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しおりを挟むヴィクトールが、ゆっくりと腰を動かし始めた。そうされると、己の柔壁が彼の昂りに絡みつくのがよくわかる。
ヴィクトールが腰を引くと、まるで名残惜しむようにまといつき、突き上げられれば悦びに収縮した。
律動のたびに、愛液がくちゅくちゅと淫らな水音を繰り返す。
乃亜の肉体全部が、ヴィクトールを求めている。悦んでいる。
不意に、乃亜のナカの具合を確かめるふうにしながら動いていた彼が、勢いよく腰を打ちつけてきた。
過敏な最奥を、怒張が容赦なく突き上げる。
「ひぁアあっ!」
背筋を駆け抜けた愉楽に体躯は自然と仰け反って、頭の中は白く染まった。
ここは、森の一郭である。つまりは外なのだ。
それなのに、自分はそんな場所でヴィクトールにイケナイところを穿たれ、悦び、嬌声をあげている。
土地の特徴から、誰かに見られる可能性は低いだろうが、それも絶対とは言えない。
誰かが来るかもしれない。
誰かに――見られるかもしれない。
そのような場所で、乃亜は秘部に彼の熱を受け入れている。
深奥まで突き上げられて、陰部を愛液に濡らしている。
乳首を赤く、尖らせている。
意識すると、羞恥心が下腹部をきゅんと甘く痺れさせた。
彼がわずかに眉根を寄せて、悩ましい息を吐く。
「締めすぎだ。もう少しチカラを抜け」
「ごめ、なさ……」
言われて乃亜はチカラを抜こうとするが、どうすればチカラが抜けるのかわからなくて、うまくいなかった。
むしろ、柔壁に意識を傾けることで彼の性器の形をも意識してしまい、ますます締めつける結果となってしまう。
すると、ヴィクトールが微苦笑をうかべた。
「まったく……」
伸びた彼の手が乳房を揉み、次いで人差し指の腹で突起を転がす。
「ぁンっ、あ……だめです、ヴィクトールさん……そこは……ッ」
尖りを虐められた瞬間、すぐに秘部の奥が熱くなって、新たな愛液を生み出したのがわかった。
彼の指先が乳首の先端を優しく愛撫して、乃亜を追いつめる。
そこを苛まれれば、乃亜はひとりでに揺れる腰を止めることが出来なくなる。ヴィクトールの昂りを受け入れたまま、貪婪に腰をくねらせてしまう。
彼に出会う前の自分からは、考えられない淫らさだった。
そうして、そんないやらしい己の存在が、また下半身を濡らしていく。自身の淫猥さがたまらなく恥ずかしいのに、その羞恥心が秘所を刺激するのだ。
「そうだ。そうやって、チカラを抜いていろ」
ヴィクトールが依然として胸の先を弄りながら、最奥を突き上げてくる。
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