婚約破棄されたけど気にしないで推しへの愛に生きます!

まゆら

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またもや、眠り姫

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最近の私…

倒れ過ぎてない?

せっかく念願の魔法省に入ったのに…

お仕事にあんまり行けてないのよね。

それも、これもみんな推しが…

ジョナス殿下が尊いからいけないのよ!

ジョナス殿下…

あぁ どうして貴方様はそんなに尊いのですか?

そんなあなたが平凡でしかない私に求婚するとか…

夢ですよね?

私…まだ夢の中ですよね?

現実を受け入れられないフローラはジョナス会のメンバーからのお見舞いのスイーツを食べながらみんなからのお見舞いの手紙を読んでいるのだが、みんながフローラがお休みしている間のジョナス殿下の尊いエピソードを余す事なくレポートしてくれているので手紙を読みながら幸せな気分になる。

私…

やっぱり無理よ!

ジョナス殿下と同じ空間に常にいるなんて息が止まりそうになるもの。

どうやってお断りしたらいいのかしら?

お兄様ならぶち壊してくれるわよね?

いつもはシスコン過ぎてウンザリなのだがこんな時は頼りにしているフローラなのだ。

ローランはシスコンである事が最大の残念ポイントなのだが、ローラン会のメンバーからすればフローラ様を大好きなローラン様が素敵なのだと言うのだから好みは本当に人それぞれだと言えるだろう。

フローラは色々考え過ぎて熱を出して寝込んでしまったようで、モエノとマイラはジョナス殿下がメディクス家に入れないように結界師を頼む事にしたみたい。

ジョナス殿下…この国の王子なのに…

メディクス家の女達からは敵視されております。

フローラがジョナス殿下と結婚したいと言わない限り、殿下はメディクス家に立ち入り禁止のようですよ。
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