【完結】婚約破棄しろとうるさい幼なじみを溺愛して幸せな結婚を目指します！

もふたいむ

瞬間移動で屋敷に帰ってきたルドたちは使用人に気づかれないままであった。


使い魔探しで疲れたのか、ぐっすりと寝込んでレナ達が帰宅するまで眠っていた。


「ルドは、まだ戻っていないの？」


レナが専属侍女に尋ねると…


「リリス様とお出かけになったままでございます」との返答があり、レナがリリスに連絡してみると…


既に帰っているはずだと言われ、ルドの部屋を確認すると…


白いもふもふと一緒に眠るルドがいたのだった。


「疲れているみたいだから寝かしておきましょう。

それにしても、可愛らしいもふもふだわ。

白くてふわふわね…


ルドにお願いしてもふらせてもらわないと！

枕元にも、黒いもふもふがいるわね！

うさちゃんだわ…シルキータッチかしら？

ブラッシングしたいわ…」


レナは、ルドの使い魔たちにピッタリなブラシを探しに行くのであった。


シロクマさんの毛並みは少し固めだよね？

どのブラシがいいかしら？

うさちゃんは、毛足が長めでふんわりだから…これかしら？


シャルマン商会でも、使い魔の毛並みに合わせたブラシを扱わないとね！

使い魔に嫌がられない静かな音のドライヤーも開発しないと！

後は…

使い魔とお揃いのアクセサリーもよいわね。

おじい様にも意見を聞いて、よい職人を紹介してもらわないと！

あとは…人化した時の為の服も必要よね。

ミリとモミちゃんにモデルになってもらおうかしら？

楽しみだわ！

それにしても、ルドはよく寝ているわね。

使い魔探しと使い魔契約で魔力を使ったせいかしらね？


早く起きて可愛らしい使い魔さんたちを紹介してくれないかしらね。


ルドの使い魔さんを見たら、旦那様が拗ねないかしら？


私も、もふもふの使い魔が欲しいって言いそうよね。