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急展開!!

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パパ、ママただいま。

アリアがジルと一緒に帰ってきました。

「「おかえり。」」

「あら?ジルわざわざ送ってくれたのね。有り難う。暗くなったから迎えに行こうかと思ってたとこよ。」

「ジルいらっしゃい。今夜はミレディの手料理が食べられるからな。ジルも一緒に食べないか?」

「有り難う。実は話があってな。聞いてくれるか?」

「「いいけど。急にどうした?」」

ミレディとデイブはもってますね。やっぱり仲良し!

「実は‥お宅の娘さんに惚れております。結婚を前提としたお付き合いをお願いしたいのですが宜しいでしょうか?」

えーっ?ジルさん?娘さんって私しかいないよね?えーっ?

アリアは一人動揺してます。

「何だって?ジルお前本気なのか?私の大事な娘なんだからな泣かせたらわかってるだろうな?」

「勿論、本気だよ。アリアのお前譲りの大胆で怖いもの知らずなとこやデイブに似て気配り上手なとこがいいなぁと思ってる。何たって天真爛漫で可愛らしいし、おまけに料理上手で既に俺は胃袋を掴まれてるからな。」

「ジル‥そこまで言うなら私は許してもいいけど。デイブは?」

「俺はアリアを幸せにしてくれるなら何の文句もないよ。ミレディと張り合える強さを持つ男はジュビアじゃお前しかいないし。娘を任せるには最高の相手だよ。」

あのー。二人とも私の意見聞いてくれないの?

私強烈なママの影に隠れて存在感ないけど一応ヒロインだよ?

「ところで、アリアの承諾は得ているんだろうなジル?アリアはどうなんだ?お前はまだ若いし今すぐ結婚っていうのはママはさみしいんだけど‥‥」

えっと。今初めてジルさんの気持ち聞いたからびっくりしてるけど、ジルさんの事は前から素敵だと思って憧れてたから嬉しいよ。

ただ今までお付き合いをした事がないからいきなり結婚は早いと思うから普通にお付き合いしてからでよいかな?

「有り難う!これからはアリアって呼んでいいかな?俺の事はジルでいいから。」

そう言うとジルはアリアを思いっきり抱きしめて‥ミレディにボコられましたとさ。

段階を踏めよ!と叱られてます‥

何だかアリアがようやくヒロインらしくなってきましたね。

そうそう、ジルの公開プロポーズ現場を目の当たりにしてラビさん泣いてます。

その横でブラッディ兄さんも‥貰い泣き。

兎獣人は涙もろいんだよね。

あと恋愛騒動が好きみたい。

ワクワクしたいみたい。

「女神様。マスター今夜はお祝いですよ。私と兄さんが買い求めた高価なシャンパンを奮発して開けましょう!」

ラビさんノリノリ!

今宵は美味しいお酒が飲めそうだね!

みんなも一緒にアリアとジルの婚約を祝ってね!

思わぬ展開に作者もびっくりしてる。

時々、登場人物が勝手に動いて物語が急展開するんだよ。

これは何現象って言うのかな?

これからどうなるか楽しみに待っててね。

アリアって実は無意識にジルの事を気にしてたのかな?

聞いてみないと‥






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