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第1章 元ヤンナース子ども時代!
第8話 結核
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大きな建物を指さして
「メイドさん、レイラさんって人がいるのは、あそこの建物でいいんですか?」
「はい、あちらの建物にレイラ様がいらっしゃいます。」
「メイドさんもいくんです?」
「王よりそのように命令を受けておりますから」
ん~万が一の時は後でいいかな…
ダメだな…
「んじゃ、あそこの外に居る人に引き継いでもらえない?」
「はい?」
「あなたも、下手すると感染…病気がうつるかもしれないから、近寄ってほしくないんだよ」
「しかし、王の命令なのですが…」
「別に、あなたが死にたいなら、うちは止めないよ?」
「………」
王命か、自分の命か天秤にかかってる…?
「まぁうちから、そう言われたってことで引いてくれないかなぁ…王様に、この城に勤める人全員と会いたいと言っていたと伝えてほしいんだけど」
「わかりました…そのようにお伝えします」
外で活動している人の近くまでより
引き継いでくれているようだ
感染する様子はないかな?
(肯定、感染はしていません)
「引き続き、こちらの方が案内してくれます。」
「よろしく~」
「案内します」
「メイドさん、先の件王様にお願いします。」
「かしこまりました、お伝えします。」
不愛想な壮年男性だな執事さんかな?
それにしてはガッチリしているな…
とりあえず、お兄さんの後をついていく
「ねぇねぇ、お兄さん呼吸が苦しいとか、咳がでるとかそういうのはない?」
「自分は、そういうのはないですね」
自分“は”と言いましたか…
「だれか、そんな感じの人いるんです?」
「レイラ様とシータ様ですね、レイラ様の方は最近起きるのもつらい様子ですが、シータ様は、ここ2~3日咳き込むことがあります。」
レイラとシータね様が作辺り、身分のある人って事か
王様の奥さんか、娘さんあたりかな…?
「んじゃ症状がひどいレイラ様のところに案内してくれない?」
「わかった」
「お兄さんと、シータさん、レイラさん、他何人くらいこの建物で働いてるん」
「自分以外は、4人のメイドだけですね」
「その4人にも後で会いたいんだけどいいかな?」
「わかった」
この建物内丸ごと消毒してくれないかねぇ…
(実行します)
あぁ出来るのか…しばらく継続よろしく
(了解しました)
階段を上って2階の扉の前で止まった
「ここが、レイラ様の部屋だ」
コンコンち、ノックをし
「自分です、カイトです。王の客人がお見えになりました。」
「どうぞ」
「失礼します」
扉を開けて入った部屋には3人のメイドさんとベッドで横になっている女の子…同い年位かな?男性がベッドの子に寄りなにか耳打ちしている…
ん~みんな結核に感染してらぁ…
あと見てないのは、シータって人と、メイドさんが1人か…
うちは、ベッドの子に近寄ってい
「茜です。よろしく~」
「レイラです。このような格好でごめんなさい」
呼吸するのもかなり苦しそうだね…ちょいちょい咳き込んでるし
「いやいいよ、楽な格好でいいんだけど…横になったままでいいよ」
レイラが、ゆっくりと横になったのを確認し
「胸のあたりが苦しいよね?」
「えぇ」
「ちょっとごめんね、胸に手を当てるよ」
「はい」
治療と思うと、まぁ見事なくらい肺が真っ赤な輝き!
イメージは、結核菌の除去…ゆっくり確実に、取り残しの無いように…
他の部位にも取り残しがないか確認して…っと
「どうかな?だいぶ楽になったと思うけど?」
「えぇ!胸が苦しくない!なんで!?」
「ん~結核って病気だったんだよ、肺がやられてたから呼吸するのにも苦労したって感じかな?今日1日休んだら、明日から普通に動いて大丈夫だよ」
「どうやって病気を治したの?」
「ん~結核菌ってのが、人間の体内に入り込んで悪さをするのが原因だからね~結核菌を消しただけだよ」
「???ケッカクキン?良く分からないけど…ありがとう!もう死ぬかと思った」
「まぁ実際死ぬ病気だったしね…」
「え?」
「何もしないであのまま、過ごしてたらね…それよりも…」
メイドさんや、案内してくれた人を見て
「みんなも、感染してるから、ちょっといいかな…」
メイドさんや男性もゆっくり治療していく
「一応これで大丈夫だけど、みんなの家族にも会わせてくれないかな?この病気うつるから、もしかしたら家に帰ったりしてるんであればね…」
「大丈夫だ、ここに居るものは、みな城内の使用人や兵舎で暮らしてる」
メイドさん達も、頷いてるし事実なんだろう…
「そか、なら大丈夫かな?シータって人ともう1人のメイドさんに会わせてくれない?」
「あぁ自分が案内しよう」
「私も行きます」
男性に案内してもらおうとしたら、レイラが付いてくると…
「病み上がりで体力戻ってないでしょ…寝てなよ…ついてきて倒れられても困るんだけど…」
「その時は、自分が対応しよう」
「そか…ならいいけども…」
…案の定扉の外に出ようとした瞬間倒れた…
「姫様!」
「ほら…寝てなって…」
「はい…」
レイラがベッドに戻るのを確認して
「ほれ、早く案内して」
「…あぁ…」
案内されたのは、すぐ横だった…
男性はノックをして
「シータ様、自分です。カイトです」
「入りなさい」
結構若そうな女性の声がした…
「失礼します!」
綺麗なお姉さんが、優雅に座りお茶をしてる…
横のメイドさんもだけど…感染してるね…
「あら?そちらの方は?」
「王の客人だそうです!」
「茜です、よろしく~」
「ッフッフ小さなお客さんですね、私はシータ、よろしく、私に何か用かしら?」
なんて解答すれば良いんだろうか?
「レイラの病気を治す次いでに挨拶に来ました?的な?」
「え?レイラの病気は治せたの?」
「治しましたよ。まぁあとは体力戻してもらえば普通に動けるようになるんじゃないかなぁ」
「そう、娘を救ってくれてありがとう」
「いや、どういたしまして」
やっぱり、レイラの、お母さんだったか
「んじゃお二人も感染してるんで、失礼しますよ?」
「感染?」
「同じ病気になってるってことですよ、思い当たりません?」
二人の胸も、赤いし…症状は出ていると思う…
「えぇまぁ、最近倦怠感があって、咳をすることが多くなっていたけど…」
シータの後ろに回り、レイラ達同様に、結核菌の除去のイメージをして消していく…
その後、メイドさんにも同様の対応をしていく…
「どうですか?だいぶ楽になったと思うけど」
「そうね、だるさも無くなったし呼吸も楽になったわね」
「そうですね、私も奥様同様です。」
「んじゃ大丈夫だね、んじゃ、うちは戻る」
「どこへ?」
「王様のところ?私室みたいな所?」
シータが少し考える素振りを見せて
「なら私も一緒に行くわ、カンナ」
「はい、奥様」
シータ専属メイドってところか?
カンナさんを先頭に、シータと話をしながら
王様のいる所に戻ることになった。
「メイドさん、レイラさんって人がいるのは、あそこの建物でいいんですか?」
「はい、あちらの建物にレイラ様がいらっしゃいます。」
「メイドさんもいくんです?」
「王よりそのように命令を受けておりますから」
ん~万が一の時は後でいいかな…
ダメだな…
「んじゃ、あそこの外に居る人に引き継いでもらえない?」
「はい?」
「あなたも、下手すると感染…病気がうつるかもしれないから、近寄ってほしくないんだよ」
「しかし、王の命令なのですが…」
「別に、あなたが死にたいなら、うちは止めないよ?」
「………」
王命か、自分の命か天秤にかかってる…?
「まぁうちから、そう言われたってことで引いてくれないかなぁ…王様に、この城に勤める人全員と会いたいと言っていたと伝えてほしいんだけど」
「わかりました…そのようにお伝えします」
外で活動している人の近くまでより
引き継いでくれているようだ
感染する様子はないかな?
(肯定、感染はしていません)
「引き続き、こちらの方が案内してくれます。」
「よろしく~」
「案内します」
「メイドさん、先の件王様にお願いします。」
「かしこまりました、お伝えします。」
不愛想な壮年男性だな執事さんかな?
それにしてはガッチリしているな…
とりあえず、お兄さんの後をついていく
「ねぇねぇ、お兄さん呼吸が苦しいとか、咳がでるとかそういうのはない?」
「自分は、そういうのはないですね」
自分“は”と言いましたか…
「だれか、そんな感じの人いるんです?」
「レイラ様とシータ様ですね、レイラ様の方は最近起きるのもつらい様子ですが、シータ様は、ここ2~3日咳き込むことがあります。」
レイラとシータね様が作辺り、身分のある人って事か
王様の奥さんか、娘さんあたりかな…?
「んじゃ症状がひどいレイラ様のところに案内してくれない?」
「わかった」
「お兄さんと、シータさん、レイラさん、他何人くらいこの建物で働いてるん」
「自分以外は、4人のメイドだけですね」
「その4人にも後で会いたいんだけどいいかな?」
「わかった」
この建物内丸ごと消毒してくれないかねぇ…
(実行します)
あぁ出来るのか…しばらく継続よろしく
(了解しました)
階段を上って2階の扉の前で止まった
「ここが、レイラ様の部屋だ」
コンコンち、ノックをし
「自分です、カイトです。王の客人がお見えになりました。」
「どうぞ」
「失礼します」
扉を開けて入った部屋には3人のメイドさんとベッドで横になっている女の子…同い年位かな?男性がベッドの子に寄りなにか耳打ちしている…
ん~みんな結核に感染してらぁ…
あと見てないのは、シータって人と、メイドさんが1人か…
うちは、ベッドの子に近寄ってい
「茜です。よろしく~」
「レイラです。このような格好でごめんなさい」
呼吸するのもかなり苦しそうだね…ちょいちょい咳き込んでるし
「いやいいよ、楽な格好でいいんだけど…横になったままでいいよ」
レイラが、ゆっくりと横になったのを確認し
「胸のあたりが苦しいよね?」
「えぇ」
「ちょっとごめんね、胸に手を当てるよ」
「はい」
治療と思うと、まぁ見事なくらい肺が真っ赤な輝き!
イメージは、結核菌の除去…ゆっくり確実に、取り残しの無いように…
他の部位にも取り残しがないか確認して…っと
「どうかな?だいぶ楽になったと思うけど?」
「えぇ!胸が苦しくない!なんで!?」
「ん~結核って病気だったんだよ、肺がやられてたから呼吸するのにも苦労したって感じかな?今日1日休んだら、明日から普通に動いて大丈夫だよ」
「どうやって病気を治したの?」
「ん~結核菌ってのが、人間の体内に入り込んで悪さをするのが原因だからね~結核菌を消しただけだよ」
「???ケッカクキン?良く分からないけど…ありがとう!もう死ぬかと思った」
「まぁ実際死ぬ病気だったしね…」
「え?」
「何もしないであのまま、過ごしてたらね…それよりも…」
メイドさんや、案内してくれた人を見て
「みんなも、感染してるから、ちょっといいかな…」
メイドさんや男性もゆっくり治療していく
「一応これで大丈夫だけど、みんなの家族にも会わせてくれないかな?この病気うつるから、もしかしたら家に帰ったりしてるんであればね…」
「大丈夫だ、ここに居るものは、みな城内の使用人や兵舎で暮らしてる」
メイドさん達も、頷いてるし事実なんだろう…
「そか、なら大丈夫かな?シータって人ともう1人のメイドさんに会わせてくれない?」
「あぁ自分が案内しよう」
「私も行きます」
男性に案内してもらおうとしたら、レイラが付いてくると…
「病み上がりで体力戻ってないでしょ…寝てなよ…ついてきて倒れられても困るんだけど…」
「その時は、自分が対応しよう」
「そか…ならいいけども…」
…案の定扉の外に出ようとした瞬間倒れた…
「姫様!」
「ほら…寝てなって…」
「はい…」
レイラがベッドに戻るのを確認して
「ほれ、早く案内して」
「…あぁ…」
案内されたのは、すぐ横だった…
男性はノックをして
「シータ様、自分です。カイトです」
「入りなさい」
結構若そうな女性の声がした…
「失礼します!」
綺麗なお姉さんが、優雅に座りお茶をしてる…
横のメイドさんもだけど…感染してるね…
「あら?そちらの方は?」
「王の客人だそうです!」
「茜です、よろしく~」
「ッフッフ小さなお客さんですね、私はシータ、よろしく、私に何か用かしら?」
なんて解答すれば良いんだろうか?
「レイラの病気を治す次いでに挨拶に来ました?的な?」
「え?レイラの病気は治せたの?」
「治しましたよ。まぁあとは体力戻してもらえば普通に動けるようになるんじゃないかなぁ」
「そう、娘を救ってくれてありがとう」
「いや、どういたしまして」
やっぱり、レイラの、お母さんだったか
「んじゃお二人も感染してるんで、失礼しますよ?」
「感染?」
「同じ病気になってるってことですよ、思い当たりません?」
二人の胸も、赤いし…症状は出ていると思う…
「えぇまぁ、最近倦怠感があって、咳をすることが多くなっていたけど…」
シータの後ろに回り、レイラ達同様に、結核菌の除去のイメージをして消していく…
その後、メイドさんにも同様の対応をしていく…
「どうですか?だいぶ楽になったと思うけど」
「そうね、だるさも無くなったし呼吸も楽になったわね」
「そうですね、私も奥様同様です。」
「んじゃ大丈夫だね、んじゃ、うちは戻る」
「どこへ?」
「王様のところ?私室みたいな所?」
シータが少し考える素振りを見せて
「なら私も一緒に行くわ、カンナ」
「はい、奥様」
シータ専属メイドってところか?
カンナさんを先頭に、シータと話をしながら
王様のいる所に戻ることになった。
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