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第10章 世界へ ポートリタ編
第240話 討伐祭り
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デビルボニートを皆で楽しんだ翌日
リアナの町は朝から物々しい雰囲気に包まれていた。
アクア曰く、リアナの町近辺には、シードラゴン3匹、キラークロコダイル2匹と、船を沈める魔物がいるとのことで、キラーウェールの子を群れに返すためでもあるが、リアナの町の未来のためにも全て討伐する方向になった。
「なんか、みんなピリピリしていますね~」
「まぁ、強い魔物相手みたいだしね」
正直私は強い魔物というくらいしか知らない、精霊達にかかれば余裕だと思っている。
「キラークロコダイルがAランク、シードラゴンがSランクだしね~」
キラーウェールの子は狭い空間でがっちり守られ、ファラは、守護隊の面々の所に行って、私の側には、リアナとミアン、グリフォンたちが居た。
「グリフォンって、どうするの?空から加勢?」
リアナに尋ねると、2度頷いていた。
「そっか、とりあえず一部を除いて城壁を無くすって聞いているけど、なにからやるんだろうか?」
「キラークロコダイルからって言っていましたよ」
「そうなの?」
「うん」
さぁて、今日の狩りは誰が出るのかな?
「はい!今日の狩りに参加する人!」
『ハイハイハイ!』
いつも通り、フゥが真っ先に立候補した。
『私ですかね』
『その方が良いだろう?』
『そうですね』
アクアが出ると、他にいるかな?
周囲を見渡し、エセリアと目が合うと、エセリアは左右に顔を振って答えた。
エセリアは不参加と、こんな物かな?
「んじゃアクアとフゥ、魔素持って行って良いよ」
『はい!』
『頂きますね』
フゥとアクアが姿を現し戦闘準備完了。
『ねぇラミナ、ボクも出て良い~?』
珍しくまん丸が立候補した。
「うん、良いけど、ミスリル出す?」
『ん~ん、海底にある岩を使うよ~』
何か考えがあるのかな?
「魔素持って行って良いよ」
『ありがと~』
まん丸はそう言うと、私から魔素を受け取りその場に待機した。
始まったらゴーレムにでもなるのかな?
守護隊の準備が終わったのだろうか?
ファラが駆け寄ってきた。
「ん?先輩?」
ファラが肩を組むようにして耳打ちしてきた。
「なぁ、わりぃんだけどさ、守護隊の奴らにも出番が来るようにしてもらえないか?」
「あ~、メンツ的な意味ですかね?」
「そういうことだ」
「だって」
「フッフフ、分りましたそれでは、浅いあの場所に誘導しましょう」
「すまない、アクア助かるよ」
「いえ」
アクアの返事を聞くと、ファラがまた戻って行った。
報告でもするのかな?
またこっちにファラが戻って来た。
「OKだ、始めてくれ」
リアナが頷くと、海上にせり出している城壁の一部を消した。
「分りました。フゥ、まん丸行きましょうか」
「はい!」
「ほ~い!」
アクア、フゥ、まん丸と3人が沖合に消えた。
しばらくすると海の中から大きな巨人が出てきた。
「ぇ?」
「海坊主だ~」
そう言ったのはミアンだった。
「海坊主?」
『ちゃうで、まん丸や』
「ぇ?」
巨大な人、よく見ると砂や岩等が綺麗な人型を象っていた。
「まるでダイダラボッチだな」
そう言ったのは、ファラだった。
『まるでじゃないぞ、まん丸は昔ダイダラボッチと呼ばれていたからな』
「ぇ」
思わぬところでまん丸の正体がしれた瞬間だった。
「どういうこと?」
「私の故郷では昔レユヴェ山を持ってくるときに、付いた足跡がヴェルユ沼になったとか、ヴァールン湖を掘ったりしたと言われているんだ」
山を持ってくるって何!?
『国作り神話やな、まん丸はな、うちと同じなんや』
「同じ?」
『周囲に祈られ意思を持った存在だな、ミントと違うのは大地の物を使った身体を与えられたことだろうな』
そういえば、ミントは元々1本の木だった。
「ファラ先輩が言った事って本当に?」
『ほんまやで』
「なんだ、どうした?」
「いえ、先輩の山を運んできたって信じられなかったんですけど、まん丸の過去がダイダラボッチだって精霊達が……」
「やっぱりな、私の国じゃ、昔は日当たりが悪かった村があってな、ダイダラボッチが山を動かして日当たりを良くしただとか、昔は空が低くて、ダイダラボッチが空の高さを上げただとか、さらには海水を掬って魚や貝を食べ、骨や貝殻を吐き出した場所が大貝塚と呼ばれていたりと、色々な伝説も残っているからな」
空を持ち上げたって何!?
「さすがに空は無いんじゃないですか……?」
「まぁな、だが山とかはあり得そうだよな」
確かに、山を動かしたとか、湖を掘ったとかの話なら、今のまん丸見ていると、出来そうな気がする。
と言うか、なぜまん丸は今その姿になったのだろうか?
まん丸が、巨大な人型のゴーレムになった理由は直ぐに分った。
キラークロコダイルが来る前に、シードラゴン達が港に入ってきた時、まん丸が大きな右手を海に突っ込みシードラゴン達を掴みあげたのだ。
「なんというか、私達からみたらシードラゴンって巨大だって思ったけど、まん丸から見たら小さな蛇でも掴んでいるみたい……」
「一番でかい奴でも50m位ありそうなんだがな……」
「腰から下は見えないけど、まん丸の全長500m越えるんですかね……?」
「それくらいはありそうだよな……」
上半身だけでも凄く大きいけれど……、と思った瞬間、次は巨大なまん丸がビンタするような仕草を見せていた。
「なに?」
『スカイドラゴンや』
「ぇ?」
『あれだけデカイ奴が現れたんだ、脅威にでも感じて襲いに来たんだろうよ』
「ここって、スカイドラゴンに襲われる可能性あるの?」
『ないんちゃう?まん丸がおったから来ただけちゃうん?』
『だな、あいつらの縄張りからは外れているはずだからな』
まん丸の役割は、この討伐祭りの邪魔をさせないことなのかな?
その後、キラークロコダイルが2匹来ると、守備隊の人達と、グリフォン達が一生懸命に討伐していた。
まん丸に掴まれていたシードラゴン達は、つかまれていた時間が長かったからか、弱った状態での討伐になり、なんなく討伐が終わった。
討伐祭りが終了後は、巨大なまん丸がはたき落としたスカイドラゴンを含めて、ドラゴンステーキパーティーが開催された。
リアナの町は朝から物々しい雰囲気に包まれていた。
アクア曰く、リアナの町近辺には、シードラゴン3匹、キラークロコダイル2匹と、船を沈める魔物がいるとのことで、キラーウェールの子を群れに返すためでもあるが、リアナの町の未来のためにも全て討伐する方向になった。
「なんか、みんなピリピリしていますね~」
「まぁ、強い魔物相手みたいだしね」
正直私は強い魔物というくらいしか知らない、精霊達にかかれば余裕だと思っている。
「キラークロコダイルがAランク、シードラゴンがSランクだしね~」
キラーウェールの子は狭い空間でがっちり守られ、ファラは、守護隊の面々の所に行って、私の側には、リアナとミアン、グリフォンたちが居た。
「グリフォンって、どうするの?空から加勢?」
リアナに尋ねると、2度頷いていた。
「そっか、とりあえず一部を除いて城壁を無くすって聞いているけど、なにからやるんだろうか?」
「キラークロコダイルからって言っていましたよ」
「そうなの?」
「うん」
さぁて、今日の狩りは誰が出るのかな?
「はい!今日の狩りに参加する人!」
『ハイハイハイ!』
いつも通り、フゥが真っ先に立候補した。
『私ですかね』
『その方が良いだろう?』
『そうですね』
アクアが出ると、他にいるかな?
周囲を見渡し、エセリアと目が合うと、エセリアは左右に顔を振って答えた。
エセリアは不参加と、こんな物かな?
「んじゃアクアとフゥ、魔素持って行って良いよ」
『はい!』
『頂きますね』
フゥとアクアが姿を現し戦闘準備完了。
『ねぇラミナ、ボクも出て良い~?』
珍しくまん丸が立候補した。
「うん、良いけど、ミスリル出す?」
『ん~ん、海底にある岩を使うよ~』
何か考えがあるのかな?
「魔素持って行って良いよ」
『ありがと~』
まん丸はそう言うと、私から魔素を受け取りその場に待機した。
始まったらゴーレムにでもなるのかな?
守護隊の準備が終わったのだろうか?
ファラが駆け寄ってきた。
「ん?先輩?」
ファラが肩を組むようにして耳打ちしてきた。
「なぁ、わりぃんだけどさ、守護隊の奴らにも出番が来るようにしてもらえないか?」
「あ~、メンツ的な意味ですかね?」
「そういうことだ」
「だって」
「フッフフ、分りましたそれでは、浅いあの場所に誘導しましょう」
「すまない、アクア助かるよ」
「いえ」
アクアの返事を聞くと、ファラがまた戻って行った。
報告でもするのかな?
またこっちにファラが戻って来た。
「OKだ、始めてくれ」
リアナが頷くと、海上にせり出している城壁の一部を消した。
「分りました。フゥ、まん丸行きましょうか」
「はい!」
「ほ~い!」
アクア、フゥ、まん丸と3人が沖合に消えた。
しばらくすると海の中から大きな巨人が出てきた。
「ぇ?」
「海坊主だ~」
そう言ったのはミアンだった。
「海坊主?」
『ちゃうで、まん丸や』
「ぇ?」
巨大な人、よく見ると砂や岩等が綺麗な人型を象っていた。
「まるでダイダラボッチだな」
そう言ったのは、ファラだった。
『まるでじゃないぞ、まん丸は昔ダイダラボッチと呼ばれていたからな』
「ぇ」
思わぬところでまん丸の正体がしれた瞬間だった。
「どういうこと?」
「私の故郷では昔レユヴェ山を持ってくるときに、付いた足跡がヴェルユ沼になったとか、ヴァールン湖を掘ったりしたと言われているんだ」
山を持ってくるって何!?
『国作り神話やな、まん丸はな、うちと同じなんや』
「同じ?」
『周囲に祈られ意思を持った存在だな、ミントと違うのは大地の物を使った身体を与えられたことだろうな』
そういえば、ミントは元々1本の木だった。
「ファラ先輩が言った事って本当に?」
『ほんまやで』
「なんだ、どうした?」
「いえ、先輩の山を運んできたって信じられなかったんですけど、まん丸の過去がダイダラボッチだって精霊達が……」
「やっぱりな、私の国じゃ、昔は日当たりが悪かった村があってな、ダイダラボッチが山を動かして日当たりを良くしただとか、昔は空が低くて、ダイダラボッチが空の高さを上げただとか、さらには海水を掬って魚や貝を食べ、骨や貝殻を吐き出した場所が大貝塚と呼ばれていたりと、色々な伝説も残っているからな」
空を持ち上げたって何!?
「さすがに空は無いんじゃないですか……?」
「まぁな、だが山とかはあり得そうだよな」
確かに、山を動かしたとか、湖を掘ったとかの話なら、今のまん丸見ていると、出来そうな気がする。
と言うか、なぜまん丸は今その姿になったのだろうか?
まん丸が、巨大な人型のゴーレムになった理由は直ぐに分った。
キラークロコダイルが来る前に、シードラゴン達が港に入ってきた時、まん丸が大きな右手を海に突っ込みシードラゴン達を掴みあげたのだ。
「なんというか、私達からみたらシードラゴンって巨大だって思ったけど、まん丸から見たら小さな蛇でも掴んでいるみたい……」
「一番でかい奴でも50m位ありそうなんだがな……」
「腰から下は見えないけど、まん丸の全長500m越えるんですかね……?」
「それくらいはありそうだよな……」
上半身だけでも凄く大きいけれど……、と思った瞬間、次は巨大なまん丸がビンタするような仕草を見せていた。
「なに?」
『スカイドラゴンや』
「ぇ?」
『あれだけデカイ奴が現れたんだ、脅威にでも感じて襲いに来たんだろうよ』
「ここって、スカイドラゴンに襲われる可能性あるの?」
『ないんちゃう?まん丸がおったから来ただけちゃうん?』
『だな、あいつらの縄張りからは外れているはずだからな』
まん丸の役割は、この討伐祭りの邪魔をさせないことなのかな?
その後、キラークロコダイルが2匹来ると、守備隊の人達と、グリフォン達が一生懸命に討伐していた。
まん丸に掴まれていたシードラゴン達は、つかまれていた時間が長かったからか、弱った状態での討伐になり、なんなく討伐が終わった。
討伐祭りが終了後は、巨大なまん丸がはたき落としたスカイドラゴンを含めて、ドラゴンステーキパーティーが開催された。
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