50 / 53
紅い月編
VSゼロ、part 2
しおりを挟む
「来ないのかい?」
「…」
さて、向こうが攻撃する様子が無いとは言え、迂闊に攻めてカウンターを決められたり、隙ばかり探すのに集中して攻められた時に防御出来なかった。何て事にはする訳にはいかない。
向こうもそれは分かっているだろう。だが、今のゼロの目的は力量を見極めることだろうから、是非攻撃して欲しい訳だ。
ゼロは先程と同じで、両腕は何の力も入れずにぶら下げていて構えない。それでは瞬間的なカウンターどころか、防御すら出来そうにない。
しかし晃は攻めない。それは見ただけの感想であり、未知数のゼロの能力を懸念して攻められない。
「…しょうがない、少し状況を動かさないとね」
数十秒の膠着の後、遂に痺れを切らしたゼロが両腕を上げ、構える。
それを見て息を飲み、一瞬喉からカヒュ、と変な音がした。
気が付いたら、ゼロは目の前にいて、拳を俺の顔の前に留めていた。
…っ?
…!?
「はっ!?」
晃は左脚を軸に、ゼロの左脇に回転蹴りを放ったが、踵を簡単に受け止められ、そして足首を掴まれる。
そうすると、そのまま後方に勢いよく後方に振り、投げた。
軽々と投げられた晃は、結界に衝突して地面に落ちる。
「ぐっ!?」
晃は直ぐに起き上がり、ゼロの居た場所を睨み付ける。
しかし、そこにゼロはもう居ず…
今度は晃の腹部に足を突き出していた。
当てる事はしない。ギリギリの位置で留めて、こちらの顔を見ている。
クソが。
晃はゼロの足を掴む。折れるのではないかと言われる程強い握力で握り締め、確実に折るつもりで側面から殴ろうとする。
しかし、ゼロが足を動かすとあまりの強さに晃は引っ張られ、そのまま握っていた足は離れてしまった。
行き場を失った両手を構えに戻そうと引くが、今度はゼロは左に回り込んでいて、左脇に蹴りを出し、寸止めする。
「ゼロッ!」
今度は脚に蹴り込もうとするが間に合わない。
蹴ろうと動き始めた時点で既にゼロはそこには居ないのだ。
晃がトップスピードで動いても、ゼロは初動で見極めてしまう上、晃より圧倒的に速い。このままでは攻撃が当たりはしない。
「おちょくってんのか」
今のゼロの動き。三度の寸止めした攻撃箇所は俺が狙い、躱された所だ。俺の攻撃を避け、近付き、俺が出来なかった事を俺にやってみせ、俺は出来るけどねってか。
「やっすい挑発してくれんな、俺は怒りっぽいんだ。直ぐに感情の制御が効かなくなっちまう」
「いやいや、そんな意図はないよ?ただ僕の動きを見てみないと、そっちも動き難いと思ってね」
ゼロはヘラヘラと笑ってそう言ってくる。しかし、動き難いと言う表現は正しい。攻めと防御を両方見れたお陰で、やり易くはなって来た気がする。
まあ、挑発の為に、正確にはビビってる、とかそう言うニュアンスで言ってきてるよなゼロ。
「言ってくれるな…そっちが手加減してくれる間に、手加減無しの一撃を叩き込むから覚悟しておけ」
「ははは…お手柔らかに頼むよ」
刹那、モーション無しで“縮地法”を使い、足払いを仕掛ける。
完全に不意を突いた一撃は…いとも簡単に躱された。しかし、回避による上方への跳躍は、少なくとも移動を封じることが出来た。
「ッラ!」
真上にいるゼロ目掛けて拳を放つ。
それさえも止められる。が、今度は空いている左腕で拳を放った。
ゼロは俺の拳を両手を重ねて止めた。実際は片手だけでも大丈夫だったろうが兎に角、今ゼロが防御に使える四肢は無い。
入る!
そう思った晃は、一瞬で現実を叩き付けられた。
止められた。止められたのだ。重ねていた両手、その内右拳と触れていた右手は、気がつかぬ内に擦り抜ける様に移動して、俺の左拳を受け止めた。
そしてゼロは晃の拳を握り、そのまま晃の背後に着地した。
両腕を引っ張られて、そのまま空中に弧を描く様に投げられ、地面に叩き付けられた。
「グッ」
石で出来た地面との衝突による衝撃で、口から声が漏れる。
しかし、痛くはあるが、ダメージは大した事はない。
拳を握っていた感覚がふと無くなる。晃は直ぐに立ち上がり、ゼロを見る。
ゼロは相変わらず微笑みを絶やさず、構え無しで立っている。
何だあれは。初動で見極める、なんてものではない。不意を突いたノーモーションでの足払い、ここまでは良い。ゼロならば反射で回避されてもおかしくないからだ。
しかし、二度目の左拳の防御。あれは何だ、動きを読んでいても、反射で反応しても、あんな風に防御は出来ない。
どれだけ動きが速くても、防御に間に合わせるには無理がある。しかし、ゼロは完全な防御を、触れている晃に気が付かせる事なくしてみせた。
「どうなってんだ、今のは…」
思考をいくら巡らせても、答えが出る筈が無い。
俺が今まで体験した事がない異常な結果。
…異世界のみに存在する、“スキル”と“固有スキル”…、未知の能力。
鑑定するのは少しズルだと思って、しなかったツケがここに来たか。
「…しまったな、つい第二段階を使ってしまった。手加減しているとはいえ、流石だね」
第二段階?何のことだ?
…よく分からないが、少しは力を引き出せたと考えよう。
「何段階あるか知らないが、全部引き出させてやるよ!」
晃は縮地法で距離を詰め、拳を突き出す。受け止められつつも、掴まれない様に何度も蹴りを混ぜたラッシュを繰り出す。
ゼロはそれらを全て防御し、捌きながらも少しづつ後退していく。
晃は攻撃の手を休めない。そして拳と蹴りの速度もどんどん上昇する。
「シッ!」
「む…」
徐々に加速していく攻撃に、ゼロは遂に防御が崩れる。
「オラァ!」
そこに刃物を突き刺す様に鋭い拳を腹部目掛けて素早く打つ。
…やはりだ、完璧に防御された。
鋭く打たれた拳は、腹部すれすれの場所で右手に受け止められる。
今度は首に蹴りを繰り出すが、さっきまで防御に使っていた右手に受け止められる。
そこから何度も攻撃するが、全て右手だけで防御されてしまった。
「なら…」
晃は一時距離を取る。
全て完璧に受けられてしまうなら、受け止め切れない攻撃をするまでだ。
「…“龍爪拳”!」
蒼いオーラを右腕に集め、縮地法で間合いに入る。
そこで腹部目掛けて龍爪拳を叩き込む。
ここで初めて、ゼロは防御らしい防御をした。
両腕を交差させ、龍爪拳を受けたのだ。ゼロは吹き飛ばされ、蒼炎の小爆発の追撃がダメージを与えていく。
「力量や能力を見切るのは終わりだ…ゼロ、お前もそろそろ攻撃して来いよ」
「今のは中々の一撃だったよ…うん、お言葉に甘えようかな。行くよ」
その瞬間、ゼロの身体がブレた。
「なっ…ガッ!」
俺の視界は反転し、気が付いたら結界に叩き付けられていた。
ダメージは先程の比では無い、ゼロは完全に攻撃に転じた訳だ。
「ぐっ…うっ」
起き上がる暇もなく、ゼロの追撃が襲い掛かる。
姿が捉えられない。攻撃しているのがゼロでは無いと言われても否定しようが無く、防御すらもままならない。
もしもゼロが殺すつもりで来ていたら、俺はもうこの世にはいないだろう。
もしゼロが勝利に拘った瞬間、俺は立っては居ないだろう。
遂に膝を崩し、身体を丸くして防御する。
…“気配察知”!
姿が見えないならば気配を追うまで、そう考えたが気配を捉えたところで、身体が着いて行く訳でもなく、気配の移動からスピードが尋常では無い事ぐらいしか分からなかった。
結果、俺は抵抗虚しく気絶した。
「…」
さて、向こうが攻撃する様子が無いとは言え、迂闊に攻めてカウンターを決められたり、隙ばかり探すのに集中して攻められた時に防御出来なかった。何て事にはする訳にはいかない。
向こうもそれは分かっているだろう。だが、今のゼロの目的は力量を見極めることだろうから、是非攻撃して欲しい訳だ。
ゼロは先程と同じで、両腕は何の力も入れずにぶら下げていて構えない。それでは瞬間的なカウンターどころか、防御すら出来そうにない。
しかし晃は攻めない。それは見ただけの感想であり、未知数のゼロの能力を懸念して攻められない。
「…しょうがない、少し状況を動かさないとね」
数十秒の膠着の後、遂に痺れを切らしたゼロが両腕を上げ、構える。
それを見て息を飲み、一瞬喉からカヒュ、と変な音がした。
気が付いたら、ゼロは目の前にいて、拳を俺の顔の前に留めていた。
…っ?
…!?
「はっ!?」
晃は左脚を軸に、ゼロの左脇に回転蹴りを放ったが、踵を簡単に受け止められ、そして足首を掴まれる。
そうすると、そのまま後方に勢いよく後方に振り、投げた。
軽々と投げられた晃は、結界に衝突して地面に落ちる。
「ぐっ!?」
晃は直ぐに起き上がり、ゼロの居た場所を睨み付ける。
しかし、そこにゼロはもう居ず…
今度は晃の腹部に足を突き出していた。
当てる事はしない。ギリギリの位置で留めて、こちらの顔を見ている。
クソが。
晃はゼロの足を掴む。折れるのではないかと言われる程強い握力で握り締め、確実に折るつもりで側面から殴ろうとする。
しかし、ゼロが足を動かすとあまりの強さに晃は引っ張られ、そのまま握っていた足は離れてしまった。
行き場を失った両手を構えに戻そうと引くが、今度はゼロは左に回り込んでいて、左脇に蹴りを出し、寸止めする。
「ゼロッ!」
今度は脚に蹴り込もうとするが間に合わない。
蹴ろうと動き始めた時点で既にゼロはそこには居ないのだ。
晃がトップスピードで動いても、ゼロは初動で見極めてしまう上、晃より圧倒的に速い。このままでは攻撃が当たりはしない。
「おちょくってんのか」
今のゼロの動き。三度の寸止めした攻撃箇所は俺が狙い、躱された所だ。俺の攻撃を避け、近付き、俺が出来なかった事を俺にやってみせ、俺は出来るけどねってか。
「やっすい挑発してくれんな、俺は怒りっぽいんだ。直ぐに感情の制御が効かなくなっちまう」
「いやいや、そんな意図はないよ?ただ僕の動きを見てみないと、そっちも動き難いと思ってね」
ゼロはヘラヘラと笑ってそう言ってくる。しかし、動き難いと言う表現は正しい。攻めと防御を両方見れたお陰で、やり易くはなって来た気がする。
まあ、挑発の為に、正確にはビビってる、とかそう言うニュアンスで言ってきてるよなゼロ。
「言ってくれるな…そっちが手加減してくれる間に、手加減無しの一撃を叩き込むから覚悟しておけ」
「ははは…お手柔らかに頼むよ」
刹那、モーション無しで“縮地法”を使い、足払いを仕掛ける。
完全に不意を突いた一撃は…いとも簡単に躱された。しかし、回避による上方への跳躍は、少なくとも移動を封じることが出来た。
「ッラ!」
真上にいるゼロ目掛けて拳を放つ。
それさえも止められる。が、今度は空いている左腕で拳を放った。
ゼロは俺の拳を両手を重ねて止めた。実際は片手だけでも大丈夫だったろうが兎に角、今ゼロが防御に使える四肢は無い。
入る!
そう思った晃は、一瞬で現実を叩き付けられた。
止められた。止められたのだ。重ねていた両手、その内右拳と触れていた右手は、気がつかぬ内に擦り抜ける様に移動して、俺の左拳を受け止めた。
そしてゼロは晃の拳を握り、そのまま晃の背後に着地した。
両腕を引っ張られて、そのまま空中に弧を描く様に投げられ、地面に叩き付けられた。
「グッ」
石で出来た地面との衝突による衝撃で、口から声が漏れる。
しかし、痛くはあるが、ダメージは大した事はない。
拳を握っていた感覚がふと無くなる。晃は直ぐに立ち上がり、ゼロを見る。
ゼロは相変わらず微笑みを絶やさず、構え無しで立っている。
何だあれは。初動で見極める、なんてものではない。不意を突いたノーモーションでの足払い、ここまでは良い。ゼロならば反射で回避されてもおかしくないからだ。
しかし、二度目の左拳の防御。あれは何だ、動きを読んでいても、反射で反応しても、あんな風に防御は出来ない。
どれだけ動きが速くても、防御に間に合わせるには無理がある。しかし、ゼロは完全な防御を、触れている晃に気が付かせる事なくしてみせた。
「どうなってんだ、今のは…」
思考をいくら巡らせても、答えが出る筈が無い。
俺が今まで体験した事がない異常な結果。
…異世界のみに存在する、“スキル”と“固有スキル”…、未知の能力。
鑑定するのは少しズルだと思って、しなかったツケがここに来たか。
「…しまったな、つい第二段階を使ってしまった。手加減しているとはいえ、流石だね」
第二段階?何のことだ?
…よく分からないが、少しは力を引き出せたと考えよう。
「何段階あるか知らないが、全部引き出させてやるよ!」
晃は縮地法で距離を詰め、拳を突き出す。受け止められつつも、掴まれない様に何度も蹴りを混ぜたラッシュを繰り出す。
ゼロはそれらを全て防御し、捌きながらも少しづつ後退していく。
晃は攻撃の手を休めない。そして拳と蹴りの速度もどんどん上昇する。
「シッ!」
「む…」
徐々に加速していく攻撃に、ゼロは遂に防御が崩れる。
「オラァ!」
そこに刃物を突き刺す様に鋭い拳を腹部目掛けて素早く打つ。
…やはりだ、完璧に防御された。
鋭く打たれた拳は、腹部すれすれの場所で右手に受け止められる。
今度は首に蹴りを繰り出すが、さっきまで防御に使っていた右手に受け止められる。
そこから何度も攻撃するが、全て右手だけで防御されてしまった。
「なら…」
晃は一時距離を取る。
全て完璧に受けられてしまうなら、受け止め切れない攻撃をするまでだ。
「…“龍爪拳”!」
蒼いオーラを右腕に集め、縮地法で間合いに入る。
そこで腹部目掛けて龍爪拳を叩き込む。
ここで初めて、ゼロは防御らしい防御をした。
両腕を交差させ、龍爪拳を受けたのだ。ゼロは吹き飛ばされ、蒼炎の小爆発の追撃がダメージを与えていく。
「力量や能力を見切るのは終わりだ…ゼロ、お前もそろそろ攻撃して来いよ」
「今のは中々の一撃だったよ…うん、お言葉に甘えようかな。行くよ」
その瞬間、ゼロの身体がブレた。
「なっ…ガッ!」
俺の視界は反転し、気が付いたら結界に叩き付けられていた。
ダメージは先程の比では無い、ゼロは完全に攻撃に転じた訳だ。
「ぐっ…うっ」
起き上がる暇もなく、ゼロの追撃が襲い掛かる。
姿が捉えられない。攻撃しているのがゼロでは無いと言われても否定しようが無く、防御すらもままならない。
もしもゼロが殺すつもりで来ていたら、俺はもうこの世にはいないだろう。
もしゼロが勝利に拘った瞬間、俺は立っては居ないだろう。
遂に膝を崩し、身体を丸くして防御する。
…“気配察知”!
姿が見えないならば気配を追うまで、そう考えたが気配を捉えたところで、身体が着いて行く訳でもなく、気配の移動からスピードが尋常では無い事ぐらいしか分からなかった。
結果、俺は抵抗虚しく気絶した。
0
お気に入りに追加
27
あなたにおすすめの小説

~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。
破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。
小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。
本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。
お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。
その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。
次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。
本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。 準備し過ぎて第二の人生はイージーモードです!
小川悟
ファンタジー
いじめやパワハラなどの理不尽な人生から、現実逃避するように寝る間を惜しんでゲーム三昧に明け暮れた33歳の男がある日死んでしまう。
しかし異世界転生の候補に選ばれたが、チートはくれないと転生の案内女性に言われる。
チートの代わりに異世界転生の為の研修施設で3ヶ月の研修が受けられるという。
研修施設はスキルの取得が比較的簡単に取得できると言われるが、3ヶ月という短期間で何が出来るのか……。
ボーナススキルで鑑定とアイテムボックスを貰い、適性の設定を始めると時間がないと、研修施設に放り込まれてしまう。
新たな人生を生き残るため、3ヶ月必死に研修施設で訓練に明け暮れる。
しかし3ヶ月を過ぎても、1年が過ぎても、10年過ぎても転生されない。
もしかしてゲームやりすぎで死んだ為の無間地獄かもと不安になりながらも、必死に訓練に励んでいた。
実は案内女性の手違いで、転生手続きがされていないとは思いもしなかった。
結局、研修が15年過ぎた頃、不意に転生の案内が来る。
すでにエンシェントドラゴンを倒すほどのチート野郎になっていた男は、異世界を普通に楽しむことに全力を尽くす。
主人公は優柔不断で出て来るキャラは問題児が多いです。

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる