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オーネストへ!
Stage Thirty-Four
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【制限・超越】。その名の通り、制限を突破するスキルだと思う。人の体は、ある程度制限されて動いている、はず。それをこのスキルは一時的だろうけど体にかかる制限を突破───つまり、なくすスキルなのだろう。〝制限〟と付いていることから、このスキルは本来、自分の力を制御するためのものなのだろう。・・・何それ欲しい。俺の力は強すぎて、他のプレイヤーに疑問を生じさせてしまうかもしれないからね。他人に自分の事を探られて嬉しい者は居ないだろう。
まぁ、体の制限が解除されたからと言って、ステータス差が少し縮まるだけで俺には勝てないんだけどね。さて、こいつどうしよう。縛りは解禁しても良いよね?飽きたし。もう魔法とか使っていい?流石に魔法はやめよう。う~ん・・・【縮地】は使っても良いよね?でもなぁ、それ使うとヌルゲーになるんだよなぁ。よし。アイツも自分を強化したんだから俺も強化していいよな。だから【剣神流剣術】解禁にしよう。・・・え?強化の規模が違う?んな細けーことは良いんだよ。
では、【剣神流剣術】が使えるようになったことだし、これの武技でも使おうかな。
先ずは【神足通】を使ってジョセフの背後に一瞬で移動する。そこでジョセフを見てみると、刹那の間に居なくなった俺を必死に探している。馬鹿だなぁ。後ろの気配もわからないのかね。
いまだに俺を探しているジョセフの背中にかなり強力な武技を放つ。
「【電光石火】」
【電光石火】。名前の通り、素早く相手を切りつける武技。威力は上乗せされないけど、一撃を繰り出すまでの速度は肉眼では捉え切れない。恐らく、この技を回避しようとするならば、未来予知や【神足通】でも使わない限り無理だろう。同じ即撃系武技の【居合】は、ステータスが上がれば目でも追えるし、放たれてからでも回避はできる。
俺の攻撃をもろに食らったジョセフは、その場で崩れ落ちた。勿論、殺してなどいない。この時だけは【武神】を解禁させてもらった。だってこれがないと相手殺しちゃうもん。でも【武神】があれば手加減のようなものが出来るので、この時だけは使わせてもらった。良いよね?
「勝者、Fランク冒険者・キラ!」
審判がそう言うと、周りにいた観客達から一斉に歓声が沸いた。・・・観客いたんだ。
俺が観客がいたことに驚いていると、ミライとカオリ、サクラが近づいてきた。
「おめでとうございます、キラ君」
「おめでと」
「・・・おめ」
それぞれが俺に祝福の言葉を言ってくれた。素直に嬉しい。
「いや~坊主強えぇな」
「まぁな。それより、俺が勝ったんだ。俺が要求したことを守ってもらうぞ」
「そんなことは聞いてねぇぞ!」
「今言った。それにそこまで難しい事じゃない。お前が使った【制限・超越】、どこで覚えた?」
「ん?んなことでいいのか?あれはこの近くにある【力の試練】ってダンジョンをクリアしたら覚えられるんだ」
「そうか」
「まさかお前、あそこに行く気か?やめとけって。あそこは自分よりも強い魔物が出てくるようになってんだ。お前がいくら強くたってたぶん無理だぞ」
「お前が出来るなら俺にもできる」
「いや、俺様はNPCだから、最初からこのスキルは持ってたぜ?」
「おい。メタイ話すんなよ・・・」
そうだろうなとは思ってたけど、本人の口からは聞きたくなかった。
【力の試練】か・・・。行きたいけど、暇になってからでいいかな。そこまで必要とはしてないし。ただ決闘の時に手加減が面倒くさいな、ってだけだし。
「それで?坊主たちはこれからどうすんだ?」
「何故おまえに教えないといけないんだ?」
「教えたくないならいいけどよぉ」
「じゃ、教えたくない。じゃあな」
「おう!またな!」
俺、じゃあなって言っただけで、また会おうなんて言ってないんだけどなぁ。また決闘しかけていたらボコボコにしよう、そうしよう。
「さて、アイツいなくなったし、家探ししようぜ」
「そうね」
「そうですね」
「・・・家?」
あれ、サクラにはまだ言ってなかったんだっけ。なら今説明するか。
「俺たちがここに来た理由は、家を買うためなんだよ」
「・・・初耳」
「で、その家を探すのと、ミライたちの冒険者登録のためにこの冒険者ギルドに来たわけ」
「・・・なるほど」
「で、サクラも俺達のパーティーなんだから一緒に家決めようぜ!」
「・・・当然」
さて、サクラへに説明も終わったし、家を探しますか。
俺達は、訓練場から出て、冒険者ギルド一階受付まで戻ってきていた。ここで家を紹介してもらうなり、家を取り扱っている商会を紹介してもらうなりしようと思っている。・・・商会と紹介でダジャレを狙ってたわけじゃないからね?
「なぁ、家を買いたいんだが、どうすれば良い?」
受付に居た、爽やかそうな見た目をした男性職員に話しかけた。・・・くそっ、イケメンが・・・とりあえず【天変地異】でも体内に打ってやろうか。グロそうだからやらないけど。
「家、ですか?それでしたら、私共がお探しいたしますので、条件を」
「う~ん。敷地面積が広ければ、どこでもいいぞ」
「それだけですか?」
「あ、周りにあまり人がいない方が良いな」
「わかりました。ご予算はお幾らほどですか?」
「金に糸目は付けない。条件に合うところがあれば、見学をしてから買うかどうか決める」
「わかりました。では、12日程、お待ちいただいてもよりしいでしょうか?様々な商会の方々との話し合いもありますし」
「12日だな。わかった」
「はい。・・・では、他にお要件はありますか?」
「いや、ない。ありがとう」
「では、より良い冒険者ライフを」
「あぁ」
すんなり決まったな。それにしても12日か。最大レベルまで上げられるな。・・・副産物と化しているお金とかどれくらい貰えるんだろう。普通に考えて二億の十倍だから二十億かな?ははっ、お金の単位がおかしいぞ?レベルを最大まで上げるなら、スキルの方のレベルも最大まで上げたいよな。恐らくスキルの方の最大レベルは変わってないと思うから、俺の場合は楽勝。ミライとかは結構時間掛かるかな?でも制限がないからすぐに最大まで上がりそう。一日で終わらせる予定だけど。
まぁ、体の制限が解除されたからと言って、ステータス差が少し縮まるだけで俺には勝てないんだけどね。さて、こいつどうしよう。縛りは解禁しても良いよね?飽きたし。もう魔法とか使っていい?流石に魔法はやめよう。う~ん・・・【縮地】は使っても良いよね?でもなぁ、それ使うとヌルゲーになるんだよなぁ。よし。アイツも自分を強化したんだから俺も強化していいよな。だから【剣神流剣術】解禁にしよう。・・・え?強化の規模が違う?んな細けーことは良いんだよ。
では、【剣神流剣術】が使えるようになったことだし、これの武技でも使おうかな。
先ずは【神足通】を使ってジョセフの背後に一瞬で移動する。そこでジョセフを見てみると、刹那の間に居なくなった俺を必死に探している。馬鹿だなぁ。後ろの気配もわからないのかね。
いまだに俺を探しているジョセフの背中にかなり強力な武技を放つ。
「【電光石火】」
【電光石火】。名前の通り、素早く相手を切りつける武技。威力は上乗せされないけど、一撃を繰り出すまでの速度は肉眼では捉え切れない。恐らく、この技を回避しようとするならば、未来予知や【神足通】でも使わない限り無理だろう。同じ即撃系武技の【居合】は、ステータスが上がれば目でも追えるし、放たれてからでも回避はできる。
俺の攻撃をもろに食らったジョセフは、その場で崩れ落ちた。勿論、殺してなどいない。この時だけは【武神】を解禁させてもらった。だってこれがないと相手殺しちゃうもん。でも【武神】があれば手加減のようなものが出来るので、この時だけは使わせてもらった。良いよね?
