56 / 118
創造神に会いに行こう!あとついでに龍神も
Stage Fifty
しおりを挟む
「では行きます!先手必勝! ▲▲▲■───【落雷】!」
「・・・続く ●●●●───【雨】」
なるほど。【風属性最上級魔法・落雷】は発動から攻撃まで少しタイムラグがあるからその間に少しでもダメージを大きくするために【水属性上級魔法・雨】を使ったのか。だが───威力が足りない。
「───【神護】」
「あっ!」
「・・・チッ」
その程度の魔法じゃあこの防御は敗れない。あとサクラ?舌打ちはよくないと思うなぁ。
「喰らいなさい!【一刀両断】!」
それ殺しにかかってるよねぇ!?
「危ないだろ!?【縮地】!」
その程度の剣速なら余裕でよけられる。
「動かせません! ◆◆◆◆───【束縛】!」
今度は【闇属性中級魔法・束縛】か。動きを止めて威力がある魔法や技を打つつもりなのか?
「・・・援助 ■■●●───【麻痺】」
む。サクラもそっちに乗り換えたか。
「行くわよ!【明鏡止水】!【百花繚乱】!」
カオリは【明鏡止水】で極限まで効率的に動けるようにして、そこに全体からの攻撃を受け流しつつ攻撃できる【百花繚乱】を使って反撃されてもいいようにしたのか。かなりいいコンボだと思う。でも───
「【金剛不壊】 ───【回復】」
俺の場合、この程度で状態異常は解けるし、カオリは攻撃しなければ大丈夫だから躱すだけ。【百花繚乱】はカウンター技だからね。一応保険として【金剛不壊】使ったけど。
「サクラちゃん!」
「・・・わかた」
「「★★★★───【焦炎熱地獄】!」」
広範囲殲滅魔法か。恐らく【紅蓮属性魔法】だな。ならこっちも対魔法で対抗するのみ!
「───【絶対零度】」
あっちが【紅蓮属性魔法】を使うならそれよりも上の威力の魔法を使えばいい。ということで【氷属性魔法】と【氷結属性魔法】を合成して作った魔法【絶対零度】!これから先、魔法の解説は簡潔になるな。今だって魔法名は分かるけど何を合成したかまではわからなかったし。
俺が放った魔法は、ミライ達の魔法と少しの間拮抗していたが、数舜後には相殺されていた。そうなるように設定したけど。
「背中ががら空きよキラ!【電光石火】!」
あ、待って、それはまずい!どうする───!?
「“障壁展開”!」
咄嗟にできたのが、今装備している純白翼のコートの特性[障壁展開]だった。間一髪展開が間に合って攻撃を防ぐことができた。あ、あぶねー。
「惜しい!あと少しだったのに!」
「カオリは隙がありすぎだぞ?」
「へ?」
「【居合】」
回避可能な武技を使ってカオリを牽制しようと思ったんだけど・・・
「きゃぁぁああ!」
あっさりカオリは倒れた。あれ?こんな予定じゃなかったのに。お返しに【電光石火】使おうと思ったのに。
カオリが倒れたので残りがミライとサクラになり、
「これで決めます!サクラちゃん、行きますよ!」
「・・・ん!」
「「★★★■ ■●▲★───【氷炎獄】!」」
これは【氷結属性魔法】と【紅蓮属性魔法】の合成魔法だな。効果は相手を氷で襲い、氷が付着したところを炎で攻撃するとかいう強力な技だった気がする。相殺してもいいんだけど、カオリが倒れちゃったしそろそろ終わりにしたいから一気に決める。だからまずは───
「───【反射】」
【概念属性中級魔法・反射】で【氷炎獄】を跳ね返す。それには当然───
「「“障壁展開”!」」
何かしらの防御をする。攻撃しても【反射】で跳ね返ってくるしね。だから俺は───
「───【固定】───【流星群】!」
【概念属性中級魔法・固定】で動けなくしたところに【土属性神級魔法・流星群】を使い、一撃必殺の魔法攻撃とした。これには対処のしようがないミライとサクラは、俺に倒された。・・・HPはしっかり残ってるよ?
模擬戦が終わり、俺達全員で反省をしていた。
「私は惜しいところまで行けたわよね~」
俺は危なかったけど、【居合】で沈むのはダメだと思うぞ。
「カオリは、【居合】躱せただろ、なんで躱さなかった?」
「咄嗟の事に反応できなかったのよ」
「ミライとサクラは、PPどれくらいある?」
「結構ありますよ」
「・・・同じく」
出来るかわからないけど、あのスキルがあった方が良いよな。
「スキル欄に【無詠唱】ってないか?」
「ちょっと待ってくださいね・・・う~ん、ありませんね~」
「・・・ある」
「え!?なんで持ってるんですか!どうやって取得できるようにしたんですか!?」
「・・・あった」
それって、何故か知らないけど、取得できるスキル欄に【無詠唱】があったってことか?
