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もふもふと一緒?
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アリアはもふもふと少し距離を置きながら様子を伺っている。
心の中で誰か早く帰ってきてー。と叫ぶと。
「我は危険物ではないというておるではないか。」ともふもふが渋い声で答えてくるのだ。
見た目は小さくて美しい灰色の毛並みの可愛らしい仔猫なのに。
声はダンディとかないわぁ。と心の中で呟くとまた、
「それは、誉めているのか?」といい声で返してくるのだ。
嫌すぎる。
可愛いもふもふがいい!
マリナんちに返そう!
もふもふをかごに入れて部屋を出ようとした時。
「待たせたな。アリア殿。」
おっそーい。ブラン何してたん?
もうめっちゃ待ってるし!
ブランに切れるアリア。
「我も忙しいのじゃ。神がものぐさであるからの。」
そういいながらアリアの傍にもふんと座るブラン。
わぁ。ブランはふかふかね。ともふもふしだすアリア。
すっかり灰色もふもふの事忘れてますね?
「ところで守り神は何処に?」
「我はここじゃ。久しいの。わが眷族よ。」
「お久しぶりであります。レオ様が生まれ変わる事は神から伝えられてはいたのですが‥こんなに早いとは‥」
「予定より早まったのじゃ。我の魔力と呼応する魔力を持つ母体に入る事に成功しての。あと10年は眠るつもりが早くに目覚めたのじゃ。」
「神界では、レオ様をお迎えする準備中でして‥しばらくこの地で猫に擬態したまま暮らして貰えないか?と神からの伝言なのですがどうされますか?」
ブランが灰色もふもふの前で跪きながら神からの言葉を伝えている。
「仕方がないの。まぁ久しぶりのジュビアの地を楽しむとするか。娘は我よりも可愛いもふもふがいいらしいからの。ブランよ。娘の記憶は一時消して我は普通の仔猫として過ごす事にしよう。ジュビアやこの娘に何か災いが起こった時のみ、我は覚醒する事にしておくと神に伝えてくれ。頼んだぞ。」
「レオ様。有り難うございます。そのように神に伝えましょうぞ。では、何かご不便があればいつでも我を呼び出すなり、神に直接念話を送るなりして下され。では、我は神のもとへ戻りますぞ。」
「あぁ。我はしばらく可愛いもふもふとしてこの面白い娘と暮らす事にするのじゃ。では、またな。」
この会話、アリアには聞こえてません。
ブランがアリアを眠らせたので‥
起きた時にはアリアは守り神の事は忘れて灰色もふもふとして守り神を可愛がる事になるはず。
アリア良かったね。
可愛いもふもふと暮らせて
中身は実はおじいちゃん?らしいけど‥‥
知らないからいいよね。
アリアはもふもふに何て名前つけるのかな?
アリア!そろそろ起きて!
次回!
もふもふの名は?
恋は突然に!
の二本立てでお送りするかも?
心の中で誰か早く帰ってきてー。と叫ぶと。
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見た目は小さくて美しい灰色の毛並みの可愛らしい仔猫なのに。
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「それは、誉めているのか?」といい声で返してくるのだ。
嫌すぎる。
可愛いもふもふがいい!
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わぁ。ブランはふかふかね。ともふもふしだすアリア。
すっかり灰色もふもふの事忘れてますね?
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「予定より早まったのじゃ。我の魔力と呼応する魔力を持つ母体に入る事に成功しての。あと10年は眠るつもりが早くに目覚めたのじゃ。」
「神界では、レオ様をお迎えする準備中でして‥しばらくこの地で猫に擬態したまま暮らして貰えないか?と神からの伝言なのですがどうされますか?」
ブランが灰色もふもふの前で跪きながら神からの言葉を伝えている。
「仕方がないの。まぁ久しぶりのジュビアの地を楽しむとするか。娘は我よりも可愛いもふもふがいいらしいからの。ブランよ。娘の記憶は一時消して我は普通の仔猫として過ごす事にしよう。ジュビアやこの娘に何か災いが起こった時のみ、我は覚醒する事にしておくと神に伝えてくれ。頼んだぞ。」
「レオ様。有り難うございます。そのように神に伝えましょうぞ。では、何かご不便があればいつでも我を呼び出すなり、神に直接念話を送るなりして下され。では、我は神のもとへ戻りますぞ。」
「あぁ。我はしばらく可愛いもふもふとしてこの面白い娘と暮らす事にするのじゃ。では、またな。」
この会話、アリアには聞こえてません。
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起きた時にはアリアは守り神の事は忘れて灰色もふもふとして守り神を可愛がる事になるはず。
アリア良かったね。
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中身は実はおじいちゃん?らしいけど‥‥
知らないからいいよね。
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