魔法戦士シュシュドレイン〜えっちをするたびに強くなるんだもんっ!〜

ひなぎく☆ましゅまろプリン

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第15話 女の子と男の娘②

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 数日後のバーベナ魔法学校昼休み。

「お腹すいたー!」

 午前中の授業の終了を知らせるチャイムが鳴り始めたその瞬間から、今まで張りつめていた教室の空気が一気に緩みはじめる。

 昼休みの開始と共に、活気づく生徒達。 

 それはエリサナも一緒だったようで、エリサナはその場でぐんっと背伸びをすると、今朝作って持って来たお弁当を、机の上へと広げはじめた。

「エリサナ、一緒にお弁当食べよー?」

 するとエリサナと同じクラスで、普段から仲のいい友達のミユンが、同じく自分のお弁当を持って、エリサナの元へと駆け寄って来た。

「うん!一緒に食べよっ!あ、ミユンも今日はお弁当なんだね。」

 そう言ってエリサナは、ミユンが嬉しそうに自分の席まで持って来た可愛いらしいお弁当箱の包みを眺めながらそう声を掛けた。

「そーなの。今日は珍しく早起き出来たから自分でお弁当作ってみたんだー!結構自信作なんだよー?じゃじゃーん!」

 そう言いいながらミユンはエリサナの机に前の席の人の机を移動させてくっつけると、その机の上で自分の弁当箱を広げはじめた。

「わぁ、おいしそう。ミユン、料理上手なんだね!」

「へへーんっ!結構頑張っちゃった!」

 ミユンの弁当は卵焼きにウインナー、そして丸く結ばれたおにぎり。それが小さく可愛らしい弁当箱いっぱいに詰め込まれていた。

 どれも正直少しいびつだったり、焦げている部分があったりもしているが、それでも充分に美味しそうなお弁当である事には違いがなかった。

「あ、そうだ!今日はお天気もいいし、せっかくだからこのまま中庭でお弁当…」

 エリサナがそこまで言いかけたその瞬間—————…

 今まで雑然とざわついていたはずの教室内が、急にしんっと静まり返った。

 周りの生徒達の変化に、思わず同時にそちらに目を向けるエリサナとミユン。

 するとそこには…

 腰まで伸びた長く美しい髪を揺らしながら、颯爽とこちらへ向かって来ているガラの姿があった。

 その姿を見た瞬間、エリサナの体は恐怖でこわばってしまった。

「すごく綺麗な子だね。一体どこのクラスの子なんだろ?」

 こちらへと向かって来ているガラから、必死に目を逸らし、まるで息を潜めるかのように静かになったエリサナだったが、そんなエリサナの変化に全く気がつかなかったミユンは、ガラの姿を見ながらそう話した。

「…どこのクラスの子だ…?」

「あんな可愛い子いたっけ?」

「…綺麗ー…」

 それはミユンだけではなく、他の生徒達も同じだったようで、ガラの姿を見た瞬間から、再び教室内はざわつきはじめていた。

 それはまるで落とされた一滴の水滴から広がる波紋のような光景であり、男子生徒も女子生徒も、みんな歩みを進めるガラの姿に釘付けになっていた。

 教室中の視線を一身に集めながら、自分のクラスではないにも関わらずつかつかと教室内を闊歩していたガラは、ピタっとエリサナの机の前で歩みを止めた。

「…エリサナ、今日は一緒にご飯を食べる約束してたよね。」

 教室内は相変わらずざわついているはずなのに、少しハスキーなガラの声がヤケにエリサナの耳に響く。

「…う…うん…」

 エリサナはその小さな体を強張らせながら、自分の制服のスカートをぎゅっと握ると、ガラとは目を合わせぬままに震えながらそう答えた。

…ガラの言う事を聞かなければ、あの画像をここでばら撒かれてしまうかもしれない…

 そんな事が自分の頭の中にすぐさまよぎってしまったエリサナは、ドクドクと自分の体の内側から不穏に脈打ち続ける大きな自分の心臓の音を必死に堪えながら、ガラの言う通りにする事に決めた。

「うそっ!エリサナ、この美人さんと知り合いなの!?すごーい!」

 ミユンは、そんなエリサナの気持ちなどつゆ知らず、両手で口元を押さえながら何やら黄色い声をあげている。

「…じゃあ、行こっか。」

 ガラもそんなミユンの事になど気にも留める様子はなく、青ざめているエリサナの肩に手をまわすと、そのまま教室を出ていこうとした。

「あっ!あたしも一緒にお弁当…!」

 そう言ってミユンが机の上に広げていた自分の弁当を片付けながら二人の後を追おうとしたその瞬間————…

「…ダメ。」

 そう言って突然振り向いたガラの妖艶で冷たいその視線に、ミユンも含めた教室全体が凍りついたのだった。


「…はぁん…っ…ぁんっ…!…んん…っ!…やだ…ぁ…っ…!」

 エリサナがガラに連れて来られてやって来たのは、旧校舎の理科準備室だった。

 埃を被った古い室内に、エリサナの艶を帯びた甲高い声が響き渡る。

 旧校舎は、許可を得ていない一般生徒の立ち入りは一切禁止されている為、ここには普段から誰も出入りをする事はない。

 だからこの今のエリサナの甘美な声も、きっと誰の耳にも触れる事はなかった。

 部屋に入るやいなや、ガラはエリサナの身体を壁へと押しつけると、彼女の制服のブラウスの胸元を乱暴に開き、露わとなったエリサナの柔らかな胸を激しく揉みながら、首筋にキスをしはじめた。

…ちゅ…ちゅく…

「…ん…んんっ…はぁん…」

 ガラの小さな口唇と舌が、エリサナの首筋を這うたびに、エリサナはガラの両腕を握りながら顔をしかめて身を震わせた。

 ガラの指先は、すでにエリサナのスカートをすり抜けて、下着の中へと潜り込んでいる。

 ガラの指先の動きに合わせて、エリサナの下着の中は、ぬるりとした愛液で満たされていった。

「…んんっ…やぁん…っ…あ…っ…そこ…っ…やぁん…触らない…で…っ」

 壁に押し当てられ身動きが出来ないまま、徐々に激しくなってゆくガラの指の動きに涙を浮かべながら必死に抵抗しようとするエリサナ。

…だが…

…ヌチ…

 ガラは騒いでいるエリサナの口に自分の口唇を押しつけながらキスで塞ぐと、そのままエリサナの片足を抱えて彼女のナカに自分のモノを挿入した。

…グチュ…ヌチ…ヌプ…ヌプ…

「…んん———…っ…!」

 突然侵入してきたガラの太く硬いその肉棒に、エリサナはその場で大きく身悶えながら、さらに大きな声で喘ぎたくて仕方がなかったが、生憎その口は、すでにガラの柔らかな口唇によって塞がれてしまっていた為、いまや彼女はそんな声をあげる事すらも叶わなかった。

「…んん…っ…!…んふぅ…っ…んっ…」

 壁に片腕と体を押しつけられ、身動きがとれないままのエリサナは、ガラの口づけによって何度も舌を絡めとられながら、下から激しく突き上げられるその動きに、鼻先で小さな声を漏らし続ける。

 それはこの前ガラにされた時よりも、少しだけ乱暴な挿入であったが、ガラに先程指先でしっかりといじられていたせいか、充分に潤っていたエリサナのナカは、硬くなってしまったガラの肉棒をすんなりと受け入れる事が出来た。

 エリサナの中に挿入すると同時に、無言で激しく腰を動かしはじめるガラ。

…クチュ…クチ…グチュ…クチュ…

 エリサナがその陰部からとめどなく垂れ流しているぬるりとした愛液によって、2人が繋がっている部分からはそんな水を含んだような艶かしい音が繰り返し生み出されていた。

「…あ…っ…あん…っ…んんっ…激しい…あぁん…っ…」

 下から突き上げられ、はだけた制服のブラウスから覗いた胸を、ぷるんぷるんと震わせながら、顔を真っ赤にして喘ぐエリサナ。

 一方ガラの方も、今日はどこか余裕がなかったようで、段々と早まっていく自分の腰の動きに合わせながら、ガラ自身も激しく呼吸を荒げていった。

「…結構無理な体勢かと思ったけど、すんなり入ったね。…僕、エリサナとエッチしたいのをずっと我慢してたからさ、今日はどうしても激しくなっちゃう。」

 そう言っていまだ余裕がなさそうな表情で、荒い息を堪えながら腰を激しく振り続けるガラ。

「…いやぁ…ん…っ…あん…っ…ん…あぁん…っ…」

 ガラの腰の動きに、エリサナは相変わらずぬるぬるとした愛液を垂れ流しながら、可愛らしい声で喘ぎ続けていた。

 そんなエリサナもまた、再びキスをして来たガラの舌を、自ら口の中で絡めとりはじめていた。

 激しい口づけにさらに荒くなる二人の吐息。

 ガラはそんな激しいキスを終えるやいなや、エリサナに向かってこう言った。

「…何、その可愛い反応…そんな事されたら、僕のチンコ止まらなくなりそう。」

 そう言ってガラは、エリサナにまた優しくキスをすると、そのままじっくりとエリサナのナカを味わうかのように、先程よりも少しだけ速度を緩めながら、自分のものを奥へ奥へと突き進めていった。

「…はぁぅん…ん…ぁん…んん…」

 先程と違う速度で突き上げられるその快感に、エリサナは口元から涎を垂らしながら先程よりもさらに大きく自分の身をよじらせていた。

「…いいでしょー、この場所。こないだ先生がうっかり鍵を落としたのを拾ったんだよね…ここならこないだみたいに男子生徒が来たりはしないし、エリサナがどんなにおっきい喘ぎ声をあげても誰にも気づかれないしね。」

 そう言ってガラは一度エリサナの中から自分の肉棒を引き抜くと、近くに置いてあった古びた机の前へとエリサナの手を引いて連れて行き、そのままそこでエリサナに両手をつくように促した。

 とろんとした表情で、ガラに促されるままにその机に両手をつき、その可愛らしい小さな尻をガラの方に向けるエリサナ。

 するとガラはエリサナの短いスカートを片手で捲り上げると、既にグショグショに濡れてしまった下着をおろして再びエリサナの中へと自分の肉棒を突き立てた。

「…ひゃぅん…っ…また入って…んん…っ…」

 ガラに後ろから責められながら、ふと自分が手をついている机に目線を落とすエリサナ。

 すると机の上には、先程エリサナが自分で持ってきたお弁当箱が置かれていた。

「…んんっ…まだ…お弁当も…食べて…ない…のに…っ…!」

 ガラに後ろから激しく突かれ続けながら、吐息混じりに顔をしかめてそんな事を呟くエリサナ。

 そんなエリサナの言葉に、ガラはフッと笑みを浮かべながらこう答えた。

「…こんな状況でお弁当の話?エリサナは本当に面白いなぁ…でもそれより僕のご飯の方が先でしょ。僕がエリサナの体をいっぱい味わってから、エリサナのご飯だよ。」

 そう言って両手でエリサナの腰元を支えながら後ろからエリサナをガンガンに突き上げるガラ。

「…あぁん…っ…いやぁ…ん…っ…んん…だめぇ…っ…!」

 ガラの激しい動きに耐えられなくなってしまったエリサナは、机の上に必死にしがみつきながら荒い小刻みな呼吸で時折その細い体を硬直させ、そして甲高い喘ぎ声を必死にあげ続けた。

 …グチュッ…グチュッ…ヌチュ…ヌチッ…

 顔を真っ赤に染め、まるで泣き出しそうな表情で顔をしかめながら、机の上で必死に体をよじらせているエリサナの姿を見たガラは、さらに興奮をしはじめたのか、後ろからエリサナのその柔らかい胸を片手で揉みながらさらにその腰の動きを早めていった。

「…ふぁん…っ…あん…っ…んん…っ…」

 少し乱暴に胸を揉まれ、さらに可愛らしい声で泣くエリサナ。

 そんなエリサナの耳元で、ガラはそっとこう囁いた。

「…エリサナって可愛いよねー。僕についてきたら絶対こんなコトされるって分かってるハズなのに、ちゃんとついてくるなんて。…それとも、ずっとこんな事されたかったの?」

「…ち…ちが…っ…あぁん…っ…あの動画があるから…っ…早くあの動画…んんっ…あの動画を…消して欲しいの…っ…!」

「あー、あの動画?」

 そう言ってガラは、その鼻先でフッと笑うと、自分の制服のポケットからあるものを取り出して、急に慌てはじめたエリサナの前へと差し出してきた。

「あの動画って、この事?」

 それは例の記録モニターで、その画面の中にはあの日、ガラに脅されて一人でシテいたあのエリサナの姿が映し出されていた。

『…んふぅ…っ…あぁん…っ…んん…っ…』

 動画が再生されると同時に、その記録モニターからはエリサナの甘い声が流れはじめた。

 記録モニターの中のエリサナの衣服も乱れ、必死に自分で自分自身を慰めているその姿は、実に艶かしく、そしてガラの目にはとても可愛らしく映った。

「…このエリサナも可愛いよね~…あまりにも可愛いから、僕この動画見ながら家で何回も抜いちゃった。」

 そう言って後ろからエリサナの小さな体を激しく突き上げながら、エリサナの耳を口に含むガラ。

「…やぁん…っ…あぁん…あん…っ…」

 エリサナは必死にその記憶モニターから瞳を逸らそうとしていたが、すぐにガラに見つかり顔をそちらに向けられてしまった。

「…ねぇ、エリサナ。自分でシテる動画見ながら無理矢理ヤられるのってどんな感じ?」

 そう言っていつもより少し低い声で意地悪そうな表情を浮かべながら、エリサナのナカを虐め抜くガラ。

 そんなエリサナの反応に興奮したのか、ガラはさらに自分の腰の動きを早めていった。

「…あれ?なんかエリサナの膣ナカめっちゃ締まってきたね。…もしかしてエリサナ、自分のいやらしい姿を見ながら興奮してるの?」

「…ちが…あぁん…っ…ちがうぅぅぅん…っ…!!」

 ガラの腰の動きに合わせて、エリサナの喘ぎ声もより一層大きくなる。

 そして次第に体を強く硬直させると、腰元からガクガクと小刻みに震えはじめた。

「…んふぅ…あん…っ…!んんっ…!…イクっ…!…イクぅぅぅ…ん…っ!」

 そう言ってガラに奥まで突き上げられ、絶頂に達してしまったエリサナは、激しい喘ぎ声をあげながら体を大きくそらすと、プシュプシュと勢いよく愛液を垂れ流し、そのまま両足をガクガクと揺らしながら果ててしまった。

「…あ…っ…ぁん…はぁ…ん…」

 いまだ机の上にしがみつき、ピクピクと体を時折震わせているエリサナ。

「…ほんとエリサナって無理矢理されるの好きだよね。…もしかしていつもこんな風に誰かに犯されたいと思いながら、一人でえっちしてたんじゃないの?」

 そう言って絶頂を迎え、既にとろんとした表情でくったりと全身の力が抜けてしまったエリサナの体を、机の上で仰向けにすると、もう一度エリサナの中に自分の肉棒を挿入した。

 ぬるぬるとしたエリサナの愛液によって、ガラのいまだ硬く反り勃っている大きな肉棒は、ずぷりと簡単にエリサナの膣ナカへと飲み込まれてゆく。

『…んん…っ…!…っ…はぁん…!…んん…っ…!』

 机の上では相変わらず記憶モニターからあの時のエリサナの声が流れている。

 この時、すでに絶頂を向かえてしまっていたエリサナは、ガラにその体を揺さぶられながら、自分の頭元に置かれている記憶モニターから流れ続けている自分の喘ぎ声を、無意識に聞いていた。

 だがその瞬間————…

『…あぁん…っ…壊して…っ…誰か…私を…壊してぇぇん…っ…!』

 突然、記憶モニターから流れてくる喘ぎ声の声色が変わった。

 それは先程までの恥じらいが混じった喘ぎ声などではなく、心の底から何かを欲するかのような絶叫に近い喘ぎ声だった。

 その声に驚いたエリサナが、机の上に置かれた記憶モニターへと瞳を移すと、その画面の中の映像は、既に全く別のモノへと変わってしまっていた。

「…どうしてこれを…!」

 その事に気づいた瞬間、エリサナは一気に青ざめ、そして驚きの声をあげた。

 それもそのはず…

 その記憶モニターに映し出されていたのは、あの日の医務室でのエリサナの姿などではなく、古い音楽室の中で、赤い夕陽を一身に浴びながら、激しく一人で自慰行為を繰り返しているエリサナの姿だったのだ。
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