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第二十一話
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レナside
私から…
リカルド様をデートに誘う事になってしまったのだけれど、リカルド様はしばらく公務が忙しいらしく…
休みが取れないみたいなのです。
時間が空いたら会いに行くから私の事を忘れないでくれ!と走り書きのような…メッセージをアランさんが届けてくれたのです。
薔薇の花束と共に…
不安になった私はアランさんにリカルド様のお仕事について聞いてみたところ
リカルド様は語学が堪能で交渉上手である事から国王様の代理で5ヶ国対談に出席する為、隣国に行ってるんですって。
短くても10日はかかると聞いて…
寂しくなったのですが、リカルド様が他国からも認められているのは誇らしくもあり…
複雑な気分でしばらく過ごす事になりそうです。
リカルド様は、次期王になる為に色々勉強しているのに…
私は…
私に何か出来る事はないのでしょうか?
リカルド様の隣で笑っていられる為に…
私しか出来ない事を探したい!
そう思ったのです。
レナはリカルドからもらったぬいぐるみに話かけた。
私に何が出来るかな?
私…どうしたらいい?
ぬいぐるみが答えてくれるわけもなくて、途方に暮れるレナ。
リカルドが留守にしているうちに、レナは将来について悩みはじめたようです。
リカルドは多分レナが隣にいてくれたらそれでいい!って言いそうなんだけどね。
リカルドの想いは理解したみたいなんだけど…
また空回りしだしたよ?
レナはレナである事が…
レナが傍にいてくれる事が…
リカルドには大切な事なんだけど…
レナは大好きなリカルドの役に立ちたいんだよね。
レナがひとりで悩み過ぎる前に…
リカルドが帰ってくるとよいんだけど…
拗れた赤い糸が解けたと思ったら、また新たな試練が…
リカルドを襲う事になるのか?
暴走しそうなレナを誰か止めて!
私から…
リカルド様をデートに誘う事になってしまったのだけれど、リカルド様はしばらく公務が忙しいらしく…
休みが取れないみたいなのです。
時間が空いたら会いに行くから私の事を忘れないでくれ!と走り書きのような…メッセージをアランさんが届けてくれたのです。
薔薇の花束と共に…
不安になった私はアランさんにリカルド様のお仕事について聞いてみたところ
リカルド様は語学が堪能で交渉上手である事から国王様の代理で5ヶ国対談に出席する為、隣国に行ってるんですって。
短くても10日はかかると聞いて…
寂しくなったのですが、リカルド様が他国からも認められているのは誇らしくもあり…
複雑な気分でしばらく過ごす事になりそうです。
リカルド様は、次期王になる為に色々勉強しているのに…
私は…
私に何か出来る事はないのでしょうか?
リカルド様の隣で笑っていられる為に…
私しか出来ない事を探したい!
そう思ったのです。
レナはリカルドからもらったぬいぐるみに話かけた。
私に何が出来るかな?
私…どうしたらいい?
ぬいぐるみが答えてくれるわけもなくて、途方に暮れるレナ。
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リカルドは多分レナが隣にいてくれたらそれでいい!って言いそうなんだけどね。
リカルドの想いは理解したみたいなんだけど…
また空回りしだしたよ?
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リカルドには大切な事なんだけど…
レナは大好きなリカルドの役に立ちたいんだよね。
レナがひとりで悩み過ぎる前に…
リカルドが帰ってくるとよいんだけど…
拗れた赤い糸が解けたと思ったら、また新たな試練が…
リカルドを襲う事になるのか?
暴走しそうなレナを誰か止めて!
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