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第7章 学園生活 不穏な夏休み編
第150話 昇格試験
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職員と一緒に納品カウンターに戻ると、細い眼鏡をかけたエルフの男性がいた。
『状況が変わりましたね……』
『だな……』
ん?
「ギルドマスター、こちらの方なんですが」
「分かっています。ランクと実力があってないのでしょ?」
「はい、Dランクでワイバーンを討伐できるようですし、先ほどキラーアリゲーターにクロップゴートの肉を納品されていました」
「そうでしょうね、イスコの町でレジェンド討伐したのは君ですよね?」
エルフの男性が私の方を見て言った。
もう伝わっているんだ。
「はい、昨日とか一昨日の話なんですが、もう知ってるんですか?」
「えぇ、昨夜イスコのギルドマスターをしているラッセルから連絡がありましたからね」
多分私はその人に会っていないはず。
「私何も悪いことしてないと思うのですが……」
なんか、責められる雰囲気なんだけど?
「そうですね、君の事を調べてみましたが、実力自体はA++以上ですね、話を聞くと学内武道会で、隻眼の乙女を赤子のようにあしらう精霊や、拳聖も相手にならず、拳聖や倭国の死神、ファイヤークィーンを含めたパーティーでも相手にならなかったそうですね」
拳聖はファラのことだって分かるけど、ファイヤークィーンと死神ってだれだろうか?
話の流れ的に倭国の死神はハンゾーな気がするけど。ファイヤークィーンはプリムかな?
「その3人混じりって勝ってる人に、相手になる人ってこの世にいるんですか?」
「彼女と同じ精霊使い、聖女リタくらいでしょう」
『そないやったら、うちとたたかわな……』
『ふっふふ、過去の私と試合も面白そうですね』
『だな、俺とアクアの力量に差が出てくるくらいだろ』
『めんどくさそ~』
そりゃそうだ、先祖が契約していた精霊達が今私と契約している。
もし戦うとしたら精霊達は自分自身と戦うことになる。
「あの……、リタと契約していた精霊と契約していたり……」
「ほぉ、それは、精霊達が成長していたら、リタも相手にならないかもしれませんね」
それはない、私自身が弱いから、各精霊同士がぶつかって、リタと私がぶつかった場合負ける自信がある!
「私自身はあまり強くは無く……」
「そうですか?私から見たら人外レベルの魔素を保有しているように見受けますが?」
『ふっふふ、それは間違いありませんね』
『やな、数年以内にはファラドラとウォンバルの域に到達できるやんね』
『だな、実際リタより速い速度で魔素量が成長してるからな』
え?
私自身あまり魔法とか使ってないけど、魔素量は精霊達が私の魔素を吸収しているから成長しているだけだし。
「えっと……、私はどうすれば……?」
「そうですね、Aランクというのは出来ませんが、Bランクに格上げさせてもらいます。その上でAランク昇級試験を受けてください」
私としては、冒険者ランクは何でも良いんだけど……。
「試験……?」
「えぇ、Sランクの魔物討伐です。パーティーでも良いですし、単独でも構いません、単独の場合は1回討伐すればAランクへ、パーティーの場合は5体討伐になりますね」
『クラーケンでええやん』
『そうですね、元々討伐予定でしたし』
ここに来る前そんな話していたね。
「あの、明日の朝精霊達がクラーケン討伐する気満々なんですけど」
『他人事のように言うなよ』
『ラミナもやるんだよ~』
私は側に居るだけのお仕事じゃん。
「なるほど、北の海域に居るクラーケンですか」
「北の漁師町から依頼が入ってましたよね」
「そうですね、どこでやるか決めてるんですか?」
『北の砂浜でいいんじゃないですか?』
「北の砂浜らしいです」
「そうですか、では討伐前にここによってもらっても?」
「ぇ?」
「その実力を見てみたいのですよ」
見るったって、私は側に居るだけで、精霊達がドンパチするだけだから見応えがあるのだろうか?
「構わないですけど……」
「マスター私も同行していいですか?同じアカデミーの先輩として」
「明日はオフでしたよね?構わないのですか?」
「はい、大丈夫です」
「ならば構いませんよ」
とりあえず、明日のクラーケン討伐は決定かな?