「勝者、Fランク冒険者・キラ!」
審判がそう言うと、周りにいた観客達から一斉に歓声が沸いた。・・・観客いたんだ。
俺が観客がいたことに驚いていると、ミライとカオリ、サクラが近づいてきた。
「おめでとうございます、キラ君」
「おめでと」
「・・・おめ」
それぞれが俺に祝福の言葉を言ってくれた。素直に嬉しい。
「いや~坊主強えぇな」
「まぁな。それより、俺が勝ったんだ。俺が要求したことを守ってもらうぞ」
「そんなことは聞いてねぇぞ!」
「今言った。それにそこまで難しい事じゃない。お前が使った【制限・超越】、どこで覚えた?」
「ん?んなことでいいのか?あれはこの近くにある【力の試練】ってダンジョンをクリアしたら覚えられるんだ」
「そうか」
「まさかお前、あそこに行く気か?やめとけって。あそこは自分よりも強い魔物が出てくるようになってんだ。お前がいくら強くたってたぶん無理だぞ」
「お前が出来るなら俺にもできる」
「いや、俺様はNPCだから、最初からこのスキルは持ってたぜ?」
「おい。メタイ話すんなよ・・・」
そうだろうなとは思ってたけど、本人の口からは聞きたくなかった。
【力の試練】か・・・。行きたいけど、暇になってからでいいかな。そこまで必要とはしてないし。ただ決闘の時に手加減が面倒くさいな、ってだけだし。
「それで?坊主たちはこれからどうすんだ?」
「何故おまえに教えないといけないんだ?」
「教えたくないならいいけどよぉ」
「じゃ、教えたくない。じゃあな」
「おう!またな!」
俺、じゃあなって言っただけで、また会おうなんて言ってないんだけどなぁ。また決闘しかけていたらボコボコにしよう、そうしよう。
「さて、アイツいなくなったし、家探ししようぜ」
「そうね」
「そうですね」
「・・・家?」
あれ、サクラにはまだ言ってなかったんだっけ。なら今説明するか。
「俺たちがここに来た理由は、家を買うためなんだよ」
「・・・初耳」
「で、その家を探すのと、ミライたちの冒険者登録のためにこの冒険者ギルドに来たわけ」
「・・・なるほど」
「で、サクラも俺達のパーティーなんだから一緒に家決めようぜ!」
「・・・当然」
さて、サクラへに説明も終わったし、家を探しますか。
俺達は、訓練場から出て、冒険者ギルド一階受付まで戻ってきていた。ここで家を紹介してもらうなり、家を取り扱っている商会を紹介してもらうなりしようと思っている。・・・商会と紹介でダジャレを狙ってたわけじゃないからね?
「なぁ、家を買いたいんだが、どうすれば良い?」
受付に居た、爽やかそうな見た目をした男性職員に話しかけた。・・・くそっ、イケメンが・・・とりあえず【天変地異】でも体内に打ってやろうか。グロそうだからやらないけど。
「家、ですか?それでしたら、私共がお探しいたしますので、条件を」
「う~ん。敷地面積が広ければ、どこでもいいぞ」
「それだけですか?」
「あ、周りにあまり人がいない方が良いな」
「わかりました。ご予算はお幾らほどですか?」
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「わかりました。では、12日程、お待ちいただいてもよりしいでしょうか?様々な商会の方々との話し合いもありますし」
「12日だな。わかった」
「はい。・・・では、他にお要件はありますか?」
「いや、ない。ありがとう」
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「あぁ」
すんなり決まったな。それにしても12日か。最大レベルまで上げられるな。・・・副産物と化しているお金とかどれくらい貰えるんだろう。普通に考えて二億の十倍だから二十億かな?ははっ、お金の単位がおかしいぞ?レベルを最大まで上げるなら、スキルの方のレベルも最大まで上げたいよな。恐らくスキルの方の最大レベルは変わってないと思うから、俺の場合は楽勝。ミライとかは結構時間掛かるかな?でも制限がないからすぐに最大まで上がりそう。一日で終わらせる予定だけど。
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