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序章:異世界にて
第七話:道具屋(宿)
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通りを少し歩くと、『道具屋』と書かれた看板のある店の前に着いた。
ここはレイヴンの知り合いの店で、古い木造二階建の建物は隣接する建物の間に、窮屈そうに埋まっている。ガラス窓からは店内の様子が窺え、二十代前半くらいの女性が座って本を読んでいた。
チリンチリン、ドアに付いた呼び鈴の透き通るような音が店内に響くと、受付の女性はこちらに気づき本を閉じて立ち上がる。
緩やかに波打つ藍色の髪、綺麗な髪だがところどころに寝癖が目立つ。
やや垂れ目であることに加え、薄い灰色の瞳は彼女をとても優しそうに見せていた。
「レイヴンさん、いらっしゃい。……そちらの子は?」
女性はヴィルに不思議そうな視線を送ってから、またレイヴンの方を向く。
透き通るような声だったが、ふわふわとして緩慢な喋り方からは頼りなさも感じた。
「ヴィルだ。森で拾った」
短すぎるレイヴンの説明だが、女性はすぐに納得したようで、小さい子を相手するようにヴィルに話しかける。
「こんにちは。私はカリナ、見ての通り道具屋をやっています」
「えっと、ヴィルトゥスです。そんなにこどもじゃないです!」
わざと幼児のような話し方で返すと、彼女は目を輝かせ、ヴィルの頭を優しく撫でる。
カリナの身長は167cmほどで、ヴィルより15cmは高い。彼女から見れば年の離れた妹のように映ったのだろうか。
しかし綺麗なお姉さんに頭を撫でられるのは満更でもなかった。
レイヴンは二人が仲良くしているのを見て頷き、カリナに話しかける。
「頼めるか?」
「うん、すごくいい子そう、部屋も空きがあるから」
そう言ってヴィルの頭に手を置きながら了承した。
ヴィルはここに来た目的がわかり、宿がなんとかなりそうなことに安心する。
森に転移してから魔獣の餌になりかけ、一文なしで一時はどうなることかと思ったが、幸運なことになんとかなった。
本当にレイヴンとこの女性には感謝しかない。
「カリナさん……」
「カリナでいい」
「カリナ、ありがとう。レイヴンも……」
緊張の糸が途切れると、自然に目から涙が溢れ出していた。
まさかこの歳になって泣いてしまうとは、こんなに人に優しくされたのはいつぶりだろうか。
――いや、今まで気が付かなかっただけかもしれない。
人と関わるのが怖くなり、一人で部屋に閉じこもっていた日々は、全ての人が敵に見えていた。
向けられる優しさを疑い続け、いつしか本当に相手にされなくなった。
本当は気づいていたのに……。
なんの運命か、自分は生まれ変わった。今なら分かる、この人たちの優しさが本物であると。
溢れ出る涙は意思に反して流れ続けた。
******
道具屋のカウンターで椅子に座り、退屈そうに紅の髪を指に巻きつけて足をぶらぶらと振っている少女。ヴィルである。
明らかにサイズの合っていない服の袖をまくり上げて着ている。
レイヴンは夕方まで用事があると言い、どこかへ行ってしまった。
カリナも納品の予定があるらしく、元ニートかつほぼ初対面のヴィルに店を任せて出て行った。
客が来たら絶対にパニックになると不安そうにしていたら、カリナは「これ」と言って綺麗な花をヴィルの頭に刺して行ってしまった。
本当に不思議な人だと思った。
「……。静かな店だ」
今日はお客さんは来ないから大丈夫だろうと言っていたが、これはこれで静かすぎて寂しい。
何か面白そうなものがないか狭い店内を見渡すと、雑多にモノが置いてあり、店とは思えないほど散らかっている。
部屋の真ん中を占拠するのは、長方形の大きな木箱。
来たときはそこまで散らかってはいなかったが、カリナが出て行く際に慌ただしくモノを散らかしていったのだ。
道具屋と言ってたが、魔法のある世界の道具とは魔道具のことなのか、と興味が湧いてくる。
ふと机に置いてある瓶から微弱だが魔力を感じた。
「これは……何に使うんだ?」
見たところ普通の瓶だが、これは魔道具なのだろうか。
じっくり蓋を観察してみると緻密な模様が刻んであり、これが魔法陣のような役割をしているのだろうと考察する。
しかし、何に使うのかは分からない。勝手にいじって壊してはいけないので触れないでおく。
午後になると店内は日当たりが悪くなり、静寂と相まって鬱々とした雰囲気となった。
暇なヴィルはエリザの記憶と使える魔法を整理していた。
記憶は断片的で、二百年近く封印されていて……、妹の魂を解放するためにヴァレリアの王を殺した。なぜ妹の魂が王に囚われていたのか、なぜ封印されたのかは霧がかったように思い出せない。
一方使える魔法はかなりあった。封印されている間に自分で魔法を編み出したのだろう。
特に攻撃系魔法が多い。しかし自分は大罪人、今にも指名手配されているかもしれないので、派手な魔法の世話になることはないだろう。
「いっそ魔法使いからジョブチェンジした方がいいのか? 剣ならレンヴンが教えてくれるかも」
チリンチリン!
そんなことを考えていると店の入り口が開き、一人の爺さんが入ってきた。
みるからにヨボヨボ。白い髭と眉毛はフサフサと顔を覆っている。
客来ないって言ってたのに……。
突然の来客にニートはテンパって滝汗を流し、椅子の上であぐらを掻いたまま固まっている。
老人はノロノロと入り口から歩み始める。その一歩は亀の比ではないくらいに遅い。
ゆっくりと近づいてくる老人から目が離せず、背筋はピンと伸び、表情は強張る。
老人は数分かけてようやくヴィルの前に辿り着き。
「…………」
無言、と思ったが口元が僅かに動いているので、声が小さすぎて聞こえないだけみたいだ。
「あ……あの、いま店長は不在で……」
そう伝えるが老人はボソボソと呟いている。
こっ、怖ぇぇぇぇ……。ハッ、もしや何か魔法を詠唱しているのか!
と、防御結界を前面に展開するヴィル。
結界を挟むともう声は聞こえない。しかし、モゾモゾと老人の髭は動き続けている。
恐怖で歯を打ち鳴らしながら、彼の残念な思考回路はまたも残念な結果を出力する。
もしかしてこいつは……アンデッドか、なら……、
「光魔法『聖なる光球』!」
パニックになり涙目で魔法を使うと、天井付近に光の球体が出現し、店内を眩く照らす。
人間には無害のその光はアンデッドを焼く。それをヴィルの魔力で発動させたのだ、相手がアンデッドなら塵すら残るまい。
アンデッドなら……。
「ひょぇッ!!!」
「ッ!?」
光に驚いた老人が突然大きな声を出して飛び上がる。
驚いたのは老人だけではなく、ヴィルも肩をビクッと反応させる。
「ひょえ……?」
目の前の老人は白目をむいてゆっくりと後ろに倒れていき、部屋の真ん中にあった長方形の木箱に収まった。
ヴィルは焦って老人に回復魔法を唱える。暖かな光が老人を包む。
膨大な魔力が影響したのか、木箱全体から植物の芽がみるみる生えると花が咲き乱れた。
強張っていた老人の表情は和らいでいき、スヤスヤと寝息を立て始める。
しかし見た目は完全にこれから埋葬される屍だ。
チリンチリン。
そこへ折あしく、または折よくカリナが帰ってくる。
ヴィルは状況説明の大変さにうなだれ、花と眠る棺の老人を見た。
カリナも棺いっぱいの花に横たわる老人に視線を落とし、一度外に出て自分の店であることを確認すると戻ってきた。
そして神妙な面持ちで、と言っても表情の変化は乏しいのだが、ヴィルの両肩を掴む。
「ヴィル、うちは、葬儀屋じゃない」
「違いますこれは……、カクカクシカジカで」
丁寧に状況を説明するとカリナは理解してくれ、じきに老人が目覚めると事態は収拾した。
老人はこの店の常連らしく、毎月決まった日に来ていたので、カリナは明日来ると思っていたそうだ。
彼女は老人のミニマムボイスを聞き取り、机の上に置いてあった瓶を渡し、代金を受け取る。
「それ、なんなんだ?」
ヴィルが気になっていたとを質問すると、彼女は棚に置いてある別の瓶を手に取る。
「入れ歯洗浄機。これに水を注ぎ入れ、歯を浸けて蓋をします。すると蓋に付与された術式によって、入れ歯が綺麗になるのです」
ジト目ローテンションで、胸だけ誇らしげに突き出して説明するカリナに、ヴィルは少しがっかりして肩を落とす。
すると、どっと疲労感が込み上げてくるのを感じた。
老人に謝罪すると、回復魔法のおかげか前より元気になったと言い、肩をぶん回しながら喜んで帰って行った。
花まみれで。
ここはレイヴンの知り合いの店で、古い木造二階建の建物は隣接する建物の間に、窮屈そうに埋まっている。ガラス窓からは店内の様子が窺え、二十代前半くらいの女性が座って本を読んでいた。
チリンチリン、ドアに付いた呼び鈴の透き通るような音が店内に響くと、受付の女性はこちらに気づき本を閉じて立ち上がる。
緩やかに波打つ藍色の髪、綺麗な髪だがところどころに寝癖が目立つ。
やや垂れ目であることに加え、薄い灰色の瞳は彼女をとても優しそうに見せていた。
「レイヴンさん、いらっしゃい。……そちらの子は?」
女性はヴィルに不思議そうな視線を送ってから、またレイヴンの方を向く。
透き通るような声だったが、ふわふわとして緩慢な喋り方からは頼りなさも感じた。
「ヴィルだ。森で拾った」
短すぎるレイヴンの説明だが、女性はすぐに納得したようで、小さい子を相手するようにヴィルに話しかける。
「こんにちは。私はカリナ、見ての通り道具屋をやっています」
「えっと、ヴィルトゥスです。そんなにこどもじゃないです!」
わざと幼児のような話し方で返すと、彼女は目を輝かせ、ヴィルの頭を優しく撫でる。
カリナの身長は167cmほどで、ヴィルより15cmは高い。彼女から見れば年の離れた妹のように映ったのだろうか。
しかし綺麗なお姉さんに頭を撫でられるのは満更でもなかった。
レイヴンは二人が仲良くしているのを見て頷き、カリナに話しかける。
「頼めるか?」
「うん、すごくいい子そう、部屋も空きがあるから」
そう言ってヴィルの頭に手を置きながら了承した。
ヴィルはここに来た目的がわかり、宿がなんとかなりそうなことに安心する。
森に転移してから魔獣の餌になりかけ、一文なしで一時はどうなることかと思ったが、幸運なことになんとかなった。
本当にレイヴンとこの女性には感謝しかない。
「カリナさん……」
「カリナでいい」
「カリナ、ありがとう。レイヴンも……」
緊張の糸が途切れると、自然に目から涙が溢れ出していた。
まさかこの歳になって泣いてしまうとは、こんなに人に優しくされたのはいつぶりだろうか。
――いや、今まで気が付かなかっただけかもしれない。
人と関わるのが怖くなり、一人で部屋に閉じこもっていた日々は、全ての人が敵に見えていた。
向けられる優しさを疑い続け、いつしか本当に相手にされなくなった。
本当は気づいていたのに……。
なんの運命か、自分は生まれ変わった。今なら分かる、この人たちの優しさが本物であると。
溢れ出る涙は意思に反して流れ続けた。
******
道具屋のカウンターで椅子に座り、退屈そうに紅の髪を指に巻きつけて足をぶらぶらと振っている少女。ヴィルである。
明らかにサイズの合っていない服の袖をまくり上げて着ている。
レイヴンは夕方まで用事があると言い、どこかへ行ってしまった。
カリナも納品の予定があるらしく、元ニートかつほぼ初対面のヴィルに店を任せて出て行った。
客が来たら絶対にパニックになると不安そうにしていたら、カリナは「これ」と言って綺麗な花をヴィルの頭に刺して行ってしまった。
本当に不思議な人だと思った。
「……。静かな店だ」
今日はお客さんは来ないから大丈夫だろうと言っていたが、これはこれで静かすぎて寂しい。
何か面白そうなものがないか狭い店内を見渡すと、雑多にモノが置いてあり、店とは思えないほど散らかっている。
部屋の真ん中を占拠するのは、長方形の大きな木箱。
来たときはそこまで散らかってはいなかったが、カリナが出て行く際に慌ただしくモノを散らかしていったのだ。
道具屋と言ってたが、魔法のある世界の道具とは魔道具のことなのか、と興味が湧いてくる。
ふと机に置いてある瓶から微弱だが魔力を感じた。
「これは……何に使うんだ?」
見たところ普通の瓶だが、これは魔道具なのだろうか。
じっくり蓋を観察してみると緻密な模様が刻んであり、これが魔法陣のような役割をしているのだろうと考察する。
しかし、何に使うのかは分からない。勝手にいじって壊してはいけないので触れないでおく。
午後になると店内は日当たりが悪くなり、静寂と相まって鬱々とした雰囲気となった。
暇なヴィルはエリザの記憶と使える魔法を整理していた。
記憶は断片的で、二百年近く封印されていて……、妹の魂を解放するためにヴァレリアの王を殺した。なぜ妹の魂が王に囚われていたのか、なぜ封印されたのかは霧がかったように思い出せない。
一方使える魔法はかなりあった。封印されている間に自分で魔法を編み出したのだろう。
特に攻撃系魔法が多い。しかし自分は大罪人、今にも指名手配されているかもしれないので、派手な魔法の世話になることはないだろう。
「いっそ魔法使いからジョブチェンジした方がいいのか? 剣ならレンヴンが教えてくれるかも」
チリンチリン!
そんなことを考えていると店の入り口が開き、一人の爺さんが入ってきた。
みるからにヨボヨボ。白い髭と眉毛はフサフサと顔を覆っている。
客来ないって言ってたのに……。
突然の来客にニートはテンパって滝汗を流し、椅子の上であぐらを掻いたまま固まっている。
老人はノロノロと入り口から歩み始める。その一歩は亀の比ではないくらいに遅い。
ゆっくりと近づいてくる老人から目が離せず、背筋はピンと伸び、表情は強張る。
老人は数分かけてようやくヴィルの前に辿り着き。
「…………」
無言、と思ったが口元が僅かに動いているので、声が小さすぎて聞こえないだけみたいだ。
「あ……あの、いま店長は不在で……」
そう伝えるが老人はボソボソと呟いている。
こっ、怖ぇぇぇぇ……。ハッ、もしや何か魔法を詠唱しているのか!
と、防御結界を前面に展開するヴィル。
結界を挟むともう声は聞こえない。しかし、モゾモゾと老人の髭は動き続けている。
恐怖で歯を打ち鳴らしながら、彼の残念な思考回路はまたも残念な結果を出力する。
もしかしてこいつは……アンデッドか、なら……、
「光魔法『聖なる光球』!」
パニックになり涙目で魔法を使うと、天井付近に光の球体が出現し、店内を眩く照らす。
人間には無害のその光はアンデッドを焼く。それをヴィルの魔力で発動させたのだ、相手がアンデッドなら塵すら残るまい。
アンデッドなら……。
「ひょぇッ!!!」
「ッ!?」
光に驚いた老人が突然大きな声を出して飛び上がる。
驚いたのは老人だけではなく、ヴィルも肩をビクッと反応させる。
「ひょえ……?」
目の前の老人は白目をむいてゆっくりと後ろに倒れていき、部屋の真ん中にあった長方形の木箱に収まった。
ヴィルは焦って老人に回復魔法を唱える。暖かな光が老人を包む。
膨大な魔力が影響したのか、木箱全体から植物の芽がみるみる生えると花が咲き乱れた。
強張っていた老人の表情は和らいでいき、スヤスヤと寝息を立て始める。
しかし見た目は完全にこれから埋葬される屍だ。
チリンチリン。
そこへ折あしく、または折よくカリナが帰ってくる。
ヴィルは状況説明の大変さにうなだれ、花と眠る棺の老人を見た。
カリナも棺いっぱいの花に横たわる老人に視線を落とし、一度外に出て自分の店であることを確認すると戻ってきた。
そして神妙な面持ちで、と言っても表情の変化は乏しいのだが、ヴィルの両肩を掴む。
「ヴィル、うちは、葬儀屋じゃない」
「違いますこれは……、カクカクシカジカで」
丁寧に状況を説明するとカリナは理解してくれ、じきに老人が目覚めると事態は収拾した。
老人はこの店の常連らしく、毎月決まった日に来ていたので、カリナは明日来ると思っていたそうだ。
彼女は老人のミニマムボイスを聞き取り、机の上に置いてあった瓶を渡し、代金を受け取る。
「それ、なんなんだ?」
ヴィルが気になっていたとを質問すると、彼女は棚に置いてある別の瓶を手に取る。
「入れ歯洗浄機。これに水を注ぎ入れ、歯を浸けて蓋をします。すると蓋に付与された術式によって、入れ歯が綺麗になるのです」
ジト目ローテンションで、胸だけ誇らしげに突き出して説明するカリナに、ヴィルは少しがっかりして肩を落とす。
すると、どっと疲労感が込み上げてくるのを感じた。
老人に謝罪すると、回復魔法のおかげか前より元気になったと言い、肩をぶん回しながら喜んで帰って行った。
花まみれで。
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