「・・・想像」
想像・・・あっ!異世界ものでよくある“魔法は想像力が大事”みたいな?でもそれって、どうやって確認してるんだろう。科学の力ってスゲー。
「じゃあ、それに気を付けて今度から魔法使います」
「そうした方が良いかもな」
「・・・続く ●●●●───【雨】」
なるほど。【風属性最上級魔法・落雷】は発動から攻撃まで少しタイムラグがあるからその間に少しでもダメージを大きくするために【水属性上級魔法・雨】を使ったのか。だが───威力が足りない。
「───【神護】」
「あっ!」
「・・・チッ」
その程度の魔法じゃあこの防御は敗れない。あとサクラ?舌打ちはよくないと思うなぁ。
「喰らいなさい!【一刀両断】!」
それ殺しにかかってるよねぇ!?
「危ないだろ!?【縮地】!」
その程度の剣速なら余裕でよけられる。
「動かせません! ◆◆◆◆───【束縛】!」
今度は【闇属性中級魔法・束縛】か。動きを止めて威力がある魔法や技を打つつもりなのか?
「・・・援助 ■■●●───【麻痺】」
む。サクラもそっちに乗り換えたか。
「行くわよ!【明鏡止水】!【百花繚乱】!」
カオリは【明鏡止水】で極限まで効率的に動けるようにして、そこに全体からの攻撃を受け流しつつ攻撃できる【百花繚乱】を使って反撃されてもいいようにしたのか。かなりいいコンボだと思う。でも───
「【金剛不壊】 ───【回復】」
俺の場合、この程度で状態異常は解けるし、カオリは攻撃しなければ大丈夫だから躱すだけ。【百花繚乱】はカウンター技だからね。一応保険として【金剛不壊】使ったけど。
「サクラちゃん!」
「・・・わかた」
「「★★★★───【焦炎熱地獄】!」」
広範囲殲滅魔法か。恐らく【紅蓮属性魔法】だな。ならこっちも対魔法で対抗するのみ!
「───【絶対零度】」
あっちが【紅蓮属性魔法】を使うならそれよりも上の威力の魔法を使えばいい。ということで【氷属性魔法】と【氷結属性魔法】を合成して作った魔法【絶対零度】!これから先、魔法の解説は簡潔になるな。今だって魔法名は分かるけど何を合成したかまではわからなかったし。
俺が放った魔法は、ミライ達の魔法と少しの間拮抗していたが、数舜後には相殺されていた。そうなるように設定したけど。
「背中ががら空きよキラ!【電光石火】!」
あ、待って、それはまずい!どうする───!?
「“障壁展開”!」
咄嗟にできたのが、今装備している純白翼のコートの特性[障壁展開]だった。間一髪展開が間に合って攻撃を防ぐことができた。あ、あぶねー。
「惜しい!あと少しだったのに!」
「カオリは隙がありすぎだぞ?」
「へ?」
「【居合】」
回避可能な武技を使ってカオリを牽制しようと思ったんだけど・・・
「きゃぁぁああ!」
あっさりカオリは倒れた。あれ?こんな予定じゃなかったのに。お返しに【電光石火】使おうと思ったのに。
カオリが倒れたので残りがミライとサクラになり、
「これで決めます!サクラちゃん、行きますよ!」
「・・・ん!」
「「★★★■ ■●▲★───【氷炎獄】!」」
これは【氷結属性魔法】と【紅蓮属性魔法】の合成魔法だな。効果は相手を氷で襲い、氷が付着したところを炎で攻撃するとかいう強力な技だった気がする。相殺してもいいんだけど、カオリが倒れちゃったしそろそろ終わりにしたいから一気に決める。だからまずは───
「───【反射】」
【概念属性中級魔法・反射】で【氷炎獄】を跳ね返す。それには当然───
「「“障壁展開”!」」
何かしらの防御をする。攻撃しても【反射】で跳ね返ってくるしね。だから俺は───
「───【固定】───【流星群】!」
【概念属性中級魔法・固定】で動けなくしたところに【土属性神級魔法・流星群】を使い、一撃必殺の魔法攻撃とした。これには対処のしようがないミライとサクラは、俺に倒された。・・・HPはしっかり残ってるよ?
模擬戦が終わり、俺達全員で反省をしていた。
「私は惜しいところまで行けたわよね~」
俺は危なかったけど、【居合】で沈むのはダメだと思うぞ。
「カオリは、【居合】躱せただろ、なんで躱さなかった?」
「咄嗟の事に反応できなかったのよ」
「ミライとサクラは、PPどれくらいある?」
「結構ありますよ」
「・・・同じく」
出来るかわからないけど、あのスキルがあった方が良いよな。
「スキル欄に【無詠唱】ってないか?」
「ちょっと待ってくださいね・・・う~ん、ありませんね~」
「・・・ある」
「え!?なんで持ってるんですか!どうやって取得できるようにしたんですか!?」
「・・・あった」
それって、何故か知らないけど、取得できるスキル欄に【無詠唱】があったってことか?
「・・・想像」
想像・・・あっ!異世界ものでよくある“魔法は想像力が大事”みたいな?でもそれって、どうやって確認してるんだろう。科学の力ってスゲー。
「じゃあ、それに気を付けて今度から魔法使います」
「そうした方が良いかもな」
11
お気に入りに追加
1,213
あなたにおすすめの小説
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。

巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。

悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる