7 / 8
緑色のペンダント
しおりを挟む
「ほら、もたもたしてないで早くいくぞ~!」
「ちょっと待ってよ!」
あっ…。
俺の言葉が聞こえてないのか、俺を置いてアルベートの家にかけていく。
コンコン
「お邪魔します。」
「あぁいらっしゃい。」
この人は、アルベートの父さん。つまり、この村の村長だ。名前は、ジルレッド・フィシャード。
父さんとは、昔からの仲らしい。一緒に冒険してたとか…。
「こっちだぞ~。」
「分かった!では。」
俺は、ジルレッドさんに会釈をしてから2階に駆け上がった。
「で、秘密の物とは何なんだ?」
「それは…これだ!」
アルベートが見せてきたのは、緑色のネックレスだった。
「これが、どうしたんだ?」
俺は、ちょっと疑いの声で聞いた。
「ちっちっ」
指を振りながら、自慢げにこちらを見てくる。
「正直に言うと、俺も良く分からない。」
「分からないんかい。」
「だが、父さんが言うには魔法を制御できるんだって!」
魔法か、この前父さんに言われたな…。この世界には、魔法が存在するのか。とうれしくなったのを覚えてる。
「へぇそんなものがあるんだぁ。でも、せっかくの魔法なのに制御しちゃっていいのか?」
「そこは、俺じゃなくて父さんに聞いたがいいかもな…。俺には、分からん。」
「そっかぁ。じゃあ今、使えるの?」
「うん。でも、ある部分が壊れていて本来の力全部は発揮できないんだって。でも、完璧に揃うとどんな魔法でも制御できちゃうらしいよ!」
「そんなものがあるんだ!」まぁ俺には、関係ないものだがな…。「でも、どうしてそれをアルフレッドが持ってんの?」
「それはだな…。父さんが、倉庫にあったからってくれた。」
「…それって、本物じゃない気がするんだが…。」
「まぁでも、持ってるってことがすごいだろ!」
「まぁそうだな。」
確かに、小さいときは不思議な意思を持ってるだけでうれしくなったりするものだ。そんなもんか…。
グゥゥゥ
俺の目の前の人から特大な音が出た。
「おなか、すいているのか…?」
「そうみたいだ。お昼ご飯食べなかったからな…」
「ジルレッドさんになんか作ってもらったら?」
「いや、それは、やめといたほうがいい。父さんの料理は壊滅的にひどい…。」
「そうなのか…?」
あっじゃあ
「俺が、作ろうか?」
「えっいいのか⁉じゃあお願いしたい。」
「よっしゃ!さらにおなかがすいてきたぞ!」
さて、何を作ろうか…。
「ちょっと待ってよ!」
あっ…。
俺の言葉が聞こえてないのか、俺を置いてアルベートの家にかけていく。
コンコン
「お邪魔します。」
「あぁいらっしゃい。」
この人は、アルベートの父さん。つまり、この村の村長だ。名前は、ジルレッド・フィシャード。
父さんとは、昔からの仲らしい。一緒に冒険してたとか…。
「こっちだぞ~。」
「分かった!では。」
俺は、ジルレッドさんに会釈をしてから2階に駆け上がった。
「で、秘密の物とは何なんだ?」
「それは…これだ!」
アルベートが見せてきたのは、緑色のネックレスだった。
「これが、どうしたんだ?」
俺は、ちょっと疑いの声で聞いた。
「ちっちっ」
指を振りながら、自慢げにこちらを見てくる。
「正直に言うと、俺も良く分からない。」
「分からないんかい。」
「だが、父さんが言うには魔法を制御できるんだって!」
魔法か、この前父さんに言われたな…。この世界には、魔法が存在するのか。とうれしくなったのを覚えてる。
「へぇそんなものがあるんだぁ。でも、せっかくの魔法なのに制御しちゃっていいのか?」
「そこは、俺じゃなくて父さんに聞いたがいいかもな…。俺には、分からん。」
「そっかぁ。じゃあ今、使えるの?」
「うん。でも、ある部分が壊れていて本来の力全部は発揮できないんだって。でも、完璧に揃うとどんな魔法でも制御できちゃうらしいよ!」
「そんなものがあるんだ!」まぁ俺には、関係ないものだがな…。「でも、どうしてそれをアルフレッドが持ってんの?」
「それはだな…。父さんが、倉庫にあったからってくれた。」
「…それって、本物じゃない気がするんだが…。」
「まぁでも、持ってるってことがすごいだろ!」
「まぁそうだな。」
確かに、小さいときは不思議な意思を持ってるだけでうれしくなったりするものだ。そんなもんか…。
グゥゥゥ
俺の目の前の人から特大な音が出た。
「おなか、すいているのか…?」
「そうみたいだ。お昼ご飯食べなかったからな…」
「ジルレッドさんになんか作ってもらったら?」
「いや、それは、やめといたほうがいい。父さんの料理は壊滅的にひどい…。」
「そうなのか…?」
あっじゃあ
「俺が、作ろうか?」
「えっいいのか⁉じゃあお願いしたい。」
「よっしゃ!さらにおなかがすいてきたぞ!」
さて、何を作ろうか…。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
異世界に転生!堪能させて頂きます
葵沙良
ファンタジー
遠宮 鈴霞(とおみやりんか)28歳。
大手企業の庶務課に勤める普通のOL。
今日は何時もの残業が無く、定時で帰宅途中の交差点そばのバス停で事件は起きた━━━━。
ハンドルを切り損なった車が、高校生3人と鈴霞のいるバス停に突っ込んできたのだ!
死んだと思ったのに、目を覚ました場所は白い空間。
女神様から、地球の輪廻に戻るか異世界アークスライドへ転生するか聞かれたのだった。
「せっかくの異世界、チャンスが有るなら行きますとも!堪能させて頂きます♪」
笑いあり涙あり?シリアスあり。トラブルに巻き込まれたり⁉
鈴霞にとって楽しい異世界ライフになるのか⁉
趣味の域で書いておりますので、雑な部分があるかも知れませんが、楽しく読んで頂けたら嬉しいです。戦闘シーンも出来るだけ頑張って書いていきたいと思います。
こちらは《改訂版》です。現在、加筆・修正を大幅に行っています。なので、不定期投稿です。
何の予告もなく修正等行う場合が有りますので、ご容赦下さいm(__)m
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜
櫛田こころ
ファンタジー
僕は、諏方賢斗(すわ けんと)十九歳。
パンの製造員を目指す専門学生……だったんだけど。
車に轢かれそうになった猫ちゃんを助けようとしたら、あっさり事故死。でも、その猫ちゃんが神様の御使と言うことで……復活は出来ないけど、僕を異世界に転生させることは可能だと提案されたので、もちろん承諾。
ただ、ひとつ神様にお願いされたのは……その世界の、回復アイテムを開発してほしいとのこと。パンやお菓子以外だと家庭レベルの調理技術しかない僕で、なんとか出来るのだろうか心配になったが……転生した世界で出会ったスライムのお陰で、それは実現出来ることに!!
相棒のスライムは、パン製造の出来るレアスライム!
けど、出来たパンはすべて回復などを実現出来るポーションだった!!
パン職人が夢だった青年の異世界のんびりスローライフが始まる!!
ゲームのモブに転生したと思ったら、チートスキルガン積みのバグキャラに!? 最強の勇者? 最凶の魔王? こっちは最驚の裸族だ、道を開けろ
阿弥陀乃トンマージ
ファンタジー
どこにでもいる平凡なサラリーマン「俺」は、長年勤めていたブラック企業をある日突然辞めた。
心は晴れやかだ。なんといってもその日は、昔から遊んでいる本格的ファンタジーRPGシリーズの新作、『レジェンドオブインフィニティ』の発売日であるからだ。
「俺」はゲームをプレイしようとするが、急に頭がふらついてゲーミングチェアから転げ落ちてしまう。目覚めた「俺」は驚く。自室の床ではなく、ゲームの世界の砂浜に倒れ込んでいたからである、全裸で。
「俺」のゲームの世界での快進撃が始まる……のだろうか⁉
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる