20 / 22
リゼ編
ユリウスへの魅惑 (今回、少しダークです。)
しおりを挟む
はぁ~昨日は楽しかったな。また、行きたいなぁ…!
マリアネとはもう別れて、1人で家に帰る途中だ。
「あっユリウス様!」
リゼが、こっちに向かって走ってくる。
…またか。最近リゼがしつこくまとわりついてくる。まぁ本当は、ゲームの世界だしな。恋に落ちないと話にならないからね。
「何か、用事か?」
「あの、こっちに来てくれませんか?」
俺はリゼに腕を引っ張られて、建物の裏につれられた。
「こんなところに連れてきて、なんだ?」
「それは、まぁ時間がたったら分かります。」
ズキッ
「うっ…」
「あっ!効いてきたかな?」
ズキズキッ
くそっ!頭がかち割れそうなくらい痛い…。
「ねぇユリウス様は、私のことが好き?」
「…俺は、リゼのことが好きだ。俺は、リゼのことが好きだ。」
あれ?今なんて…?違う!俺はマリアネのことを…
「ふふ…。そうだよね!じゃあまた明日ね。ユリウス様❣」
「ん…!あれ?抱き着いちゃう?だめだよ~ユリウス様。マリアネさんがいるんだから。」
「いやだ、リゼと離れたくない。」
「でも、ごめんね。今日は、また明日。」
どういうことだ?なんで俺は、リゼを抱擁している…?これじゃ、まるで俺がリゼのことが好きみたいじゃないか。違う違う…。違う違う違う。俺は、マリアネしか…マリアネ?マリアネがなんだっけ?
=ねぇユリウス様。マリアネ様がいじめてくるの=
=マリアネ、リゼのことをいじめてるようだな?=
=マリアネには失望したよ=
ゴトッ
ん?何が、落ちたんだ?
…青色のブレスレッド?なんだっけこれ。そういえばいつもつけてるけど…。取っちゃお
だめだ!外すな。
何だ、声…。青色のブレスレッド…青色のブレスレッド!これ、マリアネが…くれた。そうだ!俺はマリアネのことが…!
くそ…今まで俺はマリアネに…!
マリアネとはもう別れて、1人で家に帰る途中だ。
「あっユリウス様!」
リゼが、こっちに向かって走ってくる。
…またか。最近リゼがしつこくまとわりついてくる。まぁ本当は、ゲームの世界だしな。恋に落ちないと話にならないからね。
「何か、用事か?」
「あの、こっちに来てくれませんか?」
俺はリゼに腕を引っ張られて、建物の裏につれられた。
「こんなところに連れてきて、なんだ?」
「それは、まぁ時間がたったら分かります。」
ズキッ
「うっ…」
「あっ!効いてきたかな?」
ズキズキッ
くそっ!頭がかち割れそうなくらい痛い…。
「ねぇユリウス様は、私のことが好き?」
「…俺は、リゼのことが好きだ。俺は、リゼのことが好きだ。」
あれ?今なんて…?違う!俺はマリアネのことを…
「ふふ…。そうだよね!じゃあまた明日ね。ユリウス様❣」
「ん…!あれ?抱き着いちゃう?だめだよ~ユリウス様。マリアネさんがいるんだから。」
「いやだ、リゼと離れたくない。」
「でも、ごめんね。今日は、また明日。」
どういうことだ?なんで俺は、リゼを抱擁している…?これじゃ、まるで俺がリゼのことが好きみたいじゃないか。違う違う…。違う違う違う。俺は、マリアネしか…マリアネ?マリアネがなんだっけ?
=ねぇユリウス様。マリアネ様がいじめてくるの=
=マリアネ、リゼのことをいじめてるようだな?=
=マリアネには失望したよ=
ゴトッ
ん?何が、落ちたんだ?
…青色のブレスレッド?なんだっけこれ。そういえばいつもつけてるけど…。取っちゃお
だめだ!外すな。
何だ、声…。青色のブレスレッド…青色のブレスレッド!これ、マリアネが…くれた。そうだ!俺はマリアネのことが…!
くそ…今まで俺はマリアネに…!
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。
運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。
憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。
異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。
婚約破棄騒動に巻き込まれたモブですが……
こうじ
ファンタジー
『あ、終わった……』王太子の取り巻きの1人であるシューラは人生が詰んだのを感じた。王太子と公爵令嬢の婚約破棄騒動に巻き込まれた結果、全てを失う事になってしまったシューラ、これは元貴族令息のやり直しの物語である。
俺の召喚獣だけレベルアップする
摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話
主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った
しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった
それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する
そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった
この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉
神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく……
※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!!
内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません?
https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html
婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです
青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています
チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。
しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。
婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。
さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。
失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。
目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。
二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。
一方、義妹は仕事でミスばかり。
闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。
挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。
※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます!
※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
婚約者に見捨てられた悪役令嬢は世界の終わりにお茶を飲む
めぐめぐ
ファンタジー
魔王によって、世界が終わりを迎えるこの日。
彼女はお茶を飲みながら、青年に語る。
婚約者である王子、異世界の聖女、聖騎士とともに、魔王を倒すために旅立った魔法使いたる彼女が、悪役令嬢となるまでの物語を――
※終わりは読者の想像にお任せする形です
※頭からっぽで
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる