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Let's ギルドバトル!
Stage Sixty-Six
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俺、ミライ、カオリ、サクラ、アンラ、レッド、ブルーの七人でパーティーを組み、創造神がいる【機械仕掛けの迷宮】まで【転移】してきた。ここで初めて知った事。パーティーは最大7人!【転移】は距離だけじゃなくて人数によって消費MPが増える!以上!
【転移】の方は予想はできてたけど、パーティーの最大人数は知らなかった。だって、ずっとソロで行くつもりだったから。・・・今ボッチとか思った奴。正解です。ご褒美に【落雷】をあげましょう。〇ね!
そんなことは置いといて、なんとここのダンジョン。攻略しないと創造神のところまで行けないようになってます。うーん鬼畜!ま、関係ないけどね。え?何でかって?
「───【転移】」
直接神界に行くからです!じゃあなんで一回【機械仕掛けの迷宮】に行ったかって?それは、MPが持たなかったから。直接行けるようにしないためか、神界に【転移】するためには膨大な量のMPが必要だったんだよ。で、神界に一番近いダンジョンの外に【転移】して少しでも必要MP量を減らそうとしたんだよ。その結果、出来たって訳。
『なんだ?』
「よっ!クレアシオン」
『お主は妾と戦った奴じゃの?』
「そうだ。自己紹介してなかったな。キラだ」
「そう言えばそうでしたね。ミライです」
「カオリよ」
「・・・サクラ」
『して、此度は何用じゃ?』
「用があるのは俺らじゃない。ほら、早く言えよ」
「ど、どうも!アンラです!」
およ?アンラがきょどってる。これは珍しいな。スクショしておこうかな?・・・あ、スクショ機能ないんだった。ちくせう。
『・・・キラの新しい彼女かの?』
「彼女!?しかも新しいって何!?」
「ちょっと何言ってんの創造神!?」
この創造神、やりおる!いきなり爆弾発言とは!・・・俺が悪いの?でもさ、よく考えてみ?ミライはともかくカオリとサクラは彼女じゃないよね?え?告白しただろそんな言い分は通じない?さいですか・・・。ちくせう。本当は愛の告白じゃなにのに・・・。
『ふむ。彼女じゃないのか。して、お主は妾に何を望む?』
「え、えっと・・・。オリジナルスキルが欲しいです!」
『オリジナルスキルとな?心得た。じゃが・・・』
「何か条件があるんですか!?」
『うむ。誰でもいいが、妾と戦って勝ったら創ってやる』
「だって!よろしくキラ!」
「迷わず俺に振るのやめてくれる!?」
今回はアンラの頼み事なんだから自分で戦えや!
「だって、創造神と戦えるのキラしかいないし」
「いやまぁそうだけどさ」
俺しか戦えないのは知ってるよ?【エターナルフルバースト】とか使われたら一分持たないよね。今のステータスじゃ。仕方ない。勝手にギルドの土地を使ったていう負い目もあるし、戦うか・・・。気が乗らないなぁ。
『妾と戦うやつは決まったかの?』
「俺だ。これで二回戦目だな?また勝たせてもらうぞ」
『精々税に浸っているがよい。すぐに吠え面をかかせてやるわ』
軽く挑発し、俺とクレアシオンは試合を始める、前に。
『今回もバトルフィールドを創るかの。そうじゃ、この前は魔法で固定されて負けた故、此度は魔法の一切を禁ずるかの』
そう言ってフィンガースナップを一発。また闘技場が出てくる。前回と一緒だ。
「それだとクレアシオンも【創造】は使えないぞ?」
『関係ない。妾は魔法などなくてもキラに勝てる』
「魔法で負けたくせに?」
魔法で負けたのに魔法が無くても勝てるとか傲慢すぎんだろ。
『では始めるとするかの』
「ああ」
『先手必勝!【神気全開放】!』
最初からそれかよ!?
「【金剛不壊】!【百花繚乱】!」
『ふんっ!甘いと言うておろう!』
「ぐはっ」
ここまでは前回と同じ。前回はこの後・・・魔法を使ってたからこの後の行動が読めない!しかもクレアシオンのやつ消えやがった!未だに【金剛不壊】と【百花繚乱】の効果続いている。なら冷静になればどうにかできるかもしれない!
「【鏡明止水】!」
全感覚を以てクレアシオンを感知しようと試みる。そして───
「見つけた」
足音から位置を特定することに成功。そこに向かって移動する。
「【神足通】!【電光石火】!」
【神足通】で一瞬で肉薄し、【電光石火】で一刀のもとに切り捨てる。だが、
『馬鹿め。それは残像、いや、分身だぞ?【無限連閃】』
「は!?何その技!」
俺が驚くのも仕方ないと思う。だってさ、一度に七本の剣が見えるんだよ?躱せるのかな?
「マジかよオイ!夢幻ってそういうことか!」
なんと、俺が避けた剣は、地面に当たると同時に消え失せ、そのうちの一本だけが残った。
「んで以て無限はやっぱりそういうことか!」
今度はさっきと同じ攻撃が繰り出されてきた。それを回避するとまた同じ攻撃が。これの繰り返し。なにこれ超面倒くさい技じゃねぇか!ならこっちも返してやんよ!
「【必滅連閃・無限】!」
『むっ』
これは【一刀両断】と【電光石火】、それに【疾風迅雷】という三つの武技を合わせた奥義だ。効果は名前の通りで、必滅の剣劇が無限に続く。
『これは対処が面倒じゃ。今のところは妾の【無限連閃】と拮抗して折るようじゃが、いつ崩れるかわからぬ故、奥の手を切らせてもらおう。【邪帝炎殺白龍波】!』
「ちょい待てやぁぁあああ!」
それも危ない!結構近いから!ってかその技チート過ぎない!?絶対当たったらいけないやつなのに剣が見えないだと!?これ【電光石火】より早くないか!?ってかマズっ。
「くっ、【覇龍滅翔陣】!」
これは一応奥義としてある。ただ、武技だけじゃなくて魔法要素も少しあるから、ルールに反していないかはグレーゾーンだ。
【転移】の方は予想はできてたけど、パーティーの最大人数は知らなかった。だって、ずっとソロで行くつもりだったから。・・・今ボッチとか思った奴。正解です。ご褒美に【落雷】をあげましょう。〇ね!
そんなことは置いといて、なんとここのダンジョン。攻略しないと創造神のところまで行けないようになってます。うーん鬼畜!ま、関係ないけどね。え?何でかって?
「───【転移】」
直接神界に行くからです!じゃあなんで一回【機械仕掛けの迷宮】に行ったかって?それは、MPが持たなかったから。直接行けるようにしないためか、神界に【転移】するためには膨大な量のMPが必要だったんだよ。で、神界に一番近いダンジョンの外に【転移】して少しでも必要MP量を減らそうとしたんだよ。その結果、出来たって訳。
『なんだ?』
「よっ!クレアシオン」
『お主は妾と戦った奴じゃの?』
「そうだ。自己紹介してなかったな。キラだ」
「そう言えばそうでしたね。ミライです」
「カオリよ」
「・・・サクラ」
『して、此度は何用じゃ?』
「用があるのは俺らじゃない。ほら、早く言えよ」
「ど、どうも!アンラです!」
およ?アンラがきょどってる。これは珍しいな。スクショしておこうかな?・・・あ、スクショ機能ないんだった。ちくせう。
『・・・キラの新しい彼女かの?』
「彼女!?しかも新しいって何!?」
「ちょっと何言ってんの創造神!?」
この創造神、やりおる!いきなり爆弾発言とは!・・・俺が悪いの?でもさ、よく考えてみ?ミライはともかくカオリとサクラは彼女じゃないよね?え?告白しただろそんな言い分は通じない?さいですか・・・。ちくせう。本当は愛の告白じゃなにのに・・・。
『ふむ。彼女じゃないのか。して、お主は妾に何を望む?』
「え、えっと・・・。オリジナルスキルが欲しいです!」
『オリジナルスキルとな?心得た。じゃが・・・』
「何か条件があるんですか!?」
『うむ。誰でもいいが、妾と戦って勝ったら創ってやる』
「だって!よろしくキラ!」
「迷わず俺に振るのやめてくれる!?」
今回はアンラの頼み事なんだから自分で戦えや!
「だって、創造神と戦えるのキラしかいないし」
「いやまぁそうだけどさ」
俺しか戦えないのは知ってるよ?【エターナルフルバースト】とか使われたら一分持たないよね。今のステータスじゃ。仕方ない。勝手にギルドの土地を使ったていう負い目もあるし、戦うか・・・。気が乗らないなぁ。
『妾と戦うやつは決まったかの?』
「俺だ。これで二回戦目だな?また勝たせてもらうぞ」
『精々税に浸っているがよい。すぐに吠え面をかかせてやるわ』
軽く挑発し、俺とクレアシオンは試合を始める、前に。
『今回もバトルフィールドを創るかの。そうじゃ、この前は魔法で固定されて負けた故、此度は魔法の一切を禁ずるかの』
そう言ってフィンガースナップを一発。また闘技場が出てくる。前回と一緒だ。
「それだとクレアシオンも【創造】は使えないぞ?」
『関係ない。妾は魔法などなくてもキラに勝てる』
「魔法で負けたくせに?」
魔法で負けたのに魔法が無くても勝てるとか傲慢すぎんだろ。
『では始めるとするかの』
「ああ」
『先手必勝!【神気全開放】!』
最初からそれかよ!?
「【金剛不壊】!【百花繚乱】!」
『ふんっ!甘いと言うておろう!』
「ぐはっ」
ここまでは前回と同じ。前回はこの後・・・魔法を使ってたからこの後の行動が読めない!しかもクレアシオンのやつ消えやがった!未だに【金剛不壊】と【百花繚乱】の効果続いている。なら冷静になればどうにかできるかもしれない!
「【鏡明止水】!」
全感覚を以てクレアシオンを感知しようと試みる。そして───
「見つけた」
足音から位置を特定することに成功。そこに向かって移動する。
「【神足通】!【電光石火】!」
【神足通】で一瞬で肉薄し、【電光石火】で一刀のもとに切り捨てる。だが、
『馬鹿め。それは残像、いや、分身だぞ?【無限連閃】』
「は!?何その技!」
俺が驚くのも仕方ないと思う。だってさ、一度に七本の剣が見えるんだよ?躱せるのかな?
「マジかよオイ!夢幻ってそういうことか!」
なんと、俺が避けた剣は、地面に当たると同時に消え失せ、そのうちの一本だけが残った。
「んで以て無限はやっぱりそういうことか!」
今度はさっきと同じ攻撃が繰り出されてきた。それを回避するとまた同じ攻撃が。これの繰り返し。なにこれ超面倒くさい技じゃねぇか!ならこっちも返してやんよ!
「【必滅連閃・無限】!」
『むっ』
これは【一刀両断】と【電光石火】、それに【疾風迅雷】という三つの武技を合わせた奥義だ。効果は名前の通りで、必滅の剣劇が無限に続く。
『これは対処が面倒じゃ。今のところは妾の【無限連閃】と拮抗して折るようじゃが、いつ崩れるかわからぬ故、奥の手を切らせてもらおう。【邪帝炎殺白龍波】!』
「ちょい待てやぁぁあああ!」
それも危ない!結構近いから!ってかその技チート過ぎない!?絶対当たったらいけないやつなのに剣が見えないだと!?これ【電光石火】より早くないか!?ってかマズっ。
「くっ、【覇龍滅翔陣】!」
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