SS置き場 (ツイノベ /ネタ書き/短編)

紫陽さらり

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♡超イケメン×平凡(ハピエン(?)/ネタ書き/いつか書けたらいいな)

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  最初はイケメンと居られて超絶幸せハッピー☆ってなっててもイケメンが激モテしてたり 顔面偏差値の差で平凡が影で蔑まれたりで何と無く一緒に居るのが辛くなる。
 だけど別れたくはない平凡はどうしたらいいか1人で悩んでしまう。

  その辺の微妙な気持ちにはイケメンは全然気付いてあげられ無くて 最初ほど外で会うのを嫌がるようになった平凡は 自分に飽きて来たのかも知れないと不安になる。

 一方イケメンは 最近一緒に居るのが当たり前過ぎて平凡との自分にダラけ過ぎてたかも知れない とジムに通って筋トレする様になる
  
 益々色気の増してカースト上位すぎるイケメンが自分とは住む世界が違う気がして 連絡を控え始めてしまう平凡は 元々仲良かった同じレベルの当て馬くんに相談する

  イケメンと平凡が付き合う前から実は平凡が好きだった当て馬は 親身に相談に乗るけどあわよくば奪い取ったり出来ないかな…と下心を持ち合わせている事に申し訳なさを感じて 平凡に黙ってイケメンへ平凡が悩んでる事を打ち明ける

「お前がちゃんと引き止めないと 俺がアイツ貰うから」

 顔や見た目で付き合ってるのではなく、平凡が自分を理解してくれる所や自分と居る時の愛らしい人柄に魅力を感じて付き合ってるイケメンには顔面偏差値の差で劣等感を覚える事はやっぱり理解出来なくて 悩みながらも平凡に逢いに行く突然逢いに来たイケメンに驚きながらも 久しぶりに会えた愛しい人に喜びそうになる平凡
  
「急にどうしたの?これから当て馬くんと会う予定なんだ」

 ぎこちない笑顔で対応する平凡から当て馬くんの名前を聞いて嫉妬したイケメンは玄関に入った瞬間平凡を抱きしめて唇を奪った

「っ!?んっ んん」

 咄嗟に押し返そうとする平凡を逃がさないとばかりに抱き締める腕に力を込めて 呼吸すら奪う様に より一層深く口内に潜り込んだイケメン 
 突然の事すぎて思考が停止した平凡は次第にねっとりと絡み付く舌に夢中になっていく

  聞こえて来るのはお互いの荒い息遣いとくちゅくちゅといやらしく響く水音だけ

 まるで世界に2人だけになった様な錯覚すら覚える 

 混ざりあって溢れ出た唾液が口の端から首筋まで垂れるほど長い間重ねた唇を名残惜しく離すと イケメンが真剣な表情で

  「君が何に悩んでるのかやっぱり理解できてないんだけど 俺は他の誰でもなく君じゃなきゃダメで君を世界で一番愛してるんだ。お願いだから、俺から離れないで」

 平凡はなんで自分が悩んでる事がイケメンにバレてるのか分からなかったけど イケメンが不安そうな事も 焦ってる事も ひどく真剣な言葉である事も、自分じゃなきゃダメだ と言ってくれてる事も嬉しくて、なんてちっぽけな事で悩んでたんだろう イケメンのそばに居たいと思ったのはイケメンの顔が良かったからではなく、何事にも全力で取り組むカッコ良さや誰にでも紳士に対応する誠実さに惚れたからであって そもそも自分と違う、自分に無いカッコ良さや自分にだけ見せてくれる可愛い所に惚れていたんだと気付く。

「ごめん、ごめんね。勝手に劣等感感じて距離置いて……俺、俺も離れたくない」

 お互いにぎゅっと抱きしめ合って、今度は先程とは違う優しい口付けをしながら靴を脱ぐイケメン

「今日は当て馬くんと会わないで」
「……うん」
「抱いて良い?」

 返事の言葉は唇に遮られたものの 互いの昂りだけで返事は不要だった 唇を重ねては離れてを繰り返し、お互いの服を脱がしながらベッドルームへと移動する

「ッんぁ、待って 準備しなきゃ」
「ごめん、待てそうにない」
「んっ……でも……ぁッ」

  たっぷりと愛撫されて何度も絶頂を迎えてくったくたになるまで愛された平凡はその後も何度かイケメンとの差に不安になるけど、その度に素直に話してめちゃくちゃ愛されて 大切にされてくお話

 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
 当て馬くんは結局ずっと2人に別れて欲しいけど平凡くんの幸せを壊したくなくてなんだかんだ支えてあげる優しい子。後に親しい人だけ呼んだ結婚式に呼ばれて号泣するけどそこで出会ったイケメンくんの知り合いと幸せになれば良いな。
 
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