22 / 52
第一章 ダンジョンコアを手に入れました!?
第22話 サポートシステム召喚
しおりを挟む
朝、目を覚まし身支度を整えると、俺は今日の予定を考える。
今日はルーナとの約束もないので、たまりにたまったDPをどうにかしようと考える。
これだけDPが溜まっていれば、ダンジョンマスターという職業的なことを考えれば、ダンジョンを作るべきだろう。
「問題はどこに作るかなんだよな」
そもそもダンジョンを作ると言うことは、人類の敵側だ。
もちろん、ダンジョン内の鉱物や植物、魔獣を倒して得ることのできる素材や魔石の恩恵は計り知れないが、当然それは命がけだ。
ダンジョンには自然由来のものとダンジョンマスターがいるものとにわかれるが、特にダンジョンマスターがいる場合は、悪意を持って侵入者を殺すことだってできるのだ。
そもそもがダンジョンに侵入して中のものを奪うイコールそれはダンジョンマスターの家に強盗に来ているのと同じなのだ。
攻略されダンジョンコアが破壊されれば俺も死ぬことになる。
まあ、のじゃロリ狐神の話だと同じダンジョンマスターか英雄クラスの人物にしか壊せないという話なので、それ以外なら俺が直接戦って負けなければ何とかなるような気もするが……。
しかしせっかくの拠点となるダンジョンだ。
幻想水滸伝の主人公の城ではないが、大きな湖の中の島みたいなところに作りたいのだが、調べる限りでは近隣にないんだよなぁ。
しかも一度作ると、ダンジョンを移動させる場合にはそれまで使用したDPは戻ってくる事はなく、作ったダンジョンは当然なくなってしまう。
そうなると、しっかりとした場所を選定してダンジョンを作りたいが……。
ただ、早めに作ることも当然メリットがあって、敵対するであろう先に転移して来ているダンジョンマスターとの闘いにおいて、攻め込まれた場合には少しでも戦力を拡充しておくことができることは重要だ。
まあ、自分を強くして俺が全てを倒すということも、DP使ってスキルや魔法を覚えれば可能な気がしないでもない。
ダンジョンマスターだからダンジョンを作らなければいけないという発想から自分を強化すると言う発想転換も面白いのか?
「でもダンジョンポイントが大きく溜まるのが基本的にダンジョン内で起きた出来事にたいしてなんだよなぁ」
異世界から転移した経験を活かすなら、ダンジョンを作ってコアルームさえ守られるのなら、遊園地やテーマパークのようなアトラクションを作って殺伐とした戦いではなく、感情を動かしてDPを集めることも可能かもしれない。
「よし、決めた! 前に魔法の練習をした所が少し開けていて大きな岩場も点在していた。あそこなら近いし悪くない」
こういう時は悩みすぎるのも良くないだろう。
俺は町を出て少し歩いた所に少し開けた場所があり、魔法を撃ったりするのに適した大きな岩があったりする場所にダンジョンを作ることに決めた。
俺はダンジョンを作ると決めたその場所に移動すると、コアを取り出して意識を向けると透明なボードが現れてメニューが表示される。
そこから、ダンジョン1階層形成DP100,000を使い1階層を作成する。
入り口はゲートのような形をしていて、そこを通ると洞窟タイプのダンジョン1階層へと移動する。
階層自体はいくつか種類があるようだったが、洞窟タイプであれば1階層を作成するのに100,000DPでつくれるようだったのでとりあえず1~3階層を作成する。
階層移動はその階層の奥に魔法陣があり、それに乗ることで次の階層に行ける仕様のようだった。
ちなみにコアルームは3階層に魔法陣があり、そこから最後の俺の心臓部と呼べるコアルームへと繋がるようだった。
恐らくダンジョンの最深部の魔法陣がコアルームへと繋がるようになるのだろう。
現状では3階層まであるが、魔法陣を発動させないようにして階層移動できない状態に設定しておく。
進入口のゲートも今は見えないように設定した。
「とりあえず1階層の内部を作成してと」
俺は迷路のように1階層の通路を作り小部屋を作成しながら1階層を作り上げていく。
通路には時折、スライムポップ地点形成3,000DP(永続)、小部屋にはコアのレベルが上がって作れるようになっていたゴブリンポップ地点形成8,000DP(永続)を配置して行く。
さらにポップした魔物が倒された場合にはリポップ地点を形成していれば、一定期間後にそこから復活するようだった。
リポップ地点形成はポップ形成の半額ポイントで作ることが可能だったので、それぞれポップ地点を形成した数だけ配置する。
「よし、1階層はこんなものかな。次は2階層を作成していこう」
1階層を作り終えた俺は2階層も同様に作成していく。
ダンジョン内には水場やコケ類の配置も出来ることが判明し、自然に見えるように配置する。
2階層はゴブリンだけが出現するようにした。
やはり階層が上がるにしたがって少しずつ強くなっていく感じを出したいからね。
「次は3階層……とその前にコアのレベルがアップしたことで召喚できる魔獣も増えているが、コアレベル3でサポートシステム人格化、そしてなんとレベル4でエクストラモード限定スキルである『地球のものを等価交換で取り寄せる』が追加されているんだよなぁ。どちらも取得する場合は100万DPか……」
レベル3で取得可能なサポートシステム人格化って説明を見る限りだと、ダンジョンマスターの眷属が知識込みで召喚できるとあるので、自分の代わりにいろいろサポートをしてくれるキャラが召喚できるのだろう。
ラノベだと美少女サポートキャラというのが定番で、まさに相棒とヒロインを兼務した全てを任せることができるお助けキャラが召喚できるのではないだろうか?
