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第4章 学園生活 友人の難病編
第77話 ダンジョンの謎?
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地下水路から出るとおなかが“ぐぅ~~~”鳴った。
「一回家に帰ろうか……」
『せやな』
自宅に向かっていると。
『お肉~お肉~』
まん丸が、ルンルン気分で肉を要望している。
「まん丸ごめん、朝からお肉を食べる気になれないかも……」
『ぇ~~!?』
「お昼で良いかな……」
『しかたないなぁ~、いいよ~』
朝からお肉は避けることが出来たが、何を食べるか決めていなかった。
「ん~どうしようかな」
さすがに朝早いためか、露店も無ければ開いているお店もなかった。ほんとうにどうしよう。
『そういえばキラベルに向かわれますか?』
「うん、そのつもりだよ」
『今から行けばキラベルのお店とか開いていると思いますよ』
空腹なのに走るの!?
「ぇ~、今おなかすいているんだけど……」
『まだ店も開いてないがどうするんだ?』
ん~どうしよう、鞄の中にすぐに食べられるものは薬草類が大半で、先週とったオークの肉と昨夜の肉とか、料理の素材しかなかったりする。
「道中で何か軽く食べられる物とかないかな……」
正直空腹のまま走るのはちょっとつらい。
『道中で軽く食べられるものですか……』
「うん」
『レイムマッシュはどないやろ?』
「レイムマッシュ?」
『帝都北部の森で取れる茶色いキノコやで』
キノコなら軽くて済むかな?
「じゃあ、それを食べてからキラベル行こうか」
『それでしたら、ここからですと海岸の方からが早そうですね』
『せやな』
帝都北部の海岸に出て左側にある森の中に入った。
「どこにあるのかな?」
『こっちや』
ミントの後に付いていくと、大きな傘のキノコらしきものが複数あった。
「大きいね」
キノコの傘の部分が、目一杯ひろげた手2つ分はある。
『せやろ、簡単に焼いて食べられるで』
「そうなんだ」
とりあえず二つだけ取って砂浜に戻った。
「これそのまま焼けば良いのかな?」
『鞄の中に岩塩あるやろ?軽く焼いてまぶせば旨いで』
「そうなんだ、グレンお願いして良い?」
『あぁ、そのまま焼くのか?串かなんかに刺した方が良くないか?』
「あぁ、そうだね」
近くの木の枝を折り、キノコを刺してから焼いてもらった。
串も燃えるかなと心配したが、その心配は無用だった。
軽く焼いた後、鞄から岩塩を取り出し少しだけ砕いてまぶしてから口に運んだ。
噛むとじわりとキノコのおいしい味が口の中に広がった。
「おいしい」
『おいしいね~』
『せやろ~、この森、結構旨いもんがあるで』
「そうなんだ」
キノコをゆっくり味わいながら食べていて、ふと思ったことがある。
「ねね、ダンジョンコアと契約したら何が出来るの?」
『何でも出来るんじゃないかな~?』
「なんでも?」
『あぁ、ダンジョン内はコアが絶対的存在だからな』
「絶対的な存在?」
『あぁ、ダンジョンはダンジョンコアが作り出した世界なのは分かるな?』
「うん、それは分かる」
『魔素を使ってありとあらゆる物を作ることが出来るんだよ』
ありとあらゆる物……?
「ぇ?それって、物語に出てくる剣とか万病に効く薬とか?」
『剣は出来るだろうが、万病に効く薬はどうだろうな、近い物は出来そうだが』
『そうですね、すべての病が同じ成分で治せるわけではないので難しいと思いますよ』
「そっか」
でも、ありとあらゆる物というのが気になった。
「ねね、私の分身を作ること出来るのかな?」
『それくらい簡単だろ』
「その分身って意思を持って動き回るのかな?」
『それも簡単だと思いますよ』
これって、キラベルまで行かないでも良いんじゃ!?
「んじゃ、ダンジョン内に手術の練習する場所を作るのも出来るよね?」
『あぁ、なるほど、ダンジョン内で手術の練習をするのか』
「うん、1時間で1週間分の練習が出来るなら、そっちの方が効率良いよね」
『そやな、そしたらこれからダンジョン攻略すん?』
「うん、そうしようか」
ふと、前回の救助の際、砕けた魔石しか見てないけど、他の人は何を求めてダンジョンに行っているんだろうか?
「ねね」
『何~?』
「この前ダンジョン行ったとき人いっぱい居たけど、何を求めてダンジョンに行くの?」
『素材だよ~』
「素材?」
『ダンジョン内の魔物を倒せば、その魔物を倒した際に得られる素材をドロップするんだ』
「ん?素材?」
前回は魔石しか見てないけれど、色々落ちたのはボス位だった気がする。
『あぁ、確実にドロップするという訳でもないが、解体する手間もなく素材が落ちるんだよ』
『素材以外にも、素材を加工した物もドロップするんですよ』
「加工した物?」
『せやで、ドラゴン倒したらドラゴンの牙や骨で作られたドラゴンキラーって剣を落としたりするんや』
「へぇ、そういう物を目指して潜っているんだ」
『そういうことだ、さっきミントが言ったドラゴンキラーなんかは高値で取引されているようだからな』
「へぇ、一攫千金目指して行くんだ」
『そうだよ~、下層に行けば行くほど良い物が落ちるんだ~』
「はぁ、この前は道中魔石だけだったのはたまたま?」
『倒した主がその場を離れるとダンジョンに吸収されるんだよ、じゃないとゴミだらけになるからな』
「あぁ、そうなんだ、魔石が残っていたのは?」
『俺らの意思をくみ取ったからじゃ無いか?』
アクアとグレンの意思をくみ取ったのか、同じような存在だから?
「そっか」
とりあえず今日はキラベルではなくダンジョン攻略することになった。
ダンジョンに向かおうとすると。
『食材持って行かないんですか?』
「あ~そうだね」
前回ですら3日位寝泊まりした記憶がある。
「1ヶ月分位あれば十分かな?」
『それ位あれば十分でしょ』
まだ帝都内のお店が開いていないなら森の中で取れる食材を採取していれば。
「ミント、さっき言っていた森の中で取れる食材教えてくれる?」
『ええで、こっちや』
その後、森の中で取れる木の実やキノコ類を中心に採取していった。
『せや、カブリトの根どないする?』
ダッドマッシュルームの代わりになる薬素材だし、確保しておこうかな。
「近くにあるの?」
『あるで』
ミントはそう言うと近くの地面に降りた。
『これや』
そういうと一本の草を指さした。
ピンク色の茎に赤紫の葉見るからに派手な植物だった。
「なんかすごい派手だよね……」
『せやろ、魔物も動物もこいつを食べるのを避けるんや』
あぁ、カブリトなりの生存戦略なのかな。
近くに生えているカブリトを数本採取した。
その後、ミントに勧められた木の実やキノコや草などを採取していった。
「これだけで1ヶ月分にもなるかな?」
『少し足りないようですが、魚でも持って行きますか?』
「海の魚?」
『えぇ』
「お願いして良い?」
『いいですよ、ちょっとしたら海岸の方に来て下さいね』
「うん」
すこし森の恵みを採取してから海岸の方にいくと、
砂浜には私の身長と大差無いような大きな魚が数匹氷漬けにされていた。
「なんか大きいね……」
『デビルボニート、この辺りの海では大型の魔物ですね』
「そうなんだ、そのまま入れちゃって大丈夫?」
『えぇ、問題ありませんよ』
デビルボニートを鞄の中に入れてからダンジョンに向かった。
「一回家に帰ろうか……」
『せやな』
自宅に向かっていると。
『お肉~お肉~』
まん丸が、ルンルン気分で肉を要望している。
「まん丸ごめん、朝からお肉を食べる気になれないかも……」
『ぇ~~!?』
「お昼で良いかな……」
『しかたないなぁ~、いいよ~』
朝からお肉は避けることが出来たが、何を食べるか決めていなかった。
「ん~どうしようかな」
さすがに朝早いためか、露店も無ければ開いているお店もなかった。ほんとうにどうしよう。
『そういえばキラベルに向かわれますか?』
「うん、そのつもりだよ」
『今から行けばキラベルのお店とか開いていると思いますよ』
空腹なのに走るの!?
「ぇ~、今おなかすいているんだけど……」
『まだ店も開いてないがどうするんだ?』
ん~どうしよう、鞄の中にすぐに食べられるものは薬草類が大半で、先週とったオークの肉と昨夜の肉とか、料理の素材しかなかったりする。
「道中で何か軽く食べられる物とかないかな……」
正直空腹のまま走るのはちょっとつらい。
『道中で軽く食べられるものですか……』
「うん」
『レイムマッシュはどないやろ?』
「レイムマッシュ?」
『帝都北部の森で取れる茶色いキノコやで』
キノコなら軽くて済むかな?
「じゃあ、それを食べてからキラベル行こうか」
『それでしたら、ここからですと海岸の方からが早そうですね』
『せやな』
帝都北部の海岸に出て左側にある森の中に入った。
「どこにあるのかな?」
『こっちや』
ミントの後に付いていくと、大きな傘のキノコらしきものが複数あった。
「大きいね」
キノコの傘の部分が、目一杯ひろげた手2つ分はある。
『せやろ、簡単に焼いて食べられるで』
「そうなんだ」
とりあえず二つだけ取って砂浜に戻った。
「これそのまま焼けば良いのかな?」
『鞄の中に岩塩あるやろ?軽く焼いてまぶせば旨いで』
「そうなんだ、グレンお願いして良い?」
『あぁ、そのまま焼くのか?串かなんかに刺した方が良くないか?』
「あぁ、そうだね」
近くの木の枝を折り、キノコを刺してから焼いてもらった。
串も燃えるかなと心配したが、その心配は無用だった。
軽く焼いた後、鞄から岩塩を取り出し少しだけ砕いてまぶしてから口に運んだ。
噛むとじわりとキノコのおいしい味が口の中に広がった。
「おいしい」
『おいしいね~』
『せやろ~、この森、結構旨いもんがあるで』
「そうなんだ」
キノコをゆっくり味わいながら食べていて、ふと思ったことがある。
「ねね、ダンジョンコアと契約したら何が出来るの?」
『何でも出来るんじゃないかな~?』
「なんでも?」
『あぁ、ダンジョン内はコアが絶対的存在だからな』
「絶対的な存在?」
『あぁ、ダンジョンはダンジョンコアが作り出した世界なのは分かるな?』
「うん、それは分かる」
『魔素を使ってありとあらゆる物を作ることが出来るんだよ』
ありとあらゆる物……?
「ぇ?それって、物語に出てくる剣とか万病に効く薬とか?」
『剣は出来るだろうが、万病に効く薬はどうだろうな、近い物は出来そうだが』
『そうですね、すべての病が同じ成分で治せるわけではないので難しいと思いますよ』
「そっか」
でも、ありとあらゆる物というのが気になった。
「ねね、私の分身を作ること出来るのかな?」
『それくらい簡単だろ』
「その分身って意思を持って動き回るのかな?」
『それも簡単だと思いますよ』
これって、キラベルまで行かないでも良いんじゃ!?
「んじゃ、ダンジョン内に手術の練習する場所を作るのも出来るよね?」
『あぁ、なるほど、ダンジョン内で手術の練習をするのか』
「うん、1時間で1週間分の練習が出来るなら、そっちの方が効率良いよね」
『そやな、そしたらこれからダンジョン攻略すん?』
「うん、そうしようか」
ふと、前回の救助の際、砕けた魔石しか見てないけど、他の人は何を求めてダンジョンに行っているんだろうか?
「ねね」
『何~?』
「この前ダンジョン行ったとき人いっぱい居たけど、何を求めてダンジョンに行くの?」
『素材だよ~』
「素材?」
『ダンジョン内の魔物を倒せば、その魔物を倒した際に得られる素材をドロップするんだ』
「ん?素材?」
前回は魔石しか見てないけれど、色々落ちたのはボス位だった気がする。
『あぁ、確実にドロップするという訳でもないが、解体する手間もなく素材が落ちるんだよ』
『素材以外にも、素材を加工した物もドロップするんですよ』
「加工した物?」
『せやで、ドラゴン倒したらドラゴンの牙や骨で作られたドラゴンキラーって剣を落としたりするんや』
「へぇ、そういう物を目指して潜っているんだ」
『そういうことだ、さっきミントが言ったドラゴンキラーなんかは高値で取引されているようだからな』
「へぇ、一攫千金目指して行くんだ」
『そうだよ~、下層に行けば行くほど良い物が落ちるんだ~』
「はぁ、この前は道中魔石だけだったのはたまたま?」
『倒した主がその場を離れるとダンジョンに吸収されるんだよ、じゃないとゴミだらけになるからな』
「あぁ、そうなんだ、魔石が残っていたのは?」
『俺らの意思をくみ取ったからじゃ無いか?』
アクアとグレンの意思をくみ取ったのか、同じような存在だから?
「そっか」
とりあえず今日はキラベルではなくダンジョン攻略することになった。
ダンジョンに向かおうとすると。
『食材持って行かないんですか?』
「あ~そうだね」
前回ですら3日位寝泊まりした記憶がある。
「1ヶ月分位あれば十分かな?」
『それ位あれば十分でしょ』
まだ帝都内のお店が開いていないなら森の中で取れる食材を採取していれば。
「ミント、さっき言っていた森の中で取れる食材教えてくれる?」
『ええで、こっちや』
その後、森の中で取れる木の実やキノコ類を中心に採取していった。
『せや、カブリトの根どないする?』
ダッドマッシュルームの代わりになる薬素材だし、確保しておこうかな。
「近くにあるの?」
『あるで』
ミントはそう言うと近くの地面に降りた。
『これや』
そういうと一本の草を指さした。
ピンク色の茎に赤紫の葉見るからに派手な植物だった。
「なんかすごい派手だよね……」
『せやろ、魔物も動物もこいつを食べるのを避けるんや』
あぁ、カブリトなりの生存戦略なのかな。
近くに生えているカブリトを数本採取した。
その後、ミントに勧められた木の実やキノコや草などを採取していった。
「これだけで1ヶ月分にもなるかな?」
『少し足りないようですが、魚でも持って行きますか?』
「海の魚?」
『えぇ』
「お願いして良い?」
『いいですよ、ちょっとしたら海岸の方に来て下さいね』
「うん」
すこし森の恵みを採取してから海岸の方にいくと、
砂浜には私の身長と大差無いような大きな魚が数匹氷漬けにされていた。
「なんか大きいね……」
『デビルボニート、この辺りの海では大型の魔物ですね』
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