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序章:異世界にて
第十七話:臆病な黒髪少女
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存分に、カリナの胸を堪能したヴィルは、ギルドへと向かっていた。
森で眠ってしまった自分を運んでくれたレイヴンと、駆けつけて助けてくれたシルスに、お礼を言わなければならない。
あの日、雨音だけが響く薄暗い森で、あの冒険者を殺そうと思った時からの記憶は抜け落ちている。
なのでシルスが助けに来てくれたことは、カリナから聞いたことである。
少し歩くと、行商人の馬車や露店が密集している広場に出た。
その奥にある最近見慣れてきた建物の前で、キョロキョロと周囲を見ている少女。
日本人を思わせる黒髪、それとは対照的に異世界らしい露草色の瞳が自信無さそうに揺れていた。
最近新しくなった扉に手を近づけては引っ込め、他の冒険者がくるたび横にずれ、意を決して声をかけようとするも失敗。
うぅ……、と聞こえてきそうな表情は見てていたたまれないので、ヴィルは小走りで少女に近づくと、
「どうしたの? ギルドに用事なら、一緒に入ろうか?」
「な、何ですか……一人でも入れる、ますよ。それにあなた子供じゃないですか、ボクは子供の相手をしているほど暇じゃにゃい……んです」
「噛んだ……」
「噛んでない! がうぅ……」
少女は潤んだ瞳でヴィルを睨みつけながら、大袈裟に羞恥と屈辱に塗れた表情を向けてくる。
親切心で声をかけてやったというのに、このガキときたら今にも俺に噛みつこうと犬歯をちらつかせてやがる。
しかし俺は大人だ! ダンディ、余裕ある心で水に流してやろうじゃないか、と眉と口角を引き攣らせて笑顔を作る。
「いやーごめんごめん、噛んでな……」
「噛んでないもんっ!!!」
機嫌を直してもらうため謝罪を口にしようとするヴィルに、被せるように声を張る少女。
このガキぃ! いま「噛んでないね」って言おうとしたやろがい!!!
ヴィルは炸裂しそうな心の声をどうにか押さえ込んで、眉間に深いシワの寄った笑顔をキープ。
しかし当然、周囲から見ればその顔は笑顔と呼べるものではなく、立ち止まった通行人たちは、ギルド前で二人が喧嘩していると解釈しているようだった。
流石にまずいと思ったのかヴィルは冷静になる。
この前ギルド長には迷惑をかけたばかりなので、また騒ぎを起こすわけにはいかないのだ。
「ごめん、ごめんな俺が悪かったよ」
「ガルルルッ!」
優しい声で宥めようとするも、ガキは言葉を解し得ないようだ。
(ちくしょう……、また面倒事だよ)
泣きそうな目でヴィルを睨んでいる少女。
その姿は子猫が最大限の威嚇をしているかのようで、全然、全く、これっぽちも恐ろしさを感じないが、下手に手を出すと噛みつかれるかもしれない。
彼が何を言おうと、返ってくるのは可愛らしい威嚇のみ。
はぁ……、と聞こえないように小さくため息をついたところで。
ゆっくりと、新品のギルドの扉が静かに開く。
「ヴィル! 起きたの!? よかったー、お姉ちゃん心配してたんだぞ」
お姉ちゃんを自称する、金髪を後ろで束ねた端正な顔立ちの女性。実際は姉などではなく、ヴィルの魔法の先生であるシルス・ルーグ。
この女も最近は、やたらと彼を子供扱いする。
流れるように妹認定した少女に抱きつくと、首筋に鼻を近づけて、
「すぅーーー、…………。はぁぁあ~~~。やっぱりいい匂いね」
「ちょっ……と、それやめて下さいって言ってるじゃないですか」
綺麗なお姉さんに抱きつかれるのは、悪くない気分なのだが、力が強い。
黒髪の少女も若干引き気味で、半歩後ずさる。
どうにかシルスを引き剥がすと、何やら小声で文句を言い、泣き真似までし始めるので始末に終えない。
この女の参戦によってむしろ改悪した状況に、ヴィルは再び嘆息。
通行人の目が痛い痛い。
「入口なんで、中入りますよ。ほら君も……」
「えっ、あ、うん」
少女は呆れたようなジト目で、ヴィルの足に縋り付く女を見て返事をする。
どうやら彼女のおかげで冷静さを取り戻せたみたいだ。
ヴィルは足に纏わりつくシルスを引きずりながら、ギルドに入ろうとするも黒髪少女に袖を掴まれる。
「……」
無言で俯く少女は不安そうな表情に戻っている。
仕方なくそのまま、窓際の席へ二人を運び、ヴィルの隣にシルス、前には少女が座った。
「ヴィルひどい……」
床で擦って赤くした鼻をさすりながら、上目遣いで頬を膨らませるシルスに、うっかりときめきそうになった。
「匂い嗅いできたのも、ちゃんと歩かなかったのもあんただろ……俺は何もひどいことはやってない。でも、この前は助けてくれて、ありがとうございました」
「うん……、心配したんだよー。シクシク……。あ、お酒おかわりで!」
ヴィルに抱きつき、ウエイトレスのお姉さんに酒を要求。
「はぁ……、やっぱり飲んでたのか」
酒を飲まなければ、シルスは完璧クールな美人お姉さんなのだが……、まあこれはこれでアリだと思う。
「それで、この可愛らしい子はどなた? 見たところ……」
ヴィルにやたら偏差値の高い顔面を押し返されたシルスは、向かいに座る黒髪の少女に視線を移す。
新緑の瞳をした鋭い目に、少女は怯えながら、
「は、はい、人と魔族の混血です……」
そう言って髪につけていた装飾品を外すと、魔獣に生えているような小さな角が顔を出す。
アニメやゲームの中でたくさん見てきたが、この世界での魔族の立ち位置とは、とヴィルは考える。
別の大陸では、魔王の国と人間の国が共存していると聞いたが、目の前の少女の雰囲気からして何か根深い問題がありそうだ。
「シルス、そんな鋭い目で見たら怖いですよ」
「ああ、ごめんね。怯えさせるつもりはなかったんだ、目つきの悪さは昔からでね。それにお姉さんも混血だよ、ハーフエルフ。」
ヴィルに耳打ちされて、慌ててシルスが弁解すると、少女は胸の前で固く握っていた拳を解いた。
ハーフエルフ、人間と長耳族の混血。
「えっ、そうだったんですか? 初耳です」
「自分ではあんまり意識しないからね」
そう言って、髪をサラリとかき上げて耳に掛ける。
その気品の満ちた仕草に、思わず見惚れてしまう。
「私も少しだけ尖ってるけど、純血の耳はもっと長いよ」
「そ、そうなんですね。確かに少しだけ」
ヴィルはどぎまぎしながらも、その首筋から耳に至る流麗なラインから目を離せないでいた。
まるでエロゲから飛び出してきたヒロインのようだ、と馬鹿なことを考えるも、すぐに自分がエロゲの世界に入り込んだのだ、と再考してもなお馬鹿なことを考える。
著しく知能レベルが低下し始めたことに気づいた彼は、妄想の檻に囚われる前に本題へ、
「そうだシルス、この子ギルドに用があるみたいで……」
向かいで両肘をついて、コップの水をチマチマと飲んでいる少女と目が合う。
コップに口をつけたまま固まった少女は、大きな目をパチパチとさせて、ヴィルに何かを期待するようにアイコンタクトを送る。
(コイツ……)
そのくらい自分で言え、と喉まで出かかった言葉を堪えた。
ここでまた不機嫌になられては困る。
決して、少女の可愛さに屈した訳ではないということは、強調しておく。
「はぁ……。シルスも一緒に、この子の話を聞いてもらえませんか?」
「ふふっ、わかったわ」
二人の無言の掛け合いを見ていたシルスは、可笑しそうに笑う。
目尻に少しシワができるのが、また美人を引き立たせていた。
森で眠ってしまった自分を運んでくれたレイヴンと、駆けつけて助けてくれたシルスに、お礼を言わなければならない。
あの日、雨音だけが響く薄暗い森で、あの冒険者を殺そうと思った時からの記憶は抜け落ちている。
なのでシルスが助けに来てくれたことは、カリナから聞いたことである。
少し歩くと、行商人の馬車や露店が密集している広場に出た。
その奥にある最近見慣れてきた建物の前で、キョロキョロと周囲を見ている少女。
日本人を思わせる黒髪、それとは対照的に異世界らしい露草色の瞳が自信無さそうに揺れていた。
最近新しくなった扉に手を近づけては引っ込め、他の冒険者がくるたび横にずれ、意を決して声をかけようとするも失敗。
うぅ……、と聞こえてきそうな表情は見てていたたまれないので、ヴィルは小走りで少女に近づくと、
「どうしたの? ギルドに用事なら、一緒に入ろうか?」
「な、何ですか……一人でも入れる、ますよ。それにあなた子供じゃないですか、ボクは子供の相手をしているほど暇じゃにゃい……んです」
「噛んだ……」
「噛んでない! がうぅ……」
少女は潤んだ瞳でヴィルを睨みつけながら、大袈裟に羞恥と屈辱に塗れた表情を向けてくる。
親切心で声をかけてやったというのに、このガキときたら今にも俺に噛みつこうと犬歯をちらつかせてやがる。
しかし俺は大人だ! ダンディ、余裕ある心で水に流してやろうじゃないか、と眉と口角を引き攣らせて笑顔を作る。
「いやーごめんごめん、噛んでな……」
「噛んでないもんっ!!!」
機嫌を直してもらうため謝罪を口にしようとするヴィルに、被せるように声を張る少女。
このガキぃ! いま「噛んでないね」って言おうとしたやろがい!!!
ヴィルは炸裂しそうな心の声をどうにか押さえ込んで、眉間に深いシワの寄った笑顔をキープ。
しかし当然、周囲から見ればその顔は笑顔と呼べるものではなく、立ち止まった通行人たちは、ギルド前で二人が喧嘩していると解釈しているようだった。
流石にまずいと思ったのかヴィルは冷静になる。
この前ギルド長には迷惑をかけたばかりなので、また騒ぎを起こすわけにはいかないのだ。
「ごめん、ごめんな俺が悪かったよ」
「ガルルルッ!」
優しい声で宥めようとするも、ガキは言葉を解し得ないようだ。
(ちくしょう……、また面倒事だよ)
泣きそうな目でヴィルを睨んでいる少女。
その姿は子猫が最大限の威嚇をしているかのようで、全然、全く、これっぽちも恐ろしさを感じないが、下手に手を出すと噛みつかれるかもしれない。
彼が何を言おうと、返ってくるのは可愛らしい威嚇のみ。
はぁ……、と聞こえないように小さくため息をついたところで。
ゆっくりと、新品のギルドの扉が静かに開く。
「ヴィル! 起きたの!? よかったー、お姉ちゃん心配してたんだぞ」
お姉ちゃんを自称する、金髪を後ろで束ねた端正な顔立ちの女性。実際は姉などではなく、ヴィルの魔法の先生であるシルス・ルーグ。
この女も最近は、やたらと彼を子供扱いする。
流れるように妹認定した少女に抱きつくと、首筋に鼻を近づけて、
「すぅーーー、…………。はぁぁあ~~~。やっぱりいい匂いね」
「ちょっ……と、それやめて下さいって言ってるじゃないですか」
綺麗なお姉さんに抱きつかれるのは、悪くない気分なのだが、力が強い。
黒髪の少女も若干引き気味で、半歩後ずさる。
どうにかシルスを引き剥がすと、何やら小声で文句を言い、泣き真似までし始めるので始末に終えない。
この女の参戦によってむしろ改悪した状況に、ヴィルは再び嘆息。
通行人の目が痛い痛い。
「入口なんで、中入りますよ。ほら君も……」
「えっ、あ、うん」
少女は呆れたようなジト目で、ヴィルの足に縋り付く女を見て返事をする。
どうやら彼女のおかげで冷静さを取り戻せたみたいだ。
ヴィルは足に纏わりつくシルスを引きずりながら、ギルドに入ろうとするも黒髪少女に袖を掴まれる。
「……」
無言で俯く少女は不安そうな表情に戻っている。
仕方なくそのまま、窓際の席へ二人を運び、ヴィルの隣にシルス、前には少女が座った。
「ヴィルひどい……」
床で擦って赤くした鼻をさすりながら、上目遣いで頬を膨らませるシルスに、うっかりときめきそうになった。
「匂い嗅いできたのも、ちゃんと歩かなかったのもあんただろ……俺は何もひどいことはやってない。でも、この前は助けてくれて、ありがとうございました」
「うん……、心配したんだよー。シクシク……。あ、お酒おかわりで!」
ヴィルに抱きつき、ウエイトレスのお姉さんに酒を要求。
「はぁ……、やっぱり飲んでたのか」
酒を飲まなければ、シルスは完璧クールな美人お姉さんなのだが……、まあこれはこれでアリだと思う。
「それで、この可愛らしい子はどなた? 見たところ……」
ヴィルにやたら偏差値の高い顔面を押し返されたシルスは、向かいに座る黒髪の少女に視線を移す。
新緑の瞳をした鋭い目に、少女は怯えながら、
「は、はい、人と魔族の混血です……」
そう言って髪につけていた装飾品を外すと、魔獣に生えているような小さな角が顔を出す。
アニメやゲームの中でたくさん見てきたが、この世界での魔族の立ち位置とは、とヴィルは考える。
別の大陸では、魔王の国と人間の国が共存していると聞いたが、目の前の少女の雰囲気からして何か根深い問題がありそうだ。
「シルス、そんな鋭い目で見たら怖いですよ」
「ああ、ごめんね。怯えさせるつもりはなかったんだ、目つきの悪さは昔からでね。それにお姉さんも混血だよ、ハーフエルフ。」
ヴィルに耳打ちされて、慌ててシルスが弁解すると、少女は胸の前で固く握っていた拳を解いた。
ハーフエルフ、人間と長耳族の混血。
「えっ、そうだったんですか? 初耳です」
「自分ではあんまり意識しないからね」
そう言って、髪をサラリとかき上げて耳に掛ける。
その気品の満ちた仕草に、思わず見惚れてしまう。
「私も少しだけ尖ってるけど、純血の耳はもっと長いよ」
「そ、そうなんですね。確かに少しだけ」
ヴィルはどぎまぎしながらも、その首筋から耳に至る流麗なラインから目を離せないでいた。
まるでエロゲから飛び出してきたヒロインのようだ、と馬鹿なことを考えるも、すぐに自分がエロゲの世界に入り込んだのだ、と再考してもなお馬鹿なことを考える。
著しく知能レベルが低下し始めたことに気づいた彼は、妄想の檻に囚われる前に本題へ、
「そうだシルス、この子ギルドに用があるみたいで……」
向かいで両肘をついて、コップの水をチマチマと飲んでいる少女と目が合う。
コップに口をつけたまま固まった少女は、大きな目をパチパチとさせて、ヴィルに何かを期待するようにアイコンタクトを送る。
(コイツ……)
そのくらい自分で言え、と喉まで出かかった言葉を堪えた。
ここでまた不機嫌になられては困る。
決して、少女の可愛さに屈した訳ではないということは、強調しておく。
「はぁ……。シルスも一緒に、この子の話を聞いてもらえませんか?」
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