上 下
103 / 274

続・みんなでBBQ

しおりを挟む
ムスティさんへのサプライズは大成功でマリナとの仲も急接近か?

‥とワクワクしてた私アリアですが

サプライズパーティーよりもすごい?サプライズが待っていました!

さっきまでお隣にいたアルさんとお肉を焼いてたジルさんがいきなり消えてしまって

何があった?とみんなで探してもいなくて心配してたら

とっても綺麗な方と一緒に帰ってきましたよ。

その方を見てママが顔面蒼白になったのは気のせいかな?

心なしかジルさんとアルさんも顔色悪いんだけど?

「アリアに紹介したい人がいるんだ。」

誰を?その綺麗な人?

ジルさんの昔の恋人?

「初めまして!貴女がアリアかな?
私はジルの姉で家督を継いでいるアマンダという者だ。これから姉妹になるのだからよろしく頼むよ。何か困った事があったら私に相談するんだよ。弟だろうがアルだろうが国王だろうが私がぶちのめしてやるからな!」

お姉さま頼もしい!!ジルさんと喧嘩したら頼ろう。   

何だか隣にいるジルさんが静か過ぎる‥

「姉上お腹が空いているのでは?何かお持ち致しましょうか?」

「これからガンガン食べるからお前は肉でも焼きなさい!私はアリアさんと話しているから。」

ジルさんは慌ててお肉を焼きに行きました!

お姉さま強い!

ジルさんが何だか挙動不審になってたし!

私の横でアルさんも何だか緊張してるし?

お姉さまは一体どんな人なんだろう?

うちのママより強そうだな。

「勿論、ミレディには負けぬよ。この国で私に歯向かって来る者などいないからアリアさんは安心して私の横にいたらよい。怖い思いをする事などないよ。」

あの‥貴女が怖いです‥ママとは違った強さを感じますから!

お願いですから私の頭の中まで読まないで!

「アリアさんすまないね。私は近くにいる者が何を考えているか読み取る能力があるんだよ。なるべく読まないように気をつけているんだが‥難しくてな。普通の会話が中々難しいんだよ?気持ち悪いと思うかい?」

えっ?声に出さなくてもわかるんですよね?

めっちゃ楽なんで私はいいと思います。これも読み取ってますか?

私はお姉さま大好きですよ?

「有り難うアリアさん。みんな薄気味悪がって近寄らないんだよ。貴女のように裏表がない人は中々いないからね。貴女はミレディに似てるわ。ミレディも私を自然に受け入れてくれたから。」

私もママも単純ですから。

喋らなくても通じてめっちゃ便利!としか思わないですよ。

「ふふっ。頼もしいな。ジルはどうやら素敵な女性を射止めたようだな。アリアさん肉が焼けたようだよ?一緒に取りに行こうか。」

はい。お姉さま!

「別に普通に会話すればいいんだよ?アリアさん!」

お姉さまが全部読み取ってくれるか試してるんでお構い無く!

「貴女は本当に面白いね!」

よく言われます!お姉さま!私のパパが焼いてるあの塊のお肉が食べたいです!

「そうか。そう言えばデイブ殿も私を怖がらないからな。裏表がなければ私を怖がる必要はないのかもな。」

はい!お姉さま!よく単純って言われますし、思った事が顔にでてるみたいで‥

「アリアさん。そろそろ話したらどうだろ?周りが私たちに注目しているよ。」

お姉さま!大丈夫気のせいです。注目されてる理由はお姉さまが綺麗だからですよ?

無自覚ですか?

「いやいやそれはないよ?
みんな恐れは抱いてるだろうが‥」

お姉さま?鏡見たことありますよね?

「勿論あるがどうした?」

私綺麗!って思わないのかと?

「思ったことなどないよ?綺麗と言うのは貴女やミレディを言うのでは?」

だめだこりゃ!

お姉さま!無自覚な美人さんや!

◆◆◆◆

ジュビアで一番恐れられているアマンダ様にも全く動じないアリア!

ある意味貴女が最強か?

ジルさんて実は強い女が好きなのでは?

BBQ編‥

まだ続くらしいよ?







しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】私だけが知らない

綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。 優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。 やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。 記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位 2023/12/19……番外編完結 2023/12/11……本編完結(番外編、12/12) 2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位 2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」 2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位 2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位 2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位 2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位 2023/08/14……連載開始

私が豚令嬢ですけど、なにか? ~豚のように太った侯爵令嬢に転生しましたが、ダイエットに成功して絶世の美少女になりました~

米津
ファンタジー
侯爵令嬢、フローラ・メイ・フォーブズの体はぶくぶくに太っており、その醜い見た目から豚令嬢と呼ばれていた。 そんな彼女は第一王子の誕生日会で盛大にやらかし、羞恥のあまり首吊自殺を図ったのだが……。 あまりにも首の肉が厚かったために自殺できず、さらには死にかけたことで前世の記憶を取り戻した。 そして、 「ダイエットだ! 太った体など許せん!」 フローラの前世は太った体が嫌いな男だった。 必死にダイエットした結果、豚令嬢から精霊のように美しい少女へと変身を遂げた。 最初は誰も彼女が豚令嬢だとは気づかず……。 フローラの今と昔のギャップに周囲は驚く。 さらに、当人は自分の顔が美少女だと自覚せず、無意識にあらゆる人を魅了していく。 男も女も大人も子供も関係なしに、人々は彼女の魅力に惹かれていく。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?

みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。 ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる 色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

愚かな父にサヨナラと《完結》

アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」 父の言葉は最後の一線を越えてしまった。 その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・ 悲劇の本当の始まりはもっと昔から。 言えることはただひとつ 私の幸せに貴方はいりません ✈他社にも同時公開

実家が没落したので、こうなったら落ちるところまで落ちてやります。

黒蜜きな粉
ファンタジー
ある日を境にタニヤの生活は変わってしまった。 実家は爵位を剥奪され、領地を没収された。 父は刑死、それにショックを受けた母は自ら命を絶った。 まだ学生だったタニヤは学費が払えなくなり学校を退学。 そんなタニヤが生活費を稼ぐために始めたのは冒険者だった。 しかし、どこへ行っても元貴族とバレると嫌がらせを受けてしまう。 いい加減にこんな生活はうんざりだと思っていたときに出会ったのは、商人だと名乗る怪しい者たちだった。 騙されていたって構わない。 もう金に困ることなくお腹いっぱい食べられるなら、裏家業だろうがなんでもやってやる。 タニヤは商人の元へ転職することを決意する。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

番だからと攫っておいて、番だと認めないと言われても。

七辻ゆゆ
ファンタジー
特に同情できないので、ルナは手段を選ばず帰国をめざすことにした。

処理中です...