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シバース(飼い主になる男×柴犬になる男/溺愛/甘々/ハピエン)
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くそむかつく上司の下で働くのも 1年がすぎたある日の事だった。
朝から何と無く体調不良を感じていたものの、その日も押し付けられた大量な資料作成を片付けるために残業して なんとか終電に間に合うかと思ったその時、運悪く 飲み会帰りの上司に会ってしまったのだ。
そして流れるように綺麗なお姉さんの居るお店に連れて行かれ、馬鹿みたいにはしゃぐ上司の隣でちびちびとぬるくなって来たビールを呑んだ。
やっと解放されるかと思いきや、今度はイケメンのバーテンダーがいる会員制のバーに連れて行かれて 度数の高い酒を飲まされた。
俺が覚えているのはここまでで、気付いた時には 何故か鉄格子の小さな檻の様な場所で見慣れぬ部屋に寝て居た。
「わん!……わん?わんわん!」
なんだここ!……犬の鳴き声?なんで俺の声が犬なんだ!?
驚いて声を出すと、何故か犬の鳴き声しか出なくて俺はパニック寸前だった。
いくら声を上げても 誰も居ないようで物音一つ聞こえない。不安になって手を伸ばすと俺の手はぷにぷにの肉球の付いた可愛らしいわんこのそれだった。
υ´• ﻌ •`υクゥーン
不安で寂しくて怖くなった途端、俺の喉からは可愛らしい鳴き声が漏れた。
ガシャガシャとケージを手で引っ掻くがビクともしなくて、どうしたらいいかとしっぽを追いかけるようにぐるぐると回りながら頭を悩ませていると、鉄の擦れる音が微かに聞こえた後に錠の外れる鈍い音が響いて、すこし高い金属の擦れる音と共に外気に混ざる騒音が俺の耳になだれ込んで来た。
「ただいま~」
聞いた記憶の無い 若い男の声がドアの閉まる音と一緒に響いて、足音が近付いてくる。
グルル……
喉を震わせながら警戒レベルを上げて音のするドアを睨み付ける。
ドアに付けられたレバーハンドルがゆっくりと下がり、夏の匂いと香水の華やかな良い香りが俺の鼻腔をくすぐった。
「わんこー生きてるかぁー?お、ちゃんと起きてんな。お前昨日、路地裏に倒れてて心配したんだぞ~」
頬を緩ませた男の整った顔がケージに近寄って来た。
クゥーン……
何者かは分からないが、どうやら俺を助けてくれた恩人らしい事だけは分かった。
お礼をする為に背筋を伸ばしてお座りすると、少しだけ頭を下げてみた。
「お~!お前俺の言ってることわかる?もしかしてシバースの人だったりする?」
「クゥーン?」
小首を傾げて耳をピクつかせ、今聞いた言葉を反芻しながら、無意識に腰を上げると先程同様ぐるぐるとゆっくり回り始めた。
シバースって最近よく聞くあれ?ストレス過多で柴犬になっちゃうって噂の……?え、俺が?いや、でも確かにここ1年程強いストレスを感じ続けていた自覚はある。昨日は体調も悪かったのに上司に連れ回されて、呑まされて……なるほど。本当に俺はシバースだと考えれば今の状況に納得が出来るな。
「わん!」
自分の中で結論が出ると、座っていた場所に腰を落ち着けて 肯定の意味で一声上げた。
「ふふ ふふふ、そっかそっか。シバースの人なんだ?じゃぁ、そこから出てくる?」
目の前の男は何か思い出し笑いでもしてるのかと思うような力の抜けた顔で、嬉しそうにケージを開けた。
すぐに男の側へ寄るのは心配で、警戒しながら様子を見ていると、男はケージから手を離して中にある水の入った皿を覗いた。
「大丈夫。俺別に悪いヤツじゃないし、怖い事しないよ?あれ?まだなんも飲んでない?飯は?腹すいたっしょ?カリカリはやっぱやだった?なんか用意すんね」
ケージの扉を開けたまま立ち上がると男はどこかへ消えて行った。
俺はと言うと、姿が見えなくなってからくんくんと周りの匂いを嗅ぎながら1歩1歩足を前に進めた。部屋を見回しながら一周していると 男の消えて行った方向から美味しそうないい匂いが漂って来て俺に空腹感を感じさせた。
しばらくすると、男が戻ってくる足音が聞こえて 急いでケージへと戻った
「ははっ!隠れなくて良いのに。出ておいでよ君のご飯も作ったよ?」
後ろ足がケージに入る前に姿を見せた男は俺を見て笑いながら美味しそうな香りの皿をふたつローテーブルに置いて座った。
「う~、わん!」
「あ、ちゃんと犬用のレシピにしておいたから、今の君でも大丈夫だよ。とりあえず今はここ置くね」
レシピの書かれたスマホ画面を俺に見せながらそう言うと、皿をケージの中に入れて、自分の食事を食べ始めた。
「……わふっ」
空腹感に耐えられなくなった俺は、いただきますと頭を下げてから口を付けた。
キャベツ、人参、小松菜、ブロッコリーなどのよく煮込まれた野菜のスープと、柔らかいペンネにさっぱりとしたササミが混ぜられた適度な温度の美味しい食事に、つい夢中になって 最後の1滴まで舌で舐めとっていた。
「美味しかった?」
満足して顔を上げると、男が心底嬉しそうな顔でそう訪ねてきた。
「わん!」
美味しかった!そう伝えたくて笑顔で一声上げると、弾む声でそっかそっかと微笑み、ケージの中から皿を取って立ち上がった。
υ´• ﻌ •`υクゥーン
何と無く 1人になるのは心細い気がして、俺もケージから出ると鼻先で男の脚を突いた。
どこ行くの?
