【完結】ぽっちゃりなヒロインは爽やかなイケメンにひとめぼれされ溺愛される

あなたにチョコッと渡したい！

今日のデートを午前中にした理由はね。

お昼からはお姉ちゃんとバレンタイン用のチョコを作る予定だからなんだ。

材料は買ってあるんだけど私上手に作れるかな？

「ほーちゃん。お帰りなさい。楽しかった？ミルクもお帰り。」

ほーちゃんからミルクを受け取って足を綺麗にふいてます。

お外から帰ってきたら必ずふかないと！

お部屋が泥だらけになるからね。

「楽しかったよ。今日はドックカフェに行ってきた。マキさんの新しいお店なのかな？」

「マキちゃんの彼氏がオーナーさんみたい。イケメンだった？」

「うん。爽やかマッチョなイケメンさんかな？マキさんを大好きな感じやった。」

「そっかぁ。マキちゃんよかったな。ねぇ。ほーちゃん。お姉ちゃんな、週二回位ムーンクラウドでアルバイトしようかと思うんよ。気晴らしに！」

「えっ？ほーちゃんがやりたい！でも仕事あるから無理かぁ‥」

「マキちゃんがマールガーデン専属になると人が足りなくなるから即戦力になる人材が必要やからあゆ入らない？って凪から言われたんよ。」

「即戦力になれんから、ほーちゃん無理やったか‥」

「仕込みから入るから十時位から行く事になると思うんだ。ほーちゃんが帰る頃にはいると思うけど。」

「お姉ちゃんの気晴らしになるならいいと思うし、凪ちゃんがお姉ちゃんを指名してくれたのは気心知れてる人がよいからじゃないの？」

「そうなんだ。幼馴染みだからお互いに阿吽の呼吸やからね。凪とマキちゃん程じゃないけどね。それと、ミルクはお姉ちゃんがムーンクラウドにいる間はマールガーデンのふれあいワンワンコーナーでアルバイトするから。」

「えっ？ミルクも働くの？」

「ミルクが一人でお家にいたらかわいそうでしょ？海里君とこのモカとゆうくんとこのショコラも来週からアルバイトするみたい。」

「ミルク人見知りだけど兄弟と一緒なら安心だね。」

「ミルクとモカはマールガーデンの宣伝用のポスターになってるから看板犬なんだって。」

「もしかしたてお兄ちゃんが公園で撮ったヤツ？」

「それ！お兄ちゃんが撮ったミルクとモカの写真見てマキちゃんがマールガーデンのポスターにしたいってお願いしたらしいわ。」

「ミルク‥アイドルデビューも近いな！」

ミルクを撫でながら親バカなほーちゃんでした。

あゆちゃんと私アルバイト頑張るよ！

人見知りだけどね！

来週からマールガーデンにいるよ？

何曜日か決まってないけど‥

ふれあいワンワンコーナーで待ってるからね！


ヤル気満々のミルクなのでした。