SS置き場 (ツイノベ /ネタ書き/短編)

Twitter相互様企画 BL・七夕なので自キャラで甘いワンシーン 【てるしゅん】(幼馴染み/年の差/甘々?)

「あ～！ 見てぇー！ 結ちゃん昔のアルバム出て来たよ～♡」
「やーん♡しゅんちゃん可愛い～♡」

　七夕飾りをリビングで作っていると、母の藍子が大きな声を出して何やら結ちゃんと楽しげにしている声が聞こえて来た。
　
「あっちは相変わらず楽しそうだな」
　
　昔から仲の良い母達の居る方をチラッと目視で確認だけした 僕の恋人は短冊用に色紙を切り分けていた。

「てるにぃ～そこの折り紙取って～」

　テーブルに置かれた 折り紙を取ってもらうと、畳んで切込みを入れ 大漁を祈願して飾りる投網とあみの形や、半分に切った輪の部分を少し切ったものをくるっと丸めて、魔よけや神様が読みやすくなるよう、短冊を照らす為のぼんぼりを作る。

　願い事を書く 5色の短冊を切り終えた晃之は 折り鶴を何羽も折り始めていた。

「次何作ろ～かなぁ？ てるにぃ、投網とぼんぼり3個ずつ作ったんだけど、あと何作ろう？」

「ん？ んー……星とか3角つなぎとか、輪っかのやつでいいんじゃないか？」

「じゃぁ……僕お星様つくる！」

　ふんふんと鼻歌を口ずさみながら スマホで折り方を検索して、確認しながら星型の折り紙を何個かつくり、ついでに三角に切った折り紙とカラフルな紐にテープでつけて繋げていく。

「おー星さーまーきーらきらー♪」

「しゅん」

「なぁに？」

　てるにぃに呼ばれて顔を上げると、掠めるようにちゅっと僕の唇がさらわれた。

「んっ……ｯ!?」

「わりぃ、可愛くて したくなった」

　びっくりして口元を抑えると、愛しそうに微笑んだてるにぃが 僕の頭を撫でて作業に戻っていった。



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pixivにはもう少し長いのを置いてあります。
少しでも気になったら見て頂ければ嬉しいです♡

因みに5色の短冊にはそれぞれ意味があるらしいですよ☆

赤       ：先祖や親に感謝
青(緑)：人間力を高める、徳を積む
黄色  ：人を信じ 大切に思う
紫(黒)：学業向上
白      ：義務や決まりを守る