11 / 52
第一章 ダンジョンコアを手に入れました!?
第11話 薬草クエスト②
しおりを挟む
ゴーン ゴーン
「しまった。読みすぎた。昼の鐘がなってしまってるじゃないか」
俺は一通り読み終えた後もためになる資料が多く、つい読み耽って時間を潰してしまっていた。
「悪いルーナ。もう行こうか。先に屋台で何か食べよう」
「問題ないわよ。私も勉強になったしね」
実は俺はルーナが文字を読めることに驚いていた。
ルーナはキチンと教育を受けている。
ナンナの家もそうではあるが、小さいということもなく裕福とまではいかないが町の中で言えば悪くない立地に住んでいた。
父親が上級ポーションを家に置いてあったことからも、もしかしたら有名な冒険者だったのかもしれない。
俺たちはギルドを出て広場にある屋台へ向かう。
「よう。肉串を2つくれ」
「て、てめーは!」
俺は前日にイチャモンをつけられた屋台に行くと肉串を二つ注文する。
「ん? なんだ? ここは客にそんな態度をとる店なのか?」
「い、いやそういうわけじゃねぇが、ちゃんと払うんだろうな?」
「買うんだから当たり前だろ? 何を言ってるんだお前は」
「チッ ほらよ。肉串2本で銅貨6枚だ」
俺はお金の入った皮袋を一度ジャラジャラと鳴らすと、銅貨を6枚取り出して店主に渡す。
「クッ。まいどあり」
皮袋でこれ見よがしに音を鳴らすと、店主は「やっぱりか!」という顔をしたが、その後に金を払うと何故か悔しそうな顔をする。
昨日は先に手を出されて俺が躱したから良かったものの、普通は殴り掛かると言う行為をする場合はやり返されても仕方がないと思って殴り掛かってくるはずだ。
穏便に済ませてやったというのに、ちょっと音を目の前で鳴らされたくらいで顔色を変えるなんて、ここの店主は短気すぎやしないだろうか。
「はい、ルーナ」
「あ、ありがと。はい、これ銅貨3枚」
俺たちは昨日座ったベンチへと座る。
「いや、お金は良いよ。ナンナさんの所でお世話になったからね」
俺はルーナがお金を渡そうとするのを拒否をしてその理由に言及する。
ただ奢るのではなくて、その理由を知る方が受け入れやすいだろうし。
まあ、二週間お世話になっているから、まだまだその恩は返せてはいないが。
「そ。じゃあ奢られてあげるわ!」
ルーナはそれなら仕方がないわね! という感じで出したお金を引っ込めた。
異世界に来てからは雰囲気に当てられて昨日の屋台でのことのように、俺も言葉遣いがたびたび乱暴になることがあるが、ルーナは気にすることなくこんな感じで話をしてくれるのはありがたい。
「焼きたてだからか結構美味いな。何の肉だ?」
「なんだろう、ウルフやラビットではないような?」
「ははん。そりゃビッグボアの肉よ。まあ美味いのは秘伝のたれのお陰だがな! ガハハ!」
俺たちが会話をしていると屋台の店主が割り込んでくる。
「いや、客の会話に割り込んでくるなよ。そんなことをしてたらキモくて客がこなくなるぞ? しかもまあまあ美味いって発言に自信満々に美味いだろと言われてもな」
「クッ……。味の話をしてたから気になったんだよ! 俺は悪くねぇ!」
その後、俺たちは店主も含めひとしきり会話をすると席をたった。
「ごっそさん。串はどこに捨てれば良いんだ?」
「お、おお。ここに捨ててくれ」
店主が屋台そばのごみ箱を指さすと俺とルーナはそこに串を捨てて薬草採集へと向かう。
「あまり森の奥に入らずに採集できると良いんだが、さすがにそれだと多くはとれないか?」
「そうかも。でもカイフー草は採集してもすぐに生えてくるから、そこまで深く入って探す必要はないわよ? ってほら、あそこ!」
ルーナはそう言うと、カイフー草を見つけたようで採集をしに行った。
「お、結構あるな?」
「運が良いわね。ここだけでもクエストは達成できそう」
俺たちはそう言うと薬草を採取しては移動する。
2時間ほど薬草の採集をしていると、遠くで鐘の音が聞こえた。
「この辺りまで聞こえるのか。15時か。ルーナ、思った以上に採れたしもう帰ろう」
「ええ。それにしてもビックリするくらい採れたわね」
俺たちは山盛りに採れた皮袋を見てニマニマしながら町へと戻るのだった。
ギルドに到着すると全ての受付に列ができていたので、一番短い列に並ぶ。
どうやらこの時間帯にはルシオラはいないようだった。
「次の方」
「これ、二人で薬草採集のクエストを受けたんだが、確認を頼む」
俺たちは採集したカイフー草を入れた革袋とギルドカードを受付に渡すと驚かれる。
「結構採りましたね。ポーションの材料に必要なので助かります。査定をするので少々お待ちください」
受付嬢はそう言うと、皮袋を持って奥へ向かった。
俺たちがしばらく待っていると受付嬢が戻ってくる。
「薬草採集12回分のカイフー草を確認しました。1回分の報酬が銀貨2枚ですので、金貨2枚と銀貨4枚です」
俺たちはお金と共にギルドカードを返還されると「ありがとう」とお礼を言って受付を後にすると、クエストの報酬を半分に分けた。
「二時間くらいで一人あたり金貨1枚と銀貨2枚(12000円)か悪くないな」
「短時間でこんなに。今日はかなり運が良かったようね」
俺は会話をしながらルーナをナンナ宅まで送る。
「ルーナ、次は2日後で良いか? できれば2日に1回ほど二人でクエストに行きたいんだが……」
「もちろん。こんなに稼げるなら毎日でも良いくらい」
「ははっ、現金だな。まあ、毎日はまた考えるとして、とりあえず2日後に迎えに行くよ。俺は『人生は一度きり!』に基本的には泊まっていると思うから、何かあればそこに伝言を頼む」
「りょ!」
俺たちはそう言うと、別れてそれぞれの場所へと戻るのだった。
「しまった。読みすぎた。昼の鐘がなってしまってるじゃないか」
俺は一通り読み終えた後もためになる資料が多く、つい読み耽って時間を潰してしまっていた。
「悪いルーナ。もう行こうか。先に屋台で何か食べよう」
「問題ないわよ。私も勉強になったしね」
実は俺はルーナが文字を読めることに驚いていた。
ルーナはキチンと教育を受けている。
ナンナの家もそうではあるが、小さいということもなく裕福とまではいかないが町の中で言えば悪くない立地に住んでいた。
父親が上級ポーションを家に置いてあったことからも、もしかしたら有名な冒険者だったのかもしれない。
俺たちはギルドを出て広場にある屋台へ向かう。
「よう。肉串を2つくれ」
「て、てめーは!」
俺は前日にイチャモンをつけられた屋台に行くと肉串を二つ注文する。
「ん? なんだ? ここは客にそんな態度をとる店なのか?」
「い、いやそういうわけじゃねぇが、ちゃんと払うんだろうな?」
「買うんだから当たり前だろ? 何を言ってるんだお前は」
「チッ ほらよ。肉串2本で銅貨6枚だ」
俺はお金の入った皮袋を一度ジャラジャラと鳴らすと、銅貨を6枚取り出して店主に渡す。
「クッ。まいどあり」
皮袋でこれ見よがしに音を鳴らすと、店主は「やっぱりか!」という顔をしたが、その後に金を払うと何故か悔しそうな顔をする。
昨日は先に手を出されて俺が躱したから良かったものの、普通は殴り掛かると言う行為をする場合はやり返されても仕方がないと思って殴り掛かってくるはずだ。
穏便に済ませてやったというのに、ちょっと音を目の前で鳴らされたくらいで顔色を変えるなんて、ここの店主は短気すぎやしないだろうか。
「はい、ルーナ」
「あ、ありがと。はい、これ銅貨3枚」
俺たちは昨日座ったベンチへと座る。
「いや、お金は良いよ。ナンナさんの所でお世話になったからね」
俺はルーナがお金を渡そうとするのを拒否をしてその理由に言及する。
ただ奢るのではなくて、その理由を知る方が受け入れやすいだろうし。
まあ、二週間お世話になっているから、まだまだその恩は返せてはいないが。
「そ。じゃあ奢られてあげるわ!」
ルーナはそれなら仕方がないわね! という感じで出したお金を引っ込めた。
異世界に来てからは雰囲気に当てられて昨日の屋台でのことのように、俺も言葉遣いがたびたび乱暴になることがあるが、ルーナは気にすることなくこんな感じで話をしてくれるのはありがたい。
「焼きたてだからか結構美味いな。何の肉だ?」
「なんだろう、ウルフやラビットではないような?」
「ははん。そりゃビッグボアの肉よ。まあ美味いのは秘伝のたれのお陰だがな! ガハハ!」
俺たちが会話をしていると屋台の店主が割り込んでくる。
「いや、客の会話に割り込んでくるなよ。そんなことをしてたらキモくて客がこなくなるぞ? しかもまあまあ美味いって発言に自信満々に美味いだろと言われてもな」
「クッ……。味の話をしてたから気になったんだよ! 俺は悪くねぇ!」
その後、俺たちは店主も含めひとしきり会話をすると席をたった。
「ごっそさん。串はどこに捨てれば良いんだ?」
「お、おお。ここに捨ててくれ」
店主が屋台そばのごみ箱を指さすと俺とルーナはそこに串を捨てて薬草採集へと向かう。
「あまり森の奥に入らずに採集できると良いんだが、さすがにそれだと多くはとれないか?」
「そうかも。でもカイフー草は採集してもすぐに生えてくるから、そこまで深く入って探す必要はないわよ? ってほら、あそこ!」
ルーナはそう言うと、カイフー草を見つけたようで採集をしに行った。
「お、結構あるな?」
「運が良いわね。ここだけでもクエストは達成できそう」
俺たちはそう言うと薬草を採取しては移動する。
2時間ほど薬草の採集をしていると、遠くで鐘の音が聞こえた。
「この辺りまで聞こえるのか。15時か。ルーナ、思った以上に採れたしもう帰ろう」
「ええ。それにしてもビックリするくらい採れたわね」
俺たちは山盛りに採れた皮袋を見てニマニマしながら町へと戻るのだった。
ギルドに到着すると全ての受付に列ができていたので、一番短い列に並ぶ。
どうやらこの時間帯にはルシオラはいないようだった。
「次の方」
「これ、二人で薬草採集のクエストを受けたんだが、確認を頼む」
俺たちは採集したカイフー草を入れた革袋とギルドカードを受付に渡すと驚かれる。
「結構採りましたね。ポーションの材料に必要なので助かります。査定をするので少々お待ちください」
受付嬢はそう言うと、皮袋を持って奥へ向かった。
俺たちがしばらく待っていると受付嬢が戻ってくる。
「薬草採集12回分のカイフー草を確認しました。1回分の報酬が銀貨2枚ですので、金貨2枚と銀貨4枚です」
俺たちはお金と共にギルドカードを返還されると「ありがとう」とお礼を言って受付を後にすると、クエストの報酬を半分に分けた。
「二時間くらいで一人あたり金貨1枚と銀貨2枚(12000円)か悪くないな」
「短時間でこんなに。今日はかなり運が良かったようね」
俺は会話をしながらルーナをナンナ宅まで送る。
「ルーナ、次は2日後で良いか? できれば2日に1回ほど二人でクエストに行きたいんだが……」
「もちろん。こんなに稼げるなら毎日でも良いくらい」
「ははっ、現金だな。まあ、毎日はまた考えるとして、とりあえず2日後に迎えに行くよ。俺は『人生は一度きり!』に基本的には泊まっていると思うから、何かあればそこに伝言を頼む」
「りょ!」
俺たちはそう言うと、別れてそれぞれの場所へと戻るのだった。
0
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
Sランク冒険者の受付嬢
おすし
ファンタジー
王都の中心街にある冒険者ギルド《ラウト・ハーヴ》は、王国最大のギルドで登録冒険者数も依頼数もNo.1と実績のあるギルドだ。
だがそんなギルドには1つの噂があった。それは、『あのギルドにはとてつもなく強い受付嬢』がいる、と。
そんな噂を耳にしてギルドに行けば、受付には1人の綺麗な銀髪をもつ受付嬢がいてー。
「こんにちは、ご用件は何でしょうか?」
その受付嬢は、今日もギルドで静かに仕事をこなしているようです。
これは、最強冒険者でもあるギルドの受付嬢の物語。
※ほのぼので、日常:バトル=2:1くらいにするつもりです。
※前のやつの改訂版です
※一章あたり約10話です。文字数は1話につき1500〜2500くらい。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
追放された最弱ハンター、最強を目指して本気出す〜実は【伝説の魔獣王】と魔法で【融合】してるので無双はじめたら、元仲間が落ちぶれていきました〜
里海慧
ファンタジー
「カイト、お前さぁ、もういらないわ」
魔力がほぼない最低ランクの最弱ハンターと罵られ、パーティーから追放されてしまったカイト。
実は、唯一使えた魔法で伝説の魔獣王リュカオンと融合していた。カイトの実力はSSSランクだったが、魔獣王と融合してると言っても信じてもらえなくて、サポートに徹していたのだ。
追放の際のあまりにもひどい仕打ちに吹っ切れたカイトは、これからは誰にも何も奪われないように、最強のハンターになると決意する。
魔獣を討伐しまくり、様々な人たちから認められていくカイト。
途中で追放されたり、裏切られたり、そんな同じ境遇の者が仲間になって、ハンターライフをより満喫していた。
一方、カイトを追放したミリオンたちは、Sランクパーティーの座からあっという間に転げ落ちていき、最後には盛大に自滅してゆくのだった。
※ヒロインの登場は遅めです。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる