19 / 52
第一章 ダンジョンコアを手に入れました!?
第19話 ダンジョンポイント②(凌辱回)
しおりを挟む
「午後からはどうするか」
昼食を終えた俺は午後の予定を考える。
孤児院を探してみるかそれとも野盗の様子を見に行くかで迷ったが、野盗が悪さをしている場合に被害者が出てしまうことを考えて、前回に野盗と思われる輩が隠れていた場所へと足を向けた。
「離しなさい! 私を誰だと思っているのです。男爵家の娘と知っての狼藉ですか!」
俺が前回に野盗が隠れていた場所に近づくと声が聞こえる。
「ビンゴ!」
俺はこっそりと近づいて様子を見ると、馬車の近くに御者と思われる男と護衛と思われる男が倒れていて、執事のようなお爺さんは生きてはいるが膝をついていた。
そして貴族のご令嬢と思われる若い女性が、野盗三人に囲まれて手を掴まれていてそれに対抗している様子が目に映る。
俺は即座にアビリティライズを唱えると、サイキックを使い野盗三人のバランスを崩した。
「な、なんだ?」
「く、何が起きている?」
「クソ、足が!」
俺は三人が戸惑っている間に上昇した身体能力を使って近寄ると、三人を昏倒させる。
そして何かに使えるかと思って買っておいたロープで三人を縛ると、女性に話しかける。
「大丈夫か?」
「貴方! 助けに来るのが遅いのです! 貴方が来るのが遅れたせいで二人も亡くなってしまいました。お父様に言いつけて処罰をしてもらいますからね!」
「は? 一体何をいっているんだ? 俺が来なければお前は凌辱されるか売られるか、もしくは殺されていたんだぞ?」
「貴方こそ何を言っているのですか! 私は男爵家の娘です。手を出せばお父さまが報復をするのにそんなことになるわけがないでしょう」
いやいや、こいつは何を言っているんだ?
すでに自分の味方が二人も殺された状態で、なぜこんなに強気でいられる?
しかも俺が遅かったせい? 助けた俺に罰を与えるだって?
俺は考える。
この状況でこの女性を男爵家まで連れて帰ると、俺は処分を受けることになるという。
ここで亡くなっている二人は男爵家の味方であったが、俺は全く関係のない他人。
コイツの言い分であれば味方の二人が死んだのは俺のせいということになる。
男爵がその言い分を信じた場合、俺は殺されることになるのでは?
思い浮かんだ信じられない自分の未来を想像して……俺はここにいる全員をダンジョンコア内へ移動するように強く念じた。
すると、馬車を含めて死体と共に俺以外の全てがコアルームへと移動したのだった。
「これってもしかして、男爵令嬢を町へ連れて帰っていたら俺は本当に死ぬ危険性があったということか?」
前回このコアルームへ人を入れられた時は、俺は九死の状況だった。
そしてそれ以外の余裕がある時に、コアルームへ何かを吸収させようと思ってもそれができることはなかった。
俺の想像通りであれば、この男爵令嬢を助けて送り届けた結果……、俺は死ぬ可能性のある未来があったということになる。
「イベントが起きたと思ったらこんな事あるー?」
よく貴族のピンチを主人公が救って、その貴族やご令嬢と仲良くなる展開しかラノベで書かれることはないが、現実だと助けられたことによって貴族のメンツが潰れたり、単に報酬を支払うことがしたくなくて助けた側を後に殺したりするようなこともリアルであれば起こり得る可能性に俺は気がつく。
そのことに気が付き、精神的にどっと疲れた俺は座って少し休憩する。
そしてその後に、野盗のアジトへ向かい使えるものや金目の物を回収した。
それを終えるとゴブリンを倒したり薬草を集めて常時依頼を夕方までこなした俺は、ギルドで報酬を得た後に宿へ戻ると、食堂で夕食を食べて部屋へと入るのだった。
「コアルームの様子でも見てみるか」
俺はコアルームの中に入らなくてもダンジョンマスターであるせいかコアルーム内の様子が見られたり過去の様子も録画のような状態で確認できることが、調べている中で判明していたために令嬢と野盗の様子を見ることにした。
パン パン パンッ
……。
男爵令嬢が衣服を剥ぎ取られ、口に一物をくわえさせられてバックから突かれまくっている。
もう一人の野盗は既に何度も事を終えたのか、近くにやり切って満足した表情で座っている。
執事は既に殺されているようだ。
