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リゼ編
主人公に出会いました!
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魔法室に来たら、やり方の説明を受けた。魔力量の測定と魔法属性は、あの水晶に触れたら数字化するんだって。
めちゃ便利じゃん。
「では、今から魔力量の測定と魔法属性を調べる。今から、名前をよぶので速やかに来てください。」
俺は、どのくらいで呼ばれるんだ?ユリウスだから、結構後らへんかもしれないな。…それにしても、しゃべる相手がいない。周りの人からはおびえられてるし、しゃべったら失神しそうなレベルに。マリアネも席が遠いし…。
「リゼ・ヘルエスト」
「はい。」
リゼ…ってことは、主人公!
ゲームの中では、リゼは天然だった。見た目もふわふわしていてボブっぽい髪型がよく似合っている。
あっそうだ!このシーンはプロローグにあった…。確か、ここで光魔法が判明…
その瞬間、水晶が黄色く光り20000という数字が出た。
「な、なんだ。この数字は…。」
生徒と教師が驚いた表情で主人公を見る。
さすが、主人公だ…。このシーンはゲームと変わらねぇ…。
「で、では。多少のハプニングもありましたが、続けていきます。ユリウス・アシート様」
「はい」
俺だけ、様付けなんだ…。
「では、水晶に魔力を注いでください。」
注ぐ…?イメージでできるのか?
魔力、魔力…。
「おっこちらは…?」
緑色と赤色が付いていた。魔力量は、主人公リゼと同じで20000だった。
「草属性と炎属性ですね。魔力量は、20000と素晴らしいです!」
教室が一気に拍手の流れになった。恥ずかしいから、やめてくれ。
「では次、マリアネ・アクラート」
「はい。」
やっぱりマリアネは美しい。
マリアネも、水晶に手を伸ばした。そこには、水色と黒色が入っていた。上には、15000という文字が書かれていた。
「マリアネ・アクラート、水属性.闇属性。魔力量、15000。」
「ありがとうございました。」
マリアネは、闇属性か。
「これで、終わりです。新入生の皆さんは、速やかに下校をしてください。」
ふぅ終わった、終わった。初日から大変過ぎない?
ん?ハンカチが、落ちてる?
「君、ハンカチを落としてますよ。」
「えっ、あっありがとうございます。」
目の前にいたのは、リゼだった。やべっ…あんまりかかわりたくはなかった。
「じゃあ、これで失礼するよ。次からは落とさないように気を付けてくれよ。」
「ありがとうございます。」
ふぅ、マリアネのとこ行こっかな。
あの、人が王太子ね…。よし。
めちゃ便利じゃん。
「では、今から魔力量の測定と魔法属性を調べる。今から、名前をよぶので速やかに来てください。」
俺は、どのくらいで呼ばれるんだ?ユリウスだから、結構後らへんかもしれないな。…それにしても、しゃべる相手がいない。周りの人からはおびえられてるし、しゃべったら失神しそうなレベルに。マリアネも席が遠いし…。
「リゼ・ヘルエスト」
「はい。」
リゼ…ってことは、主人公!
ゲームの中では、リゼは天然だった。見た目もふわふわしていてボブっぽい髪型がよく似合っている。
あっそうだ!このシーンはプロローグにあった…。確か、ここで光魔法が判明…
その瞬間、水晶が黄色く光り20000という数字が出た。
「な、なんだ。この数字は…。」
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さすが、主人公だ…。このシーンはゲームと変わらねぇ…。
「で、では。多少のハプニングもありましたが、続けていきます。ユリウス・アシート様」
「はい」
俺だけ、様付けなんだ…。
「では、水晶に魔力を注いでください。」
注ぐ…?イメージでできるのか?
魔力、魔力…。
「おっこちらは…?」
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「草属性と炎属性ですね。魔力量は、20000と素晴らしいです!」
教室が一気に拍手の流れになった。恥ずかしいから、やめてくれ。
「では次、マリアネ・アクラート」
「はい。」
やっぱりマリアネは美しい。
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「マリアネ・アクラート、水属性.闇属性。魔力量、15000。」
「ありがとうございました。」
マリアネは、闇属性か。
「これで、終わりです。新入生の皆さんは、速やかに下校をしてください。」
ふぅ終わった、終わった。初日から大変過ぎない?
ん?ハンカチが、落ちてる?
「君、ハンカチを落としてますよ。」
「えっ、あっありがとうございます。」
目の前にいたのは、リゼだった。やべっ…あんまりかかわりたくはなかった。
「じゃあ、これで失礼するよ。次からは落とさないように気を付けてくれよ。」
「ありがとうございます。」
ふぅ、マリアネのとこ行こっかな。
あの、人が王太子ね…。よし。
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