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新しい下宿人

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ルキアと話した後すぐに帰宅したミレディは、ラビとアリアに明日から新たな下宿人が来ると告げた。

ラビもアリアも喜び、アリアは部屋を何処にするか、内装はどんな雰囲気がよいのかと頭を悩ませミレディに聞くが

明日本人に決めさせよう。掃除は彼女がすればよいのだからアリアもラビもやらなくてよい。

うちは下宿代を取らないが掃除、洗濯、食事の用意は自分でやること。と明日伝えるつもりだから。

彼女は辺境伯のお嬢様だけど、これから一人前の冒険者として頑張って行くつもりなのだから何でも手出しをしてはダメなんだよ。とアリアとラビに説明した。

「わかりました。お食事は当番制にして、自分の部屋の掃除と洗濯はご自分でやってもらうことにして、あと何処かひとつ掃除してもらう場所を割り当てる事にします。」 

ラビ!流石だな。それでいいよ。アリアは出来れば彼女の友人になって欲しい。

彼女は少し、頑固な雰囲気があるからお前のように素直な者が近くにいるとよいと思うから。

「わかったよ。ママ。仲良くなれそうなら友達になるよ。向こうにも好みはあるだろうから。」

私の娘を嫌うような者はうちにはおけないな。

ママ‥ちょっと親バカ。

◇◇◇◇

明日はサプライズパーティーをしようと、ラビとケーキ手作りに励むアリアでした。

ルキアさんとお友達になれるかな?

ラビは何となく大丈夫そう。
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