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診療所開設!
第37話 宰相訪問
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姫様の造血幹細胞移植から1カ月ほどたった、移植した造血幹細胞がちゃんと機能したらしく良好な経過だった。今では普通の生活が送れるようになっていた。そんな日の午前中の診療を終え片付けていると、ウォズさんが診療所にやってきた。
「あれ?どうしたんですか?」
「なに、誠明殿に話が有ってな、これからわしと一緒に来てくれんか?」
「今日の午後は予定ないので、別にいいですけど……」
どこに連れていかれるんだろうか?
「そうか、ならば準備してくれ」
「ユキでかけるよ~」
受付椅子で丸くなっていたのかユキは体を起こすと受付カウンター越しにユキの頭だけが現れた。
「キュッキュ!」
こちらを見て返事をすると、カウンターに飛び乗りこちら側にやってきた。
足元まで来たユキを抱き上げる。
「何時でも行けますよ」
「そうか、それでは行くとしようか」
診療所の前には立派な馬車が止まっていて、その馬車に乗るように促された。
馬車に乗ると1人の高齢男性が座っていてその対面に座るように促されたので腰を下ろした。
「急に訪問して済まなかったな、私はカーンという、教会でどんなに祈ってもよくならなくてな、そんな時宰相殿から貴殿の話を聞いて息子を診てもらいたくてこうして尋ねてきたんだ」
宰相殿って誰の事だろうか?
病人か、教会でどんなに祈ってもって、祈った所で治るわけがなさそうだが病は気からと言うし治る事があるのだろうか?なんて疑問が湧いた。
ウォズさんも馬車に乗り込むと馬車が走り始めた。
「そうなんですか、その方の症状を教えてもらっても良いですか?」
「そうだな、胸焼けと食欲不振、お腹辺りに違和感があるそうだ」
胃とか腸あたりだろうか?
これだけだと判断しかねるな。
「何か思い当たる病でもあるのか?」
「いや、それだけじゃ判断しかねますね、胃とか腸辺りの病だと思うんですが、直接診ないとなんともですね……」
「そうか……」
「カーン殿、彼に診てもらえれば助かる可能性が高い、そう心配なさるな」
ん~何でも確実に治せるというわけでもないんだがとか思いながら馬車に揺られていた。
しばらくすると貴族達が住むエリアに入った。
「そういえば2人の関係は?」
「先代と今代の宰相だな」
そうウォズさんが教えてくれた。
なるほど、カーンさんが先代で、ウォズさんが今代の宰相という事か、宰相って結構偉い人だった気がするが。
「はぁ……、宰相って結構偉い役職だったと思うのですが、どのようなお仕事なんですか?」
「どのような仕事か、王の相談役だな」
「そうですな」
相談役ね、ブレーントラストってやつか、思っていた通り偉い立場の人だった。
そんな事を思っていると、馬車が一件の家の庭に入って行った。どうやら到着したかな?
馬車の窓の外に玄関と思しき場所が寄って来ると馬車が止まった。
「さぁ誠明殿降りてくれ、ウォズ感謝する」
「いえいえ、息子さんの病が治る事を祈っていますよ」
「あぁ、ありがとう」
カーンさんに促されるように馬車を降りると屋敷の中に案内された、
屋敷に入ると執事とメイドと思しき人達が左右にずらりと並んで出迎えた。
映画とかでしか見たことのないシーンだなとか思った。
「カイルはいるか?」
カーンさんが問うと、執事の1人が。
「自室で休まれております」
「そうか、誠明殿こちらだ」
玄関を入って正面にある階段を登りある部屋の一室に入った。
そこには1人の中年男性が居たが、凄く痩せ細っているように見えた。
「カイル調子はどうだ?」
「今日はまだ楽ですね、そちらの方は?」
「姫様の病を治した医者だ」
「宮廷医が治せなかった病を治した医者か、君に私を治せるのか?」
痩せ具合を見ると結構重い病か?
「出来るだけ力になります、手を出してもらっても良いですか?」
そう伝えると、カイルさんは手を出してきた。
触診を発動させると直ぐに分かった。
こいつは胃ガンだ、まだガン細胞が他の部分に転移していないもののかなり進行していた。
「誠明殿、何の病気か分かったかね?」
「えぇ、胃ガンですね、このまま進行すると間違いなく命を落とすことになります」
「やはり死病か、誠明殿治すことは可能か?」
「今なら胃の大半を摘出することになりますが可能ですね、胃がんと手術法に関して説明しましょうか?」
「「頼む」」
胃がんとは何かから、開腹法による胃の摘出手術まで一通り説明をした。
「お腹を切って人は生きられるのか!?」
ごもっともである。外科的手術が一般的ではない世界ならそう思われても不思議ではない。
「自分が出来る対応はそれだけです。本人が望むなら対応しますが、望まないならやるつもりはありませんよ……」
「カイル、これまでの方法では良くならんのだ掛けてみないか?」
「少し考えさせてくれ」
「1つだけ注意してほしい事があります。時間を置くとガン細胞は転移して他の部分に移る可能性があり、手遅れとなる事を忘れないでください体のあちらこちらに転移されたら自分でも対応しきれなくなるかもしれません」
「あぁ……」
かなり悩んでいるのが分かる。ここからは自分が同行することはない、後は本人の決断次第だ。
「カーンさん、今自分に出来る事はないので帰りますね、受けると決まったらまた診療所まで来てください。ちなみに明日手術を受ける場合ですが、今夜は何も口にしないでくださいね」
「わかった。家の者に送らせよう」
「あぁ、大丈夫ですのんびり買い物しながら帰るので」
「そうか、誰か!」
カーンさんが叫ぶと、部屋の外で待機していたのか直ぐに執事が部屋に入ってきた。
「旦那様どうなさいましたか?」
「誠明殿を外まで送って差し上げろ」
「かしこまりました」
執事に案内され玄関を出るとそこにはまだ馬車があった。
「あれ?どうしたんですか?」
「なに、誠明殿に話が有ってな、これからわしと一緒に来てくれんか?」
「今日の午後は予定ないので、別にいいですけど……」
どこに連れていかれるんだろうか?
「そうか、ならば準備してくれ」
「ユキでかけるよ~」
受付椅子で丸くなっていたのかユキは体を起こすと受付カウンター越しにユキの頭だけが現れた。
「キュッキュ!」
こちらを見て返事をすると、カウンターに飛び乗りこちら側にやってきた。
足元まで来たユキを抱き上げる。
「何時でも行けますよ」
「そうか、それでは行くとしようか」
診療所の前には立派な馬車が止まっていて、その馬車に乗るように促された。
馬車に乗ると1人の高齢男性が座っていてその対面に座るように促されたので腰を下ろした。
「急に訪問して済まなかったな、私はカーンという、教会でどんなに祈ってもよくならなくてな、そんな時宰相殿から貴殿の話を聞いて息子を診てもらいたくてこうして尋ねてきたんだ」
宰相殿って誰の事だろうか?
病人か、教会でどんなに祈ってもって、祈った所で治るわけがなさそうだが病は気からと言うし治る事があるのだろうか?なんて疑問が湧いた。
ウォズさんも馬車に乗り込むと馬車が走り始めた。
「そうなんですか、その方の症状を教えてもらっても良いですか?」
「そうだな、胸焼けと食欲不振、お腹辺りに違和感があるそうだ」
胃とか腸あたりだろうか?
これだけだと判断しかねるな。
「何か思い当たる病でもあるのか?」
「いや、それだけじゃ判断しかねますね、胃とか腸辺りの病だと思うんですが、直接診ないとなんともですね……」
「そうか……」
「カーン殿、彼に診てもらえれば助かる可能性が高い、そう心配なさるな」
ん~何でも確実に治せるというわけでもないんだがとか思いながら馬車に揺られていた。
しばらくすると貴族達が住むエリアに入った。
「そういえば2人の関係は?」
「先代と今代の宰相だな」
そうウォズさんが教えてくれた。
なるほど、カーンさんが先代で、ウォズさんが今代の宰相という事か、宰相って結構偉い人だった気がするが。
「はぁ……、宰相って結構偉い役職だったと思うのですが、どのようなお仕事なんですか?」
「どのような仕事か、王の相談役だな」
「そうですな」
相談役ね、ブレーントラストってやつか、思っていた通り偉い立場の人だった。
そんな事を思っていると、馬車が一件の家の庭に入って行った。どうやら到着したかな?
馬車の窓の外に玄関と思しき場所が寄って来ると馬車が止まった。
「さぁ誠明殿降りてくれ、ウォズ感謝する」
「いえいえ、息子さんの病が治る事を祈っていますよ」
「あぁ、ありがとう」
カーンさんに促されるように馬車を降りると屋敷の中に案内された、
屋敷に入ると執事とメイドと思しき人達が左右にずらりと並んで出迎えた。
映画とかでしか見たことのないシーンだなとか思った。
「カイルはいるか?」
カーンさんが問うと、執事の1人が。
「自室で休まれております」
「そうか、誠明殿こちらだ」
玄関を入って正面にある階段を登りある部屋の一室に入った。
そこには1人の中年男性が居たが、凄く痩せ細っているように見えた。
「カイル調子はどうだ?」
「今日はまだ楽ですね、そちらの方は?」
「姫様の病を治した医者だ」
「宮廷医が治せなかった病を治した医者か、君に私を治せるのか?」
痩せ具合を見ると結構重い病か?
「出来るだけ力になります、手を出してもらっても良いですか?」
そう伝えると、カイルさんは手を出してきた。
触診を発動させると直ぐに分かった。
こいつは胃ガンだ、まだガン細胞が他の部分に転移していないもののかなり進行していた。
「誠明殿、何の病気か分かったかね?」
「えぇ、胃ガンですね、このまま進行すると間違いなく命を落とすことになります」
「やはり死病か、誠明殿治すことは可能か?」
「今なら胃の大半を摘出することになりますが可能ですね、胃がんと手術法に関して説明しましょうか?」
「「頼む」」
胃がんとは何かから、開腹法による胃の摘出手術まで一通り説明をした。
「お腹を切って人は生きられるのか!?」
ごもっともである。外科的手術が一般的ではない世界ならそう思われても不思議ではない。
「自分が出来る対応はそれだけです。本人が望むなら対応しますが、望まないならやるつもりはありませんよ……」
「カイル、これまでの方法では良くならんのだ掛けてみないか?」
「少し考えさせてくれ」
「1つだけ注意してほしい事があります。時間を置くとガン細胞は転移して他の部分に移る可能性があり、手遅れとなる事を忘れないでください体のあちらこちらに転移されたら自分でも対応しきれなくなるかもしれません」
「あぁ……」
かなり悩んでいるのが分かる。ここからは自分が同行することはない、後は本人の決断次第だ。
「カーンさん、今自分に出来る事はないので帰りますね、受けると決まったらまた診療所まで来てください。ちなみに明日手術を受ける場合ですが、今夜は何も口にしないでくださいね」
「わかった。家の者に送らせよう」
「あぁ、大丈夫ですのんびり買い物しながら帰るので」
「そうか、誰か!」
カーンさんが叫ぶと、部屋の外で待機していたのか直ぐに執事が部屋に入ってきた。
「旦那様どうなさいましたか?」
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