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本編
友を守るため②
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「の、徳仁……それ以上 言わなくて良いよ。ちゃんと、やる……から」
出来たばかりの友人を、これ以上貶められたく無い。
ゆっくりと深い呼吸を数度繰り返し、覚悟を決めた。俺なんかじゃ こんな守り方しか出来ないけど、少しでも徳仁が小柴くんを忘れるように……。
画面を背にして四つん這いになり、羞恥に震えながらも 魅せつけるように双丘に指を這わせる。
「まずは、何したら良いの? 触れば……良いのかな?」
「……そんなに小柴くんが大切なんだね めぐ」
ため息と一緒に吐き出された言葉は、少し物悲しく聞こえた。
「一昨日、チェストの一番下にアダルトグッズ入れといてあげたから。」
「はあ?! いつの間にそんな!」
「何? 大切な小柴くんの為にも1人エッチするんでしょ? とりあえずローションと一緒にどれか1つ玩具取って」
渋々チェストの引き出しを開けると、6種類ほどの玩具が入っていた。
「……分かった」
心の中で、声にならない呻きをあげつつも一番辛くなさそうな細長いマイクの様な形をした電動マッサージ器を手に取った。
「へぇー、環はデンマが好きなんだ? てっきりディルドにするかと思ってたよ。それ、防水タイプだから直接ローションつけても大丈夫だよ」
別に好きな訳じゃないと弁解しつつ、ローションで後孔を湿らせてからマッサージ機をあてがった。
ゆっくりと深呼吸をして、 ぬるぬると徳仁に見せ付けるように意識しながら動かす。
「……んっ……」
ゴムの擦れる不快感に声が漏れる。
「ねぇめぐ、それ電源入ってないよね。振動させなきゃマッサージにならないよ? ちゃんと動いてるやつ挿れて遊んでよ」
「まだ……挿らないよ」
ワンチャン画面越しなら 振動させてない事に気付かれないのでは? なんて甘えた考えだった。
気乗りはしないが 電源を入れて振動させる。思ったよりも振動が強くて驚いた。
「それ、膝裏か太腿の内側にあてて ゆっくり動かして」
「えっと……こうかな……?」
痛そうに感じた振動は、緊張した筋肉を程よく解してくれて 普通にマッサージとしては気持ちがいい。
が、上に上がるにつれて鈍い振動が局部まで伝わってむず痒い。
「尻たぶを解すように……そう、ゆっくり……ローション追加して孔の周りをクルクル撫でるようにマッサージするんだよ 環」
言われた通りにローションを追加すると、ヒンヤリした液体に俺の中心が軽く震えて反応した。
出来たばかりの友人を、これ以上貶められたく無い。
ゆっくりと深い呼吸を数度繰り返し、覚悟を決めた。俺なんかじゃ こんな守り方しか出来ないけど、少しでも徳仁が小柴くんを忘れるように……。
画面を背にして四つん這いになり、羞恥に震えながらも 魅せつけるように双丘に指を這わせる。
「まずは、何したら良いの? 触れば……良いのかな?」
「……そんなに小柴くんが大切なんだね めぐ」
ため息と一緒に吐き出された言葉は、少し物悲しく聞こえた。
「一昨日、チェストの一番下にアダルトグッズ入れといてあげたから。」
「はあ?! いつの間にそんな!」
「何? 大切な小柴くんの為にも1人エッチするんでしょ? とりあえずローションと一緒にどれか1つ玩具取って」
渋々チェストの引き出しを開けると、6種類ほどの玩具が入っていた。
「……分かった」
心の中で、声にならない呻きをあげつつも一番辛くなさそうな細長いマイクの様な形をした電動マッサージ器を手に取った。
「へぇー、環はデンマが好きなんだ? てっきりディルドにするかと思ってたよ。それ、防水タイプだから直接ローションつけても大丈夫だよ」
別に好きな訳じゃないと弁解しつつ、ローションで後孔を湿らせてからマッサージ機をあてがった。
ゆっくりと深呼吸をして、 ぬるぬると徳仁に見せ付けるように意識しながら動かす。
「……んっ……」
ゴムの擦れる不快感に声が漏れる。
「ねぇめぐ、それ電源入ってないよね。振動させなきゃマッサージにならないよ? ちゃんと動いてるやつ挿れて遊んでよ」
「まだ……挿らないよ」
ワンチャン画面越しなら 振動させてない事に気付かれないのでは? なんて甘えた考えだった。
気乗りはしないが 電源を入れて振動させる。思ったよりも振動が強くて驚いた。
「それ、膝裏か太腿の内側にあてて ゆっくり動かして」
「えっと……こうかな……?」
痛そうに感じた振動は、緊張した筋肉を程よく解してくれて 普通にマッサージとしては気持ちがいい。
が、上に上がるにつれて鈍い振動が局部まで伝わってむず痒い。
「尻たぶを解すように……そう、ゆっくり……ローション追加して孔の周りをクルクル撫でるようにマッサージするんだよ 環」
言われた通りにローションを追加すると、ヒンヤリした液体に俺の中心が軽く震えて反応した。
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