ギルドマスターとアカデミーの先輩が着いてくる事になったけど、二人の名前ってなんだろか?
「そういえば今夜の宿は決まっているのですか?」
「いえ、町の外で野宿をしようかと……」
「ふむ、それではもし良かったらだが、向かいの千草の宿に泊まってもらえないかな?」
「ぇ?」
「今この町は外から訪れる人が少なくて……」
そういえば精霊達が経済がどうのこうのって言ってたっけ。
すこしでも町の経済に貢献してほしいって認識であっていると思う。
「あぁ、別に良いですよ」
「食材は、先ほどあなたが納品したものを下ろすから」
「あ~、それはいらないです……、それは町の人たちのために使ってあげてください、正直クエストとして出しましたけど、寄付って形でもいいし」
ポーションや、洗料の関係でお金には困ってないし。個人的にはワイバーンの皮膜の焼き肉が食べたい。
「精霊使いらしい考えですね。あなたの好意無駄にしないようにしましょう、レンゲ、町の皆に広場で宴をやると伝えてください」
「ぇ?」
宴って何言っているの?
「かしこまりました!今食料庫の食材すべて放出するという認識で?」
「えぇ、それで構いません、人手が必要なら、空いている職員を使ってくれて構いませんから」
「はい!それでは!」
そういうと、レンゲと呼ばれた職員と話を聞いていた職員が外に出て行った。
「あの……、あまり人が多いところは好きじゃないので、町の外で一泊して明日の朝ここに戻ってきます」
知ってる人が1人でも居るならともかく、知らない人ばかりの場所で宴とかさすがに無理かな……。
「そうですか、残念ですが無理強いをする気はありません、明日の朝こちらでお待ちしています」
結構淡泊な人でよかった。
ファラが相手だと、「なんで」「どうして」「いいじゃねぇかよ!」とかで結構引き留めてくるし、ちょっとめんどくさい。
「それじゃあ」
「えぇ、あなたに最大限の感謝を」
そういうと、ギルドマスターと呼ばれた男が深々と頭を下げていた。
『状況が変わりましたね……』
『だな……』
ん?
「ギルドマスター、こちらの方なんですが」
「分かっています。ランクと実力があってないのでしょ?」
「はい、Dランクでワイバーンを討伐できるようですし、先ほどキラーアリゲーターにクロップゴートの肉を納品されていました」
「そうでしょうね、イスコの町でレジェンド討伐したのは君ですよね?」
エルフの男性が私の方を見て言った。
もう伝わっているんだ。
「はい、昨日とか一昨日の話なんですが、もう知ってるんですか?」
「えぇ、昨夜イスコのギルドマスターをしているラッセルから連絡がありましたからね」
多分私はその人に会っていないはず。
「私何も悪いことしてないと思うのですが……」
なんか、責められる雰囲気なんだけど?
「そうですね、君の事を調べてみましたが、実力自体はA++以上ですね、話を聞くと学内武道会で、隻眼の乙女を赤子のようにあしらう精霊や、拳聖も相手にならず、拳聖や倭国の死神、ファイヤークィーンを含めたパーティーでも相手にならなかったそうですね」
拳聖はファラのことだって分かるけど、ファイヤークィーンと死神ってだれだろうか?
話の流れ的に倭国の死神はハンゾーな気がするけど。ファイヤークィーンはプリムかな?
「その3人混じりって勝ってる人に、相手になる人ってこの世にいるんですか?」
「彼女と同じ精霊使い、聖女リタくらいでしょう」
『そないやったら、うちとたたかわな……』
『ふっふふ、過去の私と試合も面白そうですね』
『だな、俺とアクアの力量に差が出てくるくらいだろ』
『めんどくさそ~』
そりゃそうだ、先祖が契約していた精霊達が今私と契約している。
もし戦うとしたら精霊達は自分自身と戦うことになる。
「あの……、リタと契約していた精霊と契約していたり……」
「ほぉ、それは、精霊達が成長していたら、リタも相手にならないかもしれませんね」
それはない、私自身が弱いから、各精霊同士がぶつかって、リタと私がぶつかった場合負ける自信がある!
「私自身はあまり強くは無く……」
「そうですか?私から見たら人外レベルの魔素を保有しているように見受けますが?」
『ふっふふ、それは間違いありませんね』
『やな、数年以内にはファラドラとウォンバルの域に到達できるやんね』
『だな、実際リタより速い速度で魔素量が成長してるからな』
え?
私自身あまり魔法とか使ってないけど、魔素量は精霊達が私の魔素を吸収しているから成長しているだけだし。
「えっと……、私はどうすれば……?」
「そうですね、Aランクというのは出来ませんが、Bランクに格上げさせてもらいます。その上でAランク昇級試験を受けてください」
私としては、冒険者ランクは何でも良いんだけど……。
「試験……?」
「えぇ、Sランクの魔物討伐です。パーティーでも良いですし、単独でも構いません、単独の場合は1回討伐すればAランクへ、パーティーの場合は5体討伐になりますね」
『クラーケンでええやん』
『そうですね、元々討伐予定でしたし』
ここに来る前そんな話していたね。
「あの、明日の朝精霊達がクラーケン討伐する気満々なんですけど」
『他人事のように言うなよ』
『ラミナもやるんだよ~』
私は側に居るだけのお仕事じゃん。
「なるほど、北の海域に居るクラーケンですか」
「北の漁師町から依頼が入ってましたよね」
「そうですね、どこでやるか決めてるんですか?」
『北の砂浜でいいんじゃないですか?』
「北の砂浜らしいです」
「そうですか、では討伐前にここによってもらっても?」
「ぇ?」
「その実力を見てみたいのですよ」
見るったって、私は側に居るだけで、精霊達がドンパチするだけだから見応えがあるのだろうか?
「構わないですけど……」
「マスター私も同行していいですか?同じアカデミーの先輩として」
「明日はオフでしたよね?構わないのですか?」
「はい、大丈夫です」
「ならば構いませんよ」
とりあえず、明日のクラーケン討伐は決定かな?
ギルドマスターとアカデミーの先輩が着いてくる事になったけど、二人の名前ってなんだろか?
「そういえば今夜の宿は決まっているのですか?」
「いえ、町の外で野宿をしようかと……」
「ふむ、それではもし良かったらだが、向かいの千草の宿に泊まってもらえないかな?」
「ぇ?」
「今この町は外から訪れる人が少なくて……」
そういえば精霊達が経済がどうのこうのって言ってたっけ。
すこしでも町の経済に貢献してほしいって認識であっていると思う。
「あぁ、別に良いですよ」
「食材は、先ほどあなたが納品したものを下ろすから」
「あ~、それはいらないです……、それは町の人たちのために使ってあげてください、正直クエストとして出しましたけど、寄付って形でもいいし」
ポーションや、洗料の関係でお金には困ってないし。個人的にはワイバーンの皮膜の焼き肉が食べたい。
「精霊使いらしい考えですね。あなたの好意無駄にしないようにしましょう、レンゲ、町の皆に広場で宴をやると伝えてください」
「ぇ?」
宴って何言っているの?
「かしこまりました!今食料庫の食材すべて放出するという認識で?」
「えぇ、それで構いません、人手が必要なら、空いている職員を使ってくれて構いませんから」
「はい!それでは!」
そういうと、レンゲと呼ばれた職員と話を聞いていた職員が外に出て行った。
「あの……、あまり人が多いところは好きじゃないので、町の外で一泊して明日の朝ここに戻ってきます」
知ってる人が1人でも居るならともかく、知らない人ばかりの場所で宴とかさすがに無理かな……。
「そうですか、残念ですが無理強いをする気はありません、明日の朝こちらでお待ちしています」
結構淡泊な人でよかった。
ファラが相手だと、「なんで」「どうして」「いいじゃねぇかよ!」とかで結構引き留めてくるし、ちょっとめんどくさい。
「それじゃあ」
「えぇ、あなたに最大限の感謝を」
そういうと、ギルドマスターと呼ばれた男が深々と頭を下げていた。
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