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序章:異世界にて
第八話:カリナの授業、武具屋
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老人が退店してカリナと二人になると、ヴィルは店の片付けを手伝うことになった。
身長が縮んだので上の棚は届きづらい。つま先立ちで足が攣りそうになりながらも棚に手を伸ばす。
あと少し……、
「無理しない」
「ちょっ!?」
後ろから柔らかな声が聞こえたかと思うと、脇の下に手を添えられ体が持ち上げられる。
目線の高さまで近づいた棚に、とりあえず道具を置くと、ゆっくり降下していき床に足がついた。
抱っこされて恥ずかしい気分だったが、それ以上にカリナの華奢な腕で自分を持ち上げられたことに驚く。
「カリナ、実はすごく力持ち?」
視界いっぱいに映る綺麗なお姉さんの豊満な胸、その全てが実は胸筋なのではないかと疑う。
キョトンとしているヴィルを見てカリナは可笑しそうに微笑み、答えを教えてくれる。
「これは身体強化魔法、強化したい部位に魔力を集中。魔力があるなら誰でもできる」
なるほどそういうカラクリだったのかと、彼女の胸から目を離さず深く頷く。
身体強化魔法は基礎魔法と呼ばれるが、魔法とは名ばかりで単に魔力を制御しているだけだという。
「練習すれば、ある程度できる。でも凄い冒険者とかは、常に身体強化してる」
「なるほど」
実はヴィルも王城で戦った際に、御粗末ではあるが無意識下で身体強化魔法を使っていた。
レオナの剣を腕で弾けたのは、咄嗟の状況で腕に魔力が集中したためである。
「魔力を集中……むむむ……」
「むずかしい?」
「むー…………、かなり」
魔力の流れる感覚はあるが、全身を流れるそれを意識的に動かすには練習が必要なようだ。
しかしこれを極めれば、もう不良に絡まれても漏らしたりしないで済みそうだ。
バク転で攻撃を交わしたりもしてみたい。
ヴィルは脳内戦闘シミュレーションに耽っていると、一つ気になることが浮かんだ。
「ねえカリナ。身体強化が誰でもできるならさ」
「うん」
「たとえば剣士と魔術師がいたとして、魔術師は魔力を専門的に扱うから剣士と同等かそれ以上に、身体強化も上手いんじゃないかと思うんだ。そうしたら魔術師の方が絶対強くない? だって接近戦も魔法も使えるんだから」
その疑問を聞いたカリナは軽い足取りで店の奥に消えると、大きな足付きの板と、ペンのような物を持って来る。
下にズレた伊達メガネをクイと上へ押し上げると、得意げに胸を突き出して説明を始める。
「まずあなたは、戦闘を舐めすぎです」
「はあ……。先生は戦闘経験がおありで?」
「ありません」
キッパリと言い切った彼女は、ずり落ちてきた伊達メガネを再び押し上げるて続ける。
ノリはいいのだが、表情が変わらないのが不思議さを際立たせていて面白い。
「いいですか、あなたは、魔術師が身体強化と魔法を使える、と言いましたね。それは剣士も同様で、身体強化と剣術を使えるのです」
「あ、たしかに」
レオナ戦でも、ヤツは剣と身体強化以外を使ってはいない。
あのスピード感のやり取りの中では、魔法を使う暇はないだろう。
「剣術とひとくくりに言っても、さまざまです。剣を極めたものは魔法を切り裂き、あるいは、自身の何倍も大きな竜の攻撃すらいなしてしまいます」
「ほー、凄いんですね」
「はい、ですので一概にどちらが強いとは言えないのです。もちろん剣と魔法の両方を極めるのが一番強いのですが、人間の寿命ではむずかしいでしょう」
やり切ったという様子でコップの水を飲み干すカリナは、やはり得意げであった。
日が暮れて気温が少し下がった頃にレイヴンは用事を終えて店に顔を出した。
ヴィルはカウンターにちょこんと座り、薄目で微睡みに消えていく机を眺めている。
小じんまりとした店内の居心地の良さは、異様に眠気を誘う。
レイヴンはそんなヴィルを見て深めに息を吐く。
「いまからお前の冒険者登録に行こうかと思ってたんだが……、まあ明日にするか」
「ハッ! 冒険者!!! 今からギルドに行くのか!」
一気にヴィルの眠気は吹き飛び、勢いよく立ちあがろうとするが机に引っかかり、ガタゴトと大きな物音が店内に響く。
「お、おう。早い方がいいと思ってな」
予想以上の食いつきに仰反るレイヴン。
すると店の奥から焦ったように出てきたカリナが二人に詰め寄る。
「レイヴンさん、この子に冒険者をやらせるの? ほかにも働ける場所あるのに、ここで働いてもらってもいい」
カリナはさっきの話を聞いていたようで、出会ってから一番大きな声を出していた。
「カリナ、俺がなりたいんだ。冒険者に」
「そ、そうだ、俺だって反対だがヴィルの意思は固い、放っておいたら勝手に冒険者になって森にでも出てしまう。だから俺が同行して面倒見ようと思う」
ヴィルに続き、少し圧され気味のレイヴンも説明をする。
彼女はなおも反対の色を瞳に示しているが、ヴィルがやりたいと言っているので頭ごなしに否定はできない様子だ。
それからしばらく話し合いをすると納得してくれたが、ずっと心配そうにしていた。
道具屋を後にした二人が最初に向かったのは武具屋だ。
皮や鉄の匂いのする店内に整然と並べられた剣や防具。
カウンターで防具を磨いている男は、筋骨隆々でさすが鍛冶屋という見た目の厳つそうな男だった。
ムキムキな肉体のせいか年齢は分かりづらいが、五十代後半くらいだろうか。
「よお、ダイラ爺さん。新しい客連れてきたぜ」
「わしはまだ百二十歳じゃ、爺さんではないわい。……客というのはそこのちっこいのか?」
「ああ、ヴィルだ」
「どうも、ヴィルトゥスです」
爺さん呼ばわりされたことを否定し、自身は百二十歳と答えている男に、ヴィルは眉を寄せて首を傾げる。
「爺さん、こいつに装備一式揃えてやってくれ。古いのがあるだろ」
「まああるが……、嬢ちゃんは冒険者になるんか?」
「はい、そうです」
ダイラは少し驚き、腕組みをして険しい顔をした。そのたくましい腕には血管が浮かび上がっている。
やはり少女を冒険者にするのには抵抗があるのだろう。カリナも反対していた。
ここまで皆んなに反対されると、さすがにヴィルも無理を言っているようで申し訳なくなってくる。
静かな店内にはダイラの唸り声と、外の酔っ払い達の声が響く。
「まあお前さんがついているのなら大丈夫だろうな。むしろ安全なくらいか。よし、ちょっと待っておれ……」
少し間はあったが、ダイラは意外にもすんなりと納得し、店の奥から古い装備が入った箱を担いできた。
「この辺の装備ならサイズも合うだろう」
箱には小さめのサイズの胸当てや、小手が入っている。古いとは言っても手入れはされており、十分に使えそうなものばかりである。
防具の下に着るインナーのようなものを適当に見繕ってもらい、胸と腕、それから足に軽量の装備を着用する。
装備は鉄製だが、動きやすさに重点をおいて設計されており、初めて防具をつけるヴィルにも扱えそうだ。
「ありがとうダイラさん!」
「ああ、大事な客じゃからのう。活躍を期待しとるぞ」
ダイラはヴィルの背中をバシバシと叩くと、にっと歯を見せた。
身長が縮んだので上の棚は届きづらい。つま先立ちで足が攣りそうになりながらも棚に手を伸ばす。
あと少し……、
「無理しない」
「ちょっ!?」
後ろから柔らかな声が聞こえたかと思うと、脇の下に手を添えられ体が持ち上げられる。
目線の高さまで近づいた棚に、とりあえず道具を置くと、ゆっくり降下していき床に足がついた。
抱っこされて恥ずかしい気分だったが、それ以上にカリナの華奢な腕で自分を持ち上げられたことに驚く。
「カリナ、実はすごく力持ち?」
視界いっぱいに映る綺麗なお姉さんの豊満な胸、その全てが実は胸筋なのではないかと疑う。
キョトンとしているヴィルを見てカリナは可笑しそうに微笑み、答えを教えてくれる。
「これは身体強化魔法、強化したい部位に魔力を集中。魔力があるなら誰でもできる」
なるほどそういうカラクリだったのかと、彼女の胸から目を離さず深く頷く。
身体強化魔法は基礎魔法と呼ばれるが、魔法とは名ばかりで単に魔力を制御しているだけだという。
「練習すれば、ある程度できる。でも凄い冒険者とかは、常に身体強化してる」
「なるほど」
実はヴィルも王城で戦った際に、御粗末ではあるが無意識下で身体強化魔法を使っていた。
レオナの剣を腕で弾けたのは、咄嗟の状況で腕に魔力が集中したためである。
「魔力を集中……むむむ……」
「むずかしい?」
「むー…………、かなり」
魔力の流れる感覚はあるが、全身を流れるそれを意識的に動かすには練習が必要なようだ。
しかしこれを極めれば、もう不良に絡まれても漏らしたりしないで済みそうだ。
バク転で攻撃を交わしたりもしてみたい。
ヴィルは脳内戦闘シミュレーションに耽っていると、一つ気になることが浮かんだ。
「ねえカリナ。身体強化が誰でもできるならさ」
「うん」
「たとえば剣士と魔術師がいたとして、魔術師は魔力を専門的に扱うから剣士と同等かそれ以上に、身体強化も上手いんじゃないかと思うんだ。そうしたら魔術師の方が絶対強くない? だって接近戦も魔法も使えるんだから」
その疑問を聞いたカリナは軽い足取りで店の奥に消えると、大きな足付きの板と、ペンのような物を持って来る。
下にズレた伊達メガネをクイと上へ押し上げると、得意げに胸を突き出して説明を始める。
「まずあなたは、戦闘を舐めすぎです」
「はあ……。先生は戦闘経験がおありで?」
「ありません」
キッパリと言い切った彼女は、ずり落ちてきた伊達メガネを再び押し上げるて続ける。
ノリはいいのだが、表情が変わらないのが不思議さを際立たせていて面白い。
「いいですか、あなたは、魔術師が身体強化と魔法を使える、と言いましたね。それは剣士も同様で、身体強化と剣術を使えるのです」
「あ、たしかに」
レオナ戦でも、ヤツは剣と身体強化以外を使ってはいない。
あのスピード感のやり取りの中では、魔法を使う暇はないだろう。
「剣術とひとくくりに言っても、さまざまです。剣を極めたものは魔法を切り裂き、あるいは、自身の何倍も大きな竜の攻撃すらいなしてしまいます」
「ほー、凄いんですね」
「はい、ですので一概にどちらが強いとは言えないのです。もちろん剣と魔法の両方を極めるのが一番強いのですが、人間の寿命ではむずかしいでしょう」
やり切ったという様子でコップの水を飲み干すカリナは、やはり得意げであった。
日が暮れて気温が少し下がった頃にレイヴンは用事を終えて店に顔を出した。
ヴィルはカウンターにちょこんと座り、薄目で微睡みに消えていく机を眺めている。
小じんまりとした店内の居心地の良さは、異様に眠気を誘う。
レイヴンはそんなヴィルを見て深めに息を吐く。
「いまからお前の冒険者登録に行こうかと思ってたんだが……、まあ明日にするか」
「ハッ! 冒険者!!! 今からギルドに行くのか!」
一気にヴィルの眠気は吹き飛び、勢いよく立ちあがろうとするが机に引っかかり、ガタゴトと大きな物音が店内に響く。
「お、おう。早い方がいいと思ってな」
予想以上の食いつきに仰反るレイヴン。
すると店の奥から焦ったように出てきたカリナが二人に詰め寄る。
「レイヴンさん、この子に冒険者をやらせるの? ほかにも働ける場所あるのに、ここで働いてもらってもいい」
カリナはさっきの話を聞いていたようで、出会ってから一番大きな声を出していた。
「カリナ、俺がなりたいんだ。冒険者に」
「そ、そうだ、俺だって反対だがヴィルの意思は固い、放っておいたら勝手に冒険者になって森にでも出てしまう。だから俺が同行して面倒見ようと思う」
ヴィルに続き、少し圧され気味のレイヴンも説明をする。
彼女はなおも反対の色を瞳に示しているが、ヴィルがやりたいと言っているので頭ごなしに否定はできない様子だ。
それからしばらく話し合いをすると納得してくれたが、ずっと心配そうにしていた。
道具屋を後にした二人が最初に向かったのは武具屋だ。
皮や鉄の匂いのする店内に整然と並べられた剣や防具。
カウンターで防具を磨いている男は、筋骨隆々でさすが鍛冶屋という見た目の厳つそうな男だった。
ムキムキな肉体のせいか年齢は分かりづらいが、五十代後半くらいだろうか。
「よお、ダイラ爺さん。新しい客連れてきたぜ」
「わしはまだ百二十歳じゃ、爺さんではないわい。……客というのはそこのちっこいのか?」
「ああ、ヴィルだ」
「どうも、ヴィルトゥスです」
爺さん呼ばわりされたことを否定し、自身は百二十歳と答えている男に、ヴィルは眉を寄せて首を傾げる。
「爺さん、こいつに装備一式揃えてやってくれ。古いのがあるだろ」
「まああるが……、嬢ちゃんは冒険者になるんか?」
「はい、そうです」
ダイラは少し驚き、腕組みをして険しい顔をした。そのたくましい腕には血管が浮かび上がっている。
やはり少女を冒険者にするのには抵抗があるのだろう。カリナも反対していた。
ここまで皆んなに反対されると、さすがにヴィルも無理を言っているようで申し訳なくなってくる。
静かな店内にはダイラの唸り声と、外の酔っ払い達の声が響く。
「まあお前さんがついているのなら大丈夫だろうな。むしろ安全なくらいか。よし、ちょっと待っておれ……」
少し間はあったが、ダイラは意外にもすんなりと納得し、店の奥から古い装備が入った箱を担いできた。
「この辺の装備ならサイズも合うだろう」
箱には小さめのサイズの胸当てや、小手が入っている。古いとは言っても手入れはされており、十分に使えそうなものばかりである。
防具の下に着るインナーのようなものを適当に見繕ってもらい、胸と腕、それから足に軽量の装備を着用する。
装備は鉄製だが、動きやすさに重点をおいて設計されており、初めて防具をつけるヴィルにも扱えそうだ。
「ありがとうダイラさん!」
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