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第3章 旅立ち
第23話 洗料完成
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入学試験から3日後
今日は、入学試験の合否発表があり、昼過ぎにアカデミーで掲示される事になっていた。
“合格は決まっているから”と実技の最後に上級生から言われたが、結果が気になって仕方がなかった。
『ソワソワしてもしゃあへんで、洗料作りの続きをしような』
入試後も延々と洗料作りをして、ようやく完成を迎えようとしていた。
「そうだね」
とりあえず、試験結果の事を忘れ、洗料作りに専念することにした。
作業に専念する事数時間、洗料を容器に入れ作業が終わった。
「これ、どう見ても1人で使うには多すぎるよね」
『せやな、半分くらいガーネットに渡したらええんちゃう?』
酒瓶と同じ形状の瓶30本分の洗料が出来た。
「そうだね、約束しているし、渡しに行こうか」
『せやな』
『そのまま、アカデミーに行けばちょうどいい時間かもしれませんよ』
「そうだね」
瓶が大きいので半分もカバンに詰める事が出来ないので、2本だけカバンに詰てから家を出た。
「ガーネットさんってどこにいるかな?お店?」
『せやな、自分の店におるね』
「ありがとう」
『ええって』
ガーネットの店に向かい、店内に入ると、実技試験2戦目、3戦目の相手となった女子学生2人がガーネットと話をしていた。
「こんにちは~」
「あら、いらっしゃい」
挨拶をすると3人がこっちを見た。
「ラミナちゃんだ~」
「ですね」
「今日はどうしたんですか?」
「先日約束していた洗料を持ってきました」
「あら、見せてもらっても?」
「はい」
カバンから瓶を2本取り出し近くのカウンターに置いた。
「どちらも頂いたファントムフラワーの香りがする洗料にしてあります」
「へぇ……、この容器しかなかったのかしら?」
「量が入って空いているのは、それしかなかったので……」
お世辞にも可愛いとは言えない瓶だ、個人的に水を入れておくための瓶として使っていた奴だし。
「ガーネットさん、それは何なんです?」
「ラミナちゃんお手製の肌がつるつるになる洗料だそうよ」
「へぇ~、使ってみたいですね」
「使ってみましょうか」
「やったね!」
茶髪ショートの女子学生は、試験時も思ったが明るく活発なタイプのようだ、一方、金髪ポニーテールの女子学生は、おとなしいというより冷静で上品な印象を受けた。
「で、ラミナさん、どのように使うのがおすすめ何ですか?」
「あ、手のひらに1滴たらして、両手で伸ばしてください、そこから顔を洗うなら顔を、髪を洗うなら髪にと言った感じです」
「そう、ちょっと奥に行きましょうか」
「了解!」
「はい」
3人とも奥に行ってしまった。店内空っぽだけどいいのかな?
店番と言うわけではないけど、カウンターの中でボーっとしていると、奥から“おぉーすごーい!”とか“これいいですね”とか色々な叫びに近い声が聞こえた。
喜んでもらえたならよかった。
『3人共はしゃいで戻ってこんね』
「だねぇ」
『まぁ、女性とはそう言うものですよ』
私から見たら、ミントもアクアも女性だと思っているのだが、アクアの発言は男性が言いそうなセリフだな、なんて思った。
カウンターでボーっと待つ事数十分、ようやく3人が奥から戻って来た。
「ラミナちゃんこれ凄いね!良かったら私にも分けて!」
「出来たら私も……」
帝都だから、私が作ったのよりいいのがありそうなんだけどと思った。
「家にまだあるのでいいですよ」
「プリムやったね!」
「いえーい」
2人はうれしいらしく、ハイタッチをしていた。
金髪の女子学生のほうは、プリムって名前なのかな?
「ラミナちゃん、これ商品化しない?」
「ぇ?」
商品化するにしても、手間がかかり過ぎて学業と並行できるか自信がない。
「そうだよ、これヒール草入ってるでしょ?」
「ヒール草は入れてないんですけど、癒し草の煮汁が入ってます」
「それで、ささくれが綺麗に治ってびっくりだよ」
「商品化はうれしいんですけど、結構手間がかかるので作れるかの問題が……」
「そう、このレシピを教えてもらう事は?」
『リタが考えたもんやし、ええんちゃう?』
先祖様のレシピだったのか、1カ所ファントムフラワーの香水から、香料を抜いたのはアクアだけど、その部分はどうするんだろう?
「香料の所はどうするの?」
『ファントムフラワーの香料じゃなくてもええんちゃう?』
『そうですね、何の香料でもいいですし、混ぜるタイミングが決まっているだけですから』
「そっか」
「また精霊さんかな?精霊さんはなんて言っているの?」
茶髪の女子学生が聞いてきた。
「先祖のレシピなので教えてもいいんじゃないと言っています」
「へぇ、じゃあこの洗料は、リタさんが考えたレシピなんだ」
「ぇ?リタって、聖女リタ?」
ガーネットの発言に、即喰い付く茶髪の女子学生。
「そうですよ、ラミナちゃんのひぃひぃお婆さんが聖女リタさんなんですよ」
私の代わりにガーネットが真実を打ち明けていた。
ボッシュの妻だったら、そのことを聞いていても不思議じゃないか。
「「ぇーー!」」
2人の女子学生が驚いていた。
「今回の入試結果が満点で、聖女リタの再来とかアカデミーで噂になっているんだけど!」
『せやろな、答えもほぼほぼ同じやったし』
『ですね、違いと言えば、実技で煽っていないことくらいですよね』
『ふっははは、そうやね』
アクアの返しにミントは笑って答えていた。
「へぇ~聖女様が使っていた洗料とか……、恐れ多くて使えそうにないかも……」
「じゃあ、ミラの分は私がもらっておきますね」
「ダメだよ!」
「ふふふ、ですよね」
茶髪の女子学生はミラという名なのかな?
「今度手すきの時に、レシピ持ってきますね」
「ありがとう、利益の3割でいいかしら?」
「何の話です?」
「レシピを教えてもらう代わりに利益の一部をね」
個人的に求めてなかったけど、貰えるものを貰っておいた方が後の為になるかな?
「なるほど、いいですよ」
「ありがとう、交渉成立ね」
「そういや、ラミナちゃんは合格発表見に行ったの?」
「ミラ、発表を見に行っていたらこの時間に、ここに居ないと思いますよ」
「そうだよね、ラミナちゃん、私達この後登校するんだけど、一緒に行かない?」
「いきます!」
断る理由が無かったので即答した。
「それじゃあ、行きましょうか」
「んじゃガーネットさんまた来ますね」
「えぇ、まっていますよ」
3人でガーネットの店を後にし、アカデミーへ向かった。
今日は、入学試験の合否発表があり、昼過ぎにアカデミーで掲示される事になっていた。
“合格は決まっているから”と実技の最後に上級生から言われたが、結果が気になって仕方がなかった。
『ソワソワしてもしゃあへんで、洗料作りの続きをしような』
入試後も延々と洗料作りをして、ようやく完成を迎えようとしていた。
「そうだね」
とりあえず、試験結果の事を忘れ、洗料作りに専念することにした。
作業に専念する事数時間、洗料を容器に入れ作業が終わった。
「これ、どう見ても1人で使うには多すぎるよね」
『せやな、半分くらいガーネットに渡したらええんちゃう?』
酒瓶と同じ形状の瓶30本分の洗料が出来た。
「そうだね、約束しているし、渡しに行こうか」
『せやな』
『そのまま、アカデミーに行けばちょうどいい時間かもしれませんよ』
「そうだね」
瓶が大きいので半分もカバンに詰める事が出来ないので、2本だけカバンに詰てから家を出た。
「ガーネットさんってどこにいるかな?お店?」
『せやな、自分の店におるね』
「ありがとう」
『ええって』
ガーネットの店に向かい、店内に入ると、実技試験2戦目、3戦目の相手となった女子学生2人がガーネットと話をしていた。
「こんにちは~」
「あら、いらっしゃい」
挨拶をすると3人がこっちを見た。
「ラミナちゃんだ~」
「ですね」
「今日はどうしたんですか?」
「先日約束していた洗料を持ってきました」
「あら、見せてもらっても?」
「はい」
カバンから瓶を2本取り出し近くのカウンターに置いた。
「どちらも頂いたファントムフラワーの香りがする洗料にしてあります」
「へぇ……、この容器しかなかったのかしら?」
「量が入って空いているのは、それしかなかったので……」
お世辞にも可愛いとは言えない瓶だ、個人的に水を入れておくための瓶として使っていた奴だし。
「ガーネットさん、それは何なんです?」
「ラミナちゃんお手製の肌がつるつるになる洗料だそうよ」
「へぇ~、使ってみたいですね」
「使ってみましょうか」
「やったね!」
茶髪ショートの女子学生は、試験時も思ったが明るく活発なタイプのようだ、一方、金髪ポニーテールの女子学生は、おとなしいというより冷静で上品な印象を受けた。
「で、ラミナさん、どのように使うのがおすすめ何ですか?」
「あ、手のひらに1滴たらして、両手で伸ばしてください、そこから顔を洗うなら顔を、髪を洗うなら髪にと言った感じです」
「そう、ちょっと奥に行きましょうか」
「了解!」
「はい」
3人とも奥に行ってしまった。店内空っぽだけどいいのかな?
店番と言うわけではないけど、カウンターの中でボーっとしていると、奥から“おぉーすごーい!”とか“これいいですね”とか色々な叫びに近い声が聞こえた。
喜んでもらえたならよかった。
『3人共はしゃいで戻ってこんね』
「だねぇ」
『まぁ、女性とはそう言うものですよ』
私から見たら、ミントもアクアも女性だと思っているのだが、アクアの発言は男性が言いそうなセリフだな、なんて思った。
カウンターでボーっと待つ事数十分、ようやく3人が奥から戻って来た。
「ラミナちゃんこれ凄いね!良かったら私にも分けて!」
「出来たら私も……」
帝都だから、私が作ったのよりいいのがありそうなんだけどと思った。
「家にまだあるのでいいですよ」
「プリムやったね!」
「いえーい」
2人はうれしいらしく、ハイタッチをしていた。
金髪の女子学生のほうは、プリムって名前なのかな?
「ラミナちゃん、これ商品化しない?」
「ぇ?」
商品化するにしても、手間がかかり過ぎて学業と並行できるか自信がない。
「そうだよ、これヒール草入ってるでしょ?」
「ヒール草は入れてないんですけど、癒し草の煮汁が入ってます」
「それで、ささくれが綺麗に治ってびっくりだよ」
「商品化はうれしいんですけど、結構手間がかかるので作れるかの問題が……」
「そう、このレシピを教えてもらう事は?」
『リタが考えたもんやし、ええんちゃう?』
先祖様のレシピだったのか、1カ所ファントムフラワーの香水から、香料を抜いたのはアクアだけど、その部分はどうするんだろう?
「香料の所はどうするの?」
『ファントムフラワーの香料じゃなくてもええんちゃう?』
『そうですね、何の香料でもいいですし、混ぜるタイミングが決まっているだけですから』
「そっか」
「また精霊さんかな?精霊さんはなんて言っているの?」
茶髪の女子学生が聞いてきた。
「先祖のレシピなので教えてもいいんじゃないと言っています」
「へぇ、じゃあこの洗料は、リタさんが考えたレシピなんだ」
「ぇ?リタって、聖女リタ?」
ガーネットの発言に、即喰い付く茶髪の女子学生。
「そうですよ、ラミナちゃんのひぃひぃお婆さんが聖女リタさんなんですよ」
私の代わりにガーネットが真実を打ち明けていた。
ボッシュの妻だったら、そのことを聞いていても不思議じゃないか。
「「ぇーー!」」
2人の女子学生が驚いていた。
「今回の入試結果が満点で、聖女リタの再来とかアカデミーで噂になっているんだけど!」
『せやろな、答えもほぼほぼ同じやったし』
『ですね、違いと言えば、実技で煽っていないことくらいですよね』
『ふっははは、そうやね』
アクアの返しにミントは笑って答えていた。
「へぇ~聖女様が使っていた洗料とか……、恐れ多くて使えそうにないかも……」
「じゃあ、ミラの分は私がもらっておきますね」
「ダメだよ!」
「ふふふ、ですよね」
茶髪の女子学生はミラという名なのかな?
「今度手すきの時に、レシピ持ってきますね」
「ありがとう、利益の3割でいいかしら?」
「何の話です?」
「レシピを教えてもらう代わりに利益の一部をね」
個人的に求めてなかったけど、貰えるものを貰っておいた方が後の為になるかな?
「なるほど、いいですよ」
「ありがとう、交渉成立ね」
「そういや、ラミナちゃんは合格発表見に行ったの?」
「ミラ、発表を見に行っていたらこの時間に、ここに居ないと思いますよ」
「そうだよね、ラミナちゃん、私達この後登校するんだけど、一緒に行かない?」
「いきます!」
断る理由が無かったので即答した。
「それじゃあ、行きましょうか」
「んじゃガーネットさんまた来ますね」
「えぇ、まっていますよ」
3人でガーネットの店を後にし、アカデミーへ向かった。
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