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願いを叶える薬
第71話 幕間 2次会は女子会
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ユキ視点
誠明とマイア、マリベルと食堂で飲んだ後
「ん~広さ4畳半くらいか……?狭いが寝るだけなら十分か~」
誠明は部屋の隅にぶら下がっているネットの様な物に触れていた。
「もしかしてこれハンモック……?波でゆれたりしても大丈夫なようにか?」
誠明が何やらネットをいじり壁から壁へとネットを広げていた。
誠明はそれに寝るの?うちのベッドは?
「キィ~!キュ~~!?(誠明!うちのベッドは!?)」
「ん?なにどうした?一緒に寝たいの?」
「キュ~!キュッキュ!(違うけど!良いなら寝たい!)」
と鳴き頷いた。
「んじゃちょっと待ってね」
両脇を掴まれ体が浮くような感触に襲われ、ネットの上に下ろされた。
「暴れんなよ~」
何これ、歩きにくい。足がネットの穴の部分にはいっちゃう。穴に落ちた足を戻そうと必死にもがいていると。ハンモックがぐるりと回転して床にたたきつけられた。
「ッギュ!(痛っ!)」
「暴れるなって言ったろうに……、先に自分乗るからその上に飛び乗れる?」
「キュ~(頑張ってみる)」
誠明がハンモックに乗っかり体を伸ばすと。
「いいよ~」
誠明からOKの合図がでたので誠明の上に飛び乗るつもりでジャンプし飛び乗った。
「暴れんなよ、バランス崩すとさっきみたいに落ちるからね」
「キュィ~(はい~)」
この後誠明が毛布を被り寝始めた。
狭い過去一狭い部屋!ベッドも置けない部屋って思っていたけど、今までになかった寝床に少しワクワクしながら眠りについた。
ん~暖かい~。
誠明が寝てしばらくすると、うちの勘が何かを捕らえた。
なんだろう?侵入者じゃないけどなんだ?
千里眼スキルと地獄耳スキルを使っていると、船長室でマイアとマリベルが何か話しているのに気づいた。
耳を澄ませてみると。
◇◇◇◇◇◇
「マリベル、あなたあの子のことどう思う?」
「どういう意味でいってる?」
「ん~そうね、キャメちゃんたちの事みてると、私としては誰かにあの子を口説き落としてほしいんだよね」
ん、誠明を狙ってる?
「あぁ、たしかにあの病気を薬だけですぐに回復させるなんてないからな、ってか口説く事出来るやついるか?あたいには無理だぞ」
「まぁマリベルにはそのあたりを期待してないから、それに多分だけどあの狐ちゃんが邪魔してくると思うのよね」
うちもマリベルみたいな人は誠明を落とせないと思う。
「人の言葉が分かるだけじゃないのか?」
「なんとなくだけどあの子彼の事が大好きだと思うよ」
マイアは、わかっているじゃん!
「ペットならそんなもんじゃないのか?」
「主とペットというより、私から見てると狐ちゃんにとって特別な存在みたいに見えるんだよね。もし人だったら恋人とか旦那さんとかね~」
そういう関係になりたいとは思うけど。そのように思われることしていたかな?
「はぁ~そうなんかねぇ、だが魔物と人じゃ無理だろ」
人になる為に帝国行くんだし!
「まぁね、でも口説くのに一番のネックは狐ちゃんかな~それにこの話も狐ちゃんに聞かれてると思うよ」
「なんでだ?」
「狐ちゃん、千里眼と地獄耳もってた」
「あぁなるほど、鑑定で見たのか、それでこの話を聞いていると」
「そう、幻影魔法に千里眼、地獄耳相性のいい組み合わせだなって思ったよ」
「もう寝てるだろう」
「どうだろうね~マリベルならさ、好きな子が女の子だらけの所にいったらどう思う?」
「気になるな」
「でしょ、私も変な虫がつかないか心配だね、多分狐ちゃんは今そんな心境なんじゃないかな?」
そこまで思っていなかったけど、たしかにそうかも、うちが離れている間に誰かにとられるのは嫌だな。
「なるほどな」
「まぁ私としては出来るだけ長い付き合いをしたいかな~」
「それは同感だ」
誠明の良さを分かってくれるのはうれしいな。うちも2人と話してみたいちょっと2人の元に幻影を出しておしゃべりしてみよかな。
『こんばんは』
「うぁ」「うぉ!」
いきなり姿を現したからか2人とも驚いていたけど構わず自己紹介
『さっきまで2人が話していた狐ちゃんですよ』
「へぇ、あなた幻影魔法使ってそんな事ができるんだ」
『誠明が色々可能性を示してくれたからね~でも誠明には姿を見せる事も声が届くこともないんだけどね~』
「へぇ?なんで姿を見せることが出来ないんだ?」
『前にザックって人が幻影を見るのは精神に異常をきたしてる時だって言ってた。だから絶対健康を持っている誠明には幻影が通じないの』
「あぁなるほどね~ユキちゃんとしては一番話をしたい相手なのにね」
マイアが笑っていた。確かに一番見てほしい、声を聞いて欲しいって思える相手は誠明だ。
『うん』
「んで、どうしてここに姿を?」
『誠明を狙うのは止めて!』
一番最初に2人に伝えておきたいことを伝えた。
「あ~やっぱり彼のこと好きなんだ」
『お母さんを亡くして身よりがいないうちをずっと大切に育ててくれたんだから、あたりまえじゃん!』
「そっか~ところでユキちゃん、あなたたちはなんで帝国に行くの?」
言ってもいいのかな?言ったら連れてってもらえないとかあるのかな?
『エンシェントドラゴンに会うために行くの』
「神龍とも呼ばれてる奴か、何故そんなのに?」
言って良いのかな?
「まぁまぁ、マリベルあまり深く突っ込まなくていいんじゃない?ユキちゃん暇なときここに遊びにおいでよ、彼も昼間料理とかで忙しくなるだろうからそんなときにおいで」
『いいの?』
「いいよ、代わりに今まで見てきた事を教えて」
『そんなんで良いなら!』
「うんそれでいいよ~じゃあさっそく眠くなるまでお話ししよう!」
その後、夜が明け始めるころまで今までの事をマイアとマリベルに話し、2人の事も色々聞かせてもらった。
誠明とマイア、マリベルと食堂で飲んだ後
「ん~広さ4畳半くらいか……?狭いが寝るだけなら十分か~」
誠明は部屋の隅にぶら下がっているネットの様な物に触れていた。
「もしかしてこれハンモック……?波でゆれたりしても大丈夫なようにか?」
誠明が何やらネットをいじり壁から壁へとネットを広げていた。
誠明はそれに寝るの?うちのベッドは?
「キィ~!キュ~~!?(誠明!うちのベッドは!?)」
「ん?なにどうした?一緒に寝たいの?」
「キュ~!キュッキュ!(違うけど!良いなら寝たい!)」
と鳴き頷いた。
「んじゃちょっと待ってね」
両脇を掴まれ体が浮くような感触に襲われ、ネットの上に下ろされた。
「暴れんなよ~」
何これ、歩きにくい。足がネットの穴の部分にはいっちゃう。穴に落ちた足を戻そうと必死にもがいていると。ハンモックがぐるりと回転して床にたたきつけられた。
「ッギュ!(痛っ!)」
「暴れるなって言ったろうに……、先に自分乗るからその上に飛び乗れる?」
「キュ~(頑張ってみる)」
誠明がハンモックに乗っかり体を伸ばすと。
「いいよ~」
誠明からOKの合図がでたので誠明の上に飛び乗るつもりでジャンプし飛び乗った。
「暴れんなよ、バランス崩すとさっきみたいに落ちるからね」
「キュィ~(はい~)」
この後誠明が毛布を被り寝始めた。
狭い過去一狭い部屋!ベッドも置けない部屋って思っていたけど、今までになかった寝床に少しワクワクしながら眠りについた。
ん~暖かい~。
誠明が寝てしばらくすると、うちの勘が何かを捕らえた。
なんだろう?侵入者じゃないけどなんだ?
千里眼スキルと地獄耳スキルを使っていると、船長室でマイアとマリベルが何か話しているのに気づいた。
耳を澄ませてみると。
◇◇◇◇◇◇
「マリベル、あなたあの子のことどう思う?」
「どういう意味でいってる?」
「ん~そうね、キャメちゃんたちの事みてると、私としては誰かにあの子を口説き落としてほしいんだよね」
ん、誠明を狙ってる?
「あぁ、たしかにあの病気を薬だけですぐに回復させるなんてないからな、ってか口説く事出来るやついるか?あたいには無理だぞ」
「まぁマリベルにはそのあたりを期待してないから、それに多分だけどあの狐ちゃんが邪魔してくると思うのよね」
うちもマリベルみたいな人は誠明を落とせないと思う。
「人の言葉が分かるだけじゃないのか?」
「なんとなくだけどあの子彼の事が大好きだと思うよ」
マイアは、わかっているじゃん!
「ペットならそんなもんじゃないのか?」
「主とペットというより、私から見てると狐ちゃんにとって特別な存在みたいに見えるんだよね。もし人だったら恋人とか旦那さんとかね~」
そういう関係になりたいとは思うけど。そのように思われることしていたかな?
「はぁ~そうなんかねぇ、だが魔物と人じゃ無理だろ」
人になる為に帝国行くんだし!
「まぁね、でも口説くのに一番のネックは狐ちゃんかな~それにこの話も狐ちゃんに聞かれてると思うよ」
「なんでだ?」
「狐ちゃん、千里眼と地獄耳もってた」
「あぁなるほど、鑑定で見たのか、それでこの話を聞いていると」
「そう、幻影魔法に千里眼、地獄耳相性のいい組み合わせだなって思ったよ」
「もう寝てるだろう」
「どうだろうね~マリベルならさ、好きな子が女の子だらけの所にいったらどう思う?」
「気になるな」
「でしょ、私も変な虫がつかないか心配だね、多分狐ちゃんは今そんな心境なんじゃないかな?」
そこまで思っていなかったけど、たしかにそうかも、うちが離れている間に誰かにとられるのは嫌だな。
「なるほどな」
「まぁ私としては出来るだけ長い付き合いをしたいかな~」
「それは同感だ」
誠明の良さを分かってくれるのはうれしいな。うちも2人と話してみたいちょっと2人の元に幻影を出しておしゃべりしてみよかな。
『こんばんは』
「うぁ」「うぉ!」
いきなり姿を現したからか2人とも驚いていたけど構わず自己紹介
『さっきまで2人が話していた狐ちゃんですよ』
「へぇ、あなた幻影魔法使ってそんな事ができるんだ」
『誠明が色々可能性を示してくれたからね~でも誠明には姿を見せる事も声が届くこともないんだけどね~』
「へぇ?なんで姿を見せることが出来ないんだ?」
『前にザックって人が幻影を見るのは精神に異常をきたしてる時だって言ってた。だから絶対健康を持っている誠明には幻影が通じないの』
「あぁなるほどね~ユキちゃんとしては一番話をしたい相手なのにね」
マイアが笑っていた。確かに一番見てほしい、声を聞いて欲しいって思える相手は誠明だ。
『うん』
「んで、どうしてここに姿を?」
『誠明を狙うのは止めて!』
一番最初に2人に伝えておきたいことを伝えた。
「あ~やっぱり彼のこと好きなんだ」
『お母さんを亡くして身よりがいないうちをずっと大切に育ててくれたんだから、あたりまえじゃん!』
「そっか~ところでユキちゃん、あなたたちはなんで帝国に行くの?」
言ってもいいのかな?言ったら連れてってもらえないとかあるのかな?
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言って良いのかな?
「まぁまぁ、マリベルあまり深く突っ込まなくていいんじゃない?ユキちゃん暇なときここに遊びにおいでよ、彼も昼間料理とかで忙しくなるだろうからそんなときにおいで」
『いいの?』
「いいよ、代わりに今まで見てきた事を教えて」
『そんなんで良いなら!』
「うんそれでいいよ~じゃあさっそく眠くなるまでお話ししよう!」
その後、夜が明け始めるころまで今までの事をマイアとマリベルに話し、2人の事も色々聞かせてもらった。
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