婚約破棄されたけど気にしないで推しへの愛に生きます!

まゆら

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私!

今日、魔法学園を卒業しました。

しかも…首席で!

これでウルサイ父上を黙らせて、推しが毎日拝めるハッピーライフが始まるのですわ!

ささやかながら私の卒業を祝う宴が屋敷で催されるので、今からドレスアップしてきますね。

あっ…

自己紹介がまだでしたね。

私、フローラ・メディクスと申します。

一応これでも伯爵令嬢なんですが…

魔法バカの父上の領地経営が下手くそで貧乏なんです!

そんな貧乏貴族の三女に生まれて特に綺麗なわけでもないので学園に行く必要などない!

早く嫁に行け!と言われて侯爵家のバカ息子と結婚させられそうになりましたが…

魔法学園の入試にトップで合格したので、結婚は卒業後に伸ばされたのです。

入学後も優秀な成績をキープしていた為、父上と首席で卒業したら結婚は延期してもよいとの約束にこぎつけた私なのです。

憧れの魔法省入りの果たし、個人の研究室を貰えたのでこのまま結婚を延期させて、出来れば婚約破棄に持ち込みたいと画策中なのです!

何でそんなに結婚したくないか?ですって?

それは…

婚約者に全く興味が持てないからですね。

あと…

私の婚約者は見た目は、まぁまぁのイケメンなのですが…

性格が最悪のゲス野郎なのです。

私が猫を被っているのをよい事におとなしいから浮気しても泣き寝入りだろうと女をとっかえひっかえしているのです。

私が通う魔法学園と彼が通っていた貴族だけが通う王立高等学園は建物は別ですが同じ敷地内にある為に…

ウワサは直ぐに入ってくるのですがバカな婚約者は自分の浮気が私には知られていないと思っているようです。

私は婚約破棄を目指しているので色々と証拠を揃えているのです。

あとはバカが今夜どのように動くのかが楽しみですね。

私の推しが気になるのですか?

推しについてはじっくり語りたいので…

またの機会にお話しますね?

これから嫌でも出てくるはずです。
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