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試合?開始
とりあえず冒険の日々は終わりよ③(ミストグリーン)
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「と、とにかく服を着て、ここを出よう。それから、聖具とかをもって。」
とアサ。
「わ、わかったわよ。」
私達の服は、武器は脱いだ、脱がされた場所に散乱していたわ。あの二人のは残っていなかったわ。あれって、もしかして幻覚?でも、実感が…。
「あ、あれはげ、幻覚だったのよ、絶対そうよ、そうよね!」
そういうことにしてー!彼は、しっかり頷いてくれた。
とにかく私達は服を着て、このダンジョンを攻略したことで得た聖具等を持って出口を抜けたわ。
「しかし、あの二人、かなり・・・だったね。」
「な、なによ、あ、あの女、ダークエルフの女の方が私より・・・。」
「いや、戦闘力というか、そっちのことだよ。魔法も、剣も、弓も、体術も・・・ふたりともさ。」
「あなたは、あの女にそれ以外のことで苦戦して、褒めて、だらしなかったんじゃない?」
「それはお前も・・・いや、お前の方が数段いい女だよ、言っただろう。」
「まあ、そうだけどさ。」
私は、私はブーメランで自分に返ってくることをつい口走っちゃった。それに、彼は反論しようとしたけど、私のために最後までは言わなかったわ。言われたら、どうしようもないものね。
「そ、それに・・・あ、あれは幻覚だったんだから。」
「そうよ。幻覚よね。あなたはかなりだらしない顔をしていたけどね。」
「それを言うなら・・・まあ、何とか幻覚から抜け出たんだから赦してくれよ。」
「そうね。ゆるしてあげるわ。」
あー、また、やっちゃったー!ありがとう、フォローしてくれて、ダーリン。でも頭の中は、体の感触は・・・幻覚だったの、本当に?幻覚だったんだってば―。
このダンジョン、特に最終課題、ステージを作った魔導士、だとおもうけど、最高、最大、最凶の助平で、変態のどМのどS野郎じゃないの?ううう・・・、私達の愛の力が強かったからよかったものの・・・、そ、そうよね、旦那様ー!
外に出てチームに合流できた。一度私達の救出を試みて失敗して、応援も雇って再度試みて失敗して、これからどうすべきか考えていたところだったらしい。チーム全員喜んでくれた。
その後の出来事を、しばらく後、食べ、飲み、仮眠をとってから、別れた後のことを詳細に説明したわ。ただ最後は、現れた二人組と剣、魔法、体術で死闘を繰り広げて、何とか勝って、ダンジョン攻略完了となり、その結果を得たということにしたわ、あの幻覚のことは言わなかったわ。幻覚なんだもの、幻覚よ、言う必要ないのよね。それを聞いて、温かく、私達を称賛して、色々としてくれたわ。ダンジョンは攻略され、中の魔獣?は停止して、色々な貴重な品物も発見、手に入れられ、依頼主の国王陛下からは直接お褒めの言葉をいただいたわ。私達の活躍を、また話さなければならなくて、ついぽろっとあのことを口を滑らさないかと冷や冷やしたわ。リーダーは、ちゃんと私達の功績を伝えて、賞賛してくれたし、報酬の配分も私達が満足できるものだったわ。リーダーというのは、こうでないといけないわね、本当に。
それで、私達夫婦はというと、その後数日は体が火照って、その上、あの幻覚が脳裏をよぎって、激しく求めあっちゃったわ、体の汚れを抱き合うことで、愛し合うことで、流れ落とす、上書きするというように。
ダンジョンがある古代の魔術師の魔法で構築され、その攻略者が所有者になるように設定されていたらしいので、それを塗り替え、所有権を引き渡すことでの報酬はかなりのものだったわ。一部はチームにも分配してあげた。その後しばらくして、私達はチームを抜けたわ。今度は追放ではなく、私達の意志、私達の都合だったわ。
その得た金で領地を買って、私達はダンジョン攻略の功績で、依頼主の退く王陛下からその国の正騎士の身分も与えられていた、そこに落ち着くことにしたのだ。違う国でも、正騎士の身分は役に立つのよね。
私達が出たチームはその後も順風満帆、ハヤテのハーレムチームも、またハーレムメンバーが増えたらしいけどうまくやっているようだし、元のチームもあのリーダーさんを中心に何とかやっているという噂だったわ。私達を追放した連中はというと、まあ、没落も悲惨な運命はなかったらしいけど、ビッグになれずにはいずりまわっているらしいと風の噂が耳に入ってきたわ。まあ、連中のことはどうでもいいけどね。