「ちょっと片付けて来るだけだよ 一緒に来る?」
一瞬キョトンとした男はすぐに笑って言うと、俺の頭をひと撫でして歩き出した。大きくて暖かい手の温もりが胸を温めてくれた気がする。
それから1ヶ月程、彼と俺は一緒に過ごした。
彼は毎日、全身くまなく丁寧にブラッシングをして、ルームランナーで一緒に運動をし、美味しい食事を作ってくれたのに、俺は未だに犬の姿のままだった。
「よっぽど耐えられないストレスだったんだね。たくさん頑張ってたんだ?偉いね」
それからも彼は毎日ブラッシングをしながら俺を沢山褒めてくれて、時折俺の腹に顔を埋めて深呼吸する様になった。
「ん~君、ポップコーンみたいな匂いがしてすごい好き」
寝転ぶ俺に鼻先を擦り付けながら幸せそうに言う男に俺は次第に恋をしていたんだと思う。
クゥーン クゥーン
匂いを嗅がれたり、「可愛いね」「好きだよ」と言われるたびに、背筋がゾクゾクとして、なんだか変な気分になるんだ。
「今日は一緒に寝てくれる?おいで」
その日、いつもより少し遅い時間に仕事から帰ってきた彼は疲れてる様だった。
ベッドに横になって彼に擦り寄ると、彼は俺を撫でながら匂いを嗅ぎ、好きだと言って初めて鼻先にキスをしてから眠りに着いた。
翌朝目覚めると、俺の体は元に戻っていて 何も身に着けて居ないまま彼に抱き締められていた。
「んっ……?ん~?」
薄く目を開けた彼は、不思議そうに俺の腰を撫でると、しっかりと目を開けて俺をぼーっと見つめた。
「えっと……おはようございます」
「ん~、はよ~。君、人間に戻ったの?」
腰元を撫でる手は止めず、眠そうに挨拶をすると 優しい微笑みを浮かべながらおめでとうと囁いて鼻先に唇を落とした。
「も、もう 犬じゃないので撫でなくて大丈夫ですよ?」
時折しりたぶまで触れる指で ゾクゾクと背筋まで快感が走り 隆起する欲望に気付かれまいと腰を動かす。
「ん?ああ、うん。俺は大丈夫。気にしないからもう少し撫でてたい。君、つるつるだね」
何を言われたのか一瞬理解出来ずにされるがまま抱き戻されると、隆起した素肌に彼の脚が触れ 予期せず甘い声が漏れてしまった。
「ふふ、可愛い」
犬の時と全く変わらず俺に微笑み、好きだと言いながら 額にキスをした
「そっ!んなこと……言われたら、本気にしちゃいますよ?」
「うん?本気だよ」
ふわふわと眠そうな彼の言葉を、どこまで信じていいのかと疑っていると、彼は少し体を起こして俺に覆い被さり 唇にちゅっと、音が鳴るだけのキスをして……
「あ、ちゅーしてもいい?」
「聞く前にしたじゃないですか」
「じゃ、もう1回ちゃんとちゅーしてもいい?」
「はい、して欲しいです」
返事が言い終わる前に唇が重なり、俺たちの蕩けるような日々がスタートした。
その後ブラックな会社は退職し、在宅ワーク出来る会社に就職した受けは、締切に追われて時折 柴犬の姿になったものの、攻めの愛情表現によって直ぐに元に戻って甘い夜を過ごすのでした。
朝から何と無く体調不良を感じていたものの、その日も押し付けられた大量な資料作成を片付けるために残業して なんとか終電に間に合うかと思ったその時、運悪く 飲み会帰りの上司に会ってしまったのだ。
そして流れるように綺麗なお姉さんの居るお店に連れて行かれ、馬鹿みたいにはしゃぐ上司の隣でちびちびとぬるくなって来たビールを呑んだ。
やっと解放されるかと思いきや、今度はイケメンのバーテンダーがいる会員制のバーに連れて行かれて 度数の高い酒を飲まされた。
俺が覚えているのはここまでで、気付いた時には 何故か鉄格子の小さな檻の様な場所で見慣れぬ部屋に寝て居た。
「わん!……わん?わんわん!」
なんだここ!……犬の鳴き声?なんで俺の声が犬なんだ!?
驚いて声を出すと、何故か犬の鳴き声しか出なくて俺はパニック寸前だった。
いくら声を上げても 誰も居ないようで物音一つ聞こえない。不安になって手を伸ばすと俺の手はぷにぷにの肉球の付いた可愛らしいわんこのそれだった。
υ´• ﻌ •`υクゥーン
不安で寂しくて怖くなった途端、俺の喉からは可愛らしい鳴き声が漏れた。
ガシャガシャとケージを手で引っ掻くがビクともしなくて、どうしたらいいかとしっぽを追いかけるようにぐるぐると回りながら頭を悩ませていると、鉄の擦れる音が微かに聞こえた後に錠の外れる鈍い音が響いて、すこし高い金属の擦れる音と共に外気に混ざる騒音が俺の耳になだれ込んで来た。
「ただいま~」
聞いた記憶の無い 若い男の声がドアの閉まる音と一緒に響いて、足音が近付いてくる。
グルル……
喉を震わせながら警戒レベルを上げて音のするドアを睨み付ける。
ドアに付けられたレバーハンドルがゆっくりと下がり、夏の匂いと香水の華やかな良い香りが俺の鼻腔をくすぐった。
「わんこー生きてるかぁー?お、ちゃんと起きてんな。お前昨日、路地裏に倒れてて心配したんだぞ~」
頬を緩ませた男の整った顔がケージに近寄って来た。
クゥーン……
何者かは分からないが、どうやら俺を助けてくれた恩人らしい事だけは分かった。
お礼をする為に背筋を伸ばしてお座りすると、少しだけ頭を下げてみた。
「お~!お前俺の言ってることわかる?もしかしてシバースの人だったりする?」
「クゥーン?」
小首を傾げて耳をピクつかせ、今聞いた言葉を反芻しながら、無意識に腰を上げると先程同様ぐるぐるとゆっくり回り始めた。
シバースって最近よく聞くあれ?ストレス過多で柴犬になっちゃうって噂の……?え、俺が?いや、でも確かにここ1年程強いストレスを感じ続けていた自覚はある。昨日は体調も悪かったのに上司に連れ回されて、呑まされて……なるほど。本当に俺はシバースだと考えれば今の状況に納得が出来るな。
「わん!」
自分の中で結論が出ると、座っていた場所に腰を落ち着けて 肯定の意味で一声上げた。
「ふふ ふふふ、そっかそっか。シバースの人なんだ?じゃぁ、そこから出てくる?」
目の前の男は何か思い出し笑いでもしてるのかと思うような力の抜けた顔で、嬉しそうにケージを開けた。
すぐに男の側へ寄るのは心配で、警戒しながら様子を見ていると、男はケージから手を離して中にある水の入った皿を覗いた。
「大丈夫。俺別に悪いヤツじゃないし、怖い事しないよ?あれ?まだなんも飲んでない?飯は?腹すいたっしょ?カリカリはやっぱやだった?なんか用意すんね」
ケージの扉を開けたまま立ち上がると男はどこかへ消えて行った。
俺はと言うと、姿が見えなくなってからくんくんと周りの匂いを嗅ぎながら1歩1歩足を前に進めた。部屋を見回しながら一周していると 男の消えて行った方向から美味しそうないい匂いが漂って来て俺に空腹感を感じさせた。
しばらくすると、男が戻ってくる足音が聞こえて 急いでケージへと戻った
「ははっ!隠れなくて良いのに。出ておいでよ君のご飯も作ったよ?」
後ろ足がケージに入る前に姿を見せた男は俺を見て笑いながら美味しそうな香りの皿をふたつローテーブルに置いて座った。
「う~、わん!」
「あ、ちゃんと犬用のレシピにしておいたから、今の君でも大丈夫だよ。とりあえず今はここ置くね」
レシピの書かれたスマホ画面を俺に見せながらそう言うと、皿をケージの中に入れて、自分の食事を食べ始めた。
「……わふっ」
空腹感に耐えられなくなった俺は、いただきますと頭を下げてから口を付けた。
キャベツ、人参、小松菜、ブロッコリーなどのよく煮込まれた野菜のスープと、柔らかいペンネにさっぱりとしたササミが混ぜられた適度な温度の美味しい食事に、つい夢中になって 最後の1滴まで舌で舐めとっていた。
「美味しかった?」
満足して顔を上げると、男が心底嬉しそうな顔でそう訪ねてきた。
「わん!」
美味しかった!そう伝えたくて笑顔で一声上げると、弾む声でそっかそっかと微笑み、ケージの中から皿を取って立ち上がった。
υ´• ﻌ •`υクゥーン
何と無く 1人になるのは心細い気がして、俺もケージから出ると鼻先で男の脚を突いた。
どこ行くの?
「ちょっと片付けて来るだけだよ 一緒に来る?」
一瞬キョトンとした男はすぐに笑って言うと、俺の頭をひと撫でして歩き出した。大きくて暖かい手の温もりが胸を温めてくれた気がする。
それから1ヶ月程、彼と俺は一緒に過ごした。
彼は毎日、全身くまなく丁寧にブラッシングをして、ルームランナーで一緒に運動をし、美味しい食事を作ってくれたのに、俺は未だに犬の姿のままだった。
「よっぽど耐えられないストレスだったんだね。たくさん頑張ってたんだ?偉いね」
それからも彼は毎日ブラッシングをしながら俺を沢山褒めてくれて、時折俺の腹に顔を埋めて深呼吸する様になった。
「ん~君、ポップコーンみたいな匂いがしてすごい好き」
寝転ぶ俺に鼻先を擦り付けながら幸せそうに言う男に俺は次第に恋をしていたんだと思う。
クゥーン クゥーン
匂いを嗅がれたり、「可愛いね」「好きだよ」と言われるたびに、背筋がゾクゾクとして、なんだか変な気分になるんだ。
「今日は一緒に寝てくれる?おいで」
その日、いつもより少し遅い時間に仕事から帰ってきた彼は疲れてる様だった。
ベッドに横になって彼に擦り寄ると、彼は俺を撫でながら匂いを嗅ぎ、好きだと言って初めて鼻先にキスをしてから眠りに着いた。
翌朝目覚めると、俺の体は元に戻っていて 何も身に着けて居ないまま彼に抱き締められていた。
「んっ……?ん~?」
薄く目を開けた彼は、不思議そうに俺の腰を撫でると、しっかりと目を開けて俺をぼーっと見つめた。
「えっと……おはようございます」
「ん~、はよ~。君、人間に戻ったの?」
腰元を撫でる手は止めず、眠そうに挨拶をすると 優しい微笑みを浮かべながらおめでとうと囁いて鼻先に唇を落とした。
「も、もう 犬じゃないので撫でなくて大丈夫ですよ?」
時折しりたぶまで触れる指で ゾクゾクと背筋まで快感が走り 隆起する欲望に気付かれまいと腰を動かす。
「ん?ああ、うん。俺は大丈夫。気にしないからもう少し撫でてたい。君、つるつるだね」
何を言われたのか一瞬理解出来ずにされるがまま抱き戻されると、隆起した素肌に彼の脚が触れ 予期せず甘い声が漏れてしまった。
「ふふ、可愛い」
犬の時と全く変わらず俺に微笑み、好きだと言いながら 額にキスをした
「そっ!んなこと……言われたら、本気にしちゃいますよ?」
「うん?本気だよ」
ふわふわと眠そうな彼の言葉を、どこまで信じていいのかと疑っていると、彼は少し体を起こして俺に覆い被さり 唇にちゅっと、音が鳴るだけのキスをして……
「あ、ちゅーしてもいい?」
「聞く前にしたじゃないですか」
「じゃ、もう1回ちゃんとちゅーしてもいい?」
「はい、して欲しいです」
返事が言い終わる前に唇が重なり、俺たちの蕩けるような日々がスタートした。
その後ブラックな会社は退職し、在宅ワーク出来る会社に就職した受けは、締切に追われて時折 柴犬の姿になったものの、攻めの愛情表現によって直ぐに元に戻って甘い夜を過ごすのでした。
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