「いや、どうしてこうなった?」
俺は気になって、こいつ等をコアルームに入れた直後からの映像を確認する。
すると、ロープで縛られている野盗に向かってこの令嬢は罵倒を繰り返し、叩いたり蹴ったりをした挙句、ど真ん中に馬と馬車があるせいでそれが邪魔になっているから端へどけるようにと野盗のロープを彼女自らが外した。
そして当然のようにすぐさま令嬢は殴られると、それを止めようとした執事は殺されてその後からずっと凌辱され続けているようだった。
「……。馬鹿って怖いよな」
俺はそう呟いてコアルーム内へ転移をすると、魔法を放ち野盗三人を殺す。
「ヒッ、貴方――」
そして何かしゃべろうとした男爵令嬢の頭に俺はロックブレットを放つとスイカのように弾け飛び、頭を無くした令嬢はドサリと倒れるのだった。
「汚ねぇ花火だ。馬は何も悪くはないが……売れば足がつくかもしれない。恨むならこの令嬢を恨んでくれな」
俺はそう言うと馬も処理をした後に、ここに送った全てをダンジョンへ吸収させたのだった。
――ログ――
・ダンジョンコアルーム内で初めての馬を確認:100000pt
・ダンジョンコアルーム内で初めての馬車を確認:100000pt
・ダンジョンコアルーム内で初めての人族の交尾を確認:100000pt
・ダンジョンコアルーム内で初めての貴族に連なるものの吸収を確認:100000pt
・
・
・
・累積ポイントが初めて50万ptを確認。コアのレベルが2になりました。
・累積ポイントが初めて100万ptを確認。コアのレベルが3になりました。
・累積ポイントが初めて150万ptを確認。コアのレベルが4になりました。
体液を確認やら、馬の死体を確認やらやたら多くの初というログが並ぶ。
ダンジョンポイントの累積50万ptと100万pt、150万ptでどうやらコアのレベルもあがったようだ。
「あの令嬢は信じられない頭の悪さだったが結果的には感謝だな」
俺は貯まったダンジョンポイントが160万を超えていることを確認すると、クリーンを自分にかけ、さらに気持ちの問題でコアルーム全体にもクリーンをかけて綺麗にすると、部屋に戻りベッドに横になったのだった。
昼食を終えた俺は午後の予定を考える。
孤児院を探してみるかそれとも野盗の様子を見に行くかで迷ったが、野盗が悪さをしている場合に被害者が出てしまうことを考えて、前回に野盗と思われる輩が隠れていた場所へと足を向けた。
「離しなさい! 私を誰だと思っているのです。男爵家の娘と知っての狼藉ですか!」
俺が前回に野盗が隠れていた場所に近づくと声が聞こえる。
「ビンゴ!」
俺はこっそりと近づいて様子を見ると、馬車の近くに御者と思われる男と護衛と思われる男が倒れていて、執事のようなお爺さんは生きてはいるが膝をついていた。
そして貴族のご令嬢と思われる若い女性が、野盗三人に囲まれて手を掴まれていてそれに対抗している様子が目に映る。
俺は即座にアビリティライズを唱えると、サイキックを使い野盗三人のバランスを崩した。
「な、なんだ?」
「く、何が起きている?」
「クソ、足が!」
俺は三人が戸惑っている間に上昇した身体能力を使って近寄ると、三人を昏倒させる。
そして何かに使えるかと思って買っておいたロープで三人を縛ると、女性に話しかける。
「大丈夫か?」
「貴方! 助けに来るのが遅いのです! 貴方が来るのが遅れたせいで二人も亡くなってしまいました。お父様に言いつけて処罰をしてもらいますからね!」
「は? 一体何をいっているんだ? 俺が来なければお前は凌辱されるか売られるか、もしくは殺されていたんだぞ?」
「貴方こそ何を言っているのですか! 私は男爵家の娘です。手を出せばお父さまが報復をするのにそんなことになるわけがないでしょう」
いやいや、こいつは何を言っているんだ?
すでに自分の味方が二人も殺された状態で、なぜこんなに強気でいられる?
しかも俺が遅かったせい? 助けた俺に罰を与えるだって?
俺は考える。
この状況でこの女性を男爵家まで連れて帰ると、俺は処分を受けることになるという。
ここで亡くなっている二人は男爵家の味方であったが、俺は全く関係のない他人。
コイツの言い分であれば味方の二人が死んだのは俺のせいということになる。
男爵がその言い分を信じた場合、俺は殺されることになるのでは?
思い浮かんだ信じられない自分の未来を想像して……俺はここにいる全員をダンジョンコア内へ移動するように強く念じた。
すると、馬車を含めて死体と共に俺以外の全てがコアルームへと移動したのだった。
「これってもしかして、男爵令嬢を町へ連れて帰っていたら俺は本当に死ぬ危険性があったということか?」
前回このコアルームへ人を入れられた時は、俺は九死の状況だった。
そしてそれ以外の余裕がある時に、コアルームへ何かを吸収させようと思ってもそれができることはなかった。
俺の想像通りであれば、この男爵令嬢を助けて送り届けた結果……、俺は死ぬ可能性のある未来があったということになる。
「イベントが起きたと思ったらこんな事あるー?」
よく貴族のピンチを主人公が救って、その貴族やご令嬢と仲良くなる展開しかラノベで書かれることはないが、現実だと助けられたことによって貴族のメンツが潰れたり、単に報酬を支払うことがしたくなくて助けた側を後に殺したりするようなこともリアルであれば起こり得る可能性に俺は気がつく。
そのことに気が付き、精神的にどっと疲れた俺は座って少し休憩する。
そしてその後に、野盗のアジトへ向かい使えるものや金目の物を回収した。
それを終えるとゴブリンを倒したり薬草を集めて常時依頼を夕方までこなした俺は、ギルドで報酬を得た後に宿へ戻ると、食堂で夕食を食べて部屋へと入るのだった。
「コアルームの様子でも見てみるか」
俺はコアルームの中に入らなくてもダンジョンマスターであるせいかコアルーム内の様子が見られたり過去の様子も録画のような状態で確認できることが、調べている中で判明していたために令嬢と野盗の様子を見ることにした。
パン パン パンッ
……。
男爵令嬢が衣服を剥ぎ取られ、口に一物をくわえさせられてバックから突かれまくっている。
もう一人の野盗は既に何度も事を終えたのか、近くにやり切って満足した表情で座っている。
執事は既に殺されているようだ。
「いや、どうしてこうなった?」
俺は気になって、こいつ等をコアルームに入れた直後からの映像を確認する。
すると、ロープで縛られている野盗に向かってこの令嬢は罵倒を繰り返し、叩いたり蹴ったりをした挙句、ど真ん中に馬と馬車があるせいでそれが邪魔になっているから端へどけるようにと野盗のロープを彼女自らが外した。
そして当然のようにすぐさま令嬢は殴られると、それを止めようとした執事は殺されてその後からずっと凌辱され続けているようだった。
「……。馬鹿って怖いよな」
俺はそう呟いてコアルーム内へ転移をすると、魔法を放ち野盗三人を殺す。
「ヒッ、貴方――」
そして何かしゃべろうとした男爵令嬢の頭に俺はロックブレットを放つとスイカのように弾け飛び、頭を無くした令嬢はドサリと倒れるのだった。
「汚ねぇ花火だ。馬は何も悪くはないが……売れば足がつくかもしれない。恨むならこの令嬢を恨んでくれな」
俺はそう言うと馬も処理をした後に、ここに送った全てをダンジョンへ吸収させたのだった。
――ログ――
・ダンジョンコアルーム内で初めての馬を確認:100000pt
・ダンジョンコアルーム内で初めての馬車を確認:100000pt
・ダンジョンコアルーム内で初めての人族の交尾を確認:100000pt
・ダンジョンコアルーム内で初めての貴族に連なるものの吸収を確認:100000pt
・
・
・
・累積ポイントが初めて50万ptを確認。コアのレベルが2になりました。
・累積ポイントが初めて100万ptを確認。コアのレベルが3になりました。
・累積ポイントが初めて150万ptを確認。コアのレベルが4になりました。
体液を確認やら、馬の死体を確認やらやたら多くの初というログが並ぶ。
ダンジョンポイントの累積50万ptと100万pt、150万ptでどうやらコアのレベルもあがったようだ。
「あの令嬢は信じられない頭の悪さだったが結果的には感謝だな」
俺は貯まったダンジョンポイントが160万を超えていることを確認すると、クリーンを自分にかけ、さらに気持ちの問題でコアルーム全体にもクリーンをかけて綺麗にすると、部屋に戻りベッドに横になったのだった。
0
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