それで私達は、領地で、領主夫妻として、領地経営と子作りに励むことになったわ、冒険もそこそこやってね。
とアサ。
「わ、わかったわよ。」
私達の服は、武器は脱いだ、脱がされた場所に散乱していたわ。あの二人のは残っていなかったわ。あれって、もしかして幻覚?でも、実感が…。
「あ、あれはげ、幻覚だったのよ、絶対そうよ、そうよね!」
そういうことにしてー!彼は、しっかり頷いてくれた。
とにかく私達は服を着て、このダンジョンを攻略したことで得た聖具等を持って出口を抜けたわ。
「しかし、あの二人、かなり・・・だったね。」
「な、なによ、あ、あの女、ダークエルフの女の方が私より・・・。」
「いや、戦闘力というか、そっちのことだよ。魔法も、剣も、弓も、体術も・・・ふたりともさ。」
「あなたは、あの女にそれ以外のことで苦戦して、褒めて、だらしなかったんじゃない?」
「それはお前も・・・いや、お前の方が数段いい女だよ、言っただろう。」
「まあ、そうだけどさ。」
私は、私はブーメランで自分に返ってくることをつい口走っちゃった。それに、彼は反論しようとしたけど、私のために最後までは言わなかったわ。言われたら、どうしようもないものね。
「そ、それに・・・あ、あれは幻覚だったんだから。」
「そうよ。幻覚よね。あなたはかなりだらしない顔をしていたけどね。」
「それを言うなら・・・まあ、何とか幻覚から抜け出たんだから赦してくれよ。」
「そうね。ゆるしてあげるわ。」
あー、また、やっちゃったー!ありがとう、フォローしてくれて、ダーリン。でも頭の中は、体の感触は・・・幻覚だったの、本当に?幻覚だったんだってば―。
このダンジョン、特に最終課題、ステージを作った魔導士、だとおもうけど、最高、最大、最凶の助平で、変態のどМのどS野郎じゃないの?ううう・・・、私達の愛の力が強かったからよかったものの・・・、そ、そうよね、旦那様ー!
外に出てチームに合流できた。一度私達の救出を試みて失敗して、応援も雇って再度試みて失敗して、これからどうすべきか考えていたところだったらしい。チーム全員喜んでくれた。
その後の出来事を、しばらく後、食べ、飲み、仮眠をとってから、別れた後のことを詳細に説明したわ。ただ最後は、現れた二人組と剣、魔法、体術で死闘を繰り広げて、何とか勝って、ダンジョン攻略完了となり、その結果を得たということにしたわ、あの幻覚のことは言わなかったわ。幻覚なんだもの、幻覚よ、言う必要ないのよね。それを聞いて、温かく、私達を称賛して、色々としてくれたわ。ダンジョンは攻略され、中の魔獣?は停止して、色々な貴重な品物も発見、手に入れられ、依頼主の国王陛下からは直接お褒めの言葉をいただいたわ。私達の活躍を、また話さなければならなくて、ついぽろっとあのことを口を滑らさないかと冷や冷やしたわ。リーダーは、ちゃんと私達の功績を伝えて、賞賛してくれたし、報酬の配分も私達が満足できるものだったわ。リーダーというのは、こうでないといけないわね、本当に。
それで、私達夫婦はというと、その後数日は体が火照って、その上、あの幻覚が脳裏をよぎって、激しく求めあっちゃったわ、体の汚れを抱き合うことで、愛し合うことで、流れ落とす、上書きするというように。
ダンジョンがある古代の魔術師の魔法で構築され、その攻略者が所有者になるように設定されていたらしいので、それを塗り替え、所有権を引き渡すことでの報酬はかなりのものだったわ。一部はチームにも分配してあげた。その後しばらくして、私達はチームを抜けたわ。今度は追放ではなく、私達の意志、私達の都合だったわ。
その得た金で領地を買って、私達はダンジョン攻略の功績で、依頼主の退く王陛下からその国の正騎士の身分も与えられていた、そこに落ち着くことにしたのだ。違う国でも、正騎士の身分は役に立つのよね。
私達が出たチームはその後も順風満帆、ハヤテのハーレムチームも、またハーレムメンバーが増えたらしいけどうまくやっているようだし、元のチームもあのリーダーさんを中心に何とかやっているという噂だったわ。私達を追放した連中はというと、まあ、没落も悲惨な運命はなかったらしいけど、ビッグになれずにはいずりまわっているらしいと風の噂が耳に入ってきたわ。まあ、連中のことはどうでもいいけどね。
それで私達は、領地で、領主夫妻として、領地経営と子作りに励むことになったわ、冒険もそこそこやってね。
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