトル前に食べたいと思いますか?」
「「「「「いいえ」」」」」
「だからなんでよ!おいしくてバフもたくさん付くなんて良い事ずくめじゃない!」
「「「「「「カオリ(さん)は味覚をどうにかした方が良いと思う(よ)(ます)」」」」」」
今度はカオリが部屋の隅に行っていじけていた。放っておこう。
「でだ。カムイが作ったギルドってことは、溺愛者が沢山いるはずだ」
「あ、そのことでキラ君に伝えたいことが」
「ん?」
今このタイミングで?
「カムイ君のギルド【ゴットギャラクシー】ですが、“ゴット”の部分は分かりますが“ギャラクシー”が何故付いているのか疑問だったんですが、先輩に天之河銀河先輩がいるんです。その先輩もカムイ君と同じような感じで、多分二人が頂点としたギルドが出来てるんじゃないかなぁ、と」
「何それ超迷惑」
カムイが二倍だと!?溺愛者も二倍ってことだろそれ。うーわ。面倒くせぇ。
「キラさ、面倒なのは分かるけど私のために手伝ってよ。ね?」
「アンラも思考を読めるようになったのか・・・」
「何言ってんの?キラと何年家族だと思ってんのさ。キラが何考えてるかなんて顔見ればわかるよ。それに顔に出やすいしね」
ミライ達が何故か思考が読めるようになっていることより、アンラが思考読めることの理由の信憑性が高い。ミライなんて『愛の力です!』だからな?カオリとか『努力あるのみよ!』とか意味不明なこと言うし。
「って話が逸れた。で?カムイと天之河先輩の二人がどうしたの?」
「多分、この二人が一番厄介じゃないかと思います」
「なんで?」
「この二人は正義感が強いことで校内で有名ですから、上手い事乗せられて躍起になって戦いを仕掛けてきそうだからです。しかも頭が切れますから、言い負かされると上手く丸め込まれてギルドに入ることになるかもしれません」
「それはないだろ。少なくとも俺がカムイたちのギルドに入ることはない」
俺はそもそもギルドに入ろうと思っていないからな。このゲームから脱出したいならもうとっくにしてる。ミライやアンラがもうこんなところにいたくない!帰りたい!って言ったら攻略しようとしか考えてない。
話が逸れたが、俺はカムイたちのギルドに入ることは絶対にない。
「キラが入らないってことはミライさんたちも大丈夫だろうからもう決めることはないね!武器はこの二人に直接言ってね!」
本当にもう話うことがないので、ギルドバトルまでは各自で時間を潰すことになった。
各自ギルドバトルに向けての準備や、冒険者ギルドの方で発行できるクエストを進めたりと、全員がバラバラに動くようになってからもう数日が経っている。ギルドバトルまであと一週間もない。そんな中、俺は───
「暇だ」
暇を持て余していた。少し前まではミライ達のレベル上げをして暇をつぶしていたが、今はもう既にレベルは最大どころかオーバーしている。よって何もすることが無くなったのだ。普通のプレイヤーならばお金を稼ごうとか思うのだろうが、生憎俺はステータスに出る方のお金はカンスト済み。さらに【ストレージ】の方にもゴーレムを売ったお陰ですんごい量のお金がある。因みに、まだオリハルコンゴーレムは売ってないからな。
「そろそろアレの準備でもするか・・・。でも何にしたらいいのかわからないんだよなぁ・・・。はぁ」
「どうしたのよキラ。溜め息なんか吐いて」
俺がアレをどうすれば良いのか途方に暮れて溜め息を吐いたとき、背後からカオリの声が聞こえてきた。ここで要らない追加情報。俺は家の外にある広大な庭に面したバルコニーに居る。一体どうなってんだ、って思うかもしれないが、それは俺も聞きたい。恐らく、空間拡張系の魔法が使われているのだろうが・・・。あともう一つつっこみたいことがある。
「なんで俺の部屋に無断で入ってきてるんだ?」
俺がいるのは、二階にある俺の部屋のバルコニーだ。リビングにも庭に出るための扉があるが、そこは出入り口といった風体で、そこで寛げるかと聞かれれば「はい」とは言い辛い。
「そんなことは良いのよ。それで?なんで溜め息吐いてたのかしら?」
「いや、別に」
「気になるじゃない。教えてくれてもいいじゃないのよ」
なら何故俺の部屋に無断で入ってきたのかを俺は問いたいよ。でもま、このままいてもただ暇なだけだし、アレに使う材料を集めにカオリにも付き合ってもらおうかな。
「カオリ、今暇か?」
「今?暇だけど・・・何かするの?」
「ちょっと素材を集めに行こうかと。ついでにクエストも」
「わかったわ。ちょっと待ってて」
カオリの準備が整うまで俺は自分の部屋にいることにする。先に冒険者ギルドに行くことも考えたけど、行くまでにカオリから情報収集をした方が良いからな。
「待たせたわね。さ、行きましょ?」
「ああ」
あれから数分して、カオリが再度俺の部屋を訪ねてきたときは、さっきとは全く違う服を着ていた。どんな服なのかは知らんが、カオリってスカート穿くんだな。今までずっと家の中だと長ズボン(スウェットだって言われた)だったからちょっと新鮮。
「どう?似合ってるかしら?」
「いつもよりは可愛いよ」
「それは喜んでいいのよね?」
ミライ以外に素直に可愛いというのは恥ずかしいので、ちょっと誤魔化す。許してね。
家から出て、俺達は冒険者ギルドに向かった。って言ってもそこまで離れてないからすぐ着くんだけどね。
「あ、そうだ。カオリって誕生日いつだ?」
「なんで?」
「いや、ゲーム中とはいえ仲良くなれてると思うんだ。だから誕生日くらいは祝ってあげないとなって思って」
これは本当の事だが、もう一つ誕生日を聞いた理由がある。ま、教えないけど。
「11月29日よ。因みに、ミライは5月17日、サクラは4月6日よ。アンラちゃんは知ってるでしょ?あの双子ちゃんは知らないわ」
「今が6月の終わりだから・・・え!?もうほとんど全員誕生日過ぎてんじゃん!」
マジか。んー、だったら来年の4月、つまりサクラの誕生日までにこのゲームをクリアしないとか。どうせなら現実で祝ってあげたいしね。
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