そして『地球のものを等価で取り寄せるスキル』もエクストラモードで始めている以上は取得するのが当たり前のようなスキルだ。
しかしどちらも取得するためにはそれぞれ100万DPが必要だった。
現状ではどちらか一つしか取得できない。
俺は迷った末……、サポートシステムの人格化をすることに決めた。
だって可愛いもしくは美人な女性にサポートされたい。
これは仕方のないことなんだ。
俺は自己弁護をしながら、100万DPを使用してサポートシステムの人格化発動させる。
その瞬間、目の前に光が集まり……長身の人物が形成されて行く。
なんてドキドキの演出なんだ!
「マスター、召喚をしていただきありがとうございます」
目の前に立ったその人物はバリトンボイスで俺のことをマスターと呼んだ。
「あ、あぁ……。そうか。うん……そうか……」
「マスター? どうかなされましたか?」
なぜか執事服をまとったそのイケメンは、俺が失意の動揺を隠せていない返答をしたことを心配げに聞いてくる。
「ああ……いや、性別が男なんだなってな」
「はい。もしや女性が良かったのでしょうか? それは申し訳ありません。性別を選ぶためにはコアレベル5が必要です。ただ……一度サポートシステムの人格化をしますと、2度目は私が消滅した後でなければなりません。申し訳ありません」
「いや、良いんだ。勝手に女性が召喚されると思っていただけだからな。ところでどこまで理解をしている? と言うか名前はあるのか?」
「名前は決まっていません。マスターのお好きにお呼び下さい。私が理解していることですが、ほぼ全ての情報を認識しております。コアとマスターは一体化しておりますので、コアを得てから経験したことは全て知識として覚えています」
「なるほど。ではまずは名前だな。そうだな……お前の名前はレイリーだ」
「ハッ! このレイリー、粉骨砕身マスターをサポートさせていただきます」
「ああ、よろしく頼むよ」
俺は召喚したサポートシステムをレイリーと名付けた。
女性が召喚されると思って少し取り乱してしまったが、召喚してしまったものは仕方がない。
絶対に裏切らない優秀な部下ができたと思えば、十分すぎることだろう。
今日はルーナとの約束もないので、たまりにたまったDPをどうにかしようと考える。
これだけDPが溜まっていれば、ダンジョンマスターという職業的なことを考えれば、ダンジョンを作るべきだろう。
「問題はどこに作るかなんだよな」
そもそもダンジョンを作ると言うことは、人類の敵側だ。
もちろん、ダンジョン内の鉱物や植物、魔獣を倒して得ることのできる素材や魔石の恩恵は計り知れないが、当然それは命がけだ。
ダンジョンには自然由来のものとダンジョンマスターがいるものとにわかれるが、特にダンジョンマスターがいる場合は、悪意を持って侵入者を殺すことだってできるのだ。
そもそもがダンジョンに侵入して中のものを奪うイコールそれはダンジョンマスターの家に強盗に来ているのと同じなのだ。
攻略されダンジョンコアが破壊されれば俺も死ぬことになる。
まあ、のじゃロリ狐神の話だと同じダンジョンマスターか英雄クラスの人物にしか壊せないという話なので、それ以外なら俺が直接戦って負けなければ何とかなるような気もするが……。
しかしせっかくの拠点となるダンジョンだ。
幻想水滸伝の主人公の城ではないが、大きな湖の中の島みたいなところに作りたいのだが、調べる限りでは近隣にないんだよなぁ。
しかも一度作ると、ダンジョンを移動させる場合にはそれまで使用したDPは戻ってくる事はなく、作ったダンジョンは当然なくなってしまう。
そうなると、しっかりとした場所を選定してダンジョンを作りたいが……。
ただ、早めに作ることも当然メリットがあって、敵対するであろう先に転移して来ているダンジョンマスターとの闘いにおいて、攻め込まれた場合には少しでも戦力を拡充しておくことができることは重要だ。
まあ、自分を強くして俺が全てを倒すということも、DP使ってスキルや魔法を覚えれば可能な気がしないでもない。
ダンジョンマスターだからダンジョンを作らなければいけないという発想から自分を強化すると言う発想転換も面白いのか?
