キミの隣

空宇海

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休むと幼馴染みが家に来る。

「ごめんなさいね。まだ、寝てるのよ」

「……そうですか」

上げると思ってた。
母さんなにかわかってるの?

彼女が居るんでしょ?
俺のこと心配するふりはやめてほしい。

キミのことを忘れたい。



数日たってた。


「葵、制服が届いたわよ」

「ホント?」

開けたらかっこいい制服だった。

荷物を寮の方に送った。

明日から通う。

やっていけるかな?

両親は嬉しそうだった。

どんな学校なのかは気になる。

楽しそうなのかな?



目覚ましで起きた。

顔を洗ってリビングに行くと

「葵おはよ」

「おはよ母さん」

「お父さんが学校まで送ってくれるからね」

なら大丈夫か。

父さんが起きてくるまでご飯を食べて制服に着替えた。

リビングに行くと父さんが起きてた。

「おぉー!似合ってるぞ」

「ふふ。葵はお父さんに似てるからよ」

ホントかよ。

「葵…ホントにわかってないのか?」

首を傾げる。

なんのことだ?

父さんみたいなかっこよさなんてない。

「ふふ。それがいいのに」

「まあ、いいか。イヤでもわかるか。葵そろそろ行くよ」

鞄を持った。
この夫婦はいつまでたってもラブラブだ。

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