【R18】お前が好きだから、仕方なく付き合ってやる ～笑顔でお断りしましたが、何か？～

１１．打ち上げの後に････！（二人のオトナ時間）※

５

　
「や、でも、急にそんな････呼び名を変えるなんて無理っ････！」

　社長は私にどんどん出来ない案件をぶつけてくる。

「無理じゃない」

「や、む、むりっ････！　あぁっ」

　だめ、だめ、を繰り返して社長の熱い愛撫に抵抗した。でも、あっさりと降伏させられる。私は彼の何にも抗えない。


「おねが････！　ぁ、や、ん、もう、だめぇっ････！」


　スカートも脱がされ、最後の砦だった下着も取られてしまい、一糸纏わぬ姿になった私に、社長は容赦なく優しいキスの雨を降らせる。
　脚を広げられ、誰も立ち入った事の無い秘密の場所を暴こうと、社長が顔を近づける。

「や、だめですっ、それだけはだめっ！」

　慌てて隠そうとしても、両腕を取り上げられた。ベッドの上に磔（はりつけ）にされた状態になる。悲惨な恰好を大好きな人の前に曝け出し、羞恥に身体がわなないた。

「ここを舐められるのと、俺を名前で呼ぶの、どっちがいい？　紗那が選べ」

「や、どっちも無理ぃ････！」

「あ、そ。じゃ、俺が決める」

　太ももに唇を近づけ、つ、と舌を這わせられた。そこから上に――

「や、言うからっ！　成彰さん、もう、だめだからっ！　お願いっ、それだけは････！」

　必死になって懇願した。

「もう遅い。俺が決めるって言っただろ」

　この人、てっきりドMだと思っていたのに、私の見解はどうやら違っていたようだ。
　目線も行動も、全部ドSだ。
　止めて、と懇願したにも関わらず、ドＳなこの男は私の言葉を簡単に無視して内腿から性急に舌を這わせ上げた。

「やぁんっ！　は、だ、だめですっ、社長っ、それだけはっ！　あぁああっ――！」

「呼び方社長に戻ってるし。もう、お仕置きだな」

　ダメだという制止の声を振り切り、社長は私の一番敏感な花芽に口づけた。



「やああっ――、は、あぁ、あん、だめぇ――っ！」



　口づけられただけでどうにかなりそうだったのに、事もあろうか社長はそのまま舌の腹で私の花芽を押しつぶそうとそれを擦りつけ、たっぷりの唾液と共に蜜をじゅるじゅると卑猥な音を立てながら吸ったのだ。
　その瞬間、視界がチカチカと白濁に染まり、物凄い快感が身体を突き抜けた。喉の奥から真の悲鳴を上げ、がくがくと身体が痙攣してのけ反り果てた。
　途端に全身がぐったりとして、力が入らなくなった。完全に骨抜きにされてしまったのだろう。一体どうしてこんな状態になったのか、全く解らない。ただ、社長に触れられてとても気持ちよかったと、それだけが脳内にも身体にも刻まれた。