「でもダンジョンポイントが大きく溜まるのが基本的にダンジョン内で起きた出来事にたいしてなんだよなぁ」
異世界から転移した経験を活かすなら、ダンジョンを作ってコアルームさえ守られるのなら、遊園地やテーマパークのようなアトラクションを作って殺伐とした戦いではなく、感情を動かしてDPを集めることも可能かもしれない。
「よし、決めた! 前に魔法の練習をした所が少し開けていて大きな岩場も点在していた。あそこなら近いし悪くない」
こういう時は悩みすぎるのも良くないだろう。
俺は町を出て少し歩いた所に少し開けた場所があり、魔法を撃ったりするのに適した大きな岩があったりする場所にダンジョンを作ることに決めた。
俺はダンジョンを作ると決めたその場所に移動すると、コアを取り出して意識を向けると透明なボードが現れてメニューが表示される。
そこから、ダンジョン1階層形成DP100,000を使い1階層を作成する。
入り口はゲートのような形をしていて、そこを通ると洞窟タイプのダンジョン1階層へと移動する。
階層自体はいくつか種類があるようだったが、洞窟タイプであれば1階層を作成するのに100,000DPでつくれるようだったのでとりあえず1~3階層を作成する。
階層移動はその階層の奥に魔法陣があり、それに乗ることで次の階層に行ける仕様のようだった。
ちなみにコアルームは3階層に魔法陣があり、そこから最後の俺の心臓部と呼べるコアルームへと繋がるようだった。
恐らくダンジョンの最深部の魔法陣がコアルームへと繋がるようになるのだろう。
現状では3階層まであるが、魔法陣を発動させないようにして階層移動できない状態に設定しておく。
進入口のゲートも今は見えないように設定した。
「とりあえず1階層の内部を作成してと」
俺は迷路のように1階層の通路を作り小部屋を作成しながら1階層を作り上げていく。
通路には時折、スライムポップ地点形成3,000DP(永続)、小部屋にはコアのレベルが上がって作れるようになっていたゴブリンポップ地点形成8,000DP(永続)を配置して行く。
さらにポップした魔物が倒された場合にはリポップ地点を形成していれば、一定期間後にそこから復活するようだった。
リポップ地点形成はポップ形成の半額ポイントで作ることが可能だったので、それぞれポップ地点を形成した数だけ配置する。
「よし、1階層はこんなものかな。次は2階層を作成していこう」
1階層を作り終えた俺は2階層も同様に作成していく。
ダンジョン内には水場やコケ類の配置も出来ることが判明し、自然に見えるように配置する。
2階層はゴブリンだけが出現するようにした。
やはり階層が上がるにしたがって少しずつ強くなっていく感じを出したいからね。
「次は3階層……とその前にコアのレベルがアップしたことで召喚できる魔獣も増えているが、コアレベル3でサポートシステム人格化、そしてなんとレベル4でエクストラモード限定スキルである『地球のものを等価交換で取り寄せる』が追加されているんだよなぁ。どちらも取得する場合は100万DPか……」
レベル3で取得可能なサポートシステム人格化って説明を見る限りだと、ダンジョンマスターの眷属が知識込みで召喚できるとあるので、自分の代わりにいろいろサポートをしてくれるキャラが召喚できるのだろう。
ラノベだと美少女サポートキャラというのが定番で、まさに相棒とヒロインを兼務した全てを任せることができるお助けキャラが召喚できるのではないだろうか?
そして『地球のものを等価で取り寄せるスキル』もエクストラモードで始めている以上は取得するのが当たり前のようなスキルだ。
しかしどちらも取得するためにはそれぞれ100万DPが必要だった。
現状ではどちらか一つしか取得できない。
俺は迷った末……、サポートシステムの人格化をすることに決めた。
だって可愛いもしくは美人な女性にサポートされたい。
これは仕方のないことなんだ。
俺は自己弁護をしながら、100万DPを使用してサポートシステムの人格化発動させる。
その瞬間、目の前に光が集まり……長身の人物が形成されて行く。
なんてドキドキの演出なんだ!
「マスター、召喚をしていただきありがとうございます」
目の前に立ったその人物はバリトンボイスで俺のことをマスターと呼んだ。
「あ、あぁ……。そうか。うん……そうか……」
「マスター? どうかなされましたか?」
なぜか執事服をまとったそのイケメンは、俺が失意の動揺を隠せていない返答をしたことを心配げに聞いてくる。
「ああ……いや、性別が男なんだなってな」
「はい。もしや女性が良かったのでしょうか? それは申し訳ありません。性別を選ぶためにはコアレベル5が必要です。ただ……一度サポートシステムの人格化をしますと、2度目は私が消滅した後でなければなりません。申し訳ありません」
「いや、良いんだ。勝手に女性が召喚されると思っていただけだからな。ところでどこまで理解をしている? と言うか名前はあるのか?」
「名前は決まっていません。マスターのお好きにお呼び下さい。私が理解していることですが、ほぼ全ての情報を認識しております。コアとマスターは一体化しておりますので、コアを得てから経験したことは全て知識として覚えています」
「なるほど。ではまずは名前だな。そうだな……お前の名前はレイリーだ」
「ハッ! このレイリー、粉骨砕身マスターをサポートさせていただきます」
「ああ、よろしく頼むよ」
俺は召喚したサポートシステムをレイリーと名付けた。
女性が召喚されると思って少し取り乱してしまったが、召喚してしまったものは仕方がない。
絶対に裏切らない優秀な部下ができたと思えば、十分すぎることだろう。
0
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
グレイス・サガ ~ルーフェイア/戦場で育った少女の、夢と学園と運命の物語~
こっこ
ファンタジー
◇街角で、その少女は泣いていた……。出会った少年は、夢への入り口か。◇
戦いの中で育った少女、ルーフェイア。彼女は用があって立ち寄った町で、少年イマドと出会う。
そしてルーフェイアはイマドに連れられ、シエラ学園へ。ついに念願の学園生活が始まる。
◇◇第16回ファンタジー大賞、応募中です。応援していただけたら嬉しいです
◇◇一人称(たまに三人称)ですが、語り手が変わります。
誰の視点かは「◇(名前)」という形で書かれていますので、参考にしてください
◇◇コンテスト期間中(9月末まで)は、このペースで更新していると思います
しおり機能で、読んだ場所までジャンプするのを推奨です…
追放された最弱ハンター、最強を目指して本気出す〜実は【伝説の魔獣王】と魔法で【融合】してるので無双はじめたら、元仲間が落ちぶれていきました〜
里海慧
ファンタジー
「カイト、お前さぁ、もういらないわ」
魔力がほぼない最低ランクの最弱ハンターと罵られ、パーティーから追放されてしまったカイト。
実は、唯一使えた魔法で伝説の魔獣王リュカオンと融合していた。カイトの実力はSSSランクだったが、魔獣王と融合してると言っても信じてもらえなくて、サポートに徹していたのだ。
追放の際のあまりにもひどい仕打ちに吹っ切れたカイトは、これからは誰にも何も奪われないように、最強のハンターになると決意する。
魔獣を討伐しまくり、様々な人たちから認められていくカイト。
途中で追放されたり、裏切られたり、そんな同じ境遇の者が仲間になって、ハンターライフをより満喫していた。
一方、カイトを追放したミリオンたちは、Sランクパーティーの座からあっという間に転げ落ちていき、最後には盛大に自滅してゆくのだった。
※ヒロインの登場は遅めです。
異世界とは他の星系ですか
ゆみすけ
ファンタジー
ニートである、名前はまあいいか。 仕事をしていたが、首になった。 足が不自由になりセールスができなくなり自ら退職した。 未練はない。 働いていたときは、とりあえず給料はもらえた。 だから会社に不満はない。 すこし蓄えがあった。 それで食いつないでいる。 体が不自由なヒトの気持ちがすこしわかった。 アパートも引っ越した。 家賃が安いところをさがした。 贅沢はいえない。 今までの生活からダウンするのはつらかった。 一度覚えた贅沢は、なかなか制限できないものだ。 しかし、無い袖は触れない。 今日、昼なに食べようか、朝は無い、近所の安いスーパーでオニギリの安いやつでも、コンビニは高いから、スーパーのほうが安いから。 金が余分に無い、1日500円までだ。 足を引きずり歩く、すこしなら歩けるから。 声がする、 え、なに誰、聞えたのではなく、響いたから当然とまどった。 「聞えましたか、やっと聞えましたね。言葉理解できますか。」 だれ、頭に直接聞える声はだれだ。と思考した。 「まあ、だれでもいいでしょう。のちほど会ってからでも、とりあえずアポだけでもと思いまして。」 どうしたら会えるんだ。と思考した。 「あなたの時間に合わせます、だれもいないところで。」 なら近くの川の土手で夜7時ころなら誰もいないから。 「わかりました、では今夜7時ころ、そこの川の土手で。」と頭に響いて、その声はやんだ。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる