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番外編
公爵令嬢とカゲ.2
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長年王宮に通いながらも、陛下に護衛が三人いることはリリア様の傍に侍るようになってから知ったことでした。
「あなたたちはみんな『カゲ』と呼ばれていますが何故一人一人の呼称がないのです? 不便ではないのですか?」
ずっと気になっていたことを訊ねれば、カゲは訥々と答えてくれました。
陛下が自分のために誰かが傷つくのを厭うこと。それでもカゲたちは命を賭けても陛下を守る覚悟であること。だからカゲのうち誰かが傷つき亡くなることがあったとしても、せめて心の傷が重くならないように個を捨て深く踏み込まないようにしているのだと。
「なんですか、それ」
私は失礼ながらも、呆れたため息を吐かざるを得ませんでした。
殿方が考えることは時折難解です。
互いに大事に思っているからこそなのはわかります。
でも、互いに大事だからこそ仲を深められないのは、勿体ない。私にはそう思えてなりません。
「あなたの名は?」
だから聞きました。
隻眼を戸惑いに揺らして、カゲは「――だから、」と言葉を探しましたが、私は重ねて問いました。
「あなた自身の、名前を教えて」
カゲは呆気に取られたように私を見て、それから久しぶりの名乗りに戸惑うように、やっと口にしました。
「ギルバッハ」
――ギルバッハ。
口の中で繰り返して、私はギルバッハに淑女の笑みを向けました。
「失くすことを恐れるよりも、今あるものを大切にすべきだと、私は思うわ」
ギルバッハは驚いたように目を見開きました。
まあ、そんな簡単なことも、これまで誰も言わなかったのかしら。本当に「男たちというのは変に格好をつける生き物だ」というのはお父様に聞いていた通りだわ。
全然合理的じゃありませんもの。
「陛下にはもうリリア様がいらっしゃるわ。ノールト様も、エイラス様も、ギルバッハたち護衛の三人も。例え誰かを失くして悲しい思いをしたとしても、耐えられるだけのものを陛下は既にお持ちよ。それとも、今でもあなたには陛下がそんな腑抜けに見える?」
そう問えば、ギルバッハは見開いていた目をゆるりと細めて、それから腹の底から笑いました。
「はっはっは! やはり思った通りだ、面白い。アイリーン嬢。ずっとあなたとこうして話してみたいと思っていた」
予想外の言葉が返ってきて、今度は私が目を見開きました。
それから首元からかっと熱が集まってきます。
これだから殿方は予想がつかなくて嫌なんです。
リリア様とお話ししている方が、ずっとずっとわかりやすくて、実りもあって――こんな気持ちになることはないのに。
真っ赤になってしまった顔はなかなか元に戻らず、私は仕方なく顔を隠すように俯き歩きました。
なんだか熱のせいで前もよく見えません。
ですから、まさかこの私が、自らのドレスに躓くなどという失態を犯したのは、間違いなくギルバッハのせいです。
「きゃっ」
思わず小さな悲鳴が洩れ出て、前に傾いだ私の体を、ギルバッハが難なく片手で抱き留めました。
まるで猫か犬でも抱えるみたいに、軽々と。
私のお腹にたくましい腕が触れているのが急に気恥ずかしくなり、「ありがとうございます!」と慌ただしく礼を言うと、私はすぐに体を離しました。
ギルバッハはいつまでもくつくつと楽しそうに笑っていました。
こういう笑いは、私も見たことがあります。
いつも陛下がくるくると動き回るリリア様が空回りしている様子を、いとしくていとしくてならないというように笑って見ているときの――。
そう考えてしまい、私の顔の熱は余計に温度を増してしまいました。
「これからは見ているだけはやめることにする。大事なものには自分から、触れに行く」
ギルバッハが、口元に笑みを浮かべて私を見下ろしていました。
その笑みが、なんだかスッキリと吹っ切れたようで、それは喜ばしいことなのですけれども。
「だから。覚悟はよろしいか?」
初めて、あの時のリリア様の狼狽が理解できました。
ギルバッハの瞳には楽しげな光と、熱があって。
ああ、渦中にある者というのはこんなにも冷静さを失わせるものなのですね。
仕える者は主に似るのだ、と。
そんなことを知るのは、あともう少し先のこと。
それから私は、いつも陛下の傍に侍るこのギルバッハという男に、嫌というほどに翻弄され、あれほどまでに理解しがたいと思っていたリリア様のお気持ちを嫌というほどに理解することになるのでした。
元は伯爵家出身だというギルバッハが私を攫いに公爵家へとやって来たのは、陛下とリリア様が王宮を去ってからのこと。
そうしてギルバッハの手を取ることを選び、自らの道を歩み出したのは、他でもなく、私自身が心から望んだことです。
人生は何が起こるかわかりません。
私にそんなことを教えてくれたのが、リリア様とギルバッハなのでした。
「あなたたちはみんな『カゲ』と呼ばれていますが何故一人一人の呼称がないのです? 不便ではないのですか?」
ずっと気になっていたことを訊ねれば、カゲは訥々と答えてくれました。
陛下が自分のために誰かが傷つくのを厭うこと。それでもカゲたちは命を賭けても陛下を守る覚悟であること。だからカゲのうち誰かが傷つき亡くなることがあったとしても、せめて心の傷が重くならないように個を捨て深く踏み込まないようにしているのだと。
「なんですか、それ」
私は失礼ながらも、呆れたため息を吐かざるを得ませんでした。
殿方が考えることは時折難解です。
互いに大事に思っているからこそなのはわかります。
でも、互いに大事だからこそ仲を深められないのは、勿体ない。私にはそう思えてなりません。
「あなたの名は?」
だから聞きました。
隻眼を戸惑いに揺らして、カゲは「――だから、」と言葉を探しましたが、私は重ねて問いました。
「あなた自身の、名前を教えて」
カゲは呆気に取られたように私を見て、それから久しぶりの名乗りに戸惑うように、やっと口にしました。
「ギルバッハ」
――ギルバッハ。
口の中で繰り返して、私はギルバッハに淑女の笑みを向けました。
「失くすことを恐れるよりも、今あるものを大切にすべきだと、私は思うわ」
ギルバッハは驚いたように目を見開きました。
まあ、そんな簡単なことも、これまで誰も言わなかったのかしら。本当に「男たちというのは変に格好をつける生き物だ」というのはお父様に聞いていた通りだわ。
全然合理的じゃありませんもの。
「陛下にはもうリリア様がいらっしゃるわ。ノールト様も、エイラス様も、ギルバッハたち護衛の三人も。例え誰かを失くして悲しい思いをしたとしても、耐えられるだけのものを陛下は既にお持ちよ。それとも、今でもあなたには陛下がそんな腑抜けに見える?」
そう問えば、ギルバッハは見開いていた目をゆるりと細めて、それから腹の底から笑いました。
「はっはっは! やはり思った通りだ、面白い。アイリーン嬢。ずっとあなたとこうして話してみたいと思っていた」
予想外の言葉が返ってきて、今度は私が目を見開きました。
それから首元からかっと熱が集まってきます。
これだから殿方は予想がつかなくて嫌なんです。
リリア様とお話ししている方が、ずっとずっとわかりやすくて、実りもあって――こんな気持ちになることはないのに。
真っ赤になってしまった顔はなかなか元に戻らず、私は仕方なく顔を隠すように俯き歩きました。
なんだか熱のせいで前もよく見えません。
ですから、まさかこの私が、自らのドレスに躓くなどという失態を犯したのは、間違いなくギルバッハのせいです。
「きゃっ」
思わず小さな悲鳴が洩れ出て、前に傾いだ私の体を、ギルバッハが難なく片手で抱き留めました。
まるで猫か犬でも抱えるみたいに、軽々と。
私のお腹にたくましい腕が触れているのが急に気恥ずかしくなり、「ありがとうございます!」と慌ただしく礼を言うと、私はすぐに体を離しました。
ギルバッハはいつまでもくつくつと楽しそうに笑っていました。
こういう笑いは、私も見たことがあります。
いつも陛下がくるくると動き回るリリア様が空回りしている様子を、いとしくていとしくてならないというように笑って見ているときの――。
そう考えてしまい、私の顔の熱は余計に温度を増してしまいました。
「これからは見ているだけはやめることにする。大事なものには自分から、触れに行く」
ギルバッハが、口元に笑みを浮かべて私を見下ろしていました。
その笑みが、なんだかスッキリと吹っ切れたようで、それは喜ばしいことなのですけれども。
「だから。覚悟はよろしいか?」
初めて、あの時のリリア様の狼狽が理解できました。
ギルバッハの瞳には楽しげな光と、熱があって。
ああ、渦中にある者というのはこんなにも冷静さを失わせるものなのですね。
仕える者は主に似るのだ、と。
そんなことを知るのは、あともう少し先のこと。
それから私は、いつも陛下の傍に侍るこのギルバッハという男に、嫌というほどに翻弄され、あれほどまでに理解しがたいと思っていたリリア様のお気持ちを嫌というほどに理解することになるのでした。
元は伯爵家出身だというギルバッハが私を攫いに公爵家へとやって来たのは、陛下とリリア様が王宮を去ってからのこと。
そうしてギルバッハの手を取ることを選び、自らの道を歩み出したのは、他でもなく、私自身が心から望んだことです。
人生は何が起こるかわかりません。
私にそんなことを教えてくれたのが、リリア様とギルバッハなのでした。
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