王国の女王即位を巡るレイラとカンナの双子王女姉妹バトル
ヒロワークス
ファンタジー
豊かな大国アピル国の国王は、自らの跡継ぎに悩んでいた。長男がおらず、2人の双子姉妹しかいないからだ。
しかも、その双子姉妹レイラとカンナは、2人とも王妃の美貌を引き継ぎ、学問にも武術にも優れている。
甲乙つけがたい実力を持つ2人に、国王は、相談してどちらが女王になるか決めるよう命じる。
2人の相談は決裂し、体を使った激しいバトルで決着を図ろうとするのだった。
Sランク冒険者の受付嬢
おすし
ファンタジー
王都の中心街にある冒険者ギルド《ラウト・ハーヴ》は、王国最大のギルドで登録冒険者数も依頼数もNo.1と実績のあるギルドだ。
だがそんなギルドには1つの噂があった。それは、『あのギルドにはとてつもなく強い受付嬢』がいる、と。
そんな噂を耳にしてギルドに行けば、受付には1人の綺麗な銀髪をもつ受付嬢がいてー。
「こんにちは、ご用件は何でしょうか?」
その受付嬢は、今日もギルドで静かに仕事をこなしているようです。
これは、最強冒険者でもあるギルドの受付嬢の物語。
※ほのぼので、日常:バトル=2:1くらいにするつもりです。
※前のやつの改訂版です
※一章あたり約10話です。文字数は1話につき1500〜2500くらい。
月白色の叙情詩~銀礫の魔女が綴るもの~
羽月明香
ファンタジー
魔女は災いを呼ぶ。
魔女は澱みから生まれし魔物を操り、更なる混沌を招く。そうして、魔物等の王が生まれる。
魔物の王が現れし時、勇者は選ばれ、勇者は魔物の王を打ち倒す事で世界から混沌を浄化し、救世へと導く。
それがこの世界で繰り返されてきた摂理だった。
そして、またも魔物の王は生まれ、勇者は魔物の王へと挑む。
勇者を選びし聖女と聖女の侍従、剣の達人である剣聖、そして、一人の魔女を仲間に迎えて。
これは、勇者が魔物の王を倒すまでの苦難と波乱に満ちた物語・・・ではなく、魔物の王を倒した後、勇者にパーティから外された魔女の物語です。
※衝動発射の為、着地点未定。一応完結させるつもりはありますが、不定期気紛れ更新なうえ、展開に悩めば強制終了もありえます。ご了承下さい。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
グレイス・サガ ~ルーフェイア/戦場で育った少女の、夢と学園と運命の物語~
こっこ
ファンタジー
◇街角で、その少女は泣いていた……。出会った少年は、夢への入り口か。◇
戦いの中で育った少女、ルーフェイア。彼女は用があって立ち寄った町で、少年イマドと出会う。
そしてルーフェイアはイマドに連れられ、シエラ学園へ。ついに念願の学園生活が始まる。
◇◇第16回ファンタジー大賞、応募中です。応援していただけたら嬉しいです
◇◇一人称(たまに三人称)ですが、語り手が変わります。
誰の視点かは「◇(名前)」という形で書かれていますので、参考にしてください
◇◇コンテスト期間中(9月末まで)は、このペースで更新していると思います
しおり機能で、読んだ場所までジャンプするのを推奨です…
追放された最弱ハンター、最強を目指して本気出す〜実は【伝説の魔獣王】と魔法で【融合】してるので無双はじめたら、元仲間が落ちぶれていきました〜
里海慧
ファンタジー
「カイト、お前さぁ、もういらないわ」
魔力がほぼない最低ランクの最弱ハンターと罵られ、パーティーから追放されてしまったカイト。
実は、唯一使えた魔法で伝説の魔獣王リュカオンと融合していた。カイトの実力はSSSランクだったが、魔獣王と融合してると言っても信じてもらえなくて、サポートに徹していたのだ。
追放の際のあまりにもひどい仕打ちに吹っ切れたカイトは、これからは誰にも何も奪われないように、最強のハンターになると決意する。
魔獣を討伐しまくり、様々な人たちから認められていくカイト。
途中で追放されたり、裏切られたり、そんな同じ境遇の者が仲間になって、ハンターライフをより満喫していた。
一方、カイトを追放したミリオンたちは、Sランクパーティーの座からあっという間に転げ落ちていき、最後には盛大に自滅してゆくのだった。
※ヒロインの登場は遅めです。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる