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第7話 ドS王子と卑屈な少女
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バーベナ魔法学校・地下組織「ディープ・ミスチヴァス」。
ここには、戦闘中に問題を起こした魔法戦士が連れて来られるのだが————…
本日も魔法機関内で開かれた会議により、その行動が「懲罰対象」とされた一人の魔法戦士が連行されてきた。
彼女の名前は、リリム。
低身長ながらもその胸だけは大きく育っており、肩まで伸びたサラリとした茶色の髪が似合うとても可愛らしい少女だった。
彼女の手には、今朝がた自分の元へと届いたばかりの一枚の書類が握られていた。
「…この書類には更生プログラムって書かれてるけど、一体どんな事をされるんだろう…」
そう不安に思いながらも、少女は一通りその書類の内容を確認すると、薄暗く長い廊下を抜けて、その書類に記載されていた部屋の中へと入っていった。
その部屋の中は、先程通ってきた廊下よりも更に薄暗く、等間隔で壁に掛けてあるロウソクの火だけが辺りを照らしている。
「…あの~…誰かいますか…?」
そっと少女が声を掛けてみたが、ただっ広いその部屋の中では、その少女の声が小さく反響をするだけで終わった。
見知らぬ部屋に一人残され、心細く思っていたリリムは、先程よりも少しだけ大きな声で恐る恐る再び呼びかけてみた。
「…あの~…誰もいませんかぁ~?…今日届いた手紙でここに来るように言われたんですけ…ど…キャア!!」
その瞬間、彼女の足元にいたはずの影がグニャリと動き、突然彼女の体を包み込んだ。
激しく自分の周囲を通りすぎるその影に、思わず目を瞑ったリリムが、再びその瞳を開けてみると、目の前にはいつしか細身の青年が佇んでいた。
黒髪が良く似合うその美しい青年は、驚くべき事に、リリムと同じ魔法学校の制服を着用している。
「…えっと、あなたは…?」
「ようこそ、更生プログラムへ。僕がこのディープ・ミスチヴァスの支配人、ラゼルです。今からあなたを更生の道へと誘いましょう。」
そう言ってラゼルと名乗ったその男がパチンと一つ指を鳴らすと、リリムは再びドス黒い影の波の中へと呑まれてゆき、気がつけばその全身を黒い触手で拘束されていた。
「…な…なんですか!これはっ…は…離して下さいっ!」
まるで十字架に磔にされたかのような姿になってしまったリリムは、なんとかその場から逃れようとバタバタともがきはじめた。
…だがその瞬間————…
ビリィィィ…!!
ラゼルは身動きができなくなってしまったリリムの胸元にそっと手をやると、そのまま乱暴にそのブラウスを両手で引き裂いた。
床の上へと飛び散るボタンと共に、露わになるリリムの胸。
「…あ…あ…」
突然の出来事に、全く理解が追いつかなかったリリムは、声すら出せずにただただ震える事しか出来なかった。
ラゼルはブラウスの下から現れたリリムのピンク色のブラさえも、その手で乱暴に捲りあげると、ぷるんと揺れて露わになったリリムの胸に口をつけて激しく吸いはじめた。
「…いやぁぁぁ————…!…あっ…あっ…やめ…やめて…っ!」
突然の出来事に、泣き叫びながら先程以上に体をバタつかせるリリム。
そんなリリムの悲痛な叫びなどまるで届いていないかのように、ラゼルは相変わらずリリムの乳首を激しく吸いながら、残された方の乳房をめちゃくちゃに揉みしだくった。
「…あっ…あんっ…いやっ…!…んっ…どうして…どうして…こんな…ヒドい…あぁんっ…!」
そう言って息を荒げながらも涙をこぼし、必死に抗議するリリムに対して、ラゼルは急にピタっとその行為を辞めると、リリムに向かって冷たい眼差を向けながらこう言った。
「…どうして?…それは自分の心に聞いてみた方がいいんじゃないのかな?」
ラゼルがそう言った瞬間、薄暗かったはずの部屋の一部が明るくなり、壁一面へとある映像が流れ始めた。
それはとある2名の魔法戦士達の戦闘の記録だったのだが—————…
「…そっ…それは…!」
その映像が流れはじめた瞬間、リリムの顔が突然青醒める。
それもそのはず—————…
その映像に映し出されていた魔法戦士こそ、リリムとその友人のサーニャだったのだ。
「…だってあれは…あれは仕方なかったのよ…」
そう言って震えるリリム。
映像の中では、サーニャが捕らえられ、3人のモンスターに押さえつけられながら凌辱されている姿が映し出されていた。
「…いやぁぁぁ———…!リリム…っ!…リリム助けて…っ!」
モンスター達にコスチュームを引き裂かれ、そう泣き叫んでいるサーニャの横で、リリムはゆっくりと後退りをすると、そのままその場から走り去ってしまった。
「…いやぁぁぁ…!リリムっ…リリム———…!!」
リリムが立ち去ってしまった事で、一人その場に残されたサーニャは、群がるモンスター達に呑まれてゆき、そこで映像は終わっていた。
「…結局、サーニャはこの後モンスター達の手によって無事に絶頂を迎え、このモンスター達を一人で殲滅いたしましたが、あなたに見捨てられた事で今も心に大きな傷を負っています。」
「…あれは、仕方がなかったのよ…」
「…仕方がなかった?」
リリムの言葉に、ラゼルが露骨に顔をしかめた。
「…だって私には好きな人がいるんだもんっ!あんな汚いモンスターで、自分の体を穢されるわけにはいかなかったのよ!」
そう言って涙ながらに訴えるリリムに対して、ラゼルは相変わらず冷たい表情でこう答えた。
「…お友達が危険な目に合っていたと言うのに、随分と勝手な言い分ですね。…いいでしょう。それでは一つ、僕とゲームでもしませんか?」
「…ゲーム…?」
思いもしないラゼルからの提案に、リリムがキョトンとした表情を浮かべた。
「そうです。なぁに簡単なゲームですよ。あなたには自分の膣にこれを入れてもらいます。そして僕が10秒数える間に、この部屋の一番奥の柱のところまで走って、柱に触れる事ができればあなたの勝ちです。それが出来れば、すぐにでも解放してあげましょう。」
そう言って、部屋の奥にある柱を指さすラゼル。その距離はそう遠くはないようだ。
ラゼルのもう片方の手には、薄桃色のスライムのような物が握られていた。
「…ただし、柱まで辿りつかなかったり、膣に入れたこの卵を落としてしまったらあなたの負けです。その時は…潔くあのお友達と同じ目に遭っていただきます。」
そう言ってラゼルは、停止されている記録モニターの画像の方に目を向けた。
その画面の中では、いまだモンスターに犯されているサーニャの姿があった。
「…逃げるのが得意なあなたには、とても良い条件でしょう…?」
そう言ってニヤリと笑うラゼル。
…このままこうしていても、あの男は何としてでも私の事を犯す気だ…
…大丈夫、幸い私は魔法戦士の中でも足がかなり早い方だもの。
…上手くやればなんとか…
そう頭の中で考えたリリムは、意を決したようにこう答えた。
「…分かったわ。その条件を呑みましょう。」
「それではお約束通り、まずは膣にこの卵を入れてもらいますね?」
「…いいわ。」
ラゼルは、リリムのその返事を聞くと、リリムのスカートを捲り上げ、その下着の隙間からリリムの膣へと卵を潜り込ませた。
「…ん…」
先程ラゼルにめちゃくちゃに乳首をいじられたばかりだったせいか、リリムの陰部はすでに濡れてしまっており、その穴はラゼルが卵を軽く押し当てるだけで、ぬぷぬぷと簡単に卵を飲み込んでいった。
「…それじゃあゲームをはじめましょうか。」
そう言ってラゼルが再びパチンと指を鳴らすと、リリムを縛っていたはずの影達がすっかりと消え、リリムは再び床の上へと降りたった。
…ちょっと違和感があるけど大丈夫。これならなんとか走れそう。
意外にもその異物は、自分の体にはあまり影響がなかったようで、リリムはほっと胸を撫で下ろすと、いつでも走り出されるように心の準備をはじめた。
「それではよーい…」
ラゼルの言葉に、真剣な表情となったリリムは、その場で走る体勢に入った。
その瞬間…
「…スタート!!」
ラゼルのその号令と共に、リリムは一気に柱へ向かって走り出す。
…10…
…9…
リリムの後ろでは既にラゼルのカウントダウンがはじまっていた。
…8…
…7…
だが幸い走っている床の状態が良いのか、リリムはいつもよりもかなり自分の体が軽いと感じていた。
…この調子でいけば…
…6…
…5…
…もうすぐあの柱に手が届く————…!!
そう思ったリリムが、その柱に向かって目一杯手を伸ばそうとしたその瞬間…
「…ふぁあぁぁあん…っ!!」
突然、自分の陰部に熱いものを感じたリリムは、たまらずその場に倒れ込んだ。
「…んん———っ!!…あんっ…あんっ…何コレ…何コレぇぇぇ…!!」
そう言って激しく喘ぎながら、何度も何度もその場で立ちあがろうとするリリムであったが、自分の中から込み上げてくるその快楽に、体が思うように動かず、その口元から涎を溢れ出しながら、ガクガクと腰を揺らすだけだった。
その度にスカートから覗いているリリムの下着から内股へと、たらたらと大量の愛液が流れ出す。
…ヴヴヴヴ…ヴヴ…
リリムの穴の中では、先程ラゼルに挿入されたあの小さな卵が、激しく小刻みに震えていたのだった。
「…それは”震え玉”といってね、僕の意識と繋がっているんだけど、僕が強く意識を込めると———…」
そう言って、苦しそうにもがき続けているリリムの元へと近づきながら、ラゼルがそっと祈りを込めると…
…ヴィーン!…ヴヴヴ…ヴヴヴヴ…!!
先程以上に激しくリリムの中で、その卵が震え出した。
「…いやぁぁあんっ!…熱いッ…!…熱いィィィんっ!…おかしく…おかしくなっちゃう…っ!…おかしくなっちゃうぅぅん————…!!」
自分の中で蠢く、その卵の動きに耐えきれなくなったリリムは、もはや立っていられなくなり、口を大きく開きながらその瞳孔までもを見開き、仰向けになりながら、ビクンっ、ビクンっと体を震わせはじめた。
そんな彼女の陰部からは、下着をつけているというのにも関わらずプシュプシュと、何度も勢いよく液が漏れている。
「…許して…あぁんっ…!…初めては絶対…んんっ…!初めては絶対好きな人と…するって…決めて…んん————っっ!!」
リリムがそこまで言いかけたところで、
…ヴヴヴヴ…ヴヴヴヴ…
…ヴィーン…!…ヴィーン…!!
ラゼルがさらにリリムの中の卵に強い意識を込めると、先程までとは全く違う動きで、その卵はさらに激しい動きでリリムの中を暴れ回った。
「…んん———…っ!!いやぁぁぁぁん…!!…漏れる…っ…漏れちゃうっ…漏れちゃうぅぅぅ…!!」
激しい震え玉の動きに、全身を鋭く突き抜けるような快感を感じ、ついに尿意に似た感覚まで生じてしまったリリムは、荒々しく大きな喘ぎ声をあげながら必死に自分の股間を押さえつけた。
「…あぁん————…!助けて…!…漏れる…ぅっ…!」
そう言って相変わらず必死に自分で股間を押さえ、体を激しくくねらせながら、喘ぎ続けてたリリムだったが、
…ヴィーン!…ヴィーン…!…ヴヴヴヴ…!
そんなリリムの思いも虚しく、リリムの中の震え玉はさらに動きを増していき…
「…あ…もぅっ…無理…っ…んんっ…!」
…プシャァァァァ…!!
激しい震え玉の動きによって、ついに絶頂を迎えてしまったリリムは、その陰部から、大量の液を噴き出しながら果ててしまった。
「…あ…ぁあ…ん…」
いまだリリムの体はピクピクと時折痙攣をしている。
自分の汗と愛液にまみれて、全身をびしゃびしゃに濡らしながら意識朦朧としているリリムに向かって、ラゼルはこう言った。
「…なるほど。自分の好きな男の為に操を立てようと思って、戦闘中に逃げ出したのか。その信念だけは見上げたものだな。」
そう言って、ラゼルはもはや力尽きて、ぐったりとしているリリムの顎をそっと持ち上げると、その口唇に優しくキスをしながらこう言った。
「…その信念に免じて、君にはもう一度チャンスをあげよう。」
こうしてラゼルとリリムは、さらに激しい次のゲームへと移ることにしたのだった。
ここには、戦闘中に問題を起こした魔法戦士が連れて来られるのだが————…
本日も魔法機関内で開かれた会議により、その行動が「懲罰対象」とされた一人の魔法戦士が連行されてきた。
彼女の名前は、リリム。
低身長ながらもその胸だけは大きく育っており、肩まで伸びたサラリとした茶色の髪が似合うとても可愛らしい少女だった。
彼女の手には、今朝がた自分の元へと届いたばかりの一枚の書類が握られていた。
「…この書類には更生プログラムって書かれてるけど、一体どんな事をされるんだろう…」
そう不安に思いながらも、少女は一通りその書類の内容を確認すると、薄暗く長い廊下を抜けて、その書類に記載されていた部屋の中へと入っていった。
その部屋の中は、先程通ってきた廊下よりも更に薄暗く、等間隔で壁に掛けてあるロウソクの火だけが辺りを照らしている。
「…あの~…誰かいますか…?」
そっと少女が声を掛けてみたが、ただっ広いその部屋の中では、その少女の声が小さく反響をするだけで終わった。
見知らぬ部屋に一人残され、心細く思っていたリリムは、先程よりも少しだけ大きな声で恐る恐る再び呼びかけてみた。
「…あの~…誰もいませんかぁ~?…今日届いた手紙でここに来るように言われたんですけ…ど…キャア!!」
その瞬間、彼女の足元にいたはずの影がグニャリと動き、突然彼女の体を包み込んだ。
激しく自分の周囲を通りすぎるその影に、思わず目を瞑ったリリムが、再びその瞳を開けてみると、目の前にはいつしか細身の青年が佇んでいた。
黒髪が良く似合うその美しい青年は、驚くべき事に、リリムと同じ魔法学校の制服を着用している。
「…えっと、あなたは…?」
「ようこそ、更生プログラムへ。僕がこのディープ・ミスチヴァスの支配人、ラゼルです。今からあなたを更生の道へと誘いましょう。」
そう言ってラゼルと名乗ったその男がパチンと一つ指を鳴らすと、リリムは再びドス黒い影の波の中へと呑まれてゆき、気がつけばその全身を黒い触手で拘束されていた。
「…な…なんですか!これはっ…は…離して下さいっ!」
まるで十字架に磔にされたかのような姿になってしまったリリムは、なんとかその場から逃れようとバタバタともがきはじめた。
…だがその瞬間————…
ビリィィィ…!!
ラゼルは身動きができなくなってしまったリリムの胸元にそっと手をやると、そのまま乱暴にそのブラウスを両手で引き裂いた。
床の上へと飛び散るボタンと共に、露わになるリリムの胸。
「…あ…あ…」
突然の出来事に、全く理解が追いつかなかったリリムは、声すら出せずにただただ震える事しか出来なかった。
ラゼルはブラウスの下から現れたリリムのピンク色のブラさえも、その手で乱暴に捲りあげると、ぷるんと揺れて露わになったリリムの胸に口をつけて激しく吸いはじめた。
「…いやぁぁぁ————…!…あっ…あっ…やめ…やめて…っ!」
突然の出来事に、泣き叫びながら先程以上に体をバタつかせるリリム。
そんなリリムの悲痛な叫びなどまるで届いていないかのように、ラゼルは相変わらずリリムの乳首を激しく吸いながら、残された方の乳房をめちゃくちゃに揉みしだくった。
「…あっ…あんっ…いやっ…!…んっ…どうして…どうして…こんな…ヒドい…あぁんっ…!」
そう言って息を荒げながらも涙をこぼし、必死に抗議するリリムに対して、ラゼルは急にピタっとその行為を辞めると、リリムに向かって冷たい眼差を向けながらこう言った。
「…どうして?…それは自分の心に聞いてみた方がいいんじゃないのかな?」
ラゼルがそう言った瞬間、薄暗かったはずの部屋の一部が明るくなり、壁一面へとある映像が流れ始めた。
それはとある2名の魔法戦士達の戦闘の記録だったのだが—————…
「…そっ…それは…!」
その映像が流れはじめた瞬間、リリムの顔が突然青醒める。
それもそのはず—————…
その映像に映し出されていた魔法戦士こそ、リリムとその友人のサーニャだったのだ。
「…だってあれは…あれは仕方なかったのよ…」
そう言って震えるリリム。
映像の中では、サーニャが捕らえられ、3人のモンスターに押さえつけられながら凌辱されている姿が映し出されていた。
「…いやぁぁぁ———…!リリム…っ!…リリム助けて…っ!」
モンスター達にコスチュームを引き裂かれ、そう泣き叫んでいるサーニャの横で、リリムはゆっくりと後退りをすると、そのままその場から走り去ってしまった。
「…いやぁぁぁ…!リリムっ…リリム———…!!」
リリムが立ち去ってしまった事で、一人その場に残されたサーニャは、群がるモンスター達に呑まれてゆき、そこで映像は終わっていた。
「…結局、サーニャはこの後モンスター達の手によって無事に絶頂を迎え、このモンスター達を一人で殲滅いたしましたが、あなたに見捨てられた事で今も心に大きな傷を負っています。」
「…あれは、仕方がなかったのよ…」
「…仕方がなかった?」
リリムの言葉に、ラゼルが露骨に顔をしかめた。
「…だって私には好きな人がいるんだもんっ!あんな汚いモンスターで、自分の体を穢されるわけにはいかなかったのよ!」
そう言って涙ながらに訴えるリリムに対して、ラゼルは相変わらず冷たい表情でこう答えた。
「…お友達が危険な目に合っていたと言うのに、随分と勝手な言い分ですね。…いいでしょう。それでは一つ、僕とゲームでもしませんか?」
「…ゲーム…?」
思いもしないラゼルからの提案に、リリムがキョトンとした表情を浮かべた。
「そうです。なぁに簡単なゲームですよ。あなたには自分の膣にこれを入れてもらいます。そして僕が10秒数える間に、この部屋の一番奥の柱のところまで走って、柱に触れる事ができればあなたの勝ちです。それが出来れば、すぐにでも解放してあげましょう。」
そう言って、部屋の奥にある柱を指さすラゼル。その距離はそう遠くはないようだ。
ラゼルのもう片方の手には、薄桃色のスライムのような物が握られていた。
「…ただし、柱まで辿りつかなかったり、膣に入れたこの卵を落としてしまったらあなたの負けです。その時は…潔くあのお友達と同じ目に遭っていただきます。」
そう言ってラゼルは、停止されている記録モニターの画像の方に目を向けた。
その画面の中では、いまだモンスターに犯されているサーニャの姿があった。
「…逃げるのが得意なあなたには、とても良い条件でしょう…?」
そう言ってニヤリと笑うラゼル。
…このままこうしていても、あの男は何としてでも私の事を犯す気だ…
…大丈夫、幸い私は魔法戦士の中でも足がかなり早い方だもの。
…上手くやればなんとか…
そう頭の中で考えたリリムは、意を決したようにこう答えた。
「…分かったわ。その条件を呑みましょう。」
「それではお約束通り、まずは膣にこの卵を入れてもらいますね?」
「…いいわ。」
ラゼルは、リリムのその返事を聞くと、リリムのスカートを捲り上げ、その下着の隙間からリリムの膣へと卵を潜り込ませた。
「…ん…」
先程ラゼルにめちゃくちゃに乳首をいじられたばかりだったせいか、リリムの陰部はすでに濡れてしまっており、その穴はラゼルが卵を軽く押し当てるだけで、ぬぷぬぷと簡単に卵を飲み込んでいった。
「…それじゃあゲームをはじめましょうか。」
そう言ってラゼルが再びパチンと指を鳴らすと、リリムを縛っていたはずの影達がすっかりと消え、リリムは再び床の上へと降りたった。
…ちょっと違和感があるけど大丈夫。これならなんとか走れそう。
意外にもその異物は、自分の体にはあまり影響がなかったようで、リリムはほっと胸を撫で下ろすと、いつでも走り出されるように心の準備をはじめた。
「それではよーい…」
ラゼルの言葉に、真剣な表情となったリリムは、その場で走る体勢に入った。
その瞬間…
「…スタート!!」
ラゼルのその号令と共に、リリムは一気に柱へ向かって走り出す。
…10…
…9…
リリムの後ろでは既にラゼルのカウントダウンがはじまっていた。
…8…
…7…
だが幸い走っている床の状態が良いのか、リリムはいつもよりもかなり自分の体が軽いと感じていた。
…この調子でいけば…
…6…
…5…
…もうすぐあの柱に手が届く————…!!
そう思ったリリムが、その柱に向かって目一杯手を伸ばそうとしたその瞬間…
「…ふぁあぁぁあん…っ!!」
突然、自分の陰部に熱いものを感じたリリムは、たまらずその場に倒れ込んだ。
「…んん———っ!!…あんっ…あんっ…何コレ…何コレぇぇぇ…!!」
そう言って激しく喘ぎながら、何度も何度もその場で立ちあがろうとするリリムであったが、自分の中から込み上げてくるその快楽に、体が思うように動かず、その口元から涎を溢れ出しながら、ガクガクと腰を揺らすだけだった。
その度にスカートから覗いているリリムの下着から内股へと、たらたらと大量の愛液が流れ出す。
…ヴヴヴヴ…ヴヴ…
リリムの穴の中では、先程ラゼルに挿入されたあの小さな卵が、激しく小刻みに震えていたのだった。
「…それは”震え玉”といってね、僕の意識と繋がっているんだけど、僕が強く意識を込めると———…」
そう言って、苦しそうにもがき続けているリリムの元へと近づきながら、ラゼルがそっと祈りを込めると…
…ヴィーン!…ヴヴヴ…ヴヴヴヴ…!!
先程以上に激しくリリムの中で、その卵が震え出した。
「…いやぁぁあんっ!…熱いッ…!…熱いィィィんっ!…おかしく…おかしくなっちゃう…っ!…おかしくなっちゃうぅぅん————…!!」
自分の中で蠢く、その卵の動きに耐えきれなくなったリリムは、もはや立っていられなくなり、口を大きく開きながらその瞳孔までもを見開き、仰向けになりながら、ビクンっ、ビクンっと体を震わせはじめた。
そんな彼女の陰部からは、下着をつけているというのにも関わらずプシュプシュと、何度も勢いよく液が漏れている。
「…許して…あぁんっ…!…初めては絶対…んんっ…!初めては絶対好きな人と…するって…決めて…んん————っっ!!」
リリムがそこまで言いかけたところで、
…ヴヴヴヴ…ヴヴヴヴ…
…ヴィーン…!…ヴィーン…!!
ラゼルがさらにリリムの中の卵に強い意識を込めると、先程までとは全く違う動きで、その卵はさらに激しい動きでリリムの中を暴れ回った。
「…んん———…っ!!いやぁぁぁぁん…!!…漏れる…っ…漏れちゃうっ…漏れちゃうぅぅぅ…!!」
激しい震え玉の動きに、全身を鋭く突き抜けるような快感を感じ、ついに尿意に似た感覚まで生じてしまったリリムは、荒々しく大きな喘ぎ声をあげながら必死に自分の股間を押さえつけた。
「…あぁん————…!助けて…!…漏れる…ぅっ…!」
そう言って相変わらず必死に自分で股間を押さえ、体を激しくくねらせながら、喘ぎ続けてたリリムだったが、
…ヴィーン!…ヴィーン…!…ヴヴヴヴ…!
そんなリリムの思いも虚しく、リリムの中の震え玉はさらに動きを増していき…
「…あ…もぅっ…無理…っ…んんっ…!」
…プシャァァァァ…!!
激しい震え玉の動きによって、ついに絶頂を迎えてしまったリリムは、その陰部から、大量の液を噴き出しながら果ててしまった。
「…あ…ぁあ…ん…」
いまだリリムの体はピクピクと時折痙攣をしている。
自分の汗と愛液にまみれて、全身をびしゃびしゃに濡らしながら意識朦朧としているリリムに向かって、ラゼルはこう言った。
「…なるほど。自分の好きな男の為に操を立てようと思って、戦闘中に逃げ出したのか。その信念だけは見上げたものだな。」
そう言って、ラゼルはもはや力尽きて、ぐったりとしているリリムの顎をそっと持ち上げると、その口唇に優しくキスをしながらこう言った。
「…その信念に免じて、君にはもう一度チャンスをあげよう。」
こうしてラゼルとリリムは、さらに激しい次のゲームへと移ることにしたのだった。
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