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月雲へ‥
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レナちゃんと真也くんは休憩時間だからのんびり一人で寛いでる凪なんですが‥
何か今日は寂しいなって思いながらスパイシーチャイを飲んでるとこ。
スパイシーチャイに合うスイーツって何だろう?
スパイス使ったケーキ?シナモンガンガン使ったヤツ?
林檎使ったお菓子は季節外れだし‥
シナモン使うと美味しくなるフルーツって何だろう?
お菓子の迷路に迷い混んでる凪を現実に引き戻したのは‥
おっきい袋を持ったほーちゃんと海里。
「あれ?ほーちゃん珍しいね?今日休み?」
「凪ちゃんこんにちは。午後から休みだよ。」
「凪さん、こんにちは。」
「海里くんこんにちは!」
「あのね。いつもお姉ちゃんがお世話になってるから海里さんの自信作を沢山買ってきたから食べてね?」
「こんなに沢山?めっちゃいい匂いする!有難うほーちゃん。海里くんの新作?中々買いに行けないから嬉しい!うちめっちゃパン好きなんよ。」
凪がパンを袋から1個ずつ取り出して目をキラキラさせるのをニコニコしながら見守るふたり。
「どうしよ?どれから食べよう?ねぇ。海里くん、チャイに合いそうなパンないかな?」
「このカボチャロールはどうですか?シナモン使ってるし、ココナッツクリームはさんでるからチャイに負けない味だと自分は思います。」
「わぁ、合いそう!他にもあるかな?」
「あとは、これかな?芋ショコラ。紅はるかベースでココアパウダー混ぜて、ダークチョコとラムレーズンが入ってるんでチャイに合うんじゃないかな?」
「海里くん有難う!何かうちも色々アイデアわいてきたかも。」
「この中に入ってないけど、オレンジピール練り込んだクロワッサンとか、ココナッツ風味のパンにバニラクリームとマンゴーはさんだヤツにも合いそう。」
「ヤバい!今からハイジの山小屋買いに行きたくなる!何か美味しそうなパン沢山あるんだね!今度から休憩時間に買いに行こうかな。」
「凪ちゃん?私お留守番しとくから海里さんと行ってきたら?」
「ダメだよ!ふたりのデートの邪魔出来ないから!」
「あっ。凪さん、それなら裕翔兄に今言ったパン持たせますよ?」
◇◇◇◇
裕翔に電話する海里を見てあわあわする凪です。
「ゆうくんに悪いよ‥」
「大丈夫ですよ。裕翔兄暇そうだから。もうちょいしたら来るはずですから。じゃあ俺たちはマールガーデンよって帰りますね。」
「有難う!また、遊びにきてね。」
「「はーい。また来ます。」」
手を繋いで帰ってくふたりを見送りながら、ちょっと羨ましいなと思ってる凪です。
仲良しだからねふたりは。
凪ちゃん!もう少しでゆうくんくるよ?
何か今日は寂しいなって思いながらスパイシーチャイを飲んでるとこ。
スパイシーチャイに合うスイーツって何だろう?
スパイス使ったケーキ?シナモンガンガン使ったヤツ?
林檎使ったお菓子は季節外れだし‥
シナモン使うと美味しくなるフルーツって何だろう?
お菓子の迷路に迷い混んでる凪を現実に引き戻したのは‥
おっきい袋を持ったほーちゃんと海里。
「あれ?ほーちゃん珍しいね?今日休み?」
「凪ちゃんこんにちは。午後から休みだよ。」
「凪さん、こんにちは。」
「海里くんこんにちは!」
「あのね。いつもお姉ちゃんがお世話になってるから海里さんの自信作を沢山買ってきたから食べてね?」
「こんなに沢山?めっちゃいい匂いする!有難うほーちゃん。海里くんの新作?中々買いに行けないから嬉しい!うちめっちゃパン好きなんよ。」
凪がパンを袋から1個ずつ取り出して目をキラキラさせるのをニコニコしながら見守るふたり。
「どうしよ?どれから食べよう?ねぇ。海里くん、チャイに合いそうなパンないかな?」
「このカボチャロールはどうですか?シナモン使ってるし、ココナッツクリームはさんでるからチャイに負けない味だと自分は思います。」
「わぁ、合いそう!他にもあるかな?」
「あとは、これかな?芋ショコラ。紅はるかベースでココアパウダー混ぜて、ダークチョコとラムレーズンが入ってるんでチャイに合うんじゃないかな?」
「海里くん有難う!何かうちも色々アイデアわいてきたかも。」
「この中に入ってないけど、オレンジピール練り込んだクロワッサンとか、ココナッツ風味のパンにバニラクリームとマンゴーはさんだヤツにも合いそう。」
「ヤバい!今からハイジの山小屋買いに行きたくなる!何か美味しそうなパン沢山あるんだね!今度から休憩時間に買いに行こうかな。」
「凪ちゃん?私お留守番しとくから海里さんと行ってきたら?」
「ダメだよ!ふたりのデートの邪魔出来ないから!」
「あっ。凪さん、それなら裕翔兄に今言ったパン持たせますよ?」
◇◇◇◇
裕翔に電話する海里を見てあわあわする凪です。
「ゆうくんに悪いよ‥」
「大丈夫ですよ。裕翔兄暇そうだから。もうちょいしたら来るはずですから。じゃあ俺たちはマールガーデンよって帰りますね。」
「有難う!また、遊びにきてね。」
「「はーい。また来ます。」」
手を繋いで帰ってくふたりを見送りながら、ちょっと羨ましいなと思ってる凪です。
仲良しだからねふたりは。
凪ちゃん!もう少しでゆうくんくるよ?
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