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彼女の朝

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「お姉ちゃん!ちょっと来て!この体重計おかしいよ?」

久しぶりに体重計にのったらありえない数字が刻まれていたので、ほたるは現実逃避した!

「ほーちゃん?別に壊れてないよ。ちゃんと測れてるし!ほーちゃんが太ったんじゃない?」

姉は笑いながらほたるのぽっこり膨らんだお腹を見ている。

「お姉ちゃん‥やっぱ私太ったんかな?どうしよ?今日、真央ちゃんとスイーツビュッフェ行く約束してるのに‥」

ほたるがぽっこりしている自分のお腹を見て悩み出したところに真央からLINEが来た。

ほたるゴメン!ちょっと急用出来たから来週にしよ?

いつもならドタキャンに腹を立てるとこやけど、今回はラッキーってことでホッとしたほたるだった。

了解の文字と猫のスタンプを送っておく。

ヤバい。来週までに痩せないと!

美味しくスイーツ食べられない。

どうしよ?ダイエットなんてした事ないのに‥

「ほーちゃん。悩むの後にしてご飯食べなさいよ。ダイエットするから食べないって言うのは無しだよ。いきなり食べないのはよくないからね。ほーちゃんは、運動しないで好きな物を好きなだけ食べるからいけないんだからね?」

「それは何となくわかってるよ。ちょっとどうしたら痩せられるか、自分なりに勉強してみる事にするよ。」


私、今日からダイエットについて色々調べてみて自分に合ったやり方を見つけていきたいと思います。

それでは、